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平成27年度 第17回 直江津区地域協議会
次 第
日時:平成28年3月16日(水)午後5時~
会場:レインボーセンター 多目的ホール
1 開 会
2 会長あいさつ
3 議 題
【報告事項】
・新水族博物館の検討状況について(新水族博物館整備課)
・公の施設使用料の減免制度の見直しについて
【自主的審議事項】
直江津まちづくり構想について
4 そ の 他
・次回協議会について
月 日( )午後 時 分~ レインボーセンター
5 閉 会
平成 28 年 3 月 16 日開催 直江津区地域協議会
新水族博物館の検討状況について
1 建物の実施設計について ・・・ 1
2 展示内容について ・・・ 2
3 施設周辺の関連事業について ・・・ 8
4 上越市新水族博物館 実施設計(概要) ・・・別冊【資料№1-2】
5 新水族博物館の検討状況について(追加資料) ・・・別冊【資料№1-3】
資料№1
1
1 建物の実施設計について
(1) 設計の趣旨
上越地域の海のシンボルである上越市立水族博物館は、昭和 55 年の開館以来、学習や交
流の場として、また、観光スポットとして広く内外から親しまれている。
これまでの長い歴史を受け継ぎ、さらに、人々に夢と感動をもたらす魅力あふれた水族
博物館を新たに整備するため、実施設計の骨子を下記の 3 点とする。
①日本海を打ち出す、日本海を生かす水族博物館
・目の前に広がる日本海の眺望や美しい夕日を楽しむことができる開放的な空間、それ
らを借景とした展示演出により、海との親和性を重視する。
・生態系保全や環境保護など、日本海をテーマとしたメッセージを発信する場とする。
②エデュテイメント(楽しみながら学べる)水族博物館
・生物の多様な姿を発見できたり、生物とふれ合うことができたりするなど、来館者の
知的好奇心を満たすことができる仕掛けを充実させる。
・水生生物にとって適切な飼育環境を確保するほか、調査研究に要する機能を設ける。
③愛着と創造性を育む水族博物館
・ユニバーサルデザインに基づく配置や動線計画とし、さらに、日常的に利用できる
憩いの場を設けるなど、誰もが安心して気軽に過ごすことができる場とする。
・当市の水族館の歴史を受け継ぎ、長期にわたって安定的に運営していくため、運営者
をはじめとした関係者の知見を生かしていく。
(2) 計画概要 【 敷 地 】 ・所 在 地 上越市五智二丁目 271-3 他 3 筆
・用途地域 第一種中高層住居専用地域
・敷地面積 9,504.84 ㎡
【 建 築 】 ・建築面積 3,303.60 ㎡
・延床面積 8,439.61 ㎡
・建蔽率・容積率 37.76%・87.47%
・構 造 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
・階数・高さ 地上 3 階・17.982m
・昇降機設備 乗用(車椅子仕様) :1 基 定員 15 名
エスカレータ :3 基
人荷用(サービス用:1 基 定員 30 名
【仕上げ】 ・外部仕上げ
屋根:アルミハニカムパネルフッ素樹脂焼付け塗装
床 :デッキ材等
外壁:複層ガラス
コンクリート打放仕上フッ素樹脂塗装クリア等
建具:ステンレス枠ガラス自動ドア/鋼製建具等
外構:歩道/コンクリート舗装 駐車場/アスファルト舗装
・内部仕上げ
床 :タイルカーペット/デッキ材等
壁 :コンクリート打放仕上/石膏ボード+塗装等
天井:コンクリート打放仕上/石膏ボード+塗装等
・水槽 エポキシ FRP 防水(RC 水槽部)
東側外観
日本海シンボル水槽 水中トンネル
イルカプール ペンギンランド
2
2 展示内容について
(1) 展示テーマの設定
新水族博物館基本計画の基本コンセプトである「五感で学ぶ 日本海」を具体化するに当たり、どのようなテーマで展示空間をつくっていくかが大きなポイントになる。
基本コンセプトはもとより、当市における 80 年以上の水族館の歴史を受け継ぎ、将来にわたって、まちを活性化させるという目的を持った公共施設であることを踏まえ、施設全体を貫く大きなテーマ
を「上越の未来を考えるエデュテイメント水族館」とし、サブテーマを「未来を考える」、「感性を磨く」、「和の海を感じる」とした。また、サブテーマを展開するいくつかのキーワードを設け、これらを
表現するべく、展示空間をつくり込んでいく。
展示のテーマ・サブテーマ
*エデュテイメント・・・エデュケーション(教育)とエンターテイメント(娯楽)を合わせた造語。来館者の知的好奇心を満たすため、「楽しみながら学ぶ」という視点を取り入れていくこと。
五 感 で 学 ぶ 日 本 海 基 本 コ ン セ プ ト
(日本海を打ち出す・楽しみながら学ぶ・上越市への愛着と創造性を育む)
サ ブ テ ー マ 未 来 を 考 え る 感 性 を 磨 く 和の海を感じる
キーワード
上 越 の 未 来 を 考 え る
エ デ ュ テ イ メ ン ト * 水 族 館
展 示 テ ー マ
芸術 歴史
自然
愛情
愛着
体験
和み
親和
四季 文化
宇宙
新技
術
サブテーマの展開例
芸 術 ▶▶ 感性を磨く
・鮮やかな色彩、特色ある形態を持つ生物の展示
・魚や海にまつわるオブジェや壁画の設置
新技術 ▶▶ 未来を考える+感性を磨く
・最新の映像や音響による解説や空間演出
・サメの体表面の研究による競泳水着の開発など、
生体の持つ優れた機能と実用化された製品の紹介
サブテーマの展開例
歴史・自然 ▶▶ 未来を考える
・漁業など、人と生物・海との関わりを紹介
・身近な生物や希少生物を展示し、生態系保護のメッ
セージを発信
宇宙 ▶▶ 未来を考える+感性を磨く
・宇宙空間のように神秘的で浮遊感のある映像演出
・深海生物の展示と合わせて、宇宙と深海の謎を関連
づけて紹介
3
(2) 各階の展示生物及び演出
1 階(~3 階) / プロローグエリア
エントランスから 2 階へ向かうエスカレータ周辺の開放的な空間を生かして、海の人気者たちを
モチーフにした迫力あるオブジェの配置による空間演出で来館者を出迎える。
また、2 階から 3 階へ向かうエスカレータでは、イルカが泳ぐ姿などの映像や照明効果を用い
て、展示空間への期待感を高める。
予定演出
開放的な空間を活用して、生物の習性や形態をモチーフにした迫力あるオブジェが来館者を出迎える。
魚をモチーフにした壁画アート。
入館者に反応し、歓迎するかのようにエスカレータの壁や天井を泳ぐイルカの双方向性映像 (2 階~)。
芸術
新技術
1 階
1 階
4
3 階 / ウェルカム(歓迎)エリア
来館者は、イルカやアザラシなどの人気生物を最初に目にする。日本海を借景としたイルカのパ
フォーマンス、アザラシとの触れ合い体験を行う。
また、水生生物や日本海の海底地形をモチーフにしたアート作品を展示するほか、照明効果によ
り、初めて目にする展示空間を感動的に演出する。
「夕日テラス」からは、季節ごとの夕日の美しさをじっくりと眺めることができる。
予定演出・プログラム
ロビー壁面に生物の形態を模したレリーフを展示。 イルカの聴覚でもある骨伝導ヘッドフォンの体験。
パフォーマンスだけでなく、イルカの習性や生態を
知ることができる。また、アザラシの愛らしい姿を観
察でき、触れ合い体験プログラムも実施する。
日本海に沈む夕日の美しさ、四季の変化を楽しむことができる。
芸術
愛情
和み
体験
新技術
5
2 階 / 日本海エリア(上越の歴史・自然ゾーン他)
展示生物と関連づけ、漁業や食文化など人間と海や生物との関係も紹介するほか、市内及び県内
の希少魚種を展示し、身近な自然環境の保全への啓発を図る。
また、長い海岸線を持つ当市の海辺には、多くの釣り人が訪れていることから、馴染みのある生
物の紹介を通じて、あらためて、上越の海の美しさと魅力も伝えていく。
展示予定生物
シロギス ヒラメ クサフグ クルマエビ
タツノオトシゴ アミメハギ メバル ウミウシ類
キタノアカヒレタビラ スナヤツメ ヤリタナゴ アカテガニ
予定演出
パーツギャラリー/ウロコや目、ヒレなどの部位を拡大
したアート作品。魚の違いや特徴を理解できる。
ちっちゃい水槽/壁面から出た小さな水槽に小さな生
物を展示し、生物多様性の世界を表現する。
砂地の生物探し/デジタル表現の砂地に隠れた生物
を探し出し、名前を当てると砂から出て泳ぎ去る。
魚食文化ギャラリー/デジタル魚名版に触れると、料
理画像やレシピ、グルメマップが表示される。
芸術
食文化
新技術
愛着
6
2 階 / 日本海エリア(多様性ゾーン、深海ゾーン他)
上層から中層を変幻自在に泳ぐイワシの群れや中層域のマダイやサメ、コブダイ、低層域のアカ
エイなど、日本海の水深によって異なる様々な生物の姿を観察できるようにする。
また、常設が難しいイカ類のほか、生態が詳しく知られていない日本海の深海生物の飼育展示に
も挑戦し、その生態と魅力を紹介する。
展示予定生物
マイワシ マダイ コブダイ アカエイ
スルメイカ アオリイカ ハナイカ ミズダコ
ザラビクニン クロゲンゲ ホッコクアカエビ ミズクラゲ
予定演出
海のプラネタリウム/暗黒の深海に降る「マリンスノー」
を再現し、宇宙空間にいるような神秘的な演出。
骨格ギャラリー/骨格 CG を画面上で自由に動かせる
タッチモニター。角度を変え、拡大して観察できる。
光の変わるクラゲ水槽/照明も効果音も変化し、幻想
的な空間の中でクラゲを観察することができる。
イルカカフェ/イルカホールの活用例。水中マイクから
イルカの鳴き声を聞きながらくつろぐことができる。
芸術
新技術
愛情
宇宙
7
2~1 階 / 「ペンギンランド」エリア 他
「日本一」を誇り、陸上も
水中もマゼランペンギンの
様々な生態を楽しめる展示
空間。生息地を再現したス
トレスのない環境のもと、
マゼランペンギンと人との
出会いの場を創出する。
催事ホールでは、様々な
コンセプトの企画展やイベ
ント、体験プログラムを実施し、常に来館者の知的好奇心を満たし、未来を考えるきっかけづくり
の場を提供する。
ペンギンランド
「日本一のペンギンランド」 として、国内園館の飼育
繁殖をリードしていく。
空を飛ぶように泳ぐ姿を1階から見上げることができ
るほか、様々な角度から本来の姿を観察できる。
実施予定の企画展・イベント・体験プログラム
もしも宇宙に魚がいたら?/想像上の魚を描き、プロジ
ェクターで投影された壁面の海中を泳がせる。
バイオミメティクス/サメの表面形状を応用した競泳用
水着など、生物研究から生まれた技術を紹介する。
カクレクマノミ チンアナゴ スミレナガハナダイ
飲食スペース
水槽が設置された空間で、新鮮
で美味しい魚介を中心としたメニ
ューを提供する。また、魚料理教
室や加工食品づくりなどのイベン
トも開催する。
世界の生物/小型水槽を用いて、色鮮やかな熱帯性生物を展示する。
サンゴ礁の保全活動/増殖したサンゴは、海に移植する。
新技術
愛着
未来
未来
体験
8
3 施設周辺の関連事業について
(1) 周辺道路の整備
新水族博物館の開館による交通量の増加を見据え、歩行者の安全確保と円滑な通行を図るため、施
設周辺の道路を整備する。
①市道 三交直江津五智環状線 … 歩道整備、右折レーンの設置
・歩道幅員を 1.2m から 3.5m に拡幅し、交差点部には右折レーンを新規に設置する。
整備前 整備後
②市道 三交直江津五智環状線 … 歩道整備
・第 4 駐車場からの歩行者の安全確保のため、現在の道路幅員内で歩道を新規に整備する。
整備前 整備後
③市道 水族館五智 2 丁目線 … 歩道整備、右折レーンの設置
・歩道幅員を 1.8m から 3.5m に拡幅し、交差点部には右折レーンを新規に設置する。 +
整備前 整備後
④市道 水族館大通線 … 歩道整備、S字カーブの緩和
・歩道幅員を 1.2m から 3.5m に拡幅し、S字カーブは曲線を緩和する。
整備前 整備後
至 国道 8 号
至 直江津駅
①
②
④
日 本 海
○ア
○イ
○ウ
○エ
①市道 三交直江津五智環状線 整備延長:L=233m
整備概要:歩道整備(W3.5m)、
右折レーンの設置
②市道 三交直江津五智環状線 整備延長:L=95m
整備概要:歩道整備(W2.0m)
④市道 水族館大通線 整備延長:L=152m
整備概要:歩道整備(W3.5m)、
S 字カーブの緩和
○ア
○イ
○ウ
○エ
○ア
○イ
○ウ
○エ
④整備前
③整備前
①整備前
③整備後(右折レーンの設置)
①整備後(右折レーンの設置)
③市道 水族館五智 2 丁目線 整備延長:L=127m
整備概要:歩道整備(W3.5m)、
右折レーンの設置
③
④整備後(S字カーブの緩和)
9
(2) 交通対策
水族博物館へ通じる主要経路の交通量の実態を広域的に調査し、開館後の交通量予測と交通処理
能力を検証している。右図の 5 つの交差点における通行を円滑化させるため、今後、案内看板や案
内パフレット等による複数の経路での誘導や信号機の点灯時間の調整等、混雑緩和に向けた対策を
講じる。
①検討経過
・平成 26 年 8 月、状況確認のため、水族館前交差点及び屋台会館前交差点でビデオ撮影による定点
観測を実施する。
・平成 27 年 8 月、交通実態を把握するため、主要な交差点で交通量調査及び「上越 IC」、「上越高
田 IC」、「道の駅あらい」から水族博物館までの移動時間を計測する。
・平成 27 年 9 月、イトーヨーカドー前の歩行者専用押しボタン式信号機と御館交差点の信号機が連
動するよう試験運用を行うなど、上越警察署と協議する。
②今後の予定
・平成 27 年度 交通実態の調査結果を踏まえ、交通量及び交通処理能力を検討
・平成 28 年度 検討結果をもとに、関係機関と対応方法について協議
・平成 29 年度 案内看板の設置や信号機の調整等の対策を実施
水族館前交差点
屋台会館前交差点
西本町 3 交差点
御館交差点
上越高田IC
市役所
高田公園
直江津港
関川
※航空写真
荒川橋交差点
上越妙高駅
道の駅あらい
水族博物館への主な経路 ※航空写真参照
水族博物館
上越IC