学 科案 日本文学科 - 東海大学Japanese Literature School of Letters...

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SHONAN Campus 2017 湘 南 Department of Japanese Literature School of Letters 日本文学科 東海大学 文学部

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SHONANCampus

2 017学 科 案 内湘 南

Departm

ent of Japanese Literature

Sch

ool of Letters

日 本 文 学 科東海大学 文学部

古から

 未来を見つめて

いにしえ

日 本 文 学 科

東海大学では建学の精神に基づき、「自ら考え、集い、挑み、成し遂げる」これら4つの力を身につけ、時代に即応できる人材を育成します。

Department ofJapanese LiteratureSchool of Letters

伝統に支えられて未来を築く日本の心を今あなたに

東 海 大 学 型 日 本 文 学 研 究 東海大学文学部は設立当初から、「国文学科」という従来の名称とは異なる「日本文学科」を称してきました。それは古くからの学問体系を尊重しつつ、世界のなかの日本文学を見定めようとしたからにほかなりません。わたしたちは、世界的な視野から、さまざまな視点で、日本文学に科学的分析を加えます。 わたしたちは、江戸時代以前からの伝統がある訓詁注釈の技術を受け継ぐとともに、最近の外国の文学の評論技法も用い、さらには他学科履修で学んだ成果をも活かした複眼的思考で対象に臨むように指導しています。書店で入手できるテキストはもちろんのこと、付属図書館桃園文庫※に所蔵された古典籍(写本や木版本)や市販の

複製本などを利用しながら、体感的に対象に近づく一方で、コンピュータを文房具として使って研究(分析・論理化)や表現(プレゼンテーション)の可能性を追究しています。上代・中古・中世・近世・近代という従来の時代分けを守りながら、一方ではそれらを脱した、文学とことばに関連する幅広い科目も設定することで、対象に多角的にアプローチする機会を学生に与えています。

※桃園文庫(とうえんぶんこ) 『源氏物語』などの研究で名高い国文学者、故池田亀鑑の書籍コレクション。『伊勢物語』『源氏物語』『徒然草』などの重要な写本がある。現在は東海大学付属図書館所蔵。

幅広い教養を身につけた人間を育成します 日本文学科は日本文学と日本語について学ぶ学科です。日本のことばは、日本の文化そのもの、日本文化の根幹を形作ってきました。特に、書き記されたことばは、時間を超えて、わたしたちにさまざまなことを語ってくれます。 古代、日本人は中国から文字(漢字)を学びました。そして工夫をこらして漢字で日本人の心を表現しようとし(工夫のあとは『古事記』や『万葉集』などに見ることができます)、さらに、かな文字を生み出しました。かな文字で書かれた文学、『古今和歌集』の捉えた花鳥風月の美、『源氏物語』の描いた男女の機微は、そのような文学によって表現された日本の人びとの心と言えるでしょう。それらは今日、世

界に向けて発信し、誇ることのできる日本文化の宝であり、力なのです。 現在の日本語の表現も、明治以降の文学者たちが、日本語の伝統、西洋の文化、東洋の精神を独自に調和させて作り上げたものです。そのように日本のさまざまな文学作品は、文化を蓄積する知の貯蔵庫として今日のわたしたちの考え方や情感を、陰に陽にささえています。これまで東海大学の日本文学科は、現代日本社会の文化状況に応じつつ、日本文学と日本語の伝統を活かして新しい社会を作る人間を育ててきました。今後も、その方針を堅持します。

● 2014年度日本文学科研修旅行 二条城 ●● 2014年度日本文学科研修旅行 二条城 ●

■ 日 本 文 学 科02 Department of Japanese Literature ■ 03

 文学部日本文学科では次のように教育目標を定めています。 日本の言葉によって書かれた多くの文学作品は、日本文化の知の貯蔵庫として現代の人々の考え方や情感を支えています。日本文学科では、そのような日本文学と日本語の本質について探究し、国際的にも高い評価を受ける日本文学の普遍性や、日本語の成り立ち・変化を学ぶことで、文化と言葉を扱うプロとしての高いコミュニケーション力を修得することを目標とします。また誇りを持って世界に日本の文化を発信し、「伝統」を活かした新しい提案ができる人材を育成します。 この教育目標を理解し、その目標を達成するために自ら学ぶ意欲を持った人を求めます。

本学全体及び各入学試験のアドミッション・ポリシーは、東海大学オフィシャルサイトにてご確認ください。

http://www.u-tokai.ac.jp/admissionpolicy

日 本 文 学 科

東海大学では建学の精神に基づき、「自ら考え、集い、挑み、成し遂げる」これら4つの力を身につけ、時代に即応できる人材を育成します。

Department ofJapanese LiteratureSchool of Letters

伝統に支えられて未来を築く日本の心を今あなたに

東 海 大 学 型 日 本 文 学 研 究 東海大学文学部は設立当初から、「国文学科」という従来の名称とは異なる「日本文学科」を称してきました。それは古くからの学問体系を尊重しつつ、世界のなかの日本文学を見定めようとしたからにほかなりません。わたしたちは、世界的な視野から、さまざまな視点で、日本文学に科学的分析を加えます。 わたしたちは、江戸時代以前からの伝統がある訓詁注釈の技術を受け継ぐとともに、最近の外国の文学の評論技法も用い、さらには他学科履修で学んだ成果をも活かした複眼的思考で対象に臨むように指導しています。書店で入手できるテキストはもちろんのこと、付属図書館桃園文庫※に所蔵された古典籍(写本や木版本)や市販の

複製本などを利用しながら、体感的に対象に近づく一方で、コンピュータを文房具として使って研究(分析・論理化)や表現(プレゼンテーション)の可能性を追究しています。上代・中古・中世・近世・近代という従来の時代分けを守りながら、一方ではそれらを脱した、文学とことばに関連する幅広い科目も設定することで、対象に多角的にアプローチする機会を学生に与えています。

※桃園文庫(とうえんぶんこ) 『源氏物語』などの研究で名高い国文学者、故池田亀鑑の書籍コレクション。『伊勢物語』『源氏物語』『徒然草』などの重要な写本がある。現在は東海大学付属図書館所蔵。

幅広い教養を身につけた人間を育成します 日本文学科は日本文学と日本語について学ぶ学科です。日本のことばは、日本の文化そのもの、日本文化の根幹を形作ってきました。特に、書き記されたことばは、時間を超えて、わたしたちにさまざまなことを語ってくれます。 古代、日本人は中国から文字(漢字)を学びました。そして工夫をこらして漢字で日本人の心を表現しようとし(工夫のあとは『古事記』や『万葉集』などに見ることができます)、さらに、かな文字を生み出しました。かな文字で書かれた文学、『古今和歌集』の捉えた花鳥風月の美、『源氏物語』の描いた男女の機微は、そのような文学によって表現された日本の人びとの心と言えるでしょう。それらは今日、世

界に向けて発信し、誇ることのできる日本文化の宝であり、力なのです。 現在の日本語の表現も、明治以降の文学者たちが、日本語の伝統、西洋の文化、東洋の精神を独自に調和させて作り上げたものです。そのように日本のさまざまな文学作品は、文化を蓄積する知の貯蔵庫として今日のわたしたちの考え方や情感を、陰に陽にささえています。これまで東海大学の日本文学科は、現代日本社会の文化状況に応じつつ、日本文学と日本語の伝統を活かして新しい社会を作る人間を育ててきました。今後も、その方針を堅持します。

● 2014年度日本文学科研修旅行 二条城 ●● 2014年度日本文学科研修旅行 二条城 ●

■ 日 本 文 学 科02 Department of Japanese Literature ■ 03

 文学部日本文学科では次のように教育目標を定めています。 日本の言葉によって書かれた多くの文学作品は、日本文化の知の貯蔵庫として現代の人々の考え方や情感を支えています。日本文学科では、そのような日本文学と日本語の本質について探究し、国際的にも高い評価を受ける日本文学の普遍性や、日本語の成り立ち・変化を学ぶことで、文化と言葉を扱うプロとしての高いコミュニケーション力を修得することを目標とします。また誇りを持って世界に日本の文化を発信し、「伝統」を活かした新しい提案ができる人材を育成します。 この教育目標を理解し、その目標を達成するために自ら学ぶ意欲を持った人を求めます。

本学全体及び各入学試験のアドミッション・ポリシーは、東海大学オフィシャルサイトにてご確認ください。

http://www.u-tokai.ac.jp/admissionpolicy

■ 日 本 文 学 科04 Department of Japanese Literature ■ 05

BLカ リ キ ュラ ム

※1 担当の先生の授業計画によって演習の形態をとる授業もあります。※2 担当の先生や教材によって授業形態(講義・演習など)は変わります。※3 学部共通科目などです。このほか他学部・他学科の科目を履修することを推奨しています。

科目・単位数一覧

学生による研究会日本文学科では学生による研究会がいくつも開かれ、建学祭で展示をするなど活発な活動をしています。

課外活動

建学祭で王朝衣装の着付け体験を行ったり、光源氏の邸宅を復元して模型にして展示したり、源氏物語などを楽しく読んだりしています。

古典文学研究会 東海大学古典と民俗学の会フィールドワークに出かけたり、文学作品を映画にしたりとさまざまな形で文学や民俗学に挑戦しています。

東海大学古典と民俗学の会作成 古事記写本

在 学 生 の 声

●講義風景(古典文学講読) ●演習授業の光景 ●学生が製作した写本 (写本にふれる)

●コラボ授業 (志水×助川)●卒業論文

現:東海大学付属市原望洋高等学校

◎じゃあ、皆さんの先輩を紹介しますね。はじめまして。2年前に付属望洋高校を卒業した小川杏奈です。◎まず、入学したころの思い出などから伺いましょう。まず、印象深かったことというと、時間割ですね。高校のときは、決まっていましたが、大学生になると自分で作らなきゃいけない。〈時間の使い方〉を最初に学びましたね。あと、大学の授業は1回90分なので、60分くらいで集中力が落ちて、最後の先生の話を聞き落として、レポートの提出日を知らなかったという失敗をしたり。とにかく高校と違うんだなって。◎大学で大切なのは〈目的意識〉と〈行動力〉ですけど、その辺、どうですか?東海大学は学部・学科も多いし、当然学生数も多いですよね。行動力というと、たとえば、わたし、この秋の授業で演習科目を履修したんですけど、一番大切な課題発表の日にインフルエンザにかかってしまったんですね。で、すぐに先生に連絡して事情を説明したら、先生は快く発表の日をずらしてくださったんです。最初、どうしていいか分からずに、「もう単位取れないかな」とか、「先生怒るだろうな」とか、一人で不安になってたんですけど、先生はどうすればいいか指示してくださって、お見舞いのことばもいただいたんですね。〈行動力〉っていうと大げさですけど、自分から働きかけるって大切だな、と思いました。時間割もそうですけど、自分でする、自分からするっていうのが大学というところでしょうか。◎高校だとね、休むにしても家の人が学校に連絡してくれただろうけど、大学って大きいから連絡しても「どちらにおつなぎしますか?」ってことになっちゃう。出欠ってその授業にその学生がいるかいないか、というだけだから、先生と連絡できるように、普段からコンタクトをとる必要があるんだよね。小川さんは1年次のとき、僕の基礎ゼミナールを履修していたから、連絡先を知っていたというラッキーはあったけど。 で、その基礎ゼミナールはどうでした?もうね、放りっぱなしというか(笑)。1年次なのでまだ大学についてもよく分からないし、ゼミの仲間たちともお互いよく分かっていないときに、この先生ったら最初の授業で「じゃ、テーマはこれだから。あとはみんなでどうするか決めて自分たちで勝手に授業進めて、最後に結果報告聞かせてね」って言っただけで、何も指示してくれないんですよ。で、それこそ「はじめまして」っていうくらいの仲間たちと、どうしたらいいか話し合って、図書館やコンピュータ室で何をどうやって調べるか決めて、発表も自分たちでやって、最後にみんなで作ったレポートを提出したんですね。ほんと、先生ニヤニヤ横で眺めてるだけで何もしてくれない。でも、この授業が終わってみると、仲間たちともうちとけてたし、人前で話すのも少し平気になっていて、成長した自分がいましたね。◎最初、指示を出した後、みんな60分間、沈黙だったものね。とうとう、「誰か中心となって意見を聞き出してまとめなさい」って、それだけは口を出したね。口出しというか、後押しかな。みんなが何か

をしようというとき、そっと後押しをする。それが大学の先生の役割だと思うんだよね。みんなが何かをする。自分で考えて、動いて、求められているところに達して、時にはそれを超えちゃったり、よい意味でひっくり返したり、そういうことができるように育てて世のなかに送り出したいんだよ。だからかな、日本文学科の先生と学生って仲いいよね。

ほんとに近いですよ。アットホームで先輩たちもいろいろ教えてくださるし、先生と学生で映画作っちゃったり。先生たち皆さん、研究室っていうご自分の部屋をお持ちなんですが、どの部屋もいつも学生がいて、勉強していたり先生とお話していたりしているんですね。◎僕の指導している研究会で映画を作ってて、去年、今年と『南総里見八犬伝』の映画化を進めているのね。ちゃんと江戸時代の本を読んで、作品解釈でディスカッションして、じゃあ、自分たちで表現しようって。杏奈ちゃんも出る?

わたし、基本人見知りなんで、人前に出たり話したりするの得意じゃないんですよ。今この場で話しているのだって驚きです。でも日本文学科に入って、「国語表現法」という授業があるんですけど、作文を書いて直してもらったりしてことばを学んで、さっきも言いましたけど基礎ゼミとかもあって、人前で話すことができるようになって楽しんでいる自分がいますね。◎一人生活もできるようになったよね。どう?まぁ、皆さん、今お父さんお母さんに囲まれて生活している人がほとんどだと思いますけど、親のありがたみを痛いほど感じます。家に帰ってきて「ご飯よー」とか言われるじゃないですか。一人だと「お帰りなさい」なんて言ってくれる人いません。授業受けて、アルバイトして、どんなに疲れていても、「ご飯作んなきゃ~」。ご飯食べた、お腹いっぱい。このまんま寝たい、「洗い物しなきゃ~」。現実の厳しさを味わえますね。◎でも、湘南校舎って、大学を中心に、城下町みたいになっていて、一人で生活する人に便利にできているよね。

そうですね。このあたりは住みやすいところで、買い物とかも安く済ませられますし……。近くにスーパー、薬局、カラオケ、居酒屋とかがありますし、やっぱりこういうところなので、一人暮らしする仲間が多くなると、今日みんなで鍋やろうとか、今夜は焼き肉パーティーとかいうこともありますし、楽しく過ごせる場所ではありますね。大学も遅くまでやってるし、図書館も夜10時まで開館してるし、学生に優しい大学ですね。◎さて、時間ですね。先輩、最後に一言。高校って、気づくとあっという間なんです。思う存分楽しんで、勉強して、本読んで、日本文学科に来てください。◎最後に宣伝、どうもありがとう。

(2015年3月15日収録)

在学生と先生の対話(オープンキャンパスでのひとこま) 学生:小川 杏奈 さん

4年次 私立東海大学付属望洋高等学校[      ](千葉県)出身

◎先生:志水 義夫 教授

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単位数

■ 講義科目

※ 1

授 業 科 目 名種 類

日本文学史1

日本文学史2

近・現代文学史

日本語史

中国文学史

日本文学概論1

日本文学概論2

漢文学概論1

漢文学概論2

日本語学概論

古典文学講読

近・現代文学講読

漢文学講読

上代文学特講

中古文学特講

中世文学特講

近世文学特講

近代文学特講

現代文学特講

日本語学特講

文学と子ども

映像と文学

日本の詩歌

日本の芸能

文学の理論

現代語を科学する

授 業 科 目 名種 類 必修選択 単位数

必修

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日本文学基礎ゼミナール1

日本文学基礎ゼミナール2

日本文学応用ゼミナール

上代文学作品研究

中古文学作品研究

中世文学作品研究

近世文学作品研究

近・現代文学作品研究 A

近・現代文学作品研究 B

日本語学研究

写本にふれる

写本をよむ

日本文学実地踏査(春・秋開講)

国語表現法1

国語表現法2

コンピュータ応用講座1

コンピュータ応用講座2

ことばの世界

知のフロンティア

基礎情報処理1

国語科教育法1

国語科教育法2

国語科教材論

書道1

書道2

卒業論文プレゼミナール

卒業論文1

卒業論文2

■ 初期導入科目

■ 演習科目

■ 体験型学習  科目

※ 2

■ その他の科目

※ 3

■ 教職関係専門  科目

■ 卒業論文科目

■ 日 本 文 学 科04 Department of Japanese Literature ■ 05

BLカ リ キ ュラ ム

※1 担当の先生の授業計画によって演習の形態をとる授業もあります。※2 担当の先生や教材によって授業形態(講義・演習など)は変わります。※3 学部共通科目などです。このほか他学部・他学科の科目を履修することを推奨しています。

科目・単位数一覧

学生による研究会日本文学科では学生による研究会がいくつも開かれ、建学祭で展示をするなど活発な活動をしています。

課外活動

建学祭で王朝衣装の着付け体験を行ったり、光源氏の邸宅を復元して模型にして展示したり、源氏物語などを楽しく読んだりしています。

古典文学研究会 東海大学古典と民俗学の会フィールドワークに出かけたり、文学作品を映画にしたりとさまざまな形で文学や民俗学に挑戦しています。

東海大学古典と民俗学の会作成 古事記写本

在 学 生 の 声

●講義風景(古典文学講読) ●演習授業の光景 ●学生が製作した写本 (写本にふれる)

●コラボ授業 (志水×助川)●卒業論文

現:東海大学付属市原望洋高等学校

◎じゃあ、皆さんの先輩を紹介しますね。はじめまして。2年前に付属望洋高校を卒業した小川杏奈です。◎まず、入学したころの思い出などから伺いましょう。まず、印象深かったことというと、時間割ですね。高校のときは、決まっていましたが、大学生になると自分で作らなきゃいけない。〈時間の使い方〉を最初に学びましたね。あと、大学の授業は1回90分なので、60分くらいで集中力が落ちて、最後の先生の話を聞き落として、レポートの提出日を知らなかったという失敗をしたり。とにかく高校と違うんだなって。◎大学で大切なのは〈目的意識〉と〈行動力〉ですけど、その辺、どうですか?東海大学は学部・学科も多いし、当然学生数も多いですよね。行動力というと、たとえば、わたし、この秋の授業で演習科目を履修したんですけど、一番大切な課題発表の日にインフルエンザにかかってしまったんですね。で、すぐに先生に連絡して事情を説明したら、先生は快く発表の日をずらしてくださったんです。最初、どうしていいか分からずに、「もう単位取れないかな」とか、「先生怒るだろうな」とか、一人で不安になってたんですけど、先生はどうすればいいか指示してくださって、お見舞いのことばもいただいたんですね。〈行動力〉っていうと大げさですけど、自分から働きかけるって大切だな、と思いました。時間割もそうですけど、自分でする、自分からするっていうのが大学というところでしょうか。◎高校だとね、休むにしても家の人が学校に連絡してくれただろうけど、大学って大きいから連絡しても「どちらにおつなぎしますか?」ってことになっちゃう。出欠ってその授業にその学生がいるかいないか、というだけだから、先生と連絡できるように、普段からコンタクトをとる必要があるんだよね。小川さんは1年次のとき、僕の基礎ゼミナールを履修していたから、連絡先を知っていたというラッキーはあったけど。 で、その基礎ゼミナールはどうでした?もうね、放りっぱなしというか(笑)。1年次なのでまだ大学についてもよく分からないし、ゼミの仲間たちともお互いよく分かっていないときに、この先生ったら最初の授業で「じゃ、テーマはこれだから。あとはみんなでどうするか決めて自分たちで勝手に授業進めて、最後に結果報告聞かせてね」って言っただけで、何も指示してくれないんですよ。で、それこそ「はじめまして」っていうくらいの仲間たちと、どうしたらいいか話し合って、図書館やコンピュータ室で何をどうやって調べるか決めて、発表も自分たちでやって、最後にみんなで作ったレポートを提出したんですね。ほんと、先生ニヤニヤ横で眺めてるだけで何もしてくれない。でも、この授業が終わってみると、仲間たちともうちとけてたし、人前で話すのも少し平気になっていて、成長した自分がいましたね。◎最初、指示を出した後、みんな60分間、沈黙だったものね。とうとう、「誰か中心となって意見を聞き出してまとめなさい」って、それだけは口を出したね。口出しというか、後押しかな。みんなが何か

をしようというとき、そっと後押しをする。それが大学の先生の役割だと思うんだよね。みんなが何かをする。自分で考えて、動いて、求められているところに達して、時にはそれを超えちゃったり、よい意味でひっくり返したり、そういうことができるように育てて世のなかに送り出したいんだよ。だからかな、日本文学科の先生と学生って仲いいよね。

ほんとに近いですよ。アットホームで先輩たちもいろいろ教えてくださるし、先生と学生で映画作っちゃったり。先生たち皆さん、研究室っていうご自分の部屋をお持ちなんですが、どの部屋もいつも学生がいて、勉強していたり先生とお話していたりしているんですね。◎僕の指導している研究会で映画を作ってて、去年、今年と『南総里見八犬伝』の映画化を進めているのね。ちゃんと江戸時代の本を読んで、作品解釈でディスカッションして、じゃあ、自分たちで表現しようって。杏奈ちゃんも出る?

わたし、基本人見知りなんで、人前に出たり話したりするの得意じゃないんですよ。今この場で話しているのだって驚きです。でも日本文学科に入って、「国語表現法」という授業があるんですけど、作文を書いて直してもらったりしてことばを学んで、さっきも言いましたけど基礎ゼミとかもあって、人前で話すことができるようになって楽しんでいる自分がいますね。◎一人生活もできるようになったよね。どう?まぁ、皆さん、今お父さんお母さんに囲まれて生活している人がほとんどだと思いますけど、親のありがたみを痛いほど感じます。家に帰ってきて「ご飯よー」とか言われるじゃないですか。一人だと「お帰りなさい」なんて言ってくれる人いません。授業受けて、アルバイトして、どんなに疲れていても、「ご飯作んなきゃ~」。ご飯食べた、お腹いっぱい。このまんま寝たい、「洗い物しなきゃ~」。現実の厳しさを味わえますね。◎でも、湘南校舎って、大学を中心に、城下町みたいになっていて、一人で生活する人に便利にできているよね。

そうですね。このあたりは住みやすいところで、買い物とかも安く済ませられますし……。近くにスーパー、薬局、カラオケ、居酒屋とかがありますし、やっぱりこういうところなので、一人暮らしする仲間が多くなると、今日みんなで鍋やろうとか、今夜は焼き肉パーティーとかいうこともありますし、楽しく過ごせる場所ではありますね。大学も遅くまでやってるし、図書館も夜10時まで開館してるし、学生に優しい大学ですね。◎さて、時間ですね。先輩、最後に一言。高校って、気づくとあっという間なんです。思う存分楽しんで、勉強して、本読んで、日本文学科に来てください。◎最後に宣伝、どうもありがとう。

(2015年3月15日収録)

在学生と先生の対話(オープンキャンパスでのひとこま) 学生:小川 杏奈 さん

4年次 私立東海大学付属望洋高等学校[      ](千葉県)出身

◎先生:志水 義夫 教授

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単位数

■ 講義科目

※ 1

授 業 科 目 名種 類

日本文学史1

日本文学史2

近・現代文学史

日本語史

中国文学史

日本文学概論1

日本文学概論2

漢文学概論1

漢文学概論2

日本語学概論

古典文学講読

近・現代文学講読

漢文学講読

上代文学特講

中古文学特講

中世文学特講

近世文学特講

近代文学特講

現代文学特講

日本語学特講

文学と子ども

映像と文学

日本の詩歌

日本の芸能

文学の理論

現代語を科学する

授 業 科 目 名種 類 必修選択 単位数

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日本文学基礎ゼミナール1

日本文学基礎ゼミナール2

日本文学応用ゼミナール

上代文学作品研究

中古文学作品研究

中世文学作品研究

近世文学作品研究

近・現代文学作品研究 A

近・現代文学作品研究 B

日本語学研究

写本にふれる

写本をよむ

日本文学実地踏査(春・秋開講)

国語表現法1

国語表現法2

コンピュータ応用講座1

コンピュータ応用講座2

ことばの世界

知のフロンティア

基礎情報処理1

国語科教育法1

国語科教育法2

国語科教材論

書道1

書道2

卒業論文プレゼミナール

卒業論文1

卒業論文2

■ 初期導入科目

■ 演習科目

■ 体験型学習  科目

※ 2

■ その他の科目

※ 3

■ 教職関係専門  科目

■ 卒業論文科目

■ 日 本 文 学 科06 Department of Japanese Literature ■ 07

3 4時間割 時間割

2年目BLキャン パ ス ラ イ フ

1年目

Department ofJapanese Literature

School of Letters

1年次

授業紹介

●日本文学基礎ゼミナール1・2 (必修科目) 基礎ゼミナール1は、大学で学ぶことの基礎を学ぶ科目です。10人~15人くらいに分かれて先生方の研究室で、大学での勉強の仕方や文献検索の方法、資料作りのきまりなどを学びます。2では、その成果を活かしてグループで課題研究にとりくみ、発表します。作業を通じてゼミの仲間とも親睦が深まります。

●古典文学講読 さまざまな古典作品にいろいろな角度から切り込んだり、一つの作品を深く掘り下げたり、高校の古文とは一味ちがう「講読」の授業。文法を覚えて口語訳する高校の授業の先に広がる古典世界への門が開かれます。

●日本語学概論 母語は空気のような存在ですが、社会生活にとって必要不可欠なものです。母語を意識しその理解を深め観察・研究する能力や、日本語の表現を鑑賞し批評するなどの基礎的な能力を身につけることを目標とする科目です。

●写本にふれる&写本をよむ 日本の昔の文字である草書体を読めるようにする講義で、文字を読解することが楽しくなります。先生によって授業内容は異なりますが、文字の読解をしつつ物語を読んでいったり、自分たちで百人一首の写本をし、それを昔の人が本を作るのと同じ方法で綴じ本にしたりします。和紙から自分で選んで作るので、自分だけの本ができ、完成したときにはすごく感動します。

イベント

建 学 祭

 11月には建学祭(学園祭)があります。サークルや学科の有志で企画展示や模擬店に参加できます。毎年、日本文学科企画として参加している「王朝の響き」展は、建学祭で数々の賞を受賞しています。

秋新入生研修会

入学して間もなく、みんなで1日文学散歩にでかけます。博物館などを見学するほか、みんなで会食して交流を深めます。友達を見つけたり先生との距離を縮めたりできる最初のチャンスです。

月  火  水  木  金  土

1

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英語リスニング&スピーキング

1

近・現代文学講読

近・現代文学講読

古典文学講読

古典文学講読

基礎情報処理1

日本文学史1

現代文明論1

日本文学基礎ゼミナール1

写本にふれる

健康・フィットネス理論実習

英語リスニング&スピーキング

1

月  火  水  木  金  土

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文理共通科目

全学共通科目

日本語学概論

日本語学概論

日本語学研究

2年次

月  火  水  木  金  土

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4 他学科科目

日本文学実地踏査

他学科科目

国語表現法1

漢文学概論1

日本文学概論1

コンピューター応用講座1

日本文学応用ゼミナール

月  火  水  木  金  土

1

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3

4

文理共通科目

文理共通科目

文理共通科目

全学共通科目

近・現代文学作品研究A

国語表現法2

近・現代文学作品研究A

上代文学作品研究

上代文学作品研究

日本の芸能

日本文学概論2

漢文学概論2

授業紹介

●日本文学応用ゼミナール(必修科目) 「日本文学基礎ゼミナール 1・2」で修得した学びのノウハウを十分に活かせるようになると同時に、自ら学ぶ楽しさ・専門的な力を獲得しようという目的で開講されるのが、この応用ゼミナール。古典文学・近代文学、漢文学、日本語学の各分野の演習によって総合的学力を磨きます。

●日本文学実地踏査 実感を得る―日本文学科が重視するのは作品世界のより実証的な理解です。平安京の大きさはどれくらい? 漱石はどんな場所に住んでいたの? 赤穂浪士は吉良邸からどれくらい歩いて泉岳寺まで凱旋したのだろう? 現場に飛んで調査、調査。文学は教室だけにあるのではない。現場にあらわれるのです。

●各時代作品研究 「上代文学作品研究」、「中古文学作品研究」、「中世文学作品研究」、「近世文学作品研究」、「近・現代文学作品研究A・B」に「日本語学研究」を加えた7つの演習科目は、1セメスター、2セメスターでの講読科目(「古典文学講読」、「近・現代文学講読」)や概論科目で学んだことを踏まえて、各時代の作品や日本語を自分の力で読み解いたり考察したりする科目です。いろんな時代の作品を実際に読んでみながら、3年次以降の自分の専門領域を発見してください。

① ② ③ ④

■時間割は各セメスターの最初のガイダンスで配付されます。■履修したい科目をコンピュータで登録します。

■時間割は一人ひとり違います。■ここに載せた時間割は、一つの例です。

①グレードナンバー・・・・・

②科目名と担当の先生

③登録番号・・・・・・・・・・・

④曜日・時限・教室・・・・・・

その科目のカリキュラム内の位置づけを示します。番号が大きいほど専門度が上がります。

この番号でコンピュータに履修登録します。

その科目がいつどこで開講されているかを示します。これを見て一週間の予定を組みます。

時間割は、このようなメニューのなかから、自分で履修したい科目をチョイスして作ります。

これが時間割だ!

コンピューター応用講座2

現代文明論2

英語リーディング&ライティング

1

英語リーディング&ライティング

1

英語リーディング&ライティング

2

英語リーディング&ライティング

2

英語リスニング&スピーキング

2

英語リスニング&スピーキング

2

日本文学史2

日本文学基礎ゼミナール2

生涯スポーツ理論実習

日本語学研究

●新入生研修会 ●日本文学実地踏査 ●平安衣装体験

たとえばこんな 一週間(時間割例)

1・2年次はいろいろ履修しなくては

なりません。このほか資格取得を目指す人は資格のための科目も履修することになります。

■ 日 本 文 学 科06 Department of Japanese Literature ■ 07

3 4時間割 時間割

2年目BLキャン パ ス ラ イ フ

1年目

Department ofJapanese Literature

School of Letters

1年次

授業紹介

●日本文学基礎ゼミナール1・2 (必修科目) 基礎ゼミナール1は、大学で学ぶことの基礎を学ぶ科目です。10人~15人くらいに分かれて先生方の研究室で、大学での勉強の仕方や文献検索の方法、資料作りのきまりなどを学びます。2では、その成果を活かしてグループで課題研究にとりくみ、発表します。作業を通じてゼミの仲間とも親睦が深まります。

●古典文学講読 さまざまな古典作品にいろいろな角度から切り込んだり、一つの作品を深く掘り下げたり、高校の古文とは一味ちがう「講読」の授業。文法を覚えて口語訳する高校の授業の先に広がる古典世界への門が開かれます。

●日本語学概論 母語は空気のような存在ですが、社会生活にとって必要不可欠なものです。母語を意識しその理解を深め観察・研究する能力や、日本語の表現を鑑賞し批評するなどの基礎的な能力を身につけることを目標とする科目です。

●写本にふれる&写本をよむ 日本の昔の文字である草書体を読めるようにする講義で、文字を読解することが楽しくなります。先生によって授業内容は異なりますが、文字の読解をしつつ物語を読んでいったり、自分たちで百人一首の写本をし、それを昔の人が本を作るのと同じ方法で綴じ本にしたりします。和紙から自分で選んで作るので、自分だけの本ができ、完成したときにはすごく感動します。

イベント

建 学 祭

 11月には建学祭(学園祭)があります。サークルや学科の有志で企画展示や模擬店に参加できます。毎年、日本文学科企画として参加している「王朝の響き」展は、建学祭で数々の賞を受賞しています。

秋新入生研修会

入学して間もなく、みんなで1日文学散歩にでかけます。博物館などを見学するほか、みんなで会食して交流を深めます。友達を見つけたり先生との距離を縮めたりできる最初のチャンスです。

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4

英語リスニング&スピーキング

1

近・現代文学講読

近・現代文学講読

古典文学講読

古典文学講読

基礎情報処理1

日本文学史1

現代文明論1

日本文学基礎ゼミナール1

写本にふれる

健康・フィットネス理論実習

英語リスニング&スピーキング

1

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4

文理共通科目

全学共通科目

日本語学概論

日本語学概論

日本語学研究

2年次

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4 他学科科目

日本文学実地踏査

他学科科目

国語表現法1

漢文学概論1

日本文学概論1

コンピューター応用講座1

日本文学応用ゼミナール

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4

文理共通科目

文理共通科目

文理共通科目

全学共通科目

近・現代文学作品研究A

国語表現法2

近・現代文学作品研究A

上代文学作品研究

上代文学作品研究

日本の芸能

日本文学概論2

漢文学概論2

授業紹介

●日本文学応用ゼミナール(必修科目) 「日本文学基礎ゼミナール 1・2」で修得した学びのノウハウを十分に活かせるようになると同時に、自ら学ぶ楽しさ・専門的な力を獲得しようという目的で開講されるのが、この応用ゼミナール。古典文学・近代文学、漢文学、日本語学の各分野の演習によって総合的学力を磨きます。

●日本文学実地踏査 実感を得る―日本文学科が重視するのは作品世界のより実証的な理解です。平安京の大きさはどれくらい? 漱石はどんな場所に住んでいたの? 赤穂浪士は吉良邸からどれくらい歩いて泉岳寺まで凱旋したのだろう? 現場に飛んで調査、調査。文学は教室だけにあるのではない。現場にあらわれるのです。

●各時代作品研究 「上代文学作品研究」、「中古文学作品研究」、「中世文学作品研究」、「近世文学作品研究」、「近・現代文学作品研究A・B」に「日本語学研究」を加えた7つの演習科目は、1セメスター、2セメスターでの講読科目(「古典文学講読」、「近・現代文学講読」)や概論科目で学んだことを踏まえて、各時代の作品や日本語を自分の力で読み解いたり考察したりする科目です。いろんな時代の作品を実際に読んでみながら、3年次以降の自分の専門領域を発見してください。

① ② ③ ④

■時間割は各セメスターの最初のガイダンスで配付されます。■履修したい科目をコンピュータで登録します。

■時間割は一人ひとり違います。■ここに載せた時間割は、一つの例です。

①グレードナンバー・・・・・

②科目名と担当の先生

③登録番号・・・・・・・・・・・

④曜日・時限・教室・・・・・・

その科目のカリキュラム内の位置づけを示します。番号が大きいほど専門度が上がります。

この番号でコンピュータに履修登録します。

その科目がいつどこで開講されているかを示します。これを見て一週間の予定を組みます。

時間割は、このようなメニューのなかから、自分で履修したい科目をチョイスして作ります。

これが時間割だ!

コンピューター応用講座2

現代文明論2

英語リーディング&ライティング

1

英語リーディング&ライティング

1

英語リーディング&ライティング

2

英語リーディング&ライティング

2

英語リスニング&スピーキング

2

英語リスニング&スピーキング

2

日本文学史2

日本文学基礎ゼミナール2

生涯スポーツ理論実習

日本語学研究

●新入生研修会 ●日本文学実地踏査 ●平安衣装体験

たとえばこんな 一週間(時間割例)

1・2年次はいろいろ履修しなくては

なりません。このほか資格取得を目指す人は資格のための科目も履修することになります。

■ 日 本 文 学 科08 Department of Japanese Literature ■ 09

7 8時間割

5 6時間割

4年目BLキャン パ ス ラ イ フ

3年目

Department ofJapanese Literature

School of Letters

3年次

授業紹介

●卒業論文プレゼミナール(必修科目) 春セメスターも終わりに近づく6月の5セメスター生は、落ちつきません。卒業論文のゼミ分けだからです。自分の専門を決めて、指導をいただく先生が決まります。そして6セメスター。卒業論文プレゼミナールの始まりです。日本文学科で学んだことをまとめあげる準備です。文献検索方法や論文の書き方を学びます。

●文学の理論 ほか ゼミも決定して卒業論文にむけてテーマを深める6セメスター。この時期には広い視野を得ることも大事です。「文学の理論」「現代語を科学する」「中国文学史」「日本の詩歌」など、多彩な科目を準備しています。

●各種特講科目 5セメスターになると講義の内容も、より専門的になっていきます。上代・中古・中世・近世・近代・現代・日本語学の各分野ごとに、その分野を専門とする先生の講義を受けて、研究の深さ広さを学びます。この頃になると卒業論文のテーマを考えなくてはなりません。さまざまな分野のさまざまな先生のさまざまな研究方法を聴いて、大学生活後半に取り組むべき課題を見つけましょう。

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4

中古文学特講

中古文学特講

日本語学特講

日本語学特講

上代文学特講

上代文学特講

現代文学特講

現代文学特講

近・現代文学史

近・現代文学史

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4

現代語を科学する

文学の理論

中国文学史

中国文学史

卒業論文プレゼミナール

卒業論文プレゼミナール

映像と文学

4年次

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4 卒業論文1

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4

授業紹介

●卒業論文1・2(必修科目) 卒業論文は、大学で学んだことの集大成です。基礎ゼミナール以来、さまざまな科目で得た学識をもとに、プレゼミナールで身につけた資料検索方法やデータ処理、論理構成などを活かして、文学研究の学術論文を先生の指導を受けながら仕上げます。

古沢良太先生の特別授業

 日本文学科卒業生で脚本家として活躍している古沢良太先輩をお迎えして、「日本文学基礎ゼミナール2」(1年次対象、必修科目、2単位)で特別講義をしていただきました。お仕事で忙しいなかでの講義でしたが、『リーガルハイ』や『寄生獣』などの台本を紹介していただきながら、脚本家になったいきさつや仕事の現場のお話などを伺うことができました。

イベント 2014年度研修旅行

京都・高瀬川畔京都・醍醐寺山門前

卒業論文2

イベント

研修旅行新学期も始まらない3月に、研修旅行が行われます。奈良や京都をはじめ文学ゆかりの地を一週間近くかけて巡ります。学生間や先生

との距離もぐっと縮まって、後半2年間に向けての助走です。そうして春セメスターでより専門的な特講科目を受けて、卒業論文のテーマを決めてゆきます。

こさわ りょうた

 日本文学科では、卒業論文を4年にわたる大学教育の総合的な集大成として、廃止してはならない大切な制度と考えています。日本文学の〈読み〉・日本語の〈理解〉に習熟するなかから、先生方の指導を得ながら、学生の皆さんが独自に作家・作品や問題を選び、それらテーマを1年から1年半かけて、じっくりと掘り下げ、文章化するという営みは、ほかの一般の授業では決して得られない体験だからです。思考力・表現力とともに、既にある多くの優れた業績や、それらを書いた研究者・評論家・作家との文字の上での出会いが、皆さんの知的・感覚的、そして人間的な成長に必ず大きなプラスとなることを期待し、信じるものです。

卒業論文の意義

作家活動をする卒業生たち■夢枕 獏(作家)

■山形石雄(作家)

■ウメマツカヲル(漫画家)

■天原ちづる(作家)

:『大帝の剣』・『陰陽師』ほか

: スーパーダッシュ文庫「戦う司書」・「六花の勇者」シリーズ(集英社)

:『よしのぶがっ!』(ガンガンコミックス)

: 文庫アイリス『月影に咲く花』シリーズ(一迅社)

日本文学科研修旅行 学生と教員がともに作り上げる旅行です。奈良・京都を中心に古典文学や近代文学の「現場」を「実地踏査」します。 メンバーの希望によって、オプショナルツアーが組まれることも。大学生ならではの自由のなかで文学の生まれた世界を実感しながら学生間、また教員と学生との仲を深めることのできる機会となっています。※参加希望者による研修旅行です。(2015年度は2月26日~ 3月1日実施)

履修する科目は必修の卒業論文だけですが、あいている時間は国会図書館や文学資料館などに出かけて自分の研究を進めるための時間です。そのほか、就職に向けての準備や

資格取得のための活動などもしましょう。

■ 日 本 文 学 科08 Department of Japanese Literature ■ 09

7 8時間割

5 6時間割

4年目BLキャン パ ス ラ イ フ

3年目

Department ofJapanese Literature

School of Letters

3年次

授業紹介

●卒業論文プレゼミナール(必修科目) 春セメスターも終わりに近づく6月の5セメスター生は、落ちつきません。卒業論文のゼミ分けだからです。自分の専門を決めて、指導をいただく先生が決まります。そして6セメスター。卒業論文プレゼミナールの始まりです。日本文学科で学んだことをまとめあげる準備です。文献検索方法や論文の書き方を学びます。

●文学の理論 ほか ゼミも決定して卒業論文にむけてテーマを深める6セメスター。この時期には広い視野を得ることも大事です。「文学の理論」「現代語を科学する」「中国文学史」「日本の詩歌」など、多彩な科目を準備しています。

●各種特講科目 5セメスターになると講義の内容も、より専門的になっていきます。上代・中古・中世・近世・近代・現代・日本語学の各分野ごとに、その分野を専門とする先生の講義を受けて、研究の深さ広さを学びます。この頃になると卒業論文のテーマを考えなくてはなりません。さまざまな分野のさまざまな先生のさまざまな研究方法を聴いて、大学生活後半に取り組むべき課題を見つけましょう。

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4

中古文学特講

中古文学特講

日本語学特講

日本語学特講

上代文学特講

上代文学特講

現代文学特講

現代文学特講

近・現代文学史

近・現代文学史

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4

現代語を科学する

文学の理論

中国文学史

中国文学史

卒業論文プレゼミナール

卒業論文プレゼミナール

映像と文学

4年次

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4 卒業論文1

月  火  水  木  金  土

1

2

3

4

授業紹介

●卒業論文1・2(必修科目) 卒業論文は、大学で学んだことの集大成です。基礎ゼミナール以来、さまざまな科目で得た学識をもとに、プレゼミナールで身につけた資料検索方法やデータ処理、論理構成などを活かして、文学研究の学術論文を先生の指導を受けながら仕上げます。

古沢良太先生の特別授業

 日本文学科卒業生で脚本家として活躍している古沢良太先輩をお迎えして、「日本文学基礎ゼミナール2」(1年次対象、必修科目、2単位)で特別講義をしていただきました。お仕事で忙しいなかでの講義でしたが、『リーガルハイ』や『寄生獣』などの台本を紹介していただきながら、脚本家になったいきさつや仕事の現場のお話などを伺うことができました。

イベント 2014年度研修旅行

京都・高瀬川畔京都・醍醐寺山門前

卒業論文2

イベント

研修旅行新学期も始まらない3月に、研修旅行が行われます。奈良や京都をはじめ文学ゆかりの地を一週間近くかけて巡ります。学生間や先生

との距離もぐっと縮まって、後半2年間に向けての助走です。そうして春セメスターでより専門的な特講科目を受けて、卒業論文のテーマを決めてゆきます。

こさわ りょうた

 日本文学科では、卒業論文を4年にわたる大学教育の総合的な集大成として、廃止してはならない大切な制度と考えています。日本文学の〈読み〉・日本語の〈理解〉に習熟するなかから、先生方の指導を得ながら、学生の皆さんが独自に作家・作品や問題を選び、それらテーマを1年から1年半かけて、じっくりと掘り下げ、文章化するという営みは、ほかの一般の授業では決して得られない体験だからです。思考力・表現力とともに、既にある多くの優れた業績や、それらを書いた研究者・評論家・作家との文字の上での出会いが、皆さんの知的・感覚的、そして人間的な成長に必ず大きなプラスとなることを期待し、信じるものです。

卒業論文の意義

作家活動をする卒業生たち■夢枕 獏(作家)

■山形石雄(作家)

■ウメマツカヲル(漫画家)

■天原ちづる(作家)

:『大帝の剣』・『陰陽師』ほか

:スーパーダッシュ文庫「戦う司書」・「六花の勇者」シリーズ(集英社)

:『よしのぶがっ!』(ガンガンコミックス)

:文庫アイリス『月影に咲く花』シリーズ(一迅社)

日本文学科研修旅行 学生と教員がともに作り上げる旅行です。奈良・京都を中心に古典文学や近代文学の「現場」を「実地踏査」します。 メンバーの希望によって、オプショナルツアーが組まれることも。大学生ならではの自由のなかで文学の生まれた世界を実感しながら学生間、また教員と学生との仲を深めることのできる機会となっています。※参加希望者による研修旅行です。(2015年度は2月26日~ 3月1日実施)

履修する科目は必修の卒業論文だけですが、あいている時間は国会図書館や文学資料館などに出かけて自分の研究を進めるための時間です。そのほか、就職に向けての準備や

資格取得のための活動などもしましょう。

■ 日 本 文 学 科10 Department of Japanese Literature ■ 11

BL■ 事務室

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第二研究室

教 授

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第三研究室

教 授

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第五研究室

准教授

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第四研究室

講 師

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第六研究室

教 授

伊藤 一郎I . I t o

近世・近代文学担当文学士

東京教育大学文学部文学科国語学国文学専攻出身

■「あこがれと孤独̶̶龍之介『枯野抄』の成立考」 (『日本文学研究大成 芥川龍之介 Ⅰ 』所収)■「『小澤碧童日記』試読(一・二・三)」■「『おくのほそ道』所どころ―「壺の碑」の巻―」

教 員 紹 介Department of

Japanese LiteratureSchool of Letters

非常勤の先生方

教授・・・・・・・・・・・・・・・・・・・准教授・・・・・・・・・・・・・・・・・・・講師・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3人2人1人

DATA

学部支援課の方たちが在室して学生や先生のお手伝いをしています。

鍜治 光雄M . K a j i

中世文学担当文学修士

東海大学文学部日本文学科出身

■「宗祗一座和漢百韻(雲は花)の分析」■「『竹馬狂吟集』における和歌的要素」

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第一研究室

准教授

出口 智之T . D e g u c h i

近代文学担当博士(文学)

東京大学文学部言語文化学科出身

■『幸田露伴と根岸党の文人たち』(教育評論社)■『汽車に乗った明治の文人たち ─明治の鉄道紀行集』(教育評論社)■「幸田露伴と山田寅次郎」(『日本近代文学』74)

下鳥 朝代T . S h i m o t o r i

中古文学担当文学修士

北海道大学文学部文学科出身

■『狭衣物語が拓く言語文化の世界』編著(翰林書房)■『平安後期物語』共著(翰林書房)

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

湯浅 彩央S . Y u a s a

日本語学担当博士(文学)

立命館大学文学部人文学科出身

■「関東地方における当為表現」■「近世期尾張方言における当為表現」■「『航米日録』に見る玉虫の表現意識」

志水 義夫Y . S h i m i z u

上代文学担当博士(文学)

東海大学文学部北欧文学科(現:北欧学科)出身

■『古事記生成の研究』(おうふう)■『マンガでわかる古事記』(池田書店)■『少年少女のクロニクル―セラムン、テツジン、ウルトラマン―』(新典社新書62)

■『澁川春海と谷重遠―双星煌論―』(新典社選書70)

レポートBOX提出物をいれる

ポスト

掲 示 板学科からの連絡を貼り出しています。大学では掲示板が重要なツール

14号館への通路

こっちにエレベーターがある。スロープからは2号館の向こうに富士山が見える。

安達原 達晴(近・現代文学作品研究)

阿毛 久芳(近代文学卒論ゼミ)

上野 隆久(国語科教育法)

小川 康子(近代文学史)

早乙女 牧人(国語表現法)

佐藤 瞳(日本の詩歌)

助川 幸逸郎(日本文学概論)

鈴木 芳明(コンピューター応用講座)

田口 昌弘(漢文学講読)

千金楽 健(国語表現法)

塚田 勝郎(漢文学概論)

西村 弥生(書道)

本間 正幸(近世文学特講)

水沢 不二夫(近代文学史)

夢枕 獏(特別講義)

吉田 麻子(写本にふれる)

吉村 逸正(日本語学概論)

■ 日 本 文 学 科10 Department of Japanese Literature ■ 11

BL■ 事務室

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第二研究室

教 授

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第三研究室

教 授

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第五研究室

准教授

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第四研究室

講 師

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第六研究室

教 授

伊藤 一郎I . I t o

近世・近代文学担当文学士

東京教育大学文学部文学科国語学国文学専攻出身

■「あこがれと孤独̶̶龍之介『枯野抄』の成立考」 (『日本文学研究大成 芥川龍之介 Ⅰ 』所収)■「『小澤碧童日記』試読(一・二・三)」■「『おくのほそ道』所どころ―「壺の碑」の巻―」

教 員 紹 介Department of

Japanese LiteratureSchool of Letters

非常勤の先生方

教授・・・・・・・・・・・・・・・・・・・准教授・・・・・・・・・・・・・・・・・・・講師・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3人2人1人

DATA

学部支援課の方たちが在室して学生や先生のお手伝いをしています。

鍜治 光雄M . K a j i

中世文学担当文学修士

東海大学文学部日本文学科出身

■「宗祗一座和漢百韻(雲は花)の分析」■「『竹馬狂吟集』における和歌的要素」

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

■ 第一研究室

准教授

出口 智之T . D e g u c h i

近代文学担当博士(文学)

東京大学文学部言語文化学科出身

■『幸田露伴と根岸党の文人たち』(教育評論社)■『汽車に乗った明治の文人たち ─明治の鉄道紀行集』(教育評論社)■「幸田露伴と山田寅次郎」(『日本近代文学』74)

下鳥 朝代T . S h i m o t o r i

中古文学担当文学修士

北海道大学文学部文学科出身

■『狭衣物語が拓く言語文化の世界』編著(翰林書房)■『平安後期物語』共著(翰林書房)

● 主要著書・論文 ・・・・・・・・・・

湯浅 彩央S . Y u a s a

日本語学担当博士(文学)

立命館大学文学部人文学科出身

■「関東地方における当為表現」■「近世期尾張方言における当為表現」■「『航米日録』に見る玉虫の表現意識」

志水 義夫Y . S h i m i z u

上代文学担当博士(文学)

東海大学文学部北欧文学科(現:北欧学科)出身

■『古事記生成の研究』(おうふう)■『マンガでわかる古事記』(池田書店)■『少年少女のクロニクル―セラムン、テツジン、ウルトラマン―』(新典社新書62)

■『澁川春海と谷重遠―双星煌論―』(新典社選書70)

レポートBOX提出物をいれる

ポスト

掲 示 板学科からの連絡を貼り出しています。大学では掲示板が重要なツール

14号館への通路

こっちにエレベーターがある。スロープからは2号館の向こうに富士山が見える。

安達原 達晴(近・現代文学作品研究)

阿毛 久芳(近代文学卒論ゼミ)

上野 隆久(国語科教育法)

小川 康子(近代文学史)

早乙女 牧人(国語表現法)

佐藤 瞳(日本の詩歌)

助川 幸逸郎(日本文学概論)

鈴木 芳明(コンピューター応用講座)

田口 昌弘(漢文学講読)

千金楽 健(国語表現法)

塚田 勝郎(漢文学概論)

西村 弥生(書道)

本間 正幸(近世文学特講)

水沢 不二夫(近代文学史)

夢枕 獏(特別講義)

吉田 麻子(写本にふれる)

吉村 逸正(日本語学概論)

■ 日 本 文 学 科12 Department of Japanese Literature ■ 13

話 題

マナー

プレゼンテーション

要領のよい資料作成

綺麗な日本語・美しい礼儀

豊かな話題と上手な話芸

宴会のスピーチ&マナー

わかりやすいプレゼンテーション

家庭の居間で

会議の場で

その後で

学びを卒業後にどう活かすか

BL卒 業 後 の 進 路

文学の世界それは生き様のサンプル

 わたしたち日本人が創り上げてきた文学とことばの巨大な知と感性の貯蔵庫を活用して、現代の社会のさまざまな事柄に対して、分析と論理のことばで的確にアプローチする力を持つ主体的な学生を育て、文学とことばの伝統に深く思いをめぐらして、ことばが

かかわる現代のさまざまな状況を活性化し新風を吹き込む力を持つ創造的な学生を社会に送り出すことが、東海大学日本文学科が発信するメッセージであり、学科に与えられた使命なのです。

日・本・文・学・を・学・ぶ・と・い・う・こ・と

Department ofJapanese Literature

School of Letters

東海大学大学院、國學院大學大学院

■製造業伊藤園

■情報通信業文化放送、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ

■運輸業ヤマト運輸

■卸売・小売業しまむら、コメ兵、はるやま商事、キヤノンシステムアンドサポート、関東マツダ、ホンダプリモ厚木

■金融業水戸信用金庫

■宿泊業・飲食サービス業玉子屋

■教育・学習支援業東京都教育委員会、神奈川県教育委員会

■複合サービス事業日本郵便、厚木市農業協同組合

■学校白鵬女子高等学校、東海大学付属相模高等学校、東海大学付属第三高等学校[現:東海大学付属諏訪高等学校]

技術を上手に使うのも 資格をうまく活かすのも 豊かな人格あってこそそこに人のいる限り あらゆる職に対応できる人材を育てたい

豊かな話題・深い薀蓄

うん ちく

卒業生の声 現在のご職業について教えてください。私は神奈川県公立中学校で国語科の教員をしています。2学年の担任をもち、女子ソフトテニス部の顧問として職務に励んでいます。また、選挙管理委員会の顧問も担当し、生徒会本部役員選挙の指導も行っています。東海大学の日本文学科での大学生活で印象に残っていることを教えてください。私は日本文学科の各先生方が開いている研究会に所属し、建学祭での発表に向けて、文学研究に励んでいました。特に大学2年次から所属した「古典文学研究会」での日々は、社会人となった今でも、自身の支えとなっています。一番の思い出は、建学祭の成功のために、研究会の仲間たちと話し合いを重ね、時にはみんなで旅行に行くなどしてかけがえのない時間を過ごすことができたことです。今のお仕事に学科や大学で学んだことはどのように役立っていますか?日本文学科では、文学作品をさまざまな角度から見ることにより、多くの発見ができることを学びました。自分だけの作品の見方を発見する喜びや面白さを、子どもたちに伝えています。また、授業には仲間たちと協力して課題を解決する内容も多く盛り込まれており、そこで培ったコミュニケーションスキルは、職員が連携して生徒の問題を解決する場面などにおいて非常に役立っています。日本文学科に興味のある受験生へのアドバイスをお願いします。多くの文学作品において自分自身の解釈を見つけ、独自の説を立てて発表するなど、日本文学科は一人ひとりの意見や考えを大切に育ててくれる学科です。企業が強く求める力の一つ、主体性をはぐくむ機会もたくさんあります。周りの意見についつい流されてしまう…、なかなか自分の考えていることを口に出せない…という人にとっては大きなチャンスかもしれません。自分という人間を、文学作品を通して見つめ直し、確立する。そのための一歩をぜひ日本文学科で踏み出してください。楽しく充実した大学生活が送れるよう、先輩としてお祈りしています。

QA

QA

QA

QA

高橋 裕樹 さん

2008年度卒業・2010年度大学院修了私立東海大学付属浦安高等学校(千葉県)出身

神奈川県公立中学校教諭〈2011年より現職〉

主な大学院進学先(2012~2014年度)

主な就職先一覧(2014年度) 2014年度 産業別就職先

※各産業の比率は小数点第2位を四捨五入して算出しています。

情報通信業8.8%

サービス業7.4%

製造業5.9%

その他28.0%

生活関連サービス業・娯楽業 5.9%

卸売・小売業25.0%

学校19.1%

■ 日 本 文 学 科12 Department of Japanese Literature ■ 13

話 題

マナー

プレゼンテーション

要領のよい資料作成

綺麗な日本語・美しい礼儀

豊かな話題と上手な話芸

宴会のスピーチ&マナー

わかりやすいプレゼンテーション

家庭の居間で

会議の場で

その後で

学びを卒業後にどう活かすか

BL卒 業 後 の 進 路

文学の世界それは生き様のサンプル

 わたしたち日本人が創り上げてきた文学とことばの巨大な知と感性の貯蔵庫を活用して、現代の社会のさまざまな事柄に対して、分析と論理のことばで的確にアプローチする力を持つ主体的な学生を育て、文学とことばの伝統に深く思いをめぐらして、ことばが

かかわる現代のさまざまな状況を活性化し新風を吹き込む力を持つ創造的な学生を社会に送り出すことが、東海大学日本文学科が発信するメッセージであり、学科に与えられた使命なのです。

日・本・文・学・を・学・ぶ・と・い・う・こ・と

Department ofJapanese Literature

School of Letters

東海大学大学院、國學院大學大学院

■製造業伊藤園

■情報通信業文化放送、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ

■運輸業ヤマト運輸

■卸売・小売業しまむら、コメ兵、はるやま商事、キヤノンシステムアンドサポート、関東マツダ、ホンダプリモ厚木

■金融業水戸信用金庫

■宿泊業・飲食サービス業玉子屋

■教育・学習支援業東京都教育委員会、神奈川県教育委員会

■複合サービス事業日本郵便、厚木市農業協同組合

■学校白鵬女子高等学校、東海大学付属相模高等学校、東海大学付属第三高等学校[現:東海大学付属諏訪高等学校]

技術を上手に使うのも 資格をうまく活かすのも 豊かな人格あってこそそこに人のいる限り あらゆる職に対応できる人材を育てたい

豊かな話題・深い薀蓄

うん ちく

卒業生の声 現在のご職業について教えてください。私は神奈川県公立中学校で国語科の教員をしています。2学年の担任をもち、女子ソフトテニス部の顧問として職務に励んでいます。また、選挙管理委員会の顧問も担当し、生徒会本部役員選挙の指導も行っています。東海大学の日本文学科での大学生活で印象に残っていることを教えてください。私は日本文学科の各先生方が開いている研究会に所属し、建学祭での発表に向けて、文学研究に励んでいました。特に大学2年次から所属した「古典文学研究会」での日々は、社会人となった今でも、自身の支えとなっています。一番の思い出は、建学祭の成功のために、研究会の仲間たちと話し合いを重ね、時にはみんなで旅行に行くなどしてかけがえのない時間を過ごすことができたことです。今のお仕事に学科や大学で学んだことはどのように役立っていますか?日本文学科では、文学作品をさまざまな角度から見ることにより、多くの発見ができることを学びました。自分だけの作品の見方を発見する喜びや面白さを、子どもたちに伝えています。また、授業には仲間たちと協力して課題を解決する内容も多く盛り込まれており、そこで培ったコミュニケーションスキルは、職員が連携して生徒の問題を解決する場面などにおいて非常に役立っています。日本文学科に興味のある受験生へのアドバイスをお願いします。多くの文学作品において自分自身の解釈を見つけ、独自の説を立てて発表するなど、日本文学科は一人ひとりの意見や考えを大切に育ててくれる学科です。企業が強く求める力の一つ、主体性をはぐくむ機会もたくさんあります。周りの意見についつい流されてしまう…、なかなか自分の考えていることを口に出せない…という人にとっては大きなチャンスかもしれません。自分という人間を、文学作品を通して見つめ直し、確立する。そのための一歩をぜひ日本文学科で踏み出してください。楽しく充実した大学生活が送れるよう、先輩としてお祈りしています。

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高橋 裕樹 さん

2008年度卒業・2010年度大学院修了私立東海大学付属浦安高等学校(千葉県)出身

神奈川県公立中学校教諭〈2011年より現職〉

主な大学院進学先(2012~2014年度)

主な就職先一覧(2014年度) 2014年度 産業別就職先

※各産業の比率は小数点第2位を四捨五入して算出しています。

情報通信業8.8%

サービス業7.4%

製造業5.9%

その他28.0%

生活関連サービス業・娯楽業 5.9%

卸売・小売業25.0%

学校19.1%

■ 日 本 文 学 科14 Department of Japanese Literature ■ 15

SC HOOLOFLETTERS

Dep

artmen

t of

Japan

ese Literatu

reSch

oo

l of Letters

現代は激動の時代。東海大学文学部は、そのなかを生き抜くための「自分の座標軸」を獲得する場所です。文学部の14学科・専攻では、授業から課外活動にいたるあらゆる領域で、そのための環境づくりに取り組んでいます。

http://www.u-tokai.ac. jp/academics/undergraduate/ letters/

文学部のアドミッションポリシーについては、本学ホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください。http://www.u-tokai.ac.jp/about/philosophy_history/concept/admission_policy.html

世界をより的確に知るために、英語力を鍛えようと思っています!

――文学部では、【TOEIC®テスト団体受験】の機会を提供。1・2年次は無料で受験できるほか、さまざまな受験優遇策を用意しています。

海外研修旅行に行きます。直接世界を体験して、学んだ言葉を活かしたい!

――文学部には、アジア、ヨーロッパ、北欧、アメリカ大陸へ出かける【海外研修授業】があります。またアラビア語、ギリシア語など【多様なアジア・ヨーロッパの言語の入門科目】も用意されています。

まずは日本語の表現力、コミュニケーション力を磨くことを考えています!

――文学部では、すべての授業で【読む(Read)・書く(Write)・話す(Speak)3つの力を養う目標】をシラバス(授業計画)に掲げ、全教

員が工夫して授業に臨んでいます。オムニバス形式の文学部共通授業【ことばの世界】も開講されています。

情報発信の力をつけたい。メッセージを広く社会に届ける活動をしています!

――文学部には【キャンパススタジオ】があり、学生たちが主体となって放送番組(テレビ、ラジオ、ネット放送)を制作し、社会的にも高い評価を受けています。

先生方と一緒に、大学での研究や学びを地域の皆さんと共有するイベントを開いています!

――文学部には、専用の小さな博物館【文学部展示室】(3号館4階)があります。また【知のコスモス】の名のもとに、教員の研究を紹介する番組や、講演会・イベントなども頻繁に開かれ、地域の皆さんと学びあう場が生まれています。

「人間とは何か」「世界の多様性」について、幅広い視点を身につけたい!

――文学部には、【知のフロンティア】など学科・専攻の枠を超えたオムニバス授業や、教育研究プロジェクトがいくつもあります。【副専攻制度】も充実。交流することから学びも広がります。

先輩たちは、今、何をしているの?――14学科・専攻在学生へのインタビューから――

文学部[学科構成]文 明 系●文明学科 ●アジア文明学科 ●ヨーロッパ文明学科 ●アメリカ文明学科 ●北欧学科

歴 史 系●歴史学科 日本史専攻  ●歴史学科 東洋史専攻 ●歴史学科 西洋史専攻 ●歴史学科 考古学専攻

言語文学系●日本文学科 ●文芸創作学科 ●英語文化コミュニケーション学科

現代社会系●広報メディア学科 ●心理・社会学科

文学部は、皆さんの資格取得を応援し、レベルアップの場を提供します。

資 格

【教職課程】 学科・専攻・課程に設置され、特定の免許教科について、高等学校及び中学校の教員免許状を取得するために学修します。本学科の卒業者で、卒業までに教職に必要な所定の科目(教職に関する科目、教科に関する科目など)を修得すれば、下記の免許教科についての免許状を取得することができます。

【学芸員課程】 博物館学芸員の資格を取得するために必要な知識と技術を学修します。博物館・美術館・水族館・動物園・資料館など、歴史・芸術・自然科学などに関する資料を収集、展示する機関で働く学芸員は、専門職としての資格が必要です。学芸員に必要な所定の科目を修得し、本学科を卒業することで、資格を取得できます。

【司書・司書教諭課程】 司書・司書教諭の資格を取得するために必要な基礎知識と技術を学修します。 生涯学習が盛んとなってきている現代社会において、図書館の文献・資料は、独自の学習・研究で早急に諸情報を収集する場合だけでなく、多種多様な知的関心を充足させるのに欠かせないものとなっています。 図書館の利用者に的確な情報を提供することは司書の役目であり、大量の情報が集約された文献・資料、あるいはデータベース化された記録媒体などから情報を提供するための知識と技術が求められています。 司書に必要な所定の科目を修得し、本学科を卒業することで、資格を取得できます。 なお、司書教諭とは、学校図書館の教育・専門的職務に従事する教員をいい、教職課程を履修し、本学科所定の科目を修得すれば取得できます。

【社会教育主事】 21世紀は生涯教育の時代といわれています。こうした時代に力を発揮するのが社会教育主事の資格です。社会教育を行う方に指導と助言をすることのできる資格です。所定の科目を修得し、1年以上の社会教育主事補の職を経験し、試験に合格すれば、資格を取得できます。

・当・該・学・科・で・取・得・で・き・る・免・許・

●教員試験講座 教員採用試験に出題される科目のうち、一般教養・教職教養・面接対策・論作文に的を絞り、指導経験豊富な講師陣によって行われる実践的な特別講座です。

●公務員講座 各種の公務員試験に出題される教養・専門科目のなかでも出題数の大半を占める主要科目を中心に、問題演習などを含めて実際の試験に即した授業を行います。

●そのほかにも、金融セミナーや、マスコミ講座・日商簿記(2級・3級)・秘書検定(1級・準1級・2級)などの講座・勉強会を実施しています。

各種講座について(含有料)

●JOB-LEAGUEは東海大学のインターンシップ(企業での就業体験)制度です。 他大学より早く、2年次の春期休暇中に実施しています。先輩の体験談もあるガイダンスが秋に開催されます。

東海大学JOB-LEAGUE

LEVEL UP!

◆高等学校教諭一種免許状・・・教科:国語◆中学校教諭一種免許状・・・・・教科:国語

■ 日 本 文 学 科14 Department of Japanese Literature ■ 15

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現代は激動の時代。東海大学文学部は、そのなかを生き抜くための「自分の座標軸」を獲得する場所です。文学部の14学科・専攻では、授業から課外活動にいたるあらゆる領域で、そのための環境づくりに取り組んでいます。

http://www.u-tokai.ac. jp/academics/undergraduate/ letters/

文学部のアドミッションポリシーについては、本学ホームページに掲載しておりますのでそちらをご覧ください。http://www.u-tokai.ac.jp/about/philosophy_history/concept/admission_policy.html

世界をより的確に知るために、英語力を鍛えようと思っています!

――文学部では、【TOEIC®テスト団体受験】の機会を提供。1・2年次は無料で受験できるほか、さまざまな受験優遇策を用意しています。

海外研修旅行に行きます。直接世界を体験して、学んだ言葉を活かしたい!

――文学部には、アジア、ヨーロッパ、北欧、アメリカ大陸へ出かける【海外研修授業】があります。またアラビア語、ギリシア語など【多様なアジア・ヨーロッパの言語の入門科目】も用意されています。

まずは日本語の表現力、コミュニケーション力を磨くことを考えています!

――文学部では、すべての授業で【読む(Read)・書く(Write)・話す(Speak)3つの力を養う目標】をシラバス(授業計画)に掲げ、全教

員が工夫して授業に臨んでいます。オムニバス形式の文学部共通授業【ことばの世界】も開講されています。

情報発信の力をつけたい。メッセージを広く社会に届ける活動をしています!

――文学部には【キャンパススタジオ】があり、学生たちが主体となって放送番組(テレビ、ラジオ、ネット放送)を制作し、社会的にも高い評価を受けています。

先生方と一緒に、大学での研究や学びを地域の皆さんと共有するイベントを開いています!

――文学部には、専用の小さな博物館【文学部展示室】(3号館4階)があります。また【知のコスモス】の名のもとに、教員の研究を紹介する番組や、講演会・イベントなども頻繁に開かれ、地域の皆さんと学びあう場が生まれています。

「人間とは何か」「世界の多様性」について、幅広い視点を身につけたい!

――文学部には、【知のフロンティア】など学科・専攻の枠を超えたオムニバス授業や、教育研究プロジェクトがいくつもあります。【副専攻制度】も充実。交流することから学びも広がります。

先輩たちは、今、何をしているの?――14学科・専攻在学生へのインタビューから――

文学部[学科構成]文 明 系●文明学科 ●アジア文明学科 ●ヨーロッパ文明学科 ●アメリカ文明学科 ●北欧学科

歴 史 系●歴史学科 日本史専攻  ●歴史学科 東洋史専攻 ●歴史学科 西洋史専攻 ●歴史学科 考古学専攻

言語文学系●日本文学科 ●文芸創作学科 ●英語文化コミュニケーション学科

現代社会系●広報メディア学科 ●心理・社会学科

文学部は、皆さんの資格取得を応援し、レベルアップの場を提供します。

資 格

【教職課程】 学科・専攻・課程に設置され、特定の免許教科について、高等学校及び中学校の教員免許状を取得するために学修します。本学科の卒業者で、卒業までに教職に必要な所定の科目(教職に関する科目、教科に関する科目など)を修得すれば、下記の免許教科についての免許状を取得することができます。

【学芸員課程】 博物館学芸員の資格を取得するために必要な知識と技術を学修します。博物館・美術館・水族館・動物園・資料館など、歴史・芸術・自然科学などに関する資料を収集、展示する機関で働く学芸員は、専門職としての資格が必要です。学芸員に必要な所定の科目を修得し、本学科を卒業することで、資格を取得できます。

【司書・司書教諭課程】 司書・司書教諭の資格を取得するために必要な基礎知識と技術を学修します。 生涯学習が盛んとなってきている現代社会において、図書館の文献・資料は、独自の学習・研究で早急に諸情報を収集する場合だけでなく、多種多様な知的関心を充足させるのに欠かせないものとなっています。 図書館の利用者に的確な情報を提供することは司書の役目であり、大量の情報が集約された文献・資料、あるいはデータベース化された記録媒体などから情報を提供するための知識と技術が求められています。 司書に必要な所定の科目を修得し、本学科を卒業することで、資格を取得できます。 なお、司書教諭とは、学校図書館の教育・専門的職務に従事する教員をいい、教職課程を履修し、本学科所定の科目を修得すれば取得できます。

【社会教育主事】 21世紀は生涯教育の時代といわれています。こうした時代に力を発揮するのが社会教育主事の資格です。社会教育を行う方に指導と助言をすることのできる資格です。所定の科目を修得し、1年以上の社会教育主事補の職を経験し、試験に合格すれば、資格を取得できます。

・当・該・学・科・で・取・得・で・き・る・免・許・

●教員試験講座 教員採用試験に出題される科目のうち、一般教養・教職教養・面接対策・論作文に的を絞り、指導経験豊富な講師陣によって行われる実践的な特別講座です。

●公務員講座 各種の公務員試験に出題される教養・専門科目のなかでも出題数の大半を占める主要科目を中心に、問題演習などを含めて実際の試験に即した授業を行います。

●そのほかにも、金融セミナーや、マスコミ講座・日商簿記(2級・3級)・秘書検定(1級・準1級・2級)などの講座・勉強会を実施しています。

各種講座について(含有料)

●JOB-LEAGUEは東海大学のインターンシップ(企業での就業体験)制度です。 他大学より早く、2年次の春期休暇中に実施しています。先輩の体験談もあるガイダンスが秋に開催されます。

東海大学JOB-LEAGUE

LEVEL UP!

◆高等学校教諭一種免許状・・・教科:国語◆中学校教諭一種免許状・・・・・教科:国語

Department of Japanese LiteratureSchool of Letters

2016.4 BL15◎本案内は、特に記載がない限り2016年4月現在の内容を掲載しています。

常に未来を見据え自らが取り組むべき課題を探求する力

多様な人々の力を結集する力

困難かつ大きな課題に勇気をもって挑戦する力

失敗や挫折を乗り越えて目標を実現していく力

成し遂げ力挑み力

集い力自ら考える力

「4つの力」のイメージキャラクターリッキー

「明日の歴史を担う強い使命感と豊かな人間性をもった人材」に育つよう、全学を挙げて取り組んでいます。

東 海 大 学 は 4 つの力を育 成します。

〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1Tel:0463-58-6422(直通) Fax:0463-50-2186

入試広報課