多治見市図書館 Bb 20150305_ss
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調査方法
• 事前調査
– 館長・スタッフ数名にWebアンケートを実施
• 多治見のギャラリーでみなさんの部活動に参加
– その際に交渉→ご快諾
• 現地調査(本館のみ)
– 終日館内に居座り続けて観察
• 当日は別の取材・見学なども
– 視察・取材の問い合わせが結構あるとのこと
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多治見市はこんなところです
• 陶磁器の集積地– 美濃焼の産地
• 製法や用途が幅広い:高級品からふだん使いまで• ヒト・モノも集まる
– 窯元・企業・ミュージアム・ギャラリー・作家など
• アートの馴染む日常 “art de vivre” “用の美”
– ライブラリアンのおしゃれ部活動もある
• 夏暑く冬寒い– うまいものどころでもある
• 鰻・蕎麦・パン・和菓子など
– ライブラリアンもカフェやスイーツに詳しい
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多治見市図書館概要
• 1996年本館開館:複合施設
– “まなびパークたじみ” 2~4F
• 蔵書数:約470,000点
• 開館日数:約300日
• 登録者:約73,000人
– うち市民:約56,000人
• 貸出数:約725,000点
– 貸出:約10点/登録者1人
• Ref.数:約5,600件(2013年年間統計より、数字は概数)
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<3F>参考図書, 0-8類,
地域, 雑誌, 陶磁器関連,
医療情報, 英文多読
<2F>590-599類[家政学]9類, 児童コーナー
<4F>事務室・集会室・郷土資料室・学習コーナー
フロア構成
陶磁器資料コレクションの特色
• 陶磁器の集積地=陶磁器資料の集積地
– 美濃焼だけでなく、広く陶磁器関係を収集
• 辞典・図録・作家・技法・陶芸論・暮らしの器・歴史など、陶磁器ならではの独自分類
• 陶磁器・陶芸関係のレアな雑誌は永久保存
– 陶磁器だけでもない
• ガラス工芸など類縁領域
• 美術館との共同事業– 学芸員と担当司書との対談型ブックトーク
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展覧会の図録がたっぷり
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「北海道から沖縄まで全国の美術館・ギャラリーから収集した図録を開けば、行きたかったあの展覧会をすぐに体験できます。」
<Oさん>
<館長談>アートへの知識があり、
ファッション感度が高いです。綴る言葉のセンスも素敵。
郷土資料室
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• 古文書調査(市受託)
• 市民から寄せられた資料の整理– 古い写真のパネルを作成
• イベントや回想法への活用
<館長談>若手ながら古文書・陶磁器にも詳しく、
講師としても大人気のIWさん(別嬪)が懇切丁寧に対応いたします。
医療情報コーナー
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「誰かを傷つけることがないような棚づくりを心がけています。満点はとれなくても、思いやりのある棚は大事。」
<Nさん>
<館長談>根性・根気があって利用者の心に寄り添えるひとです。
地元病院の患者図書室と連携
・1冊でもあれば案内板を作成
・疾患名は学術名と一般名を併記
乱れの少ない書架
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「時間の許す限り書架で整理整頓を行い、雑誌の状態をチェックしています。リサイクルフェアに少しでも良い状態で出せるよう、付録など薄手の冊子にもしっかり装備を施します」
<Yさん>
<館長談>art de vivreを生活の中で一貫して実践するひと。
手芸作家としても活躍中。
整然と貼られた掲示物の「美」
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<おりべちゃん談>香川さんに掲示物の管理をお任せ
したら、抜群に美しくなりました。<館長談>
現役の芸術家です。豪快な作品も手がけるだけあって、
物の見方のスケールも違います。
小さな気配りは大きな安心に
“杖置き“導入のきっかけは「利用者の声」杖を使うようになった利用者が紹介してくれた
→館長に報告→すぐに導入
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児童のコーナーには二種類のセルフかご
子ども用と大人用
障がい者向けサービス
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「音訳図書作成団体や障がい者のみなさんと話し合いながら、日々業務を行っています。」
<Mさん>
<館長談>年配の方や障がいを持つ方とのコミュニケーションに長けて
います。また上司にツッコミを入れる勇気(暴挙?)もあります。
録音資料コーナー2Fカウンターのすぐ隣近くに大活字本と拡大読書器も
館長(ボス)より
(多治見市図書館には)同じ業界の方がふらりと見に来られて
も感動されるような派手さは全くありません。むしろごくフ
ツーのまちの図書館です。
でもすごい図書館を見に行って 「あぁ、うちは絶対無理」
と落ち込んで帰ってくる図書館じゃなくて「あ!うちにもでき
そう!帰ったらやってみよう!」と勇気を与える図書館であり
たいし、そういう小さな試みを積み重ねて運営しています。
もし興味を持ってくださったら、見学のついでに多治見の他
のお店 やスポットも散策してください。もちろん当館で資料
や情報提供をいたします。
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