ちきゅうにやさしい...

EMIを制するものはecoを制すDEMITASNXによる事前EMI検討のススメ

２００９年６月

サイバネットシステム株式会社 EDAソリューション部

岩間豊／久保健太郎

[email protected]

ちきゅうにやさしい

© 2006 CYBERNET SYSTEMS CO.,LTD. All Rights Reserved.2

1. プリント基板の高速化に伴う設計上の問題点

2. DEMITASNXとは

3. DEMITASNXの主な機能

4. DEMITASNX導入事例

5. まとめ

内容

資料ご提供: ㈱NEC情報システムズ様


回路の高速化に伴う、設計の複雑化

◆EMI・SI 問題が顕著に出現

◆EMI対策専任者が手作業でパターンチェック

◆過剰なEMI対策部品によるコスト増

◆経験則に頼ったEMI対策

プリント基板の高速化に伴う設計上の問題点1KHz 1GMz


プリント基板設計における従来型設計フロー

問題発生時に後戻り発生

回路設計

イタレーション

TATTAT長期化長期化

設計・試作終了後では対策が限定

される

基板パターン設計

仕様設計基板製造部品実装単体評価

ＥＭＣ簡易測定

システム検証

ＥＭＩ対策ＥＭＣ認定試験

設計試作評価

EMI問題が発生

量産

TAT：Turnaround time


プリント基板設計における従来型設計フロー

回路設計基板パターン設計

仕様設計基板製造部品実装単体評価システム検証

設計試作評価

量産

評価

ここが改善できれば―◆市場への製品投入SPEED UP!◆測定サイト費用、対策部品のCOST DOWN!

何より「eco」に貢献!


既存ツール（電磁界シミュレータ）での対策では・・・ＥＭI対策の専門的な知識が必要

モデルの入手が困難

基板CADデータのモデリングに制限が多い

シミュレータでは解析時間が長い

NEC情報システムズ

DEMITASNXによる解決をご提案します

DEMITASNXとは


■研究・評価によって

理論付けされたルール・しきい値をご提供

■ＩＢＩＳ等のライブラリ不要

■ほぼ全ての主要な基板CADとの

インターフェースを実現

■処理スピードが速い

プリント基板設計の初期段階から利用可能なＥＭＩ対策支援ツール

DEMITASNXとは


DEMITASNXの主な機能

EMIチェック電源・GNDプレーン共振解析

対向するプレーン間の共振を解析し、対策のカットアンドトライを行う



◆EMIルールチェック機能◆

厳選された13のチェック項目

チェックするだけ?

その結果を･･･

各エラーに対する「対策」も表示

NECの経験と実績に基づく閾値

ワンタッチでレポート化！

対策して・・・チェックして・・・レポート作成！



◆プレーン共振解析機能◆

基板データから共振状態をチェック、視覚的にわかりやすく表示

キャパシタ、ヴィアの配置検討どこにいくつ置けば「利く」のか?

遠方界の磁界解析もアジマスパターンでの表示

高速解析エンジン「GEARSPICE」搭載汎用SPICEの20倍！！

＜共振状態の解析・対策＞＜遠方界の解析・表示＞


◆適用前■１サイト試験の繰り返し

通常３週間／1回を２～３回 1500万円

■２配線修正・対策部品追加による対策時間通常数週間

■３筐体・フィルターによる対策費用がかかる約３０個／1枚追加で約5百円

→ 1,000セット出荷＊基板数８枚約４百万円

DEMITASNX導入事例１

1回(500万円)へ約1000万円削減

数日へ数百万円削減

フィルター費用削減約４百万円削減

◆適用後

１品種で約２０００万円

削減


適用前適用後

DEMITASNX導入事例２

規格オーバー十分なマージン確保

マージン確保最悪２．５ｄＢオーバー

大幅改善


ＥＭＩ対策部品コスト比較評価期間比較

3日

10日

適用前適用後

評価日数

10

0

1/3に短縮

100

12

100

適用前適用後

コスト比

0

1/10に低減

DEMITASNX導入事例２の効果


DEMITASNX ver4.0を使用することで

コスト削減

開発期間短縮

試作回数削減はエコに直結

サイバネットならではのサポート力で導入を強力

に支援！

まとめ


プライベートセミナーのご案内

サイバネットシステム東京本社（秋葉原）にて開催します詳細はお手元のご案内をご覧下さい

★PCB設計段階で経験に頼らず製造性品質を意識した設計をおこない、歩留まり向上を実現した

実際の運用事例や製品についてのご紹介

★ Missouri大学のDr. Jun Fan先生より、ハイスピードPCB におけるPDN設計の最新技術情報についての

ご講演と、回路設計者・基板設計者が活用できるソリューションやその利用のノウハウなどについてご紹介

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