メタトレーダー4 EAの検証と事例:COMFFERED MT4 Test Analyzer

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オリジナルでストレス・フリーな、FX自動売買 メタトレーダー4用 EA作成 検証 障害監視ソフト メタトレーダー4 EAの検証と事例 COMFFERED MT4 Test Analyzerによるパフォーマンス分析と最適化 - 2016年12月9日 COMFFERED® http://www.comffered.com/ Copyright(C) 2012-, COMFFERED®, All Rights Reserved.

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オリジナルでストレス・フリーな、FX自動売買 メタトレーダー4用 EA作成 ・ 検証 ・ 障害監視ソフト

メタトレーダー4 EAの検証と事例 - COMFFERED MT4 Test Analyzerによるパフォーマンス分析と最適化 -

2016年12月9日

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目次

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1. 背景:MT4EAの検証、既存レポートだけ?

2. 検証から本番運用までの流れ

3. EA作成

4. 多市場多期間検証

5. 最適化特性分析

6. ウォークフォワード分析

7. MT4EAパフォーマンス評価の総括

8. パラメータ値の決定

9. ライブ口座運用の開始に向けて

10. さいごに

付録1.EAの修正方法

付録2.データの準備

付録3.画面入力項目の説明

付録4.関連情報ブログ

付録5.製品ラインナップ

付録6.利用規約・動作環境・免責事項

付録7.企業情報・お問い合わせ

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※ 本資料の内容は、2015/3/18時点の情報であり、予告無く変更を行う場合があります。

0.はじめに

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この資料では、メタトレーダー4(MT4)のEAを、検証・最適化する方法を中心に、ライブ口座で運用を

スタートさせるまでの、実際にやっている手順を紹介します。 これらの作業では主に、無料のMT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」を使用します。 以下の様な前提で、検証を行います。

1. 複数の通貨ペア(銘柄)・戦略によるポートフォリオでの運用 2. ライブ口座のEA運用で、定期的にEA最適化を実施(ローリングモデル) 3. 複利運用し、ポートフォリオは「レバレッジスペースモデル」で最適化 4. MT4EAは、EA作成ソフト「COMFFERED MT4 EA Framework」で作成

関連ソフトウェアの詳細については、個別の資料をご参照ください。

■ 無料ダウンロード ・ MT4EA作成ソフト「COMFFERED MT4 EA Framework」(無料お試し版でOK) << http://www.comffered.com/cef>> ・ MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」 << http://www.comffered.com/cta>>

※ 本資料および関連ソフトウェアは、MT4EA作成およびデータ集計を容易にし、検証の補助をするものです。 金融商品の価値を評価・判定するものではありません。 また、未来を予測するものでもありません。 トレードは、お客様の責任でお願いいたします。

1.背景:MT4EAの検証、既存レポートだけ?

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メタトレーダ4のテスターの標準レポートに、不安を感じたことはないでしょうか?

• 本当に、この様な利益を得られそうなんだろうか • オーバーフィッティングしているのではないだろうか • 資金を投入し、ライブ口座で動かして大丈夫なのか

また、たとえMT4のEA自体は簡単に作成できたとしても、書籍などを参考に評価しようとすると、現実問題として、データ分析用のプログラミングが必要な場合もあります。 ■ 無料ソフトウェアで検証 ここで紹介する「評価手順」と「MT4EA検証ソフト」では、以下の書籍の内容を統合/スリム化し、独自に観点を追加・変更しました。 そして、この無料「MT4EA検証ソフト」は、評価用データ分析・最適化のプログラミングを不要にしました。

「アルゴリズムトレーディング入門」 (ロバート・パルド著、パンローリング)

「ラルフ・ビンスの資金管理大全」 (ラルフ・ビンス著、パンローリング)

これらの書籍は、売買システム検証・最適化とマネーマネージメントについて書かれた書籍であり、とても有用だと考えています.

2.検証から本番運用までの流れ

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以下の図は、メタトレーダー4のEAを作成・検証し、本番をスタートさせるまでの大まかな流れです。 EA作成後は、「予備検証」→「詳細検証」 → 「パラメータ値の決定」の順に進みます。 その後、EAをデモ口座で実際に動かした後、ライブ口座で本番スタートです。 下図の黄色いタイトルは、「COMFFERED MT4 Test Analyzer」が生成する「分析レポート名」です。

EA作成

予備検証 詳細検証 パラメータ値の決定

パラメータ値を固定し、MT4のバックテストで、取得したトレードデータ

多市場多期間検証

「利益・リスク特性」・「堅牢性」の大枠を、短時間で把握

MT4の最適化で パラメータ値を変動させて取得したトレードデータ

最適化特性分析

「堅牢性」と「最適化効果」を、詳細に分析

ウォークフォワード分析

より実際に近い形で、「パフォーマンス」/「最適化の有効性」を

確認

アウト・オブ・サンプル

最適化特性分析

「ウォークフォワード分析」で求めた最適化期間で最適化し、

EAパラメータ値を決定

ポートフォリオ最適化

「アウト・オブ・サンプル」を元に、「リスク配分・量」を最適化

結果NGであればEA修正

本番スタート

デモ口座

フォワードテト

2.検証から本番運用までの流れ

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「EA作成」から「本番スタート」までの、各工程について概要を説明します。 しばらくは予備検証で合格するまでEAの修正を行います。 予備検証が合格であれば、次工程に進みます。

工程 レポート名 評価内容

EA作成 - MT4のEAを、MT4EA作成ソフト「COMFFERED MT4 EA Framework」(無

料お試し版OK、無料サンプルあり)で、作成する必要があります。 MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」は、このMT4EA作成ソフトで作成した、EAが出力する「トレードログ」を分析するためです。

予備検証 多市場多期間検証 (単利)

「利益・リスク特性」・「堅牢性」の大枠を、短時間で把握する為のレポートです。 複数の銘柄(通貨ペア)の損益を、一定期間毎に分割して確認することで、EAに見込みがあるかどうかを検証します。 パフォーマンスが良い「銘柄」と「時期」が多い方場合に、EAに見込みがあると考えます。

詳細検証 /最適化特性分析

最適化特性分析 「堅牢性」と「最適化効果」を、詳細に分析します。 書籍では、「多市場多期間最適化」として説明されています。 「堅牢性」の分析では、パラメータ値の変更が、どの程度、パフォーマンスに影響を与えるのかを確認します。 「最適化効果」の分析では、最適化をする事で、どの程度、ベンチマークよりもパフォーマンスが向上するのかを確認します。

(つづく)

2.検証から本番運用までの流れ

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工程 レポート名 評価内容

詳細検証 /ウォークフォワード分析

ウォークフォワード分析

「アウト・オブ・サンプル」のトレードを生成/分析し、より実際に近い形で、「パフォーマンス」/「最適化の有効性」を、確認します。 この分析で問題なければ、オーバーフィットしている可能性は低く、利益を生みそうである、と考えます。 「アウト・オブ・サンプル」とは、分析期間全体に対して「フォワードテスト」を行うことで生成した、トレードの結果です。 最適化に使う「最適化期間」と、パフォーマンスを分析する「フォワード期間」を分離します。 「フォワード期間」でのトレード結果である「アウト・オブ・サンプル」には、より実際に近いトレードが再現されると考えます。 また、定期的な最適化で必要な、「最適化期間」を決定します。

ポートフォリオ最適化(銘柄単位)

「アウト・オブ・サンプル」をもとに、パフォーマンスの詳細を、素早く確認します。 銘柄(通貨ペア)単位で、損益が最大になる様に「初期リスク(%)」を最適化します。 結果は複利計算され、損益やリスクのレポートを作成します。

(続き)

(つづく)

2.検証から本番運用までの流れ

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工程 レポート名 評価内容

パラメータ値の決定 ポートフォリオ最適化(全体最適)

「ポートフォリオ最適化」を行い、ライブ口座でEAを動かす通貨ペアと、それぞれのリスク配分と量を決定します。

最適化特性分析 「EA固有のパラメータ値」の最適化を行い、 トレード対象となったEA/通貨ペアで使う、パラメータ値を決めます。

デモ口座フォワードテスト

- テスターではなく、デモ口座でEAを動かしてテストを行います。 実際の運用に慣れることと、テスターとの差異による動作不良を見つける事を主眼に実施します。

本番スタート - いよいよ、ライブ口座での運用をスタートします。

(続き)

2.検証から本番運用までの流れ

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どういった検証などの作業が必要か、伝わりましたでしょうか?

検証では、複数の通貨ペアと期間で利益を生み、パラメータ値を変動させても、パフォーマンスがあまり悪化しない、という事を確認します。 この検証で使う、MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」は、以下の様なGUI画面で操作できます。 また作成されるレポートは、Excel形式ですので、レポート内データの再利用なども可能です。

次ページ以降では、検証観点やレポートの見方を中心に、各工程の評価方法を、個別に詳しく見ていきます。

操作方法などの詳細は、本資料内末の以下の付録を参照ください。 付録1.EAの修正方法 付録2.データの準備 付録3.画面入力項目の説明

3.EA作成

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この検証で使う、MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」は、MT4のEAが出力する「トレードログ」を分析し、Excelでレポートを生成します。 この「トレードログ」は、MT4EA作成ソフト「COMFFERED MT4 EA Framework」(無料お試し版OK、無料サンプルあり)で作成したEAが出力する、独自形式のトレード結果ファイルです。 MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」で分析するためには、MT4のEAに若干の修正が必要です。

【EA修正が必要な項目の概略】 • バックテスト時のみ単利でロット数を計算 • トレードログに、パラメータ値を出力

詳細は、本資料末の「付録1.EAの修正方法」を参照ください。

■ 無料ダウンロード MT4EA作成ソフト「COMFFERED MT4 EA Framework」(無料お試し版でOK) << http://www.comffered.com/cef>>

4.多市場多期間検証

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「利益・リスク特性」・「堅牢性」の大枠を、短時間で把握する為のレポートです。 単利で計算し、損益を金額で求めます。 【詳細】

複数の銘柄(通貨ペア)の損益を、一定期間毎に分割して確認することで、EAに見込みがあるかどうかを検証します。

パフォーマンスが良い「銘柄」と「時期」が多い方場合に、EAに見込みがあると考えます。

本ソフトウェアでは複利計算する事もできますが、通常、「多市場多期間検証」では、単利で検証します。 【利用データ】

評価対象とする複数の通貨ペアに対して、MT4のテスターを使い、EAパラメータ値を固定してバックテストを実施します。

バックテストで生成された「トレードログ」を、本ソフトウェア画面内の「作業フォルダ」で指定したフォルダ内に格納し、分析を開始します。

「トレードログ」は、MT4データフォルダ配下の「tester¥files¥」に格納されています。

主な観点

4.多市場多期間検証(事例:初期バージョン)

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実際に使用しているEA開発時の事例です。 以下のレポートは、使用中EAの初期バージョンの結果で、赤字部分はマイナス損益を現しています。 14の通貨ペアに対し、2001年~2014年8月までのデータで評価し、2年毎に単利で損益を求めています。

レポートのとおり、トータルで利益が出ている通貨ペアは3通貨ペアしかありません。 また、2年毎に区切った総損益では、7つに分割した期間のうち、1つの期間でしか合計利益ではプラスになっていません。 全体を見回しても、大半の通貨ペア/期間で赤字(つまりマイナス損益)であり、見込みはなさそうです。

【初期バージョンの結果】 ■ 全体銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408小計 - - - 1,257,158 (8,730,346) (2,122,264) (23,515,144) (3,986,408) (14,325,639) (6,267,680)■ 46972897銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408AUDJPYFXF 0.00% -1,984,702 (10,850,056) 1,804,910 (2,515,155) (1,522,865) (4,356,103) 229,709 (3,200,562) (1,289,991)AUDUSDFXF 0.00% -1,436,099 (6,471,383) (67,192) (5,300,314) 595,299 (1,888,865) (689,049) (347,922) 1,226,660CHFJPYFXF 0.00% -1,703,058 (535,551) 825,620 1,555,681 925,742 (345,964) (646,014) (1,264,618) (1,585,998)EURCHFFXF 0.00% -1,092,336 (2,539,433) 15,344 (620,262) 117,386 (562,514) (268,395) (1,376,289) 155,296EURGBPFXF 0.00% -688,776 171,187 (241,180) (1,514) (1,363,248) 1,628,191 (788,728) 281,927 655,739EURJPYFXF 0.00% -928,560 (1,267,426) 2,070,680 672,507 (70,611) (732,845) 458,623 (2,387,078) (1,278,700)EURUSDFXF 0.00% -1,129,419 (5,417,510) (834,902) (1,867,182) 1,048,840 (1,871,885) (920,832) (1,037,173) 65,624GBPJPYFXF 0.00% -1,990,027 (4,342,051) (1,746,543) 205,970 708,335 (1,792,696) (1,648,826) (1,110,847) 1,042,557GBPUSDFXF 0.00% -1,065,577 57,868 952,096 278,824 (1,526,335) 276,602 421,236 40,050 (384,606)NZDJPYFXF 0.00% -1,965,476 (13,428,553) 0 757,465 (4,012,472) (5,050,509) (1,123,438) (2,484,359) (1,515,241)NZDUSDFXF 0.00% -890,892 (4,524,587) 0 (5,138) (300,133) (4,496,085) (269,295) 199,240 346,824USDCADFXF 0.00% -1,515,084 1,499,745 219,274 (723,995) 3,186,142 (3,127,900) 2,588,451 1,058,631 (1,700,858)USDCHFFXF 0.00% -1,910,472 (6,154,306) 156,014 (1,979,389) 877,107 (808,242) (910,990) (2,112,938) (1,375,868)USDJPYFXF 0.00% -1,238,297 (3,888,267) (1,896,962) 812,156 (785,451) (386,330) (418,862) (583,701) (629,118)小計 0.00% - (57,690,324) 1,257,158 (8,730,346) (2,122,264) (23,515,144) (3,986,408) (14,325,639) (6,267,680)

4.多市場多期間検証(事例:運用中バージョン)

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先ほどの「初期バージョン」に改良を加えた、現在運用中(2015/3/21時点)のEAでの分析結果です。 レポートのとおり、トータルで利益が出ている通貨ペアが8/14通貨ペアと、半数以上で利益がでています。 また、2年毎に区切った総損益では、7つに分割した期間のうち、3つの期間で、合計利益がプラスになっており、初期バージョンの1期間と比較して、改善していることがわかります。

プラス損益となっている期間が3期間と、全7期間の半分を下回っている点が少し気がかりではありますが、概ね使えそうな雰囲気と考えました。

【運用中バージョンの結果】 ■ 全体銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408小計 - - - 104,007,013 (67,575,076) 111,183,318 (15,256,819) 22,486,405 (46,902,634) (14,223,619)■ 46972897銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408AUDJPYFXF 0.00% -2,306,721 4,516,156 11,395,691 (11,422,929) 3,816,931 758,619 5,132,426 (13,628,814) 8,464,232AUDUSDFXF 0.00% -2,232,649 (6,109,074) 10,306,079 (6,567,712) (5,982,309) 4,179,627 (2,004,581) (9,895,701) 3,855,524CHFJPYFXF 0.00% -2,044,560 24,507,487 12,877,231 10,813,592 19,646,901 (2,816,246) 443,959 (14,316,389) (2,141,562)EURCHFFXF 0.00% -2,047,464 (41,888,069) (11,990,629) (12,548,050) (4,761,867) 932,349 1,517,021 (9,185,142) (5,851,751)EURGBPFXF 0.00% -2,038,240 38,450,871 4,621,621 7,353,221 1,528,805 16,739,528 (475,808) 7,094,336 1,589,170EURJPYFXF 0.00% -2,027,045 41,184,730 11,977,377 (5,114,995) 33,219,914 12,029,184 (3,581,464) (12,212,161) 4,866,875EURUSDFXF 0.00% -2,027,882 (21,896,859) 6,139,006 (19,563,449) 5,849,298 (9,416,491) (5,458,993) 5,832,711 (5,278,941)GBPJPYFXF 0.00% -2,038,039 29,416,060 11,408,445 4,945,236 11,093,876 (2,075,734) 7,314,068 (10,091,415) 6,821,582GBPUSDFXF 0.00% -2,063,535 (5,706,132) 4,579,801 (15,395,029) 6,174,608 (5,664,618) 6,790,239 7,703,283 (9,894,415)NZDJPYFXF 0.00% -2,466,458 (43,226,738) 0 (2,169,610) (12,205,861) (4,518,680) (3,381,696) (10,861,239) (10,089,652)NZDUSDFXF 0.00% -2,218,582 (16,606,685) 0 (8,707,227) (7,776,776) (2,602,742) (1,717,148) 1,536,182 2,661,026USDCADFXF 0.00% -2,001,249 53,814,685 24,400,556 (378,302) 29,685,903 (4,973,884) 6,944,228 7,587,094 (9,450,911)USDCHFFXF 0.00% -2,024,290 29,898,003 13,055,661 2,187,022 16,668,409 (3,359,293) 8,887,144 (7,230,781) (310,158)USDJPYFXF 0.00% -2,026,401 7,364,153 5,236,174 (11,006,845) 14,225,488 (14,468,437) 2,077,009 10,765,403 535,362小計 0.00% - 93,718,587 104,007,013 (67,575,076) 111,183,318 (15,256,819) 22,486,405 (46,902,634) (14,223,619)

5.最適化特性分析

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【詳細】

「堅牢性」の分析では、パラメータ値の変更が、どの程度、パフォーマンスに影響を与えるのかを確認します。

「最適化効果」の分析では、最適化をする事で、どの程度、ベンチマークよりもパフォーマンスが向上するのかを確認します。

レポート内容や最適化についての詳細は、製品同封のファイル「最適化特性分析:レポート・ヘルプ.pdf」をご参照ください。

■ 46972897:MexicanRevM

利益パラメータ率

平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

総銘柄数最適化

年率向上

利益パラメータ率:40%以上

利益パラメータ率:20%以上

利益パラメータ率

:0%

0 <平均年率

0 <平均年率-1σ

平均年率+1σ>最大年率

平均年率+1σ>最適化年率

銘柄単位平均 平均値 42% -0.39% 1.16% 14 13 9 13 0 5 0 0 81 : 2001/01-2002/12 61% 0.65% 0.29% 12 8 9 12 0 6 3 0 62 : 2003/01-2004/12 25% -1.19% 1.84% 14 11 2 7 0 1 1 0 63 : 2005/01-2006/12 55% 0.39% 0.01% 14 7 9 12 2 9 3 0 64 : 2007/01-2008/12 34% -0.78% 1.25% 14 10 4 10 1 4 1 0 75 : 2009/01-2010/12 41% -0.39% 0.82% 14 12 7 10 0 4 2 0 66 : 2011/01-2012/12 38% -0.74% 2.27% 14 12 6 9 0 4 1 0 87 : 2013/01-2014/08 44% -0.35% 1.55% 14 11 8 10 1 6 1 0 9

[メモ用としてご利用ください]

最適化特性分析レポート・サマリー(多市場多期間最適化:複利)Copyright(C) 2012-, COMFFERED®, All Rights Reserved.

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[メモ用としてご利用ください]

【利用データ】

評価対象とする複数の通貨ペアに対して、MT4のテスターの「最適化」を使い、EAパラメータ値を変化させながら、バックテストを実施します。 その他詳細は、本資料内「付録2.データの準備」を参照ください。

「堅牢性」と「最適化効果」を、詳細に分析します。 ちなみに、書籍では「多市場多期間最適化」として説明されています。

主な観点

5.最適化特性分析

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「レポート詳細」には、通貨ペア毎の詳細が書かれています。 主にパフォーマンスが良い通貨ペアに着目し、時期毎の特性を確認します。 期間全体の平均値が良くても、最近のデータがすべてて悪い場合や、一時期で極端に良い値がないかどうかを確認します。

■■ 46972897:MexicanRevM

■ 全体平均利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

銘柄単位平均 平均値 42% -0.39% 1.16% 3.37% 1.36% 0.20% 1.77% 7.88% 1.38% -2.17% -5.71% 1.38% 0.89%

1 : 2001/01-2002/12 61% 0.65% 0.29% 4.18% 2.37% 2.08% 1.81% 7.75% 2.46% -1.16% -4.78% 1.82% 1.04%

2 : 2003/01-2004/12 25% -1.19% 1.84% 2.88% 0.68% -1.16% 1.68% 7.97% 0.49% -2.86% -6.22% 1.40% 0.71%

3 : 2005/01-2006/12 55% 0.39% 0.01% 4.40% 2.03% 2.02% 2.01% 8.67% 2.41% -1.62% -5.65% 1.87% 1.17%

4 : 2007/01-2008/12 34% -0.78% 1.25% 3.01% 0.94% -0.30% 1.87% 8.07% 1.09% -2.65% -6.39% 1.28% 0.86%

5 : 2009/01-2010/12 41% -0.39% 0.82% 2.79% 1.17% 0.35% 1.50% 7.11% 1.11% -1.89% -4.88% 1.03% 0.73%

6 : 2011/01-2012/12 38% -0.74% 2.27% 3.18% 1.49% -0.78% 1.75% 7.65% 1.01% -2.50% -6.00% 1.17% 0.84%

7 : 2013/01-2014/08 44% -0.35% 1.55% 3.57% 1.22% -0.33% 1.83% 8.04% 1.48% -2.18% -5.83% 1.29% 0.94%

■ AUDJPYFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 34% -0.89% 0.33% 2.22% 0.50% 0.17% 1.74% 7.96% 0.85% -2.63% -6.10% 0.98% 0.61%

1 : 2001/01-2002/12 57% -0.19% 0.90% 3.46% 3.35% 2.45% 2.23% 8.73% 2.04% -2.42% -6.89% 1.43% 0.96% (0.001; 9.0; 7.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 6.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

2 : 2003/01-2004/12 17% -1.88% 2.17% 1.21% -0.32% -2.48% 1.66% 7.98% -0.23% -3.54% -6.85% 0.66% 0.27% (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 8.0; 4.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

3 : 2005/01-2006/12 33% -1.03% 0.97% 1.92% 1.74% 0.77% 1.95% 8.84% 0.91% -2.98% -6.87% 1.02% 0.54% (0.001; 9.0; 5.0; 4.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

4 : 2007/01-2008/12 12% -1.72% -1.50% 1.40% -1.38% 0.12% 1.49% 7.51% -0.23% -3.21% -6.19% 0.76% 0.47% (0.001; 9.0; 3.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 4.0; 1.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

5 : 2009/01-2010/12 33% -0.87% -1.07% 2.26% 0.01% 1.08% 1.89% 9.33% 1.02% -2.76% -6.53% 0.82% 0.60% (0.001; 9.0; 3.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

6 : 2011/01-2012/12 12% -1.40% 3.11% 0.98% 0.16% -2.95% 1.03% 4.10% -0.37% -2.43% -4.48% 0.44% 0.35% (0.001; 9.0; 2.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 8.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

7 : 2013/01-2014/08 74% 0.87% -2.25% 4.30% -0.07% 2.18% 1.92% 9.26% 2.78% -1.05% -4.89% 1.74% 1.11% (0.001; 9.0; 4.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 7.0; 1.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

■ AUDUSDFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 32% -0.69% 0.95% 3.98% 0.74% -0.21% 1.78% 8.21% 1.09% -2.46% -6.01% 1.55% 1.09%

1 : 2001/01-2002/12 43% -0.04% 0.16% 2.83% 2.44% 2.28% 1.27% 5.55% 1.23% -1.30% -3.84% 1.11% 0.89% (0.001; 9.0; 2.0; 4.0; 1.0) (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

2 : 2003/01-2004/12 5% -2.20% 0.75% 1.57% -0.76% -1.51% 1.32% 6.94% -0.88% -3.51% -6.15% 1.36% 0.21% (0.001; 9.0; 2.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 4.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

3 : 2005/01-2006/12 36% -0.17% 2.16% 5.79% 0.77% -1.38% 2.07% 8.57% 1.90% -2.23% -6.37% 2.17% 1.68% (0.001; 9.0; 2.0; 1.0; 1.0) (0.001; 9.0; 2.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

4 : 2007/01-2008/12 36% -1.04% -0.04% 2.87% 0.84% 0.88% 2.09% 9.41% 1.05% -3.13% -7.31% 1.23% 0.84% (0.001; 9.0; 5.0; 3.0; 1.0) (0.001; 9.0; 4.0; 4.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

5 : 2009/01-2010/12 19% -1.43% 1.42% 1.88% 0.92% -0.50% 1.73% 7.30% 0.29% -3.16% -6.61% 0.56% 0.57% (0.001; 9.0; 6.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 7.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

6 : 2011/01-2012/12 12% -1.53% 0.95% 4.67% -1.29% -2.24% 1.76% 10.17% 0.23% -3.30% -6.82% 1.95% 1.50% (0.001; 9.0; 2.0; 3.0; 1.0) (0.001; 9.0; 2.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

7 : 2013/01-2014/08 74% 1.61% 1.29% 8.21% 2.29% 1.00% 2.20% 9.54% 3.80% -0.59% -4.98% 2.46% 1.92% (0.001; 9.0; 3.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 2.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

最適化特性分析レポート詳細(多市場多期間最適化:複利)Copyright(C) 2012-, COMFFERED®, All Rights Reserved.

http://www.comffered.com/

5.最適化特性分析(事例:サマリレポート)

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実際に使用しているEAのサマリレポートです。 初期リスクとして口座残高の1%を指定しています。 分析結果は、「堅牢性」は低めで、「最適化効果」はありそうです。 使えるかもしれない、といった感じでしょうか。

「利益パラメータ率」は40%を超えており、書籍記載の目安を上回っています。 この観点では、パラメータ値の変化がパフォーマンスに及ぼす影

響が少なく、 「堅牢」である様に見えます。

「平均年率」はマイナス値であまり良いとは言えず、「堅牢性」に問題を抱えている可能性があります。 損失額が大きいパラメータ値が多いか、戦略自体に問題がある可能性があります。 しかし、「0<平均年率」の条件を満たしている通貨ペア数は5つあります。 直近では6つあり、改善傾向とも考えられます。

「向上年率(ベンチマーク差)」は、1.16%とプラス値であり、初期リスクが1%と比較すると、「最適化効果」があり、最適化対象とするパラメータ変数の選び方として、大きな問題はなさそうです。 最適化対象とする「パラメータ変数」や「パラメータ値の範囲」が不適切な場合、最適化しても、パフォーマンスにほとんど影響を与えません。

■ 46972897:MexicanRevM

利益パラメータ率

平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

総銘柄数最適化

年率向上

利益パラメータ率:40%以上

利益パラメータ率:20%以上

利益パラメータ率

:0%

0 <平均年率

0 <平均年率-1σ

平均年率+1σ>最大年率

平均年率+1σ>最適化年率

銘柄単位平均 平均値 42% -0.39% 1.16% 14 13 9 13 0 5 0 0 81 : 2001/01-2002/12 61% 0.65% 0.29% 12 8 9 12 0 6 3 0 62 : 2003/01-2004/12 25% -1.19% 1.84% 14 11 2 7 0 1 1 0 63 : 2005/01-2006/12 55% 0.39% 0.01% 14 7 9 12 2 9 3 0 64 : 2007/01-2008/12 34% -0.78% 1.25% 14 10 4 10 1 4 1 0 75 : 2009/01-2010/12 41% -0.39% 0.82% 14 12 7 10 0 4 2 0 66 : 2011/01-2012/12 38% -0.74% 2.27% 14 12 6 9 0 4 1 0 87 : 2013/01-2014/08 44% -0.35% 1.55% 14 11 8 10 1 6 1 0 9

利益パラメータ率

平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

全パラメータ値の組み合わせの、どの程度の割合で、利益が出るのかを、パーセント表記で表示します。  適正なパラメータ値が変動しても、利益になる確率が高いかを分析します。 最低20%以上、40%以上が好ましいと考えています。  例えば全てのパラメータ値の組み合わせが100通りあり、その内45の組み合わせで利益が出る場合は、45%となります。  この表においては、該当期間の各銘柄毎の「利益パラメータ率」をもとめ、それらを単純平均した値です。  「銘柄単位平均 平均値」は、銘柄単位における、期間毎の「利益パラメータ率」を平均した値を、全銘柄分で平均した値です。

全パラメータ値の組み合わせそれぞれの年率を、単純平均した値です。  適正パラメータの変動があったとしても、高い収益性が見込めるのかを分析します。0より大きい事が一つの目安です。  計算方法は、たとえば、全部でパラメータ値が1,2,3の3つの値をとり、それぞれの年率が、-5%、+10%、+1%であった場合、(-5%+10%+1%)÷3=2%となります。  この表における、集計方法は前述の「利益パラメータ率」と同様です。

最適化により向上した複利での年率です。  最適化の効果を分析します。  向上した年率は、ベンチマーク・パラメータ値での年率との差分です。 ベンチマークの年率には、真ん中のパラメータ値の組み合わせでの年率が使用されます。   年率を計算する際に使用される「初期リスク」は、画面内の「初期リスク(%)」で指定された値が使用されます。  また、この表における、集計方法は前述の「利益パラメータ率」と同様です。

【項目説明(抜粋)】

【サマリ・レポート】

5.最適化特性分析(事例:詳細レポート)

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実際に使用しているEAの詳細レポートです。

通貨ペア単位で詳細に確認します。 このEAは2014年10月に本番をスタートさせました。 追加投入して4ヶ月、ポートフォリオ最適化の影響もありますが、 「EURUSD」で一番利益がでています。

【平均値はよくても、詳細に見ると悪い例】

■ CHFJPYFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 53% 0.10% 1.56% 3.81% 2.38% 0.82% 1.73% 8.10% 1.83% -1.63% -5.10% 1.50% 0.98%

1 : 2001/01-2002/12 90% 2.15% 0.42% 5.03% 3.55% 3.14% 1.67% 8.19% 3.81% 0.48% -2.85% 2.54% 1.15% (0.001; 9.0; 3.0; 4.0; 1.0) (0.001; 9.0; 6.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

2 : 2003/01-2004/12 90% 1.97% 1.42% 7.16% 4.05% 2.62% 1.79% 8.52% 3.76% 0.18% -3.41% 2.24% 1.67% (0.001; 9.0; 3.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 4.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

3 : 2005/01-2006/12 90% 2.28% -0.36% 5.27% 4.49% 4.85% 1.79% 8.81% 4.07% 0.48% -3.10% 2.66% 1.37% (0.001; 9.0; 4.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

4 : 2007/01-2008/12 33% -0.79% 2.52% 2.28% 1.78% -0.75% 1.74% 7.90% 0.95% -2.53% -6.01% 0.91% 0.76% (0.001; 9.0; 7.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

5 : 2009/01-2010/12 33% -0.84% 3.07% 3.13% 3.13% 0.05% 1.60% 6.97% 0.76% -2.44% -5.65% 1.03% 0.90% (0.001; 9.0; 4.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 4.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

6 : 2011/01-2012/12 2% -3.29% 1.81% 0.07% -1.68% -3.49% 1.68% 7.61% -1.61% -4.97% -8.34% 0.07% 0.00% (0.001; 9.0; 3.0; 3.0; 1.0) (0.001; 9.0; 8.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

7 : 2013/01-2014/08 33% -0.80% 2.06% 3.71% 1.38% -0.68% 1.83% 8.73% 1.03% -2.64% -6.31% 1.04% 0.99% (0.001; 9.0; 3.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

■ EURUSDFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 40% -0.44% 3.68% 4.49% 2.84% -0.84% 1.89% 8.74% 1.45% -2.33% -6.12% 1.90% 1.17%

1 : 2001/01-2002/12 48% -0.05% 0.62% 3.21% 2.08% 1.46% 1.52% 7.06% 1.47% -1.58% -4.62% 1.24% 0.84% (0.001; 9.0; 3.0; 3.0; 1.0) (0.001; 9.0; 6.0; 3.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

2 : 2003/01-2004/12 7% -2.31% 9.83% 5.12% 5.07% -4.76% 2.29% 11.89% -0.02% -4.60% -9.18% 4.62% 0.68% (0.001; 9.0; 2.0; 4.0; 1.0) (0.001; 9.0; 2.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

3 : 2005/01-2006/12 52% 0.44% 0.95% 5.81% 2.33% 1.38% 2.07% 8.53% 2.51% -1.64% -5.78% 1.87% 1.79% (0.001; 9.0; 2.0; 1.0; 1.0) (0.001; 9.0; 2.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

4 : 2007/01-2008/12 17% -1.22% 3.36% 3.96% 1.00% -2.36% 1.67% 9.63% 0.45% -2.89% -6.22% 1.15% 1.24% (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

5 : 2009/01-2010/12 43% -0.28% 2.87% 3.14% 1.48% -1.39% 1.36% 6.71% 1.07% -1.64% -4.36% 0.92% 0.70% (0.001; 9.0; 3.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 8.0; 3.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

6 : 2011/01-2012/12 64% 0.19% 0.17% 2.73% 1.56% 1.39% 1.40% 5.82% 1.59% -1.21% -4.02% 1.00% 0.82% (0.001; 9.0; 2.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 8.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

7 : 2013/01-2014/08 50% 0.15% 7.96% 7.44% 6.36% -1.60% 2.93% 11.55% 3.07% -2.78% -8.63% 2.51% 2.14% (0.001; 9.0; 2.0; 4.0; 1.0) (0.001; 9.0; 2.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

【ライブ口座で一番パフォーマンスが良い通貨ペア】

一番良いパフォーマンスの「EURUSD」の結果です。 平均でみると「利益パラメータ率」は40%であり、目安を上回っています。 しかし、「平均年率」はマイナスであり、あまり良くありません。 しかし個々の期間をみてみると平均は 、2003~2004年の極端に悪いパフォーマンスにひきづられている様です。 特に直近の、2011年以降は良いパフォーマンスを示しています。

別の通貨ペア「CHFJPY」の結果です。 平均でみると「利益パラメータ率」は53%、 「平均年率」もプラスであり、目安を上回っています。

また、「向上年率」も1.56%と良さそうな内容です。 しかし個々の期間をみてみると、2007年以降パフォーマンスが急に悪化していることがわかります。 この様な通貨ペアは、たとえ平均値が良くても、期待できないと考えられます。

直近はパフォーマンスが良くなっている

2007年以降、パフォーマンスが悪化

6.ウォークフォワード分析

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【詳細】

「アウト・オブ・サンプル」とは、分析期間全体に対して「フォワードテスト」を行うことで生成した、トレードの結果です。

最適化に使う「最適化期間」と、パフォーマンスを分析する「フォワード期間」を分離します。 「フォワード期間」でのトレード結果である「アウト・オブ・サンプル」には、より実際に近いトレードが再現されると考えます。 ※詳細は次ページ 【利用データ】

「最適化特性分析」と同じデータを使用します。

「アウト・オブ・サンプル」のトレードを生成/分析し、より実際に近い形で、「パフォーマンス」/「最適化の有効性」を、確認します。 この分析で問題なければ、オーバーフィットしている可能性は低く、利益を生みそうである、と考えます。

■■ 46972897:MexicanRevM

最終残高 利益フォワード 期間率 ランクスコア WF効率 平均年率 最大年率 最小年率 最適化期間 年率 イン・アウト年率相関

全体平均 97.87% 49.06% 3.04% -0.82% 0.04% 1.46% -1.41% 0.90% (0.04)

AUDJPYFXF 96.85% 47.27% 5.67% -0.04% 0.00% 18.62% -11.15% 0.05% (0.01)

AUDUSDFXF 96.56% 47.27% 4.42% 0.02% 0.21% 33.04% -13.08% 0.21% (0.04)

CHFJPYFXF 90.24% 45.45% -2.68% -2.67% -0.41% 18.97% -20.96% 2.37% 0.13

EURCHFFXF 88.44% 45.45% 2.90% -1.17% -0.70% 15.34% -19.34% 0.49% 0.01

EURGBPFXF 92.24% 49.09% -0.04% -1.06% -0.32% 13.71% -16.88% 0.75% 0.15

EURJPYFXF 117.39% 50.91% 6.02% -0.55% 1.46% 20.58% -11.02% 2.03% 0.32

EURUSDFXF 100.46% 45.45% 4.94% -0.43% 0.26% 18.15% -10.85% 0.72% (0.15)

GBPJPYFXF 111.38% 54.55% 6.02% 0.29% 0.95% 15.24% -11.41% 0.69% (0.05)

GBPUSDFXF 87.51% 52.73% -2.77% -1.76% -0.72% 13.80% -18.31% 1.11% (0.35)

NZDJPYFXF 84.33% 36.17% 6.53% -0.73% -1.41% 7.91% -8.74% -0.67% (0.11)

NZDUSDFXF 94.13% 36.17% 8.05% -0.06% -0.38% 13.47% -10.80% -0.29% 0.02

USDCADFXF 105.50% 61.82% -2.16% -2.19% 0.54% 15.36% -17.03% 2.83% (0.21)

USDCHFFXF 102.38% 49.09% 0.39% -0.95% 0.51% 20.13% -16.75% 1.53% (0.11)

USDJPYFXF 102.79% 65.45% 5.28% -0.15% 0.52% 16.24% -19.12% 0.71% (0.17)

[メモ用としてご利用ください]

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[メモ用としてご利用ください]

y = 0.0271xR² = 0.8805

0.94

0.95

0.96

0.97

0.98

0.99

1

1.01

1.02

1.03

-1

-0.5

0

0.5

1

1.5

2

時系列 累積推移

累積ランクスコア

累積WF効率

累積損益

線形 (累積ランクスコア)

6.ウォークフォワード分析(アウトオブサンプルについて)

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■ 「アウト・オブ・サンプル」の生成方法 「最適化期間」のデータで最適化してパラメータ値を決め、そのパラメータ値を使い、隣接する「フォワード期間」でフォワードテストを行います。 この様な「フォワードテスト」を全期間に対して実施し、得られたトレードした結果を集めることで、分析期間全体の「アウト・オブ・サンプル」を生成します。 「最適化期間」および「フォワード期間」の長さは、レポート作成時に画面から月単位で指定します。

6.ウォークフォワード分析(事例1)

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「ウォークフォワード分析」にあたっては、 「最適化期間」および「フォワード期間」を月数単位で決定す

る必要があります。 「フォワード期間」については短い方がよい、と考えていますが、手間との兼合いもあります。 事例では3ヶ月にしました。 「最適化期間」は、いくつかの期間長で「ウォークフォワード分析」をして決めます。 「ランクスコア」が安定的に高い「月数」を選びました。 実際の運用で最適化を定期的に実施する理由は、市場の変化に追従するためであり、パフォーマンス向上を目指して最適化するからです。

「ランクスコア」とは、「最適化期間」で選んだパラメータ値が、「フォワード期間」で他のパラメータ値と比較して、パフォーマンスがどの程度良いのかを、-50%~+50%で表した、独自指標です。 以下のグラフの赤い線は、通貨ペア毎の「ランクスコア」を平均し、時系列で累積した値を示しており、きれいに右肩上がりになっています。 「ランクスコア」が右肩上がりという事は、定期的な最適化でパフォーマンスが向上した事を意味します。 以下の事例では、「最適化期間」を42ヶ月にし、実際にこの数字を使っています。

グラフ右下式中の、「0.0271」は傾きの強さ、「0.8805」は線のきれいさを現しており、いずれも高い方がよい、と考えます。 事例では、両方の数字を掛けた値が一番大きくなる月数を選びました。

この数字でグラフを定量判断 ↑

この赤い線が、きれいで強い右肩上がりであればよい ↓

6.ウォークフォワード分析(事例2)

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同じEAの「最適化期間」を12ヶ月にした場合で、比較した中で一番悪い結果です。 期間中の序盤は右肩あがりになっていますが、2007年頃以降は、むしろ右肩下がりになっています。 右肩下がりという事は、定期的に最適化することで、かえってパフォーマンスが悪化していることを示しています。

「最適化期間」を過去データをもとに決めることは、結局のところ、過去にフィットさせているだけ、との考え方があります。 しかしこの「最適化期間」を、さらに「アウト・オブ・サンプル」で検証しようとしても、その検証では新たな「最適化期間」が必要になり、これを繰り返すとキリがないばかりか、手間が過剰に複雑になる、と考えました。

今回の分析方法では、前述の定量評価や、全通貨ペアで平均した値の使用など、過剰フィットを避ける工夫をすることで、「手間」と「効果」のバランスを取ろうとしています。

6.ウォークフォワード分析(事例3)

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「フォワード期間」も「最適化期間」も決まりましたので、次は、パフォーマンスを確認します。

初期リスクは1%で計算しました。 全般的に、とても良い、とは言えない結果ですが、「最終残高」を見ると6/14通貨ペアと半分近くでプラス損益であり、「利益フォワード期間率」は「49.06%」と、全期間のうち半分近くで利益がでています。 「パフォーマンス」は、少し低そうです。

■■ 46972897:MexicanRevM

最終残高利益フォワード

期間率ランクスコア WF効率 平均年率 最大年率 最小年率 最適化期間 年率 イン・アウト年率相関

全体平均 97.87% 49.06% 3.04% -0.82% 0.04% 1.46% -1.41% 0.90% (0.04)

AUDJPYFXF 96.85% 47.27% 5.67% -0.04% 0.00% 18.62% -11.15% 0.05% (0.01)

AUDUSDFXF 96.56% 47.27% 4.42% 0.02% 0.21% 33.04% -13.08% 0.21% (0.04)

CHFJPYFXF 90.24% 45.45% -2.68% -2.67% -0.41% 18.97% -20.96% 2.37% 0.13

EURCHFFXF 88.44% 45.45% 2.90% -1.17% -0.70% 15.34% -19.34% 0.49% 0.01

EURGBPFXF 92.24% 49.09% -0.04% -1.06% -0.32% 13.71% -16.88% 0.75% 0.15

EURJPYFXF 117.39% 50.91% 6.02% -0.55% 1.46% 20.58% -11.02% 2.03% 0.32

EURUSDFXF 100.46% 45.45% 4.94% -0.43% 0.26% 18.15% -10.85% 0.72% (0.15)

GBPJPYFXF 111.38% 54.55% 6.02% 0.29% 0.95% 15.24% -11.41% 0.69% (0.05)

GBPUSDFXF 87.51% 52.73% -2.77% -1.76% -0.72% 13.80% -18.31% 1.11% (0.35)

NZDJPYFXF 84.33% 36.17% 6.53% -0.73% -1.41% 7.91% -8.74% -0.67% (0.11)

NZDUSDFXF 94.13% 36.17% 8.05% -0.06% -0.38% 13.47% -10.80% -0.29% 0.02

USDCADFXF 105.50% 61.82% -2.16% -2.19% 0.54% 15.36% -17.03% 2.83% (0.21)

USDCHFFXF 102.38% 49.09% 0.39% -0.95% 0.51% 20.13% -16.75% 1.53% (0.11)

USDJPYFXF 102.79% 65.45% 5.28% -0.15% 0.52% 16.24% -19.12% 0.71% (0.17)

主な観点

ランクスコア

「アウト・オブ・サンプル」の最終残高で、実際に近い形でのリターンを表している、と考えます。 100%を初期証拠金として、最終的に何%になっているかを表します。 100%より大きい場合、損益がプラスである、という事を表します。  実際に運用する際は、画面で指定した「ウォークフォワード間隔 月数」の月数毎に最適化を行い、その最適化の際は、「最適化期間 月数」で指定した期間のデータで、最適化する事を想定しています。

分析対象の全期間を、画面で指定した「ウォークフォワード間隔 月数」毎に分割した各期間のうち、「フォワード期間(アウト・オブ・サンプルの期間)」の損益がプラスになっている割合です。 具体的にどの期間がプラスになっているかは、別シート「詳細情報」に表示されています。  この値が大きいほど良い、と考えます。「最終残高」が良い結果であっても、この「利益フォワード期間率」が著しく低い場合は、偶然性が高い利益に起因すると考えられます。 また、そういう結果の場合は、実際に運用しても利益が出る可能性は低い、と考える事ができます。

最適化で選んだパラメータ値の組を選んだ場合に、フォワード期間における損益が、パラメータ値の組み合わせ全体の中でどの程度の順位なのかを、-50%~+50%で表します。  この「ランクスコア」が全期間にまんべんなくプラスで推移している場合に、最適化の有効性が高く、堅牢である、と考えます。

最終残高

利益フォワード期間率

【項目説明(抜粋)】

6.ウォークフォワード分析(事例4)

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左の例は、前ページで「最終残高」・「利益フォワード利益率」・「ランクスコア」のいづれも、他の通貨ペアと比較して高い水準を示した、「GBPJPY」の結果です。

通貨ペア単位の詳細パフォーマンスは、別シートの「詳細情報」にかかれています。

「累積損益」の列を、Excelから手動でグラフ化することで、通貨ペア個別の損益グラフを作成することもできます。

■ GBPJPYFXF 年率 ランクスコア WF効率最適化期間

年率最終残高

利益フォワード期間率

イン・アウト年率相関

平均 0.95% 6.02% 0.29% 0.69% 111.38% 54.55% -5.18%中央値 0.42% 4.76% -0.14% 0.53%標準偏差 5.40% 24.01% 5.65% 1.55%最大値 15.24% 50.00% 15.66% 4.42%最小値 -11.41% -45.24% -12.76% -2.80%

フォワード期間 年率 ランクスコア WF効率最適化期間

年率累積損益 累積ランクスコア 累積WF効率 最適化期間 パラメータ値

1 : 2001/01-2001/03 -4.23% -23.81% -5.66% 1.51% 98.94% -23.81% -5.66% 2001/04-2004/09 (0.001; 9.0; 8.0; 5.0; 1.0)

2 : 2001/04-2001/06 6.28% 2.38% 6.01% 0.25% 100.45% -21.43% 0.35% 2001/07-2004/12 (0.001; 9.0; 8.0; 3.0; 1.0)

3 : 2001/07-2001/09 8.09% 2.38% 8.01% 0.08% 102.44% -19.05% 8.36% 2001/10-2005/03 (0.001; 9.0; 8.0; 2.0; 1.0)

4 : 2001/10-2001/12 3.61% 35.71% 4.33% -0.69% 103.36% 16.67% 12.69% 2002/01-2005/06 (0.001; 9.0; 8.0; 2.0; 1.0)

5 : 2002/01-2002/03 0.42% -2.38% 3.31% -2.80% 103.47% 14.29% 16.00% 2002/04-2005/09 (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0)

6 : 2002/04-2002/06 -1.36% -38.10% 0.67% -2.01% 103.12% -23.81% 16.67% 2002/07-2005/12 (0.001; 9.0; 8.0; 1.0; 1.0)

7 : 2002/07-2002/09 4.49% 47.62% 3.72% 0.75% 104.26% 23.81% 20.38% 2002/10-2006/03 (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0)

8 : 2002/10-2002/12 12.92% 19.05% 12.76% 0.14% 107.50% 42.86% 33.14% 2003/01-2006/06 (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0)

9 : 2003/01-2003/03 -7.15% -9.52% -8.57% 1.56% 105.56% 33.33% 24.57% 2003/04-2006/09 (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0)

10 : 2003/04-2003/06 -4.27% -42.86% -3.69% -0.61% 104.41% -9.52% 20.88% 2003/07-2006/12 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

11 : 2003/07-2003/09 -5.52% -2.38% -7.84% 2.52% 102.93% -11.90% 13.04% 2003/10-2007/03 (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0)

12 : 2003/10-2003/12 -1.49% -11.90% -2.37% 0.90% 102.54% -23.81% 10.67% 2004/01-2007/06 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

13 : 2004/01-2004/03 -3.31% 2.38% -4.35% 1.09% 101.69% -21.43% 6.32% 2004/04-2007/09 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

14 : 2004/04-2004/06 -3.35% -14.29% -5.00% 1.75% 100.83% -35.71% 1.31% 2004/07-2007/12 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

15 : 2004/07-2004/09 -6.15% -23.81% -7.50% 1.45% 99.23% -59.52% -6.18% 2001/01-2004/06 (0.001; 9.0; 8.0; 2.0; 1.0)

16 : 2004/10-2004/12 2.49% 23.81% 0.96% 1.51% 99.84% -35.71% -5.22% 2001/04-2004/09 (0.001; 9.0; 8.0; 5.0; 1.0)

17 : 2005/01-2005/03 -3.56% 30.95% -3.80% 0.25% 98.96% -4.76% -9.02% 2001/07-2004/12 (0.001; 9.0; 8.0; 3.0; 1.0)

18 : 2005/04-2005/06 -6.88% 0.00% -6.95% 0.08% 97.21% -4.76% -15.98% 2001/10-2005/03 (0.001; 9.0; 8.0; 2.0; 1.0)

19 : 2005/07-2005/09 -1.67% -16.67% -0.99% -0.69% 96.80% -21.43% -16.96% 2002/01-2005/06 (0.001; 9.0; 8.0; 2.0; 1.0)

20 : 2005/10-2005/12 -4.12% -23.81% -1.36% -2.80% 95.78% -45.24% -18.32% 2002/04-2005/09 (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0)

21 : 2006/01-2006/03 2.13% -9.52% 4.22% -2.01% 96.28% -54.76% -14.10% 2002/07-2005/12 (0.001; 9.0; 8.0; 1.0; 1.0)

22 : 2006/04-2006/06 3.86% 26.19% 3.09% 0.75% 97.19% -28.57% -11.01% 2002/10-2006/03 (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0)

23 : 2006/07-2006/09 13.13% 26.19% 12.97% 0.14% 100.26% -2.38% 1.96% 2003/01-2006/06 (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0)

24 : 2006/10-2006/12 1.53% 14.29% -0.03% 1.56% 100.65% 11.90% 1.94% 2003/04-2006/09 (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0)

25 : 2007/01-2007/03 6.62% 45.24% 7.28% -0.61% 102.25% 57.14% 9.21% 2003/07-2006/12 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

26 : 2007/04-2007/06 4.54% 28.57% 1.97% 2.52% 103.39% 85.71% 11.18% 2003/10-2007/03 (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0)

27 : 2007/07-2007/09 -0.60% -9.52% -1.48% 0.90% 103.23% 76.19% 9.70% 2004/01-2007/06 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

28 : 2007/10-2007/12 5.74% 33.33% 4.60% 1.09% 104.69% 109.52% 14.30% 2004/04-2007/09 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

29 : 2008/01-2008/03 2.60% 9.52% 0.84% 1.75% 105.36% 119.05% 15.14% 2004/07-2007/12 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

30 : 2008/04-2008/06 9.28% 50.00% 6.95% 2.18% 107.72% 169.05% 22.08% 2004/10-2008/03 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

31 : 2008/07-2008/09 2.06% 23.81% -1.41% 3.53% 108.27% 192.86% 20.67% 2005/01-2008/06 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

32 : 2008/10-2008/12 -0.31% 35.71% -4.25% 4.11% 108.19% 228.57% 16.42% 2005/04-2008/09 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

33 : 2009/01-2009/03 3.92% 11.90% -0.47% 4.42% 109.22% 240.48% 15.95% 2005/07-2008/12 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

34 : 2009/04-2009/06 2.75% 9.52% -1.53% 4.34% 109.96% 250.00% 14.42% 2005/10-2009/03 (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0)

35 : 2009/07-2009/09 -9.08% -9.52% -12.76% 4.22% 107.36% 240.48% 1.67% 2006/01-2009/06 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

36 : 2009/10-2009/12 -1.36% 26.19% -2.54% 1.20% 106.99% 266.67% -0.87% 2006/04-2009/09 (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0)

37 : 2010/01-2010/03 -4.97% -16.67% -6.09% 1.19% 105.65% 250.00% -6.96% 2006/07-2009/12 (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0)

38 : 2010/04-2010/06 0.28% 14.29% 0.01% 0.27% 105.72% 264.29% -6.94% 2006/10-2010/03 (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0)

39 : 2010/07-2010/09 3.95% -9.52% 3.25% 0.68% 106.76% 254.76% -3.69% 2007/01-2010/06 (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0)

40 : 2010/10-2010/12 -2.49% -7.14% -3.02% 0.54% 106.08% 247.62% -6.71% 2007/04-2010/09 (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0)

41 : 2011/01-2011/03 3.06% 9.52% 3.87% -0.78% 106.87% 257.14% -2.84% 2007/07-2010/12 (0.001; 9.0; 4.0; 0.0; 1.0)

42 : 2011/04-2011/06 -1.97% -45.24% -2.50% 0.54% 106.35% 211.90% -5.34% 2007/10-2011/03 (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0)

43 : 2011/07-2011/09 3.53% 21.43% 3.01% 0.50% 107.28% 233.33% -2.33% 2008/01-2011/06 (0.001; 9.0; 6.0; 0.0; 1.0)

44 : 2011/10-2011/12 5.66% 19.05% 5.47% 0.18% 108.78% 252.38% 3.14% 2008/04-2011/09 (0.001; 9.0; 6.0; 3.0; 1.0)

45 : 2012/01-2012/03 -11.41% -23.81% -10.40% -1.12% 105.54% 228.57% -7.26% 2008/07-2011/12 (0.001; 9.0; 6.0; 2.0; 1.0)

46 : 2012/04-2012/06 -2.71% 11.90% -2.71% 0.00% 104.82% 240.48% -9.98% 2008/10-2012/03 (0.001; 9.0; 6.0; 3.0; 1.0)

47 : 2012/07-2012/09 -1.08% 4.76% -1.39% 0.31% 104.54% 245.24% -11.36% 2009/01-2012/06 (0.001; 9.0; 6.0; 3.0; 1.0)

48 : 2012/10-2012/12 1.00% 4.76% 0.99% 0.01% 104.80% 250.00% -10.37% 2009/04-2012/09 (0.001; 9.0; 6.0; 3.0; 1.0)

49 : 2013/01-2013/03 0.05% 45.24% -0.14% 0.19% 104.81% 295.24% -10.52% 2009/07-2012/12 (0.001; 9.0; 7.0; 0.0; 1.0)

50 : 2013/04-2013/06 -1.70% -21.43% -2.26% 0.57% 104.36% 273.81% -12.78% 2009/10-2013/03 (0.001; 9.0; 7.0; 0.0; 1.0)

51 : 2013/07-2013/09 15.24% 50.00% 15.66% -0.36% 108.16% 323.81% 2.88% 2010/01-2013/06 (0.001; 9.0; 7.0; 3.0; 1.0)

52 : 2013/10-2013/12 -1.28% 2.38% -1.80% 0.53% 107.81% 326.19% 1.08% 2010/04-2013/09 (0.001; 9.0; 7.0; 3.0; 1.0)

53 : 2014/01-2014/03 8.70% 38.10% 8.23% 0.43% 110.05% 364.29% 9.31% 2010/07-2013/12 (0.001; 9.0; 7.0; 3.0; 1.0)

54 : 2014/04-2014/06 1.54% -16.67% 1.27% 0.27% 110.47% 347.62% 10.58% 2010/10-2014/03 (0.001; 9.0; 7.0; 3.0; 1.0)

55 : 2014/07-2014/08 4.97% -16.67% 5.10% -0.13% 111.38% 330.95% 15.68% 2011/01-2014/06 (0.001; 9.0; 8.0; 4.0; 1.0)

【手動作成した「GBPJPY」グラフ】

6.ウォークフォワード分析(パフォーマンス詳細の確認)

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作成した「アウト・オブ・サンプル」のトレード結果を使用してレポートを作成し、パフォーマンスの詳細を確認します。

『「ウォークフォワード分析」結果のアウト・オブ・サンプルを使用』をチェック(①)し、「一覧を開く」をクリックすると、「ウォークフォワード分析」を実施した一覧が、Excelで起動されます。 その中から、決定した「フォワード期間」・「最適化期間」に該当する「アウトサンプル名」をコピーし、入力してください(②)。 「多市場多期間検証」で「レポート作成」ボタンを押下することで、レポートが作成されます。

最終損益 -59,740,62712ヶ月利益ウィンドウ率(%)

46.05% 勝率 56.70% 日数 4,991シャープレシオ(月次)

-0.04 絶対ドローダウン 95,660,285

年率 -4,371,922プロフィット・ファクター

0.9724 負け率 43.30% トレード日数 2,448線形回帰リスクリワード

-0.0003 最大ドローダウン 163,382,472

最大ドローダウン 163,382,472シャープレシオ(日次)

-0.0075平均勝ちトレード損益

1,515,853 期待値/日 -11,970 年率(回帰直線) -2,694,071

リカバリファクター -0.0268 月次99%VaR -19,511,591平均負けトレード損益

(2,041,268) GHPR 0.0000年率(悲観的回帰直線)

-8,531,760

勝ちトレード数 1388 平均連勝トレード数 2.3373 利益合計 2,104,003,746 勝ちトレード平均 1,515,853 標準偏差 1,601,343 相関係数 -0.3999負けトレード数 1060 平均連負トレード数 1.7875 損失合計 2,163,744,373 負けトレード平均 -2,041,268 回帰直線の傾き -10,365 p値 0.0000最大連勝トレード数 14 最大利益トレード 9,772,252 回帰直線のY切片 14,919,368最大連負トレード数 8 最大損失トレード -14,889,220 標準誤差 34,235,946

年次 期待値 (4,267,187) 2001 -12,465,374 2012 -37,789,538 月次 期待値 -364,271 月間損益 発生回数年次 リターン中央値 (13,596,061) 2002 28,912,108 2013 -21,214,094 月次 リターン中央値 -891,211 -26,788,484 1年次 幾何平均 (3.5028403652028017+0.7995004551879491j) 2003 -37,064,332 2014 29,362,138 月次 シャープレシオ -0.04 -21,402,329 7年次 標準偏差 27,103,157 2004 -14,726,748 月次 幾何平均 (1.1151584797252316+0.02136464802733273j) -16,016,175 11年次 シャープレシオ (0.1574) 2005 -20,166,883 月次 標準偏差 9,222,566 -10,630,021 34年次 最大リターン 53,643,457 2006 53,643,457 月次 最大リターン 27,073,059 -5,243,866 36年次 最小リターン (37,789,538) 2007 13,301,075 月次 最小リターン (26,788,484) 142,288 35

2008 14,726,250 5,528,442 222009 -1,127,960 10,914,597 112010 -24,579,920 16,300,751 32011 -30,550,791 21,686,905 4

■ 全体銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408小計 - - - 16,446,732 (51,791,082) 33,476,572 28,027,323 (25,707,882) (68,340,331) 8,148,042■ 46972897:MexicanRevM銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408AUDJPYFXF 0.00% -2,278,792 (5,977,683) 6,382,023 (8,405,969) (5,485,881) 366,733 (3,589,134) (6,036,775) 10,791,320AUDUSDFXF 0.00% -2,195,831 (5,810,884) (7,759,489) 2,069,635 2,727,409 (1,092,959) (11,687,296) 853,979 9,077,838CHFJPYFXF 0.00% -2,046,803 (18,859,615) 4,182,325 (2,110,162) 18,046,251 (2,349,419) (5,582,487) (26,399,225) (4,646,898)EURCHFFXF 0.00% -2,043,351 (24,049,727) (1,279,181) (3,700,861) (5,708,542) (2,924,063) 7,705,860 (14,962,826) (3,180,115)EURGBPFXF 0.00% -2,060,470 (15,384,890) (17,553,591) (4,132,733) (10,790,265) 15,099,170 259,424 (4,538,642) 6,271,747EURJPYFXF 0.00% -2,047,329 34,223,166 22,860,793 (234,620) 17,289,317 14,479,493 (9,238,721) (11,429,735) 496,638EURUSDFXF 0.00% -2,013,410 3,148,650 (3,938,270) (11,968,534) 13,443,002 (8,729,848) 9,312,938 1,614,805 3,414,555GBPJPYFXF 0.00% -2,046,136 23,440,699 14,984,807 (14,947,303) 1,848,651 15,044,687 (3,818,464) (2,256,617) 12,584,939GBPUSDFXF 0.00% -2,077,477 (25,278,460) 1,964,552 (14,350,815) 7,424,658 (3,874,080) (12,821,131) 1,197,771 (4,819,415)NZDJPYFXF 0.00% -2,390,816 (39,491,991) 0 (2,023,315) (10,082,692) (12,208,655) (4,480,015) (10,996,549) 299,234NZDUSDFXF 0.00% -2,425,154 (12,697,419) 0 (6,427,033) (4,048,497) 496,314 (4,300,185) 3,184,322 (1,602,339)USDCADFXF 0.00% -2,001,285 12,189,604 2,627,036 900,862 18,557,480 87,701 5,965,922 6,953,744 (22,903,140)USDCHFFXF 0.00% -2,018,623 6,598,114 (1,914,894) (2,812,791) 1,567,431 10,664,983 4,680,983 (5,208,840) (378,759)USDJPYFXF 0.00% -2,033,853 8,209,809 (4,109,379) 16,352,554 (11,311,750) 2,967,267 1,884,424 (315,744) 2,742,436小計 0.00% - (59,740,627) 16,446,732 (51,791,082) 33,476,572 28,027,323 (25,707,882) (68,340,331) 8,148,042

-1.2E+08

-1E+08

-80000000

-60000000

-40000000

-20000000

0

20000000

40000000

60000000

80000000

2001/01/01 2002/01/01 2003/01/01 2004/01/01 2005/01/01 2006/01/01 2007/01/01 2008/01/01 2009/01/01 2010/01/01 2011/01/01 2012/01/01 2013/01/01 2014/01/01

残高推移

累積利益

[メモ用としてご利用ください]

パフォーマンス・サマリ(単利)Copyright(C) 2012-, COMFFERED®, All Rights Reserved.

http://www.comffered.com/

[メモ用としてご利用ください]

① ②

「作業フォルダを開く」ボタンをクリックすることで、「ウォークフォワード分析」で作成された「アウト・オブ・サンプル」のトレードログが格納されたフォルダが開きます。 トレードログは通貨ペア毎に分かれていますので、フォルダ内を実際にトレードする通貨ペアだけにして、パフォーマンスを確認することができます。

実際に取引する通貨ペアや、リスク量は、この後に登場する「ポートフォリオ最適化」で決めます。 本ソフトウェアの「ポートフォリオ最適化」を使わない場合や、リスク・リワード特性を手早く確認する手段の一つです。

6.ウォークフォワード分析(パフォーマンス詳細の確認:事例1)

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「アウト・オブ・サンプル」のパフォーマンスは、より実際に近い結果を表している、と考えています。 そこで、最初の方に出ていた予備検証「多市場多期間検証」の結果と、「アウト・オブ・サンプル」とを比較してみました。 利益が出ている期間が、3→4と改善したものの、通貨ペア数は8→6と減少しています。 合計損益も悪化しています。 たとえ「多市場多期間検証」の際、パラメータ値を最適化をしていなくても、偶然パフォーマンスがよくなっていた、と考えられます。

■ 全体銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408小計 - - - 16,446,732 (51,791,082) 33,476,572 28,027,323 (25,707,882) (68,340,331) 8,148,042■ 46972897:MexicanRevM銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408AUDJPYFXF 0.00% -2,278,792 (5,977,683) 6,382,023 (8,405,969) (5,485,881) 366,733 (3,589,134) (6,036,775) 10,791,320AUDUSDFXF 0.00% -2,195,831 (5,810,884) (7,759,489) 2,069,635 2,727,409 (1,092,959) (11,687,296) 853,979 9,077,838CHFJPYFXF 0.00% -2,046,803 (18,859,615) 4,182,325 (2,110,162) 18,046,251 (2,349,419) (5,582,487) (26,399,225) (4,646,898)EURCHFFXF 0.00% -2,043,351 (24,049,727) (1,279,181) (3,700,861) (5,708,542) (2,924,063) 7,705,860 (14,962,826) (3,180,115)EURGBPFXF 0.00% -2,060,470 (15,384,890) (17,553,591) (4,132,733) (10,790,265) 15,099,170 259,424 (4,538,642) 6,271,747EURJPYFXF 0.00% -2,047,329 34,223,166 22,860,793 (234,620) 17,289,317 14,479,493 (9,238,721) (11,429,735) 496,638EURUSDFXF 0.00% -2,013,410 3,148,650 (3,938,270) (11,968,534) 13,443,002 (8,729,848) 9,312,938 1,614,805 3,414,555GBPJPYFXF 0.00% -2,046,136 23,440,699 14,984,807 (14,947,303) 1,848,651 15,044,687 (3,818,464) (2,256,617) 12,584,939GBPUSDFXF 0.00% -2,077,477 (25,278,460) 1,964,552 (14,350,815) 7,424,658 (3,874,080) (12,821,131) 1,197,771 (4,819,415)NZDJPYFXF 0.00% -2,390,816 (39,491,991) 0 (2,023,315) (10,082,692) (12,208,655) (4,480,015) (10,996,549) 299,234NZDUSDFXF 0.00% -2,425,154 (12,697,419) 0 (6,427,033) (4,048,497) 496,314 (4,300,185) 3,184,322 (1,602,339)USDCADFXF 0.00% -2,001,285 12,189,604 2,627,036 900,862 18,557,480 87,701 5,965,922 6,953,744 (22,903,140)USDCHFFXF 0.00% -2,018,623 6,598,114 (1,914,894) (2,812,791) 1,567,431 10,664,983 4,680,983 (5,208,840) (378,759)USDJPYFXF 0.00% -2,033,853 8,209,809 (4,109,379) 16,352,554 (11,311,750) 2,967,267 1,884,424 (315,744) 2,742,436小計 0.00% - (59,740,627) 16,446,732 (51,791,082) 33,476,572 28,027,323 (25,707,882) (68,340,331) 8,148,042

■ 全体銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408小計 - - - 104,007,013 (67,575,076) 111,183,318 (15,256,819) 22,486,405 (46,902,634) (14,223,619)■ 46972897銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408AUDJPYFXF 0.00% -2,306,721 4,516,156 11,395,691 (11,422,929) 3,816,931 758,619 5,132,426 (13,628,814) 8,464,232AUDUSDFXF 0.00% -2,232,649 (6,109,074) 10,306,079 (6,567,712) (5,982,309) 4,179,627 (2,004,581) (9,895,701) 3,855,524CHFJPYFXF 0.00% -2,044,560 24,507,487 12,877,231 10,813,592 19,646,901 (2,816,246) 443,959 (14,316,389) (2,141,562)EURCHFFXF 0.00% -2,047,464 (41,888,069) (11,990,629) (12,548,050) (4,761,867) 932,349 1,517,021 (9,185,142) (5,851,751)EURGBPFXF 0.00% -2,038,240 38,450,871 4,621,621 7,353,221 1,528,805 16,739,528 (475,808) 7,094,336 1,589,170EURJPYFXF 0.00% -2,027,045 41,184,730 11,977,377 (5,114,995) 33,219,914 12,029,184 (3,581,464) (12,212,161) 4,866,875EURUSDFXF 0.00% -2,027,882 (21,896,859) 6,139,006 (19,563,449) 5,849,298 (9,416,491) (5,458,993) 5,832,711 (5,278,941)GBPJPYFXF 0.00% -2,038,039 29,416,060 11,408,445 4,945,236 11,093,876 (2,075,734) 7,314,068 (10,091,415) 6,821,582GBPUSDFXF 0.00% -2,063,535 (5,706,132) 4,579,801 (15,395,029) 6,174,608 (5,664,618) 6,790,239 7,703,283 (9,894,415)NZDJPYFXF 0.00% -2,466,458 (43,226,738) 0 (2,169,610) (12,205,861) (4,518,680) (3,381,696) (10,861,239) (10,089,652)NZDUSDFXF 0.00% -2,218,582 (16,606,685) 0 (8,707,227) (7,776,776) (2,602,742) (1,717,148) 1,536,182 2,661,026USDCADFXF 0.00% -2,001,249 53,814,685 24,400,556 (378,302) 29,685,903 (4,973,884) 6,944,228 7,587,094 (9,450,911)USDCHFFXF 0.00% -2,024,290 29,898,003 13,055,661 2,187,022 16,668,409 (3,359,293) 8,887,144 (7,230,781) (310,158)USDJPYFXF 0.00% -2,026,401 7,364,153 5,236,174 (11,006,845) 14,225,488 (14,468,437) 2,077,009 10,765,403 535,362小計 0.00% - 93,718,587 104,007,013 (67,575,076) 111,183,318 (15,256,819) 22,486,405 (46,902,634) (14,223,619)

【多市場多期間検証の結果】

【「アウト・オブ・サンプル」の結果】

総損益が悪化

6.ウォークフォワード分析:ポートフォリオ最適化(銘柄単位)

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パフォーマンスの詳細を、素早く確認するために使います。 銘柄(通貨ペア)単位で、損益が最大になる様に「初期リスク(%)」を最適化します。

結果は複利計算され、損益やリスクのレポートを作成します。 【詳細】 「ポートフォリオ最適化(全体最適)」の結果と、パフォーマンスを比較するために使用します。

パフォーマンスの比較が必要な理由は、「ポートフォリオ最適化(全体最適)」での最適化結果は、必ずしも損益が最大とならない為です。

また、「ポートフォリオ最適化(全体最適)」は計算に時間がかかります。

このレポートと比較する事で、「ポートフォリオ最適化(全体最適) 」の結果の、妥当性を確認することができます。 【利用データ】

「ウォークフォワード分析」で作成されたアウト・オブ・サンプルを使用します。

最終残高 422.51%12ヶ月利益ウィンドウ率(%)

55.26% 勝率 60.70% 日数 4,991シャープレシオ(月次)

0.1301 絶対ドローダウン 0.00%

年率 11.12%プロフィット・ファクター

1.1441 負け率 39.30% トレード日数 1,552線形回帰リスクリワード

0.0003 最大ドローダウン 2456.44%

相対ドローダウン(%)

89.06%シャープレシオ(日次)

0.0243平均勝ちトレード損益

2.68% 期待値/日 0.06% 年率(回帰直線) 19.89%

リカバリファクター 0.1249 月次99%VaR -24.82%平均負けトレード損益

-3.62% GHPR 0.03%年率(悲観的回帰直線)

-204.39%

勝ちトレード数 942 平均連勝トレード数 2.5474 利益合計 25.2357 勝ちトレード平均 0.0268 標準偏差 0.0262 相関係数 0.3701負けトレード数 610 平均連負トレード数 1.6531 損失合計 22.0572 負けトレード平均 -0.0362 回帰直線の傾き 0.0016 p値 0.0000最大連勝トレード数 19 最大利益トレード 1.2069 回帰直線のY切片 3.7952最大連負トレード数 6 最大損失トレード 0.7417 標準誤差 5.8886

年次 期待値 28.62% 2001 55.12% 2012 -62.52% 月次 期待値 2.06% 月間損益 発生回数年次 リターン中央値 20.14% 2002 199.04% 2013 -24.15% 月次 リターン中央値 1.07% -28.74% 11年次 幾何平均 10.84% 2003 -24.92% 2014 29.36% 月次 シャープレシオ 0.1301 -19.52% 31年次 標準偏差 69.79% 2004 -39.40% 月次 幾何平均 0.88% -10.30% 32年次 シャープレシオ 0.4101 2005 36.61% 月次 標準偏差 15.82% -1.09% 41年次 最大リターン 199.04% 2006 111.81% 月次 最大リターン 63.43% 8.13% 25年次 最小リターン -62.52% 2007 96.25% 月次 最小リターン -28.74% 17.35% 11

2008 67.35% 26.57% 82009 -16.92% 35.78% 32010 -37.83% 45.00% 12011 10.91% 54.22% 1

■ 全体銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408小計 - - - 4.6388 0.4550 2.8935 3.2842 0.5165 0.4157 0.9812■ 46972897:MexicanRevM銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408AUDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000AUDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000CHFJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000EURCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000EURGBPFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000EURJPYFXF 10.52% 2,000,000 2.4687 2.8119 0.8566 2.1116 1.8485 0.5554 0.4838 0.9772EURUSDFXF 0.67% 2,000,000 1.0052 0.9862 0.9598 1.0452 0.9701 1.0308 1.0051 1.0110GBPJPYFXF 8.40% 2,000,000 1.6389 1.7631 0.5010 1.0100 1.7011 0.7954 0.8322 1.6314GBPUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000NZDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000NZDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000USDCADFXF 4.11% 2,000,000 1.1341 1.0334 1.0002 1.4375 0.9899 1.1156 1.1361 0.6084USDCHFFXF 1.78% 2,000,000 1.0298 0.9798 0.9700 1.0100 1.0922 1.0371 0.9521 0.9948USDJPYFXF 1.82% 2,000,000 1.0380 0.9572 1.1524 0.8963 1.0208 1.0118 0.9930 1.0236小計 27.29% - 4.2251 4.6388 0.4550 2.8935 3.2842 0.5165 0.4157 0.9812

0.00%

500.00%

1000.00%

1500.00%

2000.00%

2500.00%

3000.00%

2001/01/01 2002/01/01 2003/01/01 2004/01/01 2005/01/01 2006/01/01 2007/01/01 2008/01/01 2009/01/01 2010/01/01 2011/01/01 2012/01/01 2013/01/01 2014/01/01

残高推移

累積利益

[メモ用としてご利用ください]

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[メモ用としてご利用ください]

6.ウォークフォワード分析:ポートフォリオ最適化(銘柄単位) 事例1

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ここでは、EAのリスク・リワード特性を把握するために、最適化を行います。 実際にライブ口座で動かすリスク配分については、後述します。

画面上の『「ウォークフォワード分析」結果のアウト・オブ・サンプルを使用』にチェックして「レポート作成」することで、「アウト・オブ・サンプル」を最適化の対象にできます。 以下は、「アウト・オブ・サンプル」を、銘柄単位でパフォーマンスが最大になる様に、「リスク量」を最適化した結果です。 銘柄間の関連を考慮しない、という前提のポートフォリオ構成です。

以下の結果をみると、「年率」は「11.12%」と、まずまずの結果です。 しかし「相対ドローダウン」が「89.06%」と、耐え難いレベルです。 「月次99%VaR」はヒストリカルVaRを表しますが、「-24.82%」と、年率と比較してもバランスがよくありません。

最終残高 422.51%12ヶ月利益ウィンドウ率(%)

55.26% 勝率 60.70% 日数 4,991シャープレシオ(月次)

0.1301 絶対ドローダウン 0.00%

年率 11.12%プロフィット・ファクター

1.1441 負け率 39.30% トレード日数 1,552線形回帰リスクリワード

0.0003 最大ドローダウン 2456.44%

相対ドローダウン(%)

89.06%シャープレシオ(日次)

0.0243平均勝ちトレード損益

2.68% 期待値/日 0.06% 年率(回帰直線) 19.89%

リカバリファクター 0.1249 月次99%VaR -24.82%平均負けトレード損益

-3.62% GHPR 0.03%年率(悲観的回帰直線)

-204.39%

0.00%

500.00%

1000.00%

1500.00%

2000.00%

2500.00%

3000.00%

2001/01/01 2002/01/01 2003/01/01 2004/01/01 2005/01/01 2006/01/01 2007/01/01 2008/01/01 2009/01/01 2010/01/01 2011/01/01 2012/01/01 2013/01/01 2014/01/01

残高推移

累積利益

6.ウォークフォワード分析:ポートフォリオ最適化(銘柄単位) 事例2

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先ほどの結果は、総リスク量が大きすぎる様ですので、ためしに全体のリスク量を減らします。 例えば、相対ドローダウンが20%程度になるまで減らします。 リスク量を減らすには、画面上の「リスク係数(%)」を100から減らしていきます。 以下は、 「リスク係数(%)」を12.93まで減らした結果です。 「相対ドローダウン」が20%まで減少しているのがわかります。 結果、年率が2.84%まで低下しました。 「月次99%VaR」は-3.45%になっており、年率より大きい値です。 総リスク量を減らしても、このEAを単独利用することは厳しそうです。 実際このEAは、他のEAと組み合わせて使用しています。

最終残高 146.56%12ヶ月利益ウィンドウ率(%)

58.55% 勝率 60.70% 日数 4,991シャープレシオ(月次)

0.1287 絶対ドローダウン 0.00%

年率 2.84%プロフィット・ファクター

1.1441 負け率 39.30% トレード日数 1,552線形回帰リスクリワード

0.0008 最大ドローダウン 34.71%

相対ドローダウン(%)

20.00%シャープレシオ(日次)

0.0243平均勝ちトレード損益

0.35% 期待値/日 0.01% 年率(回帰直線) 3.80%

リカバリファクター 0.1419 月次99%VaR -3.45%平均負けトレード損益

-0.47% GHPR 0.01%年率(悲観的回帰直線)

2.25%

0.00%

20.00%

40.00%

60.00%

80.00%

100.00%

120.00%

140.00%

160.00%

180.00%

200.00%

2001/01/01 2002/01/01 2003/01/01 2004/01/01 2005/01/01 2006/01/01 2007/01/01 2008/01/01 2009/01/01 2010/01/01 2011/01/01 2012/01/01 2013/01/01 2014/01/01

残高推移

累積利益

6.ウォークフォワード分析:ポートフォリオ最適化(銘柄単位) 事例3

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各通貨ペアのリスク配分と、パフォーマンスを見てみましょう。 ポートフォリオ最適化により、マイナス損益となる通貨ペアは全て配分がゼロになっています。 リスク配分は、「初期リスク(%)」に書かれています。

一番パフォーマンスが良い「EURJPY」を例にとると、「初期リスク(%)」が1.36%となっています。 これは、新規発注時の損切りストップ・ロス価格で決済された場合は、口座残高の1.36%の損失額になるリスク量であることを表します。 また、「EURJPY」の損益「1.2433」は、この通貨ペア単独だと、口座残高が「1.2433倍」になったことを示しています。

■ 全体銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408小計 - - - 1.2589 0.9289 1.1816 1.2062 0.9420 0.9215 1.0130■ 46972897:MexicanRevM銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益 200101-200212 200301-200412 200501-200612 200701-200812 200901-201012 201101-201212 201301-201408AUDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000AUDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000CHFJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000EURCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000EURGBPFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000EURJPYFXF 1.36% 2,000,000 1.2433 1.1649 0.9960 1.1217 1.1007 0.9376 0.9233 1.0026EURUSDFXF 0.09% 2,000,000 1.0013 0.9983 0.9948 1.0058 0.9962 1.0040 1.0007 1.0015GBPJPYFXF 1.09% 2,000,000 1.1264 1.0836 0.9211 1.0090 1.0832 0.9784 0.9864 1.0700GBPUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000NZDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000NZDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000 1.0000USDCADFXF 0.53% 2,000,000 1.0308 1.0066 1.0021 1.0502 1.0000 1.0157 1.0184 0.9406USDCHFFXF 0.23% 2,000,000 1.0071 0.9977 0.9967 1.0017 1.0122 1.0053 0.9940 0.9995USDJPYFXF 0.23% 2,000,000 1.0091 0.9951 1.0193 0.9867 1.0034 1.0021 0.9996 1.0032小計 3.53% - 1.4656 1.2589 0.9289 1.1816 1.2062 0.9420 0.9215 1.0130

7.MT4EAパフォーマンス評価の総括

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ここまでで、MT4EAのパフォーマンス分析は終わりです。 実際にこのEAを使うのかどうなのか、これまでの分析結果を振り返り、総括してみたいと思います。 予備検証の「多市場多期間検証」では、利益が出る通貨ペア数は比較的よい結果でしたが、利益が出る時期が限定的な傾向があ

りました。 それでも初期バージョンからはだいぶ改善されていました。

「最適化特性分析」では、全期間を通しての「平均利益」がマイナス値です。 期間ごとのパフォーマンスを見ても、プラス損益となっているのはごく一時期で、直近が良いという訳ではありません。 「最適化効果」はありそうですが、 「堅牢性」が低そうです。 この時点で、このEAの単独利用は止める、という結論もあると思います。

「ウォークフォワード分析」では、「最適化期間」を求めました。 比較的安定的なパラメータ値の選択が行えており、「最適化の有効性」はありそうです。

実際のパフォーマンスに近いと考える「アウト・オブ・サンプル」の評価を行うと、初期リスクが1%であるのに対して、一番良い通貨ペア「EURJPY」でも、「平均年率」が1.46%にとどまっています。 これは、リスクに対して、相対的にリターンが低い、と言わざるを得ません。 また、「アウト・オブ・サンプル」のパフォーマンスのグラフを見ても、利益が出ている時期が非常に限定的であることがわかりました。

これらを総括すると、利益が出る時期が限定的で、リスク・リワードも悪いため、実際に近いと考えられるパフォーマンスは悪い、と言えそうです。 少なくとも、このEAを単独で利用するのは無理がある、と考えられます。

8.パラメータ値の決定

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このEAの単独利用は厳しそうではあるものの、このEAを使う前提で、ライブ口座で使うパラメータ値を決めていきます。 決めるべきパラメータ値は以下の2種類です。 いづれも定期的に最適化を実施します。

1.ポートフォリオ最適化

EAを動かす通貨ペアと、それぞれのリスク量を決定します。

「ウォークフォワード分析」で生成した「アウト・オブ・サンプル」を使い、「ポートフォリオ最適化(全体最適)」で最適化します。 この際、他に動かすEAがあれば、あわせて最適化します。 そして、自分が耐えられるリスクになるまで、全体のリスク量を削減します。

「ポートフォリオ最適化」にあたっては、最適化に何ヶ月分のデータを使用するのかを、決める必要があります。 ここの事例では直近48ヶ月を使います(最適化で実際に使っているのは48ヶ月ではありません)。 実際の運用では、毎月月初にポートフォリオの最適化をしています。

2.EA固有のパラメータ値

トレード対象となったEA/通貨ペアで使う、パラメータ値を決めます。 パラメータ値を決定するために、直近のデータで「最適化特性分析」を実施します。 最適化にあたっては、「ウォークフォワード分析」で決めた「最適化期間」を用いて最適化を行います。

実際の運用では、「ウォークフォワード分析」で述べたとおり、3ヶ月に1回、月初に最適化をしています。

8.パラメータ値の決定:ポートフォリオ最適化 (事前準備)

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まずは結果を比較するために、先ほど決めた「直近48ヶ月」分のデータを使い、「ポートフォリオ最適化(銘柄単位)」で最適化します。 この場合、「年率」が「26.49%」となりました。 「ポートフォリオ最適化(全体最適)」をすると、これよりも最終残高が多くなるはずです。

比較が必要な理由は、「全体最適」の最適化の計算で使用している「遺伝的アルゴリズム」では、計算高速化のため、全ての組み合わせは精査しません。 無作為に選ばれた一部のデータを元に計算するため、ピークパフォーマンスを探せない事があるためです。

最終残高 255.99%12ヶ月利益ウィンドウ率(%)

36.11% 勝率 59.38% 日数 1,461シャープレシオ(月次)

0.1929 絶対ドローダウン 56.03%

年率 26.49%プロフィット・ファクター

1.2052 負け率 40.63% トレード日数 384線形回帰リスクリワード

-0.0004 最大ドローダウン 227.20%

相対ドローダウン(%)

83.78%シャープレシオ(日次)

0.0366平均勝ちトレード損益

5.79% 期待値/日 0.15% 年率(回帰直線) -3.05%

リカバリファクター 0.3162 月次99%VaR -41.01%平均負けトレード損益

-7.03% GHPR 0.06%年率(悲観的回帰直線)

-165.35%

【直近48ヶ月で「銘柄単位」の最適化結果】

8.パラメータ値の決定:ポートフォリオ最適化 (実施手順)

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「全体最適」するためには、「ポートフォリオ最適化 開始」ボタンを押下し、最適化を行ってください。 最適化が終わると、「設定ファイル」欄に、最適化結果が記載された設定ファイルのファイル名が自動入力されます。

最適化の後、「レポート作成」ボタンを押下することで、ポートフォリオの最適化結果の、パフォーマンス・レポートが作成されます。

「アウト・オブ・サンプル」を対象に最適化するので、該当項目のチェックと、「アウトサンプル名」を入力しておく必要があります。

「設定ファイルを開く」ボタンを押下することで、設定ファイルがExcelで開かれます。

設定ファイルの内容は、修正して使うことができます。

8.パラメータ値の決定:ポートフォリオ最適化 事例1

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「銘柄単位」と「全体平均」の最適化結果を比較してみます。 「年率」が「26.49%」→「27.54%」に向上しました。 リスクについても、「相対ドローダウン」は「83.78%」→「77.35%」、「月次99%VaR」は「-41.01%」→「-35.78%」と改善しています。 ポートフォリオ構成をみると、「初期リスク(%)」の小計が15%ほど削減されているのが判ります。 つまり、「全体最適」により、取るリスクは削減できているにも係わらず、パフォーマンスが向上した、ということです。 そして「全体最適」で、「初期リスク(%)」がゼロ%より大きい通貨ペアが、EAを動かす対象です。 そして念のため、候補となる通貨ペアの「最適化特性分析」の結果を詳細に確認します。 今回は、AUDJPY・AUDUSD・EURGBP・EURUSD・GBPJPY・USDJPYの6通貨ペアが対象になりました。

最終残高 255.99%12ヶ月利益ウィンドウ率(%)

36.11%

年率 26.49%プロフィット・ファクター

1.2052

相対ドローダウン(%)

83.78%シャープレシオ(日次)

0.0366

リカバリファクター 0.3162 月次99%VaR -41.01%

銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益AUDJPYFXF 7.59% 2,000,000 1.1411AUDUSDFXF 12.44% 2,000,000 1.3950CHFJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURGBPFXF 2.67% 2,000,000 1.0147EURJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURUSDFXF 5.47% 2,000,000 1.0672GBPJPYFXF 11.36% 2,000,000 1.3082GBPUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCADFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDJPYFXF 12.25% 2,000,000 1.3744小計 51.78% - 2.5599

最終残高 264.63%12ヶ月利益ウィンドウ率(%)

36.11%

年率 27.54%プロフィット・ファクター

1.2070

相対ドローダウン(%)

77.35%シャープレシオ(日次)

0.0367

リカバリファクター 0.3561 月次99%VaR -35.78%

銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益AUDJPYFXF 6.46% 2,000,000 1.1377AUDUSDFXF 10.24% 2,000,000 1.3805CHFJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURGBPFXF 2.34% 2,000,000 1.0145EURJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURUSDFXF 3.87% 2,000,000 1.0614GBPJPYFXF 9.68% 2,000,000 1.3004GBPUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCADFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDJPYFXF 11.41% 2,000,000 1.3723小計 44.00% - 2.6463

【銘柄単位】 【全体最適】

8.パラメータ値の決定:ポートフォリオ最適化 事例2

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先ほど述べたとおり、年率は27.54%と良いのですが、「相対ドローダウン」が77.35%、「月次99%VaR」が-35.78%と、実際の運用ではとても耐えられません。 実運用を踏まえ、銘柄単位で

実施したときと同様、全体のリスク量を削減します。 今回は、「月次99%VaR」が「-5%」になる様に調整したところ、画面で指定した「リスク係数」は「12.31%」になりました。 ( 実運用でも「月次99%VaR」を使っています )

この調整により、リスク量を削減できましたが、「年率」も「5.74%」まで減少してしまいました。 これを良いと考えるのか、耐えられない、と考えるのかは、運用者による最終的な判断が必要です。

最終残高 125.00%12ヶ月利益ウィンドウ率(%)

58.33% 勝率 59.38% 日数 1,461シャープレシオ(月次)

0.2001 絶対ドローダウン 2.54%

年率 5.74%プロフィット・ファクター

1.2070 負け率 40.63% トレード日数 384線形回帰リスクリワード

0.0013 最大ドローダウン 13.89%

相対ドローダウン(%)

12.22%シャープレシオ(日次)

0.0367平均勝ちトレード損益

0.61% 期待値/日 0.02% 年率(回帰直線) 2.59%

リカバリファクター 0.4693 月次99%VaR -5.00%平均負けトレード損益

-0.74% GHPR 0.02%年率(悲観的回帰直線)

0.18%

90.00%

95.00%

100.00%

105.00%

110.00%

115.00%

120.00%

125.00%

130.00%

残高推移

累積利益

※縦軸の最小値を90%に手動で変更しました

8.パラメータ値の決定:ポートフォリオ最適化 事例3:既存EAとの統合1

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さて次は、既に運用しているEAが2つあり、そこに今回の新EAを追加する事を考えます。 実際に使っている構成です。 「最適化期間」は、先ほどと同様、48ヶ月にしました。 以下の結果は、既存EA2種類での48ヶ月で「全体最適」でポートフォリオ最適化した結果です。 先ほどと同じく、 「月次99%VaR」が「-5%」になる様に調整しました。

「年率」は11.36%、「相対ドローダウン」は7.29%、「プロフィット・ファクター」は1.3073、「シャープレシオ(日次)」は0.0617といったパフォーマンスです。 次ページでは、今回検証してきたEAを、このポートフォリオに追加して評価します。

※縦軸の最小値を90%に手動で変更しました

最終残高 153.78%12ヶ月利益ウィンドウ率(%)

97.22% 勝率 40.45% 日数 1,461シャープレシオ(月次)

0.3388 絶対ドローダウン 3.43%

年率 11.36%プロフィット・ファクター

1.3073 負け率 59.55% トレード日数 969線形回帰リスクリワード

0.0078 最大ドローダウン 11.25%

相対ドローダウン(%)

7.29%シャープレシオ(日次)

0.0617平均勝ちトレード損益

0.49% 期待値/日 0.03% 年率(回帰直線) 12.91%

リカバリファクター 1.5578 月次99%VaR -5.00%平均負けトレード損益

-0.25% GHPR 0.03%年率(悲観的回帰直線)

10.47%

90.00%

100.00%

110.00%

120.00%

130.00%

140.00%

150.00%

160.00%

170.00%

残高推移

累積利益

【既存EA2つで最適化した結果】

8.パラメータ値の決定:ポートフォリオ最適化 事例3:既存EAとの統合2

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さて次は、検証をしていたEAを、前ページのポートフォリオに追加し、 48ヶ月で「全体最適」でポートフォリオ最適化し、 「月次99%VaR」が「-5%」になる様に調整しました。 リスク係数は「6.57%」でした。

「年率」は「11.36%」→「14.46」、 「プロフィット・ファクター」は「1.3073」→「1.3159」、 「シャープレシオ(日次)」は「0.0617」→「0.0714」と、パフォーマンスが改善しました。 また、「相対ドローダウン」は「7.29%」→「7.85%」と悪化しましたが、年率との対比である「リカバリファクター」は「1.5578」→「1.8426」と改善しています。 この様に、EA単独では使えなくても、ポートフォリオ構成の一員にすることで、パフォーマンス向上に役立てることができそうです。

※縦軸の最小値を90%に手動で変更しました

最終残高 171.61%12ヶ月利益ウィンドウ率(%)

100.00% 勝率 45.85% 日数 1,461シャープレシオ(月次)

0.3874 絶対ドローダウン 2.04%

年率 14.46%プロフィット・ファクター

1.3159 負け率 54.15% トレード日数 1,001線形回帰リスクリワード

0.0087 最大ドローダウン 11.60%

相対ドローダウン(%)

7.85%シャープレシオ(日次)

0.0714平均勝ちトレード損益

0.51% 期待値/日 0.04% 年率(回帰直線) 14.17%

リカバリファクター 1.8426 月次99%VaR -5.00%平均負けトレード損益

-0.33% GHPR 0.04%年率(悲観的回帰直線)

11.79%

90.00%

100.00%

110.00%

120.00%

130.00%

140.00%

150.00%

160.00%

170.00%

180.00%

190.00%

残高推移

累積利益

【新EAを追加した結果】

8.パラメータ値の決定:ポートフォリオ最適化 事例3:既存EAとの統合3

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新EA追加前後のポートフォリオ構成を比較してみました。 既存EAについても、新EA追加により、トレード対象から外れた通貨ペアがある点も、興味深い点です。 またEA単位の「初期リスク(%)」は削減されていても、EA単位損益は向上するEAがある点も、複利運用でポートフォリオ構成を組むメリットを感じられる点かと思います。

■ 11702087:JohnsonRevS銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益AUDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000AUDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000CHFJPYFXF 0.05% 2,000,000 1.0075EURCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURGBPFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURJPYFXF 0.67% 2,000,000 1.2717EURUSDFXF 0.07% 2,000,000 1.0062GBPJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000GBPUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCADFXF 0.47% 2,000,000 1.1121USDCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000小計 1.25% - 1.4319■ 22301840:SmoothMADILong銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益AUDJPYFXF 0.38% 2,000,000 1.0179AUDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000CHFJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURGBPFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000GBPJPYFXF 0.29% 2,000,000 1.0107GBPUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDJPYFXF 0.40% 2,000,000 1.0212NZDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCADFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCHFFXF 0.45% 2,000,000 1.0101USDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000小計 1.51% - 1.0607■ 46972897:MexicanRevM銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益AUDJPYFXF 0.37% 2,000,000 1.0126AUDUSDFXF 0.63% 2,000,000 1.0333CHFJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURGBPFXF 0.20% 2,000,000 1.0021EURJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURUSDFXF 0.20% 2,000,000 1.0047GBPJPYFXF 0.72% 2,000,000 1.0332GBPUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCADFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDJPYFXF 0.75% 2,000,000 1.0381小計 2.87% - 1.1294

■ 11702087:JohnsonRevS銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益AUDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000AUDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000CHFJPYFXF 0.05% 2,000,000 1.0078EURCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURGBPFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURJPYFXF 0.68% 2,000,000 1.2790EURUSDFXF 0.09% 2,000,000 1.0081GBPJPYFXF 0.03% 2,000,000 1.0011GBPUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCADFXF 0.48% 2,000,000 1.1161USDCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000小計 1.33% - 1.4498■ 22301840:SmoothMADILong銘柄名 初期リスク(%) 最大損失額 損益AUDJPYFXF 0.35% 2,000,000 1.0168AUDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000CHFJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURCHFFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURGBPFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURJPYFXF 0.00% 2,000,000 1.0000EURUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000GBPJPYFXF 0.30% 2,000,000 1.0111GBPUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000NZDJPYFXF 0.39% 2,000,000 1.0208NZDUSDFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCADFXF 0.00% 2,000,000 1.0000USDCHFFXF 0.47% 2,000,000 1.0106USDJPYFXF 0.01% 2,000,000 1.0001小計 1.53% - 1.0602

【既存EAのみ】 【新規EA追加後】

新規EA →

ここの「初期リスク(%)」が、 EAに設定するリスク配分値

サンプルEAでは100%を「1」に換算して設定

8.パラメータ値の決定:ポートフォリオ最適化 事例3:既存EAとの統合4

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新EAを動かす通貨ペアの「最適化特性分析」の結果を振り返り、本当に使ってよいのか確認します。 ここでは紙面の都合上、損益が高い3通貨ペア、AUDUSD・GBPJPY・USDJPYに絞って確認します。

どの通貨ペアも、直近のパフォーマンスが上昇傾向です。 また、ポートフォリオ最適化の「48ヶ月」に相当する、直近2期間の結果を平均すると、「利益パラメータ率」は目安の40%を超え、「平均年率」はプラス値になっており、大丈夫そうです。 他も、留意する様な点はなさそうです。

■ AUDUSDFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

平均 32% -0.69% 0.95% 3.98% 0.74% -0.21% 1.78% 8.21% 1.09% -2.46% -6.01% 1.55% 1.09%

1 : 2001/01-2002/12 43% -0.04% 0.16% 2.83% 2.44% 2.28% 1.27% 5.55% 1.23% -1.30% -3.84% 1.11% 0.89%

2 : 2003/01-2004/12 5% -2.20% 0.75% 1.57% -0.76% -1.51% 1.32% 6.94% -0.88% -3.51% -6.15% 1.36% 0.21%

3 : 2005/01-2006/12 36% -0.17% 2.16% 5.79% 0.77% -1.38% 2.07% 8.57% 1.90% -2.23% -6.37% 2.17% 1.68%

4 : 2007/01-2008/12 36% -1.04% -0.04% 2.87% 0.84% 0.88% 2.09% 9.41% 1.05% -3.13% -7.31% 1.23% 0.84%

5 : 2009/01-2010/12 19% -1.43% 1.42% 1.88% 0.92% -0.50% 1.73% 7.30% 0.29% -3.16% -6.61% 0.56% 0.57%

6 : 2011/01-2012/12 12% -1.53% 0.95% 4.67% -1.29% -2.24% 1.76% 10.17% 0.23% -3.30% -6.82% 1.95% 1.50%

7 : 2013/01-2014/08 74% 1.61% 1.29% 8.21% 2.29% 1.00% 2.20% 9.54% 3.80% -0.59% -4.98% 2.46% 1.92%

■ USDJPYFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

平均 45% -0.31% 0.89% 3.66% 1.13% 0.24% 1.95% 8.03% 1.64% -2.27% -6.17% 1.61% 1.01%

1 : 2001/01-2002/12 36% -0.88% -1.28% 2.65% -0.04% 1.24% 2.12% 7.85% 1.24% -3.00% -7.25% 1.37% 0.65%

2 : 2003/01-2004/12 33% -0.63% 4.01% 4.93% 1.29% -2.72% 2.39% 9.50% 1.75% -3.02% -7.80% 2.33% 1.42%

3 : 2005/01-2006/12 60% 1.20% -0.14% 4.88% 3.37% 3.51% 1.95% 6.47% 3.15% -0.76% -4.66% 2.59% 1.23%

4 : 2007/01-2008/12 14% -1.82% 2.71% 2.86% -0.87% -3.58% 1.83% 8.52% 0.01% -3.65% -7.30% 1.18% 1.03%

5 : 2009/01-2010/12 50% -0.25% 1.36% 2.40% 1.82% 0.46% 1.66% 6.98% 1.41% -1.91% -5.23% 1.06% 0.69%

6 : 2011/01-2012/12 48% -0.44% -1.48% 3.94% 1.16% 2.63% 1.90% 9.07% 1.46% -2.33% -6.13% 1.13% 0.99%

7 : 2013/01-2014/08 71% 0.63% 1.06% 3.95% 1.18% 0.12% 1.82% 7.82% 2.45% -1.18% -4.82% 1.59% 1.03%

■ GBPJPYFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

平均 44% -0.16% 0.51% 3.62% 1.56% 1.04% 1.76% 7.79% 1.60% -1.92% -5.44% 1.45% 0.95%

1 : 2001/01-2002/12 79% 1.63% 1.88% 4.75% 4.66% 2.78% 2.00% 7.41% 3.64% -0.37% -4.37% 2.45% 1.34%

2 : 2003/01-2004/12 10% -2.12% -1.78% 1.18% -0.62% 1.16% 2.15% 10.26% 0.03% -4.28% -8.58% 0.86% 0.35%

3 : 2005/01-2006/12 55% 0.35% -0.32% 4.52% 2.38% 2.69% 1.82% 7.28% 2.17% -1.46% -5.09% 1.76% 1.13%

4 : 2007/01-2008/12 26% -0.98% 1.61% 4.00% 1.03% -0.58% 1.71% 8.04% 0.73% -2.70% -6.12% 1.25% 1.09%

5 : 2009/01-2010/12 29% -0.74% -2.37% 2.65% -0.61% 1.76% 1.49% 6.99% 0.75% -2.22% -5.19% 0.79% 0.72%

6 : 2011/01-2012/12 33% -0.76% 3.89% 2.66% 1.39% -2.50% 1.48% 7.07% 0.72% -2.24% -5.20% 0.93% 0.71%

7 : 2013/01-2014/08 79% 1.46% 0.68% 5.59% 2.66% 1.98% 1.67% 7.45% 3.13% -0.21% -3.55% 2.08% 1.29%

8.パラメータ値の決定:ポートフォリオ最適化 事例3:既存EAとの統合5

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より厳しいリスクの見積もりとして、2001年からの全期間で分析しました。 結果、「月次99%VaR」が「-5.00%」→「-5.65%」に悪化しています。 実際に想定するリスクを厳しめに推定するための検証です。 長期間かけて発生した「相対ドローダウン」は、定期的にポートフォリオを最適化する場合は、あまり重要でないと考えています。

最終残高 181.74%12ヶ月利益ウィンドウ率(%)

64.47% 勝率 45.26% 日数 4,991シャープレシオ(月次)

0.1447 絶対ドローダウン 35.14%

年率 4.47%プロフィット・ファクター

1.0933 負け率 54.74% トレード日数 3,493線形回帰リスクリワード

0.0007 最大ドローダウン 42.36%

相対ドローダウン(%)

39.51%シャープレシオ(日次)

0.0243平均勝ちトレード損益

0.50% 期待値/日 0.01% 年率(回帰直線) 2.49%

リカバリファクター 0.1131 月次99%VaR -5.65%平均負けトレード損益

-0.38% GHPR 0.01%年率(悲観的回帰直線)

-0.50%

勝ちトレード数 1581 平均連勝トレード数 1.8501 利益合計 7.9001 勝ちトレード平均 0.0050 標準偏差 0.0056 相関係数 0.7097負けトレード数 1912 平均連負トレード数 2.2363 損失合計 7.2260 負けトレード平均 -0.0038 回帰直線の傾き 0.0001 p値 0.0000最大連勝トレード数 7 最大利益トレード 1.0743 回帰直線のY切片 0.7017最大連負トレード数 10 最大損失トレード 0.9756 標準誤差 0.2000

年次 期待値 5.10% 2001 -4.33% 2012 11.36% 月次 期待値 0.40% 月間損益 発生回数年次 リターン中央値 5.40% 2002 5.54% 2013 13.49% 月次 リターン中央値 0.17% -6.47% 5年次 幾何平均 4.36% 2003 -3.58% 2014 11.35% 月次 シャープレシオ 0.1447 -4.75% 7年次 標準偏差 12.29% 2004 -19.03% 月次 幾何平均 0.36% -3.03% 31年次 シャープレシオ 0.4152 2005 -14.75% 月次 標準偏差 2.79% -1.31% 44年次 最大リターン 28.55% 2006 1.30% 月次 最大リターン 10.72% 0.40% 41年次 最小リターン -19.03% 2007 28.55% 月次 最小リターン -6.47% 2.12% 23

2008 14.96% 3.84% 42009 3.54% 5.56% 62010 5.25% 7.28% 02011 17.79% 9.00% 3

0.00%

20.00%

40.00%

60.00%

80.00%

100.00%

120.00%

140.00%

160.00%

180.00%

200.00%

2001/01/01 2002/01/01 2003/01/01 2004/01/01 2005/01/01 2006/01/01 2007/01/01 2008/01/01 2009/01/01 2010/01/01 2011/01/01 2012/01/01 2013/01/01 2014/01/01

残高推移

累積利益

8.パラメータ値の決定:効率的なポートフォリオ最適化:手順1

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「ポートフォリオ最適化(全体最適)」は非常に強力で有用だと考えていますが、計算に時間がかかる事と、利益が最大にならない事がある点が、デメリットです。 そこを改善する手順を紹介します。

この改善された手順は、「全体最適」の結果が、「銘柄単位」の結果と近い内容になる点を利用します。 具体的には、計算がすぐに終わる「銘柄単位」の結果を、「全体最適」のスタート地点として計算するというやり方です。

まずは、「設定ファイル」の雛形を作るためだけに、「世代数」と「山登り法:精査数」を「1」にして「全体最適」を実施します。 これは直ぐに計算が終わります。 計算終了後、「設定ファイルを開く」ボタンを押下してください。

8.パラメータ値の決定:効率的なポートフォリオ最適化:手順2

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「設定ファイルを開く」ボタンを押下すると、右下図の様なExcelファイルが開かれます。 ここの「f値」のカラムを、「銘柄単位」での最適化結果の値で、上書き・保存してください。 保存時はCSV形式のままでお願いします。

■ 11702087:JohnsonRevS銘柄名 初期リスク(%)AUDJPYFXF 0.00%AUDUSDFXF 0.00%CHFJPYFXF 4.20%EURCHFFXF 0.00%EURGBPFXF 0.00%EURJPYFXF 10.42%EURUSDFXF 2.27%GBPJPYFXF 1.09%GBPUSDFXF 0.00%NZDJPYFXF 0.00%NZDUSDFXF 0.00%USDCADFXF 7.35%USDCHFFXF 0.00%USDJPYFXF 0.00%小計 25.34%■ 22301840:SmoothMADILong銘柄名 初期リスク(%)AUDJPYFXF 6.49%AUDUSDFXF 0.00%CHFJPYFXF 0.00%EURCHFFXF 0.00%EURGBPFXF 0.00%EURJPYFXF 0.00%EURUSDFXF 0.00%GBPJPYFXF 4.42%GBPUSDFXF 0.00%NZDJPYFXF 6.67%NZDUSDFXF 0.00%USDCADFXF 0.00%USDCHFFXF 5.71%USDJPYFXF 0.79%小計 24.09%

システム名 銘柄 f値11702087:JohnsonRevS AUDJPYFXF 011702087:JohnsonRevS AUDUSDFXF 011702087:JohnsonRevS CHFJPYFXF 0.04202690411702087:JohnsonRevS EURCHFFXF 011702087:JohnsonRevS EURGBPFXF 011702087:JohnsonRevS EURJPYFXF 0.10424280511702087:JohnsonRevS EURUSDFXF 0.0227196311702087:JohnsonRevS GBPJPYFXF 0.01088088611702087:JohnsonRevS GBPUSDFXF 011702087:JohnsonRevS NZDJPYFXF 011702087:JohnsonRevS NZDUSDFXF 011702087:JohnsonRevS USDCADFXF 0.07352580611702087:JohnsonRevS USDCHFFXF 011702087:JohnsonRevS USDJPYFXF 022301840:SmoothMADILong AUDJPYFXF 0.06494161622301840:SmoothMADILong AUDUSDFXF 022301840:SmoothMADILong CHFJPYFXF 022301840:SmoothMADILong EURCHFFXF 022301840:SmoothMADILong EURGBPFXF 022301840:SmoothMADILong EURJPYFXF 022301840:SmoothMADILong EURUSDFXF 022301840:SmoothMADILong GBPJPYFXF 0.04421691622301840:SmoothMADILong GBPUSDFXF 022301840:SmoothMADILong NZDJPYFXF 0.06668923122301840:SmoothMADILong NZDUSDFXF 022301840:SmoothMADILong USDCADFXF 022301840:SmoothMADILong USDCHFFXF 0.05711995822301840:SmoothMADILong USDJPYFXF 0.007914403

値を上書き

値を上書き

8.パラメータ値の決定:効率的なポートフォリオ最適化:手順3

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「設定ファイル」を上書き保存して閉じた後、画面内の「世代数」は、デフォルト値の「1000」から減らし、「山登り法:精査数」は1000に戻してください。 今回、 「世代数」は「250」に減らしました。 そして、「設定ファイルの続きから計算」にチェックを入れた状態で、「ポートフォリオ最適化 開始」ボタンを押下して、最適化を始めてください。 今の所、この方法が一番効率的な様です。

8.パラメータ値の決定:ポートフォリオ最適化の総括

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今回検証したEA単独利用は、パフォーマンス的に厳しそうでしたが、他のEAと組み合わせることで、パフォーマンスが向上し、使えそうであることが判りました。 実運用では、こういった「ポートフォリオ最適化」を毎月月初に実施しています。 ポートフォリオを最適化すると、パフォーマンスが良いEA/通貨ペアのリスク配分が大きくなり、悪いEA/通貨ペアは小さくなる傾向があります。 そして、悪いEA/通貨ペアはいずれポートフォリオから外れていきますし、良いEA/通貨ペアはポートフォリオに組み込まれていきます。

つまり、最近のデータで定期的にポートフォリオを最適化するということは、最近パフォーマンスが良いEA/通貨ペアに賭ける戦略である、ともいえます。 【考慮すべき点】

今回の「ポートフォリオ最適化」は、「レバレッジスペースモデル」を元に計算しており、その新しいモデルはとても有用だと考えています。 しかし、実際の運用にあたっては、以下の様な考慮が必要かもしれません。 期間が短い場合など、最適化期間によっては、「初期リスク(%)」が極端な値になることもあります。 極端な値は、裁量で調整したり、

2σ以上は2σで“ならす”などの工夫をした方がよいかもしれません。

最適化の結果、 「初期リスク(%)」が極端な値にならなくても、特定の通貨ペアのパフォーマンスが、全体の利益の大半を占める様なことがあります。 この様な場合も、上記同様の調整が必要かもしれません。

ポートフォリオの最適化期間として使った「48ヶ月」という数字は、景気循環「キチン循環」の約40ヶ月を年単位でざっくり切り上げて決めました。 この期間の決め方は、再考の余地があると思います。

8.パラメータ値の決定:EAパラメータ値の最適化

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次は、EA固有のパラメータ値の最適化作業に入ります。 「ウォークフォワード分析」で決めた「最適化期間」42ヶ月をつかい、EAを最適化します。 最適化では、「最適化特性分析」を使い、画面で以下の様に指定します。 現在は2014年9月1日と仮定します。 以下の例では、2014年8月末までの42ヶ月間のデータで最適化しています。

「最適化特性分析」を選択し、「終了年月」に現在の前月、「開始年月」にその42ヶ月前、「分割月数」に42を入力し、「レポート作成」をクリックします。

8.パラメータ値の決定:EAパラメータ値の最適化 事例

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EAパラメータ値を、直近42ヶ月で最適化した結果です。

実際にトレードを行う通貨ペアのパラメータ値を取得します。 「詳細情報」シートの、「最適化パラメータ」欄を確認してください。 パラメータ値が、“;”(セミコロン)区切りで書かれており、EAに設定するパラメータ値です。

■■ 46972897:MexicanRevM

■ 全体平均利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

銘柄単位平均 平均値 33% -0.76% 1.54% 2.25% 0.83% -0.71% 1.28% 5.67% 0.52% -2.04% -4.60% 0.94% 0.56%

1 : 2011/03-2014/08 33% -0.76% 1.54% 2.25% 0.83% -0.71% 1.28% 5.67% 0.52% -2.04% -4.60% 0.94% 0.56%

■ AUDJPYFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 36% -0.41% 1.89% 1.61% 1.22% -0.67% 1.03% 4.58% 0.62% -1.44% -3.49% 0.62% 0.47%

1 : 2011/03-2014/08 36% -0.41% 1.89% 1.61% 1.22% -0.67% 1.03% 4.58% 0.62% -1.44% -3.49% 0.62% 0.47% (0.001; 9.0; 8.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 7.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

■ AUDUSDFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 40% -0.23% 2.21% 2.98% 1.31% -0.90% 1.25% 5.21% 1.02% -1.48% -3.98% 1.02% 0.80%

1 : 2011/03-2014/08 40% -0.23% 2.21% 2.98% 1.31% -0.90% 1.25% 5.21% 1.02% -1.48% -3.98% 1.02% 0.80% (0.001; 9.0; 3.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 2.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

■ CHFJPYFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 2% -2.21% 0.93% 1.79% -0.85% -1.78% 1.18% 6.85% -1.04% -3.39% -5.74% 1.79% 0.00%

1 : 2011/03-2014/08 2% -2.21% 0.93% 1.79% -0.85% -1.78% 1.18% 6.85% -1.04% -3.39% -5.74% 1.79% 0.00% (0.001; 9.0; 3.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 6.0; 1.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

■ EURCHFFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 5% -1.87% 1.98% 0.74% -0.14% -2.12% 1.48% 6.04% -0.39% -3.35% -6.31% 0.37% 0.37%

1 : 2011/03-2014/08 5% -1.87% 1.98% 0.74% -0.14% -2.12% 1.48% 6.04% -0.39% -3.35% -6.31% 0.37% 0.37% (0.001; 9.0; 8.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 7.0; 5.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

■ EURGBPFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 86% 0.95% 0.23% 3.85% 1.83% 1.60% 1.25% 6.09% 2.20% -0.30% -2.80% 1.32% 0.90%

1 : 2011/03-2014/08 86% 0.95% 0.23% 3.85% 1.83% 1.60% 1.25% 6.09% 2.20% -0.30% -2.80% 1.32% 0.90% (0.001; 9.0; 4.0; 3.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 4.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

■ EURJPYFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 5% -2.21% -0.09% 0.54% -1.72% -1.62% 1.24% 5.29% -0.97% -3.45% -5.93% 0.29% 0.26%

1 : 2011/03-2014/08 5% -2.21% -0.09% 0.54% -1.72% -1.62% 1.24% 5.29% -0.97% -3.45% -5.93% 0.29% 0.26% (0.001; 9.0; 8.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 8.0; 1.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

■ EURUSDFXF利益

パラメータ率平均年率

向上年率(ベンチマーク差)

最大年率

最適化年率

ベンチマーク年率

年率標準偏差

最大年率-最小年率

平均+1σ 平均-1σ 平均-3σ利益年率

平均利益年率標準偏差

最大年率パラメータ 最適化パラメータ ベンチマーク・パラメータ

平均 40% -0.23% 2.87% 4.22% 2.73% -0.13% 1.46% 6.65% 1.24% -1.69% -4.62% 1.17% 1.14%

1 : 2011/03-2014/08 40% -0.23% 2.87% 4.22% 2.73% -0.13% 1.46% 6.65% 1.24% -1.69% -4.62% 1.17% 1.14% (0.001; 9.0; 2.0; 2.0; 1.0) (0.001; 9.0; 2.0; 0.0; 1.0) (0.001; 9.0; 5.0; 2.0; 1.0)

最適化特性分析レポート詳細 Copyright(C) 2012-, COMFFERED®, All Rights Reserved.http://www.comffered.com/

8.パラメータ値の決定:総括

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ライブ口座で使う「パラメータ値の決定」では、「ポートフォリオ最適化」と「EA固有のパラメータ値」の2つの作業をしました。 以下は、決定したパラメータ値であり、これらのパラメータ値を、MT4上のEAに設定します。 以下の「ポートフォリオ最適化」の結果は、既存EAのポートフォリオに追加した場合の値です。

■ 46972897:MexicanRevM銘柄名 初期リスク(%)AUDJPYFXF 0.37%AUDUSDFXF 0.63%CHFJPYFXF 0.00%EURCHFFXF 0.00%EURGBPFXF 0.20%EURJPYFXF 0.00%EURUSDFXF 0.20%GBPJPYFXF 0.72%GBPUSDFXF 0.00%NZDJPYFXF 0.00%NZDUSDFXF 0.00%USDCADFXF 0.00%USDCHFFXF 0.00%USDJPYFXF 0.75%小計 2.87%

■ AUDJPYFXF 最適化パラメータ

平均1 : 2011/03-2014/08 (0.001; 9.0; 7.0; 5.0; 1.0)

■ AUDUSDFXF 最適化パラメータ

平均1 : 2011/03-2014/08 (0.001; 9.0; 2.0; 5.0; 1.0)

■ EURGBPFXF 最適化パラメータ

平均1 : 2011/03-2014/08 (0.001; 9.0; 5.0; 4.0; 1.0)

■ EURUSDFXF 最適化パラメータ

平均1 : 2011/03-2014/08 (0.001; 9.0; 2.0; 0.0; 1.0)

■ GBPJPYFXF 最適化パラメータ

平均1 : 2011/03-2014/08 (0.001; 9.0; 2.0; 3.0; 1.0)

■ USDJPYFXF 最適化パラメータ

平均1 : 2011/03-2014/08 (0.001; 9.0; 6.0; 3.0; 1.0)

【ポートフォリオ最適化】 【EA固有のパラメータ値】

9.ライブ口座運用の開始に向けて

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これで、MT4EAの「堅牢性」・「パフォーマンス」・「最適化の効果/有効性」の検証がおわり、ポートフォリオ構成も含めて、パラメータ値の決定まで終わりました。

さっそく実際の資金を投入して、ライブ口座でEAを動かしたいところですが、その前に、テスターではなく、デモ口座でEAを動かす、「フォワード期間」を設けることをお勧めします。 理由としては主に以下の通りです。

実際の運用に慣れる必要 • 外出先からの状況確認 • 日々のパフォーマンスの確認 • EAの入れ替え手順 • EAのパラメータ変更手順 • MT4アップデートの手順 • バックアップ(MT4、Windows) • Windows Update • 予備用PCへの切替・切り戻し、など

テスター時とは動きが異なり、その違いに起因するバグの発見

デモ口座でのフォワードテストを終えたら、いよいよライブ口座での運用スタートです。 実際に初めてスタートした際は、全資金を一気に投入せずに、3ヶ月おきに、10%→25%→50%→75%→100%と、徐々に資金を増額していきました。 投入資金を徐々に増やすことで、トレードによる資金の増減にメンタル面が徐々に慣れていった、というメリットがありました。

10.さいごに

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これで一通りの説明が終わりました。 いかがでしたでしょうか?

トレードやマーケットに対する考え方が色々あるとおり、この検証方法がベストであり、他が間違えてるという気は全くありません。 自身も、もっとよい方法を見つければ、評価方法や最適化方法を変えていく事になるでしょう。

今回、実際にやっている方法の考え方を整理し、できるだけ使いやすくして紹介したつもりです。 同じやり方をしなかったとしても、何らかのヒントになれば、とても嬉しく思います。

また、ここまでの説明で、最適化やマネーマネージメントなど、割愛した部分があります。 その内容はブログに書きましたので、次ページ以降の「付録」にリンクを整理しました。 あわせて参考にしていただければ幸いです。 まだまだ至らぬ点が多々あるとは思いますが、皆様のご指導・ご鞭撻をいただければ、とても嬉しく思います。

■ 無料ダウンロード

・ MT4EA作成ソフト「COMFFERED MT4 EA Framework」(無料お試し版でOK) << http://www.comffered.com/cef>> ・ MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」 << http://www.comffered.com/cta>>

付録1.EAの修正方法 1

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集計するデータには、MT4EA作成ソフト「COMFFERED MT4 EA Framework」(無料お試し版でOK)で作成したEAが出力する、トレードログを使用します。 作成したEAに、以下の修正を行います。

トレードログに、最適化対象のパラメータ値を出力する テスターで動かした場合には、ロット数が単利で計算

1.トレードログに、最適化対象のパラメータ値を出力する 「最適化特性分析」および「ウォークフォワード分析」を行う場合は、トレードログに、パラメータ値を出力する必要があります。 具体的には、コールバック関数「EATradeLog()」で、パラメータ値をカンマ区切りで文字列生成して、返却してください。

extern int PrShortPeriod=12; extern int PrLongPeriod=36; : string EATradeLog() { string result=""; result = ","+StatShortPeriod + "," + StatLongPeriod; return(result); }

・・・・ この例では、最適化対象のパラメータを、この2つの変数とします

・・・・ 追加:最適化対象のパラメータ用の変数を、カンマ(",") 区切りの文字列として、resultに設定します。 冒頭に","が必要です。

※ プログラム修正例

付録1.EAの修正方法 2

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2.テスターで動かす場合は、単利でロット数を計算にする

EAをライブ口座で動かすときは、ロット数を複利で計算しますが、検証でトレードログを取得する際は、単利である必要があります。 そのため、以下の様な修正が必要です。

extern double initRisk=0.0001; : static double AccountInitBalance = -1.0; : bool EAInit() { : // 初期口座残高を設定しておく(テスター用) if( AccountInitBalance < 0.0 ) { AccountInitBalance = AccountBalance(); } return(TRUE); } bool EAToOrder(double vCmd , int vIndex, bool vToOrder , int vBarIdx , double &vOpenPrice , double &vSlPrice , double &vTpPrice , double &vLots) { : // ロット数の計算 if( ! IsTesting() ) { vLots = CalcLotSize(vCmd , AccountBalance()*initRisk , MathAbs(Ask-vSlPrice)); } else // テストの時だけ単利で動作させる { vLots = CalcLotSize(vCmd , AccountInitBalance*initRisk , MathAbs(Ask-vSlPrice)); } : }

・・・・ 追加:初期口座残高を覚えておく変数

・・・・ 追加:初期口座残高を保存しておく

※ プログラム修正例

・・・・ 初期リスクを指定するEAパラメータ。 0.01%が指定されている。

変更: ロット数を計算する箇所

すべて、テスターで実行の場合には、前述の変数AccountInitBalanceから計算する様に変更します。

テンプレートでは、「買い」と「売り」の両方で修正が必要です。

付録2.データの準備:MT4テスターの設定

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EAをテスターで動かす際は、長期間を様々なパラメータ値に変動させて動かす事になります。 パラメータ値によって、途中で破産してしまわない様に、初期証拠金を非常に大きな金額に設定してください。 当方では「2000000000」を設定しています。

また、初期証拠金の通貨を、実際の口座の通貨に設定する必要があります。 例えば、口座が円建てであれば、以下の図の様に、「JPY」を手で入力して指定する必要があります。 また、EAパラメータ値の初期リスクも、サイジングの効果が出るレベルで、大きすぎない値になる様、配慮する必要があります。

また、以下のパラメータ変更をすることで、テスト中に不用意にトレードが停止されてしまう事を防ぎます。 「_____Management_Parameters_____」配下

ToLimitMaxLots : TRUE → FALSE PlannedStop : TRUE → FALSE

付録2.データの準備:作業フォルダの準備

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トレードログを採取したら、MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」で作業するための、「作業フォルダ」を用意し、そこにトレードログを格納する必要があります。 【手順】 1. テスターで実行後、"[MT4データフォルダ配下]¥tester¥files”配下に、”TRADE_[MAGIC]_[シンボル名]_TESTER.csv”というトレードロ

グ・ファイルが生成されている事を確認してください。

2. 集計用の任意のフォルダ(以下、作業フォルダ)を用意し、前述のトレードログ・ファイルを格納してください。

3. EA名を出力したい場合、前述の作業フォルダ内に、命名したいEA名のサブフォルダを作成し、そのサブフォルダに、関連トレードログを格納してください。 サブフォルダを用意しなかった場合は、MAGICで代替します。

4. 同じフォルダに、通貨ペア毎のトレードログを格納する事で、格納した「通貨ペア」が分析対象になります。

5. 複数のEAを検証する場合は、検証対象すべてのトレードログ・ファイルを、前述の作業フォルダに格納してください。 前述のとおり、EA毎にサブフォルダを用意することで、レポートがわかりやすくなります。

付録2.データの準備:パラメータ値を変動させたトレードログ

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「最適化特性分析」および「ウォークフォワード分析」で使う「トレードログ」を作成するには、幾つかの手順が必要です。 これは、MT4の最適化機能を利用し、様々なパラメータ値でトレードした結果を使うためです。

1.MT4テスターによる最適化で、データ採取 MT4の以下のファイルを全て削除します

[MT4データフォルダ(※)]¥tester¥caches¥ ※MT4画面「ファイル(F)」メニュー → 「データフォルダを開く(D)」 で開かれるフォルダ

MT4で以下の設定をした後、MT4テスターの最適化により、全パラメータ値でバックテストを行います。 MT4「パラメーターの入力」(MT4→テスター→エキスパート設定)で、以下を設定

• 最適化対象のパラメータをチェックし、「スタート/ステップ/ストップ」を設定 • パラメータ「DebugMode」("__AnotherParameters__"内)を「false」に設定 → 処理速度向上のため

「遺伝的アルゴリズム」(MT4→テスター→エキスパート設定→テスト中)をオフ 「初期証拠金」(MT4→テスター→エキスパート設定→テスト中)を十分大きな金額にし、テスト中に証拠金がなくならない様に

してください。

MT4テスターの実行が終わりましたら、トレードログを、「作業フォルダ」に格納してください。

トレードログは、"[MT4データフォルダ]¥tester¥files”配下に、”TRADE_[MAGIC]_[シンボル名]_TESTER.csv”というファイル名で作成されます。

前ページと同様の手順で、作業フォルダにトレードログを格納してください。

2.本ソフトウェアで、トレードログを分析 ・ 本ソフトウェア画面内の、「作業フォルダ」欄に、トレードログを格納したフォルダを指定してください。

付録3.画面入力項目の説明 1

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MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」の、主要な画面入力項目について説明します。 これらは、画面内のヘルプ表示にも記載されています。

項目名 使用レポート名 説明

作業フォルダ すべてのレポート 「付録2.データの準備」で用意したサブフォルダを指定してください。 「作業フォルダ」ボタンを押下することで、作業フォルダ選択画面が表示されます。 「作業フォルダを開く」ボタンを押下すると、該当フォルダがエクスプローラーで開かれます。

開始年月 終了年月

すべてのレポート 集計対象の期間を指定してください。 書式は、8桁固定”YYYYMM”です。 「開始年月」は指定月の初日から、「終了年月」は指定月の末日までが集計対象になります。

分割月数 多市場多期間検証(単利) 多市場多期間検証(複利) 最適化特性分析 ウォークフォワード分析 ポートフォリオ最適化(銘柄単位) ポートフォリオ最適化(全体最適)

指定期間を何ヶ月単位で分割集計するかを指定します。 分割された期間単位での集計結果も出力されます。

1トレード最大損失 予定額

多市場多期間検証(複利) 最適化特性分析 ウォークフォワード分析 ポートフォリオ最適化(銘柄単位) ポートフォリオ最適化(全体最適)

MT4のEAをバックテストした際に、EAで想定している1トレードあたりの最大損失額(初期ストップロスで決済した場合の損失額)を金額で入力します。 例えばMT4EAを初期証拠金100万円でバックテストし、損切り時の損失額が、初期証拠金に対して最大1%のEAの場合、 100万円×1%=10000 を入力します。

(つづく)

付録3.画面入力項目の説明 2

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MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」の、主要な画面入力項目について説明します。 これらは、画面内のヘルプ表示にも記載されています。

項目名 使用レポート名 説明

初期リスク(%) 多市場多期間検証(複利) 最適化特性分析 ウォークフォワード分析

1トレードあたりの損切り時最大損失額を、口座残高に対するパーセントで指定します。 例えば、「1トレード最大損失 予定額」が10000で、「初期リスク(%)」が1の場合、 10000円÷1%=100万円 を初期投資額と仮定して計算されます。

フォワード間隔 月数 ウォークフォワード分析

何ヶ月ごとに最適化を行うか指定します。 検証期間全体を、指定月数単位に分割します。 その分割した各々の期間毎に、隣接期間で最適化したパラメータ値を使用し、トレードした場合のパフォーマンスを分析します。

最適化期間 月数 ウォークフォワード分析 何ヶ月分のデータで最適化をするか指定します。 最適化で使用する具体的な期間は、上記「フォワード期間」直前のデータが使われます。 直前に最適化期間が存在しない(もしくは十分な期間が無い)場合は、直後のデータで最適化します。

リスク係数(%) ポートフォリオ最適化(銘柄単位) ポートフォリオ最適化(全体最適)

自動計算した初期リスクを、全体的に何%に削減するか、指定できます。

設定ファイル ポートフォリオ最適化(全体最適) 「ポートフォリオ最適化 開始」で作成した「設定ファイル」を指定します。 「履歴を開く」ボタンを押下することで、過去の最適化結果の一覧を見る事ができます。 その一覧内の「ファイル名」を「設定ファイル」に指定することで、以前に最適化した時のデータを利用できます。

(つづく)

付録4.関連情報ブログ

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本文中で割愛した、最適化やマネーマネージメントに関する内容です。 MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」の内部で、どの様な計算が行われているのかが書かれています。

■ ロット数を決める方法(資金管理)について <<http://ahahafx.comffered.com/2013/09/blog-post.html>> ■ ポートフォリオのリスク配分(資金管理/レバレッジスペースモデル) <<http://ahahafx.comffered.com/2014/02/blog-post.html>> ■ システム評価・最適化とマネージメント <<http://ahahafx.comffered.com/2014/06/blog-post.html>> ■ 具体的な最適化手法(1) 目的関数 <<http://ahahafx.comffered.com/2014/06/blog-post_12.html>> ■ 具体的な最適化手法(2) 堅牢なパラメータ値の選択 <<http://ahahafx.comffered.com/2014/06/blog-post_15.html>>

付録5.製品ラインナップ(1/2)

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COMFFEREDでは、MT4EA作成・検証・障害監視ソフトをご用意しています。 詳細は、リンク先のページを確認ください。

COMFFERED MT4 EA Framework

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付録5.製品ラインナップ(2/2)

Copyright(C) 2012-, COMFFERED®, All Rights Reserved. 59

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(続き)

MT4EA検証ソフト MT4障害監視ソフト

付録5.製品紹介:ご利用イメージ

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COMFFEREDの製品群で、EA作成・検証・運用をサポート。 システムトレード・ライフを総合的に支援し

ます。 < 製品の購入が必要なのは、ライブ口座からです >

Health Checker

実行用EA (ex4形式)

障害監視

「EA Framework」 形式変換結果

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MT4

EA Framework

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MT4

付録5.製品紹介:国内FX業者8社をサポート

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メタトレーダー4を採用する国内FX業者8社(※1)をサポート。 各FX業者のMT4で、長期間連続フォワードテストなどの評価を行っており、安心してご利用いただけます。 本製品で作成したEAも評価対象です。

外為ファイネスト 日産センチュリー証券 アリーナ・エフエックス

FXトレード・フィナンシャル ゲインキャピタル・ジャパン (旧フォレックス・ドットコムジャパン)

アヴァトレード・ジャパン

楽天証券 (楽天MT4口座)

OANDA Japan

※1 サポートFX業者一覧

※ 東岳証券は、動作不定により、サポート対象外。 ※ 楽天証券:TS/MT4(FXCM)口座は、サービス終了に伴いサポート対象外に変更(2016/9/17) ※ セントレード証券:サービス休止に伴い、サポート対象外に変更(2016/10/1)

付録6.利用規約・動作環境・免責事項

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「利用規約」は、以下のページを参照ください

<<http://www.comffered.com/policy>> MT4EA検証ソフト「COMFFERED MT4 Test Analyzer」固有の「動作環境」および「免責事項」は、以

下の通りです。

動作環境

• Windows(64bit)で動作します • Microsoft Excel2007以降が必要です • 動作確認は、Windows10(64bit)で行っています

免責事項 • COMFFEREDは、本ソフトウェアに関して、いかなる責任も負いません。

• 本ソフトウェアは、データ集計を容易にするためのものであり、金融商品の価値を評価・判定するものではありません。 また、未来を予測するものでもありません。

• 本ソフトウェアのサポートは、予告なく終了することがあります。

付録7.企業情報・お問い合わせ

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■ お問い合わせ 以下より、お気軽にお問い合わせください。

サポートページ : http://www.comffered.com/support Twitter : @COMFFERED https://twitter.com/COMFFERED

大規模システムアーキテクトの 技術を、トレーダーの皆様へ

事業者名 COMFFERED® (コンファード)

設立日 2012年10月1日

代表者名 堀川 敦弘 (https://jp.linkedin.com/in/ahorikawa )

公式サイト http://www.comffered.com/

事業内容 ITソリューション (トレーダー向けソフトウェアの、開発・販売)

連絡先 [email protected]

20年のSE経験と、大規模システム構築のアーキテクトとして培った技術を注ぎ、安心・安定したトレードを実現します

所在地 東京都葛飾区

電話番号

03-5856-0330 • 電話でのサポートは行っておりません。

• 「非通知」/「公衆電話」/「海外などの番号を通知できない表示圏外」のお電話はお受けできません。

• 通話内容は自動録音させて頂いております。

営業日 月~金 祝日及び12/28~1/4除く。 臨時休業は別途記載。

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製品を利用したEA作成方法は、ブログ(http://blog.comffered.com)でも解説しています。 ぜひ、ご活用ください。