安心してぐっすり眠るための AWS 運用術
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安心してぐっすり眠るための AWS 運用術 シナジーマーケティング株式会社 坂井 学 2015/10/31 Innovation EGG 第 5 回
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紹介するサービス‣ BtoB 向けの CRM サービス
‣ SaaS 型の Web サービス
‣ 言語は Scala + Play Framework
‣ データベースは HBase + PostgreSQL
‣ チームは 4 人、開発から運用まで一気通貫で行う
Full AWS, No On-premises
‣ VPC
‣ EC2
‣ ELB
‣ Auto Scaling
‣ Route 53
‣ RDS
‣ EMR
‣ S3, Glacier
‣ SES
‣ CloudWatch
Immutable Infrastructure‣ サーバは状態を持たず、いつでも破棄できる状態
‣ 一度起動したサーバに変更は加えない
‣ EC2 のハードウェア障害に遭遇しても、新しいインスタンスを起動すれば OK
実際どうなったか?‣ リリース時はサーバを丸ごと入れ替えるので、複雑な手順が不要に(リリース職人の排除)
‣ SSH でログインすることも滅多になくなった
‣ サーバ障害が起きてもすぐに復旧できるという大きな安心感
実際どうなったか?‣ 突発的な負荷を恐ることがなくなった
‣ バックエンドのサーバは 0 台までスケールインするので夜間や休日分の無駄なコストが減らせた
‣ 1 台の起動時間はごくごく短いので、そもそも運用する隙がない
まとめ‣ AWS をうまく使いこなせば運用は確実に楽になる
➡ フルマネージドサービスを積極的に使う
➡ 障害は常に起きるという前提の設計
‣ クラウドにはクラウドの考え方がある
‣ 「人が運用しなくてもいい」状態を目指す