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経営企画室長 総務課長 設計者 委託名 設計額 円(消費税含む) 財源区分 単独 契約期日 契約締結の日から平成27年3月31日まで (単位:円) 数量 単位 単価 一式 一式 一式 一式 一式 一式 ソフトウェア 名称・仕様 薬剤管理システム 一式 消費税(8%) - 経営企画室 全自動錠剤分包機 - - - - - - サーバ - ハードウェア 全自動散薬分包機 マスタメンテナンス費 - - - ソフトウェア 現地調整費 薬剤管理システム構築業務委託 平成

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経営企画室長 総務課長

設計者 

委託名

設計額  円(消費税含む)

財源区分  単独

契約期日  契約締結の日から平成27年3月31日まで

(単位:円)数量 単位 単価

一式一式一式

一式一式一式

  ソフトウェア

金  額名称・仕様① 薬剤管理システム 一式

消費税(8%)-

経営企画室

  全自動錠剤分包機 -

- -

計- -

-

  サーバ - 2 ハードウェア

  全自動散薬分包機

  マスタメンテナンス費 -

-

- 1 ソフトウェア

  現地調整費

設  計  書

薬剤管理システム構築業務委託

平成 年 月 日

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薬剤管理システム

システム要求仕様書

平成26年8月地方独立行政法人市立秋田総合病院

1

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シート番号

1 .調達概要4

2 .電子カルテ連携5

3 .調剤/注射/混注監査支援システム6

4 薬品在庫管理システム7

5 薬剤管理指導支援システム8

6 抗がん剤監査支援システム9

目 次

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1. 調達概要

1 1 病院概要

1 1 1 市立秋田総合病院の理念

1 1 1 1 市立秋田総合病院は、すべての人々の幸福のため、良質で安全な医療を提供し続けます。

1 1 2 市立秋田総合病院の基本方針

1 1 2 1 常に医療水準の向上に努め、地域の中核病院として多様化する医療への要望に応えます。

1 1 2 2 患者さんの権利や意思を十分に尊重し、診療情報の提供による相互理解に基づく医療を行います。

1 1 2 3 医療の安全のさらなる向上に努め、患者さんが安心できる医療を行います。

1 1 2 4 職員にとり働きがいのある就労環境の整備に努め、質の高い医療人を育成します。

1 1 2 5 業務の改善と効率的な運営に努め、健全で安定した経営基盤を確立します。

1 1 3 施設概要

1 1 3 1 名称:地方独立行政法人市立秋田総合病院

1 1 3 2 所在地:〒010-0933 秋田県秋田市川元松丘町4番30号

1 1 3 3 管理者:理事長 院長 小松眞史

1 1 3 4 病床数:一般病床376床・結核病床22床・精神病床60床/計458床

1 1 3 5 患者数:1日平均入院患者数346名、1日平均外来患者数1,254名

1 1 3 6

診療科目:呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、神経内科、血液・腎臓内科、糖尿病・代謝内科、外科、心臓血管外科、脳神経外科、乳腺・内分泌外科、整形外科、精神科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、病理診断科、臨床検査科、救急科、歯科口腔外科、麻酔科/計25科

1 1 3 7 敷地面積:15,392.74平方メートル

1 2 病院システムの概要

1 2 1 現行システムの概要

1 2 1 1 オーダリングシステム

1 2 1 2 医事会計システム

1 2 1 3 レセプトチェックシステム

1 2 1 4 DPC支援システム

1 2 1 5 栄養管理システム(栄養指導機能含む)

1 2 1 6 禁煙支援システム

1 2 1 7 調剤支援システム

1 2 1 8 調剤在庫管理システム

1 2 1 9 内視鏡システム

1 2 1 10 検体検査システム

1 2 1 11 輸血管理システム

1 2 1 12 細菌検査システム

1 2 1 13 放射線画像システム

1 2 1 14 病歴管理システム(更新後は診療情報管理システムと呼称)

1 2 1 15 経営分析システム

1 2 1 16 病理システム

1 2 1 17 インシデントレポートシステム

1 2 1 18 Hos-CanR Plus (国立がんセンター提出用ソフト)

1 2 1 19 JAS麻酔台帳(麻酔科学会提出用ソフト)

1 2 1 20 医見書

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1 2 2 導入の目的及び基本方針

1 2 2 1 平成27年2月1日に確実に稼働させること。

1 2 3 現行システムとの関係

1 2 3 1

現在稼働している、調剤支援システム/注射支援システム/薬剤在庫管理システムより、必要なデータは必ず移行すること。現行システムからのデータ抽出費用は現請負業者と調整の上で応札社の調達に含むこと。

現請負業者: 株式会社ユヤマ 秋田出張所〒010-0001 秋田市広面字土手下12-1 I・Hハウス1A号室TEL 018-884-3733

1 2 3 2

電子カルテシステムとの連携を取る場合、その費用については次期電子カルテシステムの請負業者と調整の上で応札社の調達に含むこと。

次期電子カルテシステム請負業者:富士通株式会社 秋田支店〒010-0001 秋田市中通238 アトリオンTEL 018-831-2131

2 本調達の範囲

2 1 調剤支援システム

2 2 注射支援システム

2 3 混注監査システム

2 4 薬品在庫管理システム

2 5 薬剤管理指導支援システム

2 6 抗がん剤監査支援システム

3 調達物品の一般的条件

3 1本件調達物品に係る性能/機能及びその他の要求要件は全て必須の要求要件である。よって要件を満

たせない場合は失格とする。

3 2

各サーバ機器は、病院医療情報システムの基本仕様を実現する目的で導入するハードウェアであること。本調達においては、本仕様書に記載の要求仕様を満たすことを前提に、サーバ機器・構成を提供すること。なお、提供するサーバ機器・構成については、サーバールームのスペースに制限があるため電子カルテメーカーと調整の上で応札社の調達に含むこと。

3 3調達するソフトウェアについては、調達時点において、最新でかつ導入実績を持つ製品の組み合わせで提案すること。

3 4 ソフトウェアについては、動作保証できるものを提供すること。

3 5 ソフトウェアライセンス違反を犯さないように、受注者の責任において、調達すること。

3 6 リモートメンテナンスは光回線に対応すること。

4 仕様回答について

4 1 応札社シートの5行目C列に応札社名を記載すること。

4 2 その他一切の追記・変更・削除を行わないこと。(ファイル名、シート名含む)

4

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1.電子カルテ連携機能の要求要件

仕様内容

1 ソフトウェア仕様

1 1 電子カルテ

1 1 1電子カルテシステムで行う薬剤の相互作用チェックおよび医薬品情報検索は、薬剤部門システムの医薬品情報データベースを利用出来ること。

仕様番号

5

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2.調剤/注射/混注監査支援システムの要求要件

仕様内容

1 ハードウェア仕様

1 1 サーバー

1 1 1 OS:MicrosoftWindows 2008 Server® Standard(32-bit) (5CAL付)にて稼働すること

1 1 2 CPU:Xeon[3.30GHz / 4コア / 8MB 3次キャッシュ内蔵]相当以上の処理能力を有すること

1 1 3 メインメモリ:4GB以上を有すること

1 1 4 解像度:SXGA(1280×1024ドット)・1677万色相当の機能を有すること

1 1 5 最大8倍速 DVD-ROM / 最大24倍速 CD-ROM を有すること

1 1 6 HDD:146GB(146GB×2、RAID1構成)相当以上の機能を有すること

1 1 7 インターフェース(アナログRGB ミニD-Sub15ピン×1)を有すること

1 1 8 インターフェース(RS-232C D-Sub9ピン×1)を有すること

1 1 9 インターフェース(USB 2.0準拠 4ピン×6以上)を有すること

1 1 10 日本語キーボード(109Aキー・USB接続)を有すること

1 1 11 スクロールマウスを有すること

1 1 12 ネットワーク:1ポート(1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

1 1 13 ディスプレイ:17インチTFTカラー液晶(1280×1024)フルカラー相当以上の機能を有すること

1 1 14 データベース:Oracle 11g(11.2.0) Server Standard Editionを稼働させること

1 1 15 無停電電源装置:システムの安全運用の可能な電力量を有すること

1 1 16 バックアップ装置(外付けHDD、1TB以上)を有すること

1 2 クライアント(管理端末装置)

1 2 1 OS:Windows 7 Professional(32-bit)正規版にて稼働すること

1 2 2 CPU:インテルCore i3 2120(3.30GHz)相当以上の処理能力を有すること

1 2 3 メインメモリ:2GB以上を有すること

1 2 4 解像度:SXGA(1280×1024ドット)・1677万色相当の機能を有すること

1 2 5 最大8倍速 DVD-ROM / 最大24倍速 CD-ROM を有すること

1 2 6 250GB以上のHDDを有すること

1 2 7 インターフェース(アナログRGB ミニD-Sub15ピン×1)を有すること

1 2 8 インターフェース(RS-232C D-Sub9ピン×2)を内蔵・増設問わず有すること

1 2 9 インターフェース(USB 2.0準拠 4ピン×6)以上を有すること

1 2 10 日本語キーボード(109Aキー・USB接続)を有すること

1 2 11 スクロールマウスを有すること

1 2 12 ネットワーク:1ポート(1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

1 2 13 ディスプレイ:17インチTFTカラー液晶(1280×1024)フルカラー相当以上の機能を有すること

1 2 14 データベース:Oracle11g(11.2.0)Clientを稼働させること

1 2 15 Microsoft Office (Word、Excel、Access)がインストールされていること。

1 3 プリンター

1 3 1 A4用紙での印字が可能であること

1 3 2 モノクロ印字が可能なこと

1 3 3 標準給紙カセットは、最大500枚セットできること

1 3 4 プリント解像度は、1,200dpi×1,200dpi/2,400dpi相当×600dpi

仕様番号

6

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1 3 5 印字速度:A4サイズ36ページ/分以上の印字速度を有すること

1 3 6 ネットワーク:1ポート(100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

2 ソフトウェア仕様

2 1 調剤支援システムについては、以下の要件を満たすこと。

2 1 1

処方チェック機能として、医薬品データベース・薬剤部門支援システムのマスター(内服・注射)に登録されたデータと連係し、問題のある処方はエラーとしてチェックが可能であること。さらに、院内採用・非採用薬に関わらず、薬局にて鑑別された持参薬を含めた一元処方チェック(クロスチェック)が可能であること。

2 1 2処方監査画面にて、1画面に今回処方・前回処方・薬歴(カレンダー画面)が、同時に表示できる機能を有すること。

2 1 3予測不可能なハードトラブル時にも、号機振替やプリンター出力先振替などを、簡易な操作で行えるような機能を有すること。

2 1 4 処方箋は文字の大きさ、印字場所など変更できる機能を有すること。

2 1 5処方箋に前回投与量との比較、総量、棚番、処方チェック結果、特定薬品の前回の投与間隔を印字できること。

2 1 6患者ごとにアレルギー薬品、成分、薬効を登録することでアレルギーチェックができる機能を有すること。

2 1 7処方監査画面で患者の情報(男性、女性、小児、高齢者)をアイコンなどのイメージで表示する機能を有すること。

2 1 8処方監査画面で薬品の添付文書情報が呼び出しでき、閲覧したい項目を指定でき簡単に閲覧できる機能を有すること。

2 1 9 処方監査画面で指定した薬品の薬品マスターを直接起動でき編集できる機能を有すること。

2 1 10 処方チェックが掛かった場合、画面と音声でお知らせする機能を有すること。

2 1 11処方チェックが掛かっている状態で以降受信したデータが問題ない場合、順番待ちすることなく自動で発行される機能を有すること。

2 1 12 処方チェックが掛かった場合、禁忌以外の内容は強制発行できる機能を有すること。

2 1 13処方チェックが掛かった場合、該当患者のみ次回以降チェック対象外とする設定ができること。その際、コメントが登録でき次回以降の指示箋に印字する機能を有すること。

2 1 14 処方チェックが掛かった場合、チェック結果を印字した紙を出力できる機能を有すること。

2 1 15処方の保留ができ、保留の処方がある場合は監査画面で保留件数を表示し、またはテロップを流してお知らせできる機能を有すること。

2 1 16簡易懸濁の対応として、薬袋の取りまとめについて独自の調剤内規を持たせる機能を有すること。また、薬袋や処方箋に任意に登録した簡易懸濁のコメントを印字できること。

2 1 17 薬品マスターは医薬品データベースから情報を取り込める機能を有すること。

2 1 18 調剤支援システムと服薬指導支援システムの薬品マスターは一本化されていること。

2 1 19 複数薬品の薬品マスターの情報を一覧画面で編集でき、CSVに一括で抽出する機能を有すること。

2 1 20 薬品使用量を病棟、診療科、医師毎に出力する機能を有すること。

2 1 21 特定の薬品を投与した患者の検索ができる機能を有すること。

2 1 22 各種統計資料は、すべてCSV形式のファイルに出力を行える機能を有すること。

2 1 23データのバックアップや日次更新業務が、事前に登録されたスケジュールに基づき、自動で行える機能を有すること。

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2 1 24薬品マスタでフラグを設定した薬剤を含む処方箋が発行される際、同時に薬歴(患者にオーダされている全ての薬剤)を管理できる帳票および処方監査の注意事項を記載した帳票を出力できること。

2 1 25薬品マスタでフラグを設定した薬剤を含む処方箋が発行される際、フラグを設定した薬剤のオーダ履歴を処方箋の余白領域に印字できること。

2 1 26電子カルテシステムの薬品マスタとの連携機能を有し、効率的にマスタ設定が出来ること。(電子カルテシステムからのマスタを取り込むか、調剤支援システムのマスタを電子カルテシステムが取り込めること)

2 1 27 自動錠剤分包機実装薬品の使用実績より1ヶ月間の実装必要数量を算出することができること

2 1 28 複数の端末で同一マスタを同時にメンテナンスできること。

2 1 29薬品マスタを登録する際、予め決めた登録ルール(設定箇所、設定事項など)を参照し、登録情報に不備がある場合は警告表示する機能を有すること。

2 1 30処方箋に薬剤棚からの取り揃える薬品のリストを印字できること。このリストには、棚番、薬品名、数量が記載されていること。

2 1 31処方箋の患者属性の項目に年齢、体重、血清Crより計算式に基づいて自動計算したCcr(クレアチニンクリアランス)を印字できること。

2 1 32 外用・水剤ラベルへオーダで入力されたコメントを印字できること。

2 1 33 錠剤を粉砕する処方の場合、薬袋へ1包中に含有する錠数を印字できること。

2 1 34錠剤を粉砕する処方に対して簡易懸濁法で調剤する場合、水で懸濁する薬剤では薬袋に水で懸濁することを印字できること。

2 1 35 入院患者に麻薬が処方された場合、薬袋に「麻」と印字できること。

2 1 36調剤支援システムに予め登録した倍散や予製薬(約束処方薬)を調製する際、散薬監査システムを用いて薬品と重量の鑑査ができること。

2 2 注射支援システムについては、以下の要件を満たすこと。

2 2 1

処方チェック機能として、医薬品データベース・薬剤部門支援システムのマスター(内服・注射)に登録されたデータと連係し、問題のある処方はエラーとしてチェックが可能であること。さらに、院内採用・非採用薬に関わらず、薬局にて鑑別された持参薬を含めた一元処方チェック(クロスチェック)が可能であること。

2 2 2処方監査画面にて、1画面に今回処方・前回処方・薬歴(カレンダー画面)が、同時に表示できる機能を有すること。

2 2 3処方監査画面で患者の情報(男性、女性、小児、高齢者)をアイコンなどのイメージで表示する機能を有すること。

2 2 4処方監査画面で薬品の添付文書情報が呼び出しでき、閲覧したい項目を指定でき簡単に閲覧できる機能を有すること。

2 2 5 処方監査画面で指定した薬品の薬品マスターを直接起動でき編集できる機能を有すること。

2 2 6注射締め画面でオーダーからの受信データを蓄積し、指定した病棟のみのデータを発行する機能を有すること。また、発行する日付は1日から複数日の指定ができること。

2 2 7 処方チェックが掛かった場合、画面と音声でお知らせする機能を有すること。

2 2 8処方チェックが掛かっている状態で以降受信したデータが問題ない場合、順番待ちすることなく自動で発行される機能を有すること。

2 2 9 処方チェックが掛かった場合、禁忌以外の内容は強制発行できる機能を有すること。

2 2 10 処方チェックが掛かった場合、チェック結果を印字した紙を出力できる機能を有すること。

2 2 11 注射箋、輸液ラベルを出力する機能を有すること。

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2 2 12病棟集計表を出力する機能を有すること。集計表は輸液と冷所保存薬を分けて集計し1枚に印字できること。

2 2 13患者別薬品集計表、冷所薬品集計表、薬品別病棟予定表、IVH患者一覧表、抗がん剤患者一覧表、向精神薬患者一覧表、抗生物質患者一覧表、血液製剤患者一覧表、毒薬・劇薬患者一覧表を出力する機能を有すること。

2 2 14TPNの成分を自動計算し合計値を注射箋に印字する機能を有すること。合計の範囲は処方、施用、ルートで設定できること。

2 2 15 各種統計資料は、すべてCSV形式のファイルに出力を行える機能を有すること。

2 2 16データのバックアップや日次更新業務が、事前に登録されたスケジュールに基づき、自動で行える機能を有すること。

2 2 17予測不可能なハードトラブル時にも、号機振替やプリンター出力先振替などを、簡易な操作で行えるような機能を有すること。

2 2 18 配合変化のチェックができる機能を有すること。また、チェック結果は紙で出力できること。

2 2 19薬品マスタでフラグを設定した薬剤を含む処方箋が発行される際、同時に薬歴(患者にオーダされている全ての薬剤)を管理できる帳票を出力できること。

2 2 20薬品マスタでフラグを設定した薬剤を含む注射箋が発行される際、フラグを設定した薬剤のオーダ履歴を注射箋の余白領域に印字できること。

2 2 21電子カルテシステムの薬品マスタとの連携機能を有し、効率的にマスタ設定ができること。(電子カルテシステムからのマスタを取り込むか、調剤支援システムのマスタを電子カルテシステムが取り込めること)

2 2 22 複数の端末で同一マスタを同時にメンテナンスできること。

2 2 23薬品マスタを登録する際、予め決めた登録ルール(設定箇所、設定事項など)を参照し、登録情報に不備がある場合は警告表示する機能を有すること。

2 2 24注射箋の患者属性の項目に年齢、体重、血清Crより計算式に基づいて自動計算したCcr(クレアチニンクリアランス)を印字できること。

2 3 混注監査(抗がん剤調製監査)システムについては以下の機能を満たすこと。

2 3 1

マスターは既設の薬剤部門システムの薬品マスターに項目を追加して管理を行 い、別システムマスターとしての管理は不要であること。追加項目として、「調製 対象有無」 「シリンジ有無」「連結管使用有無」「粉末有無」「水分量」「比重」「重 量」「容器重量」「混注可能水分量」「製品最大格納水分量」「溶解量」「溶解量最 大」「溶 解量最小」「輸液タイプ」「調製コメント」「溶解液」を管理可能であること。

2 3 2抗癌剤調製支援のプログラムにより、調製手順書を出力すること。調製手順書 は、注射システムの締め処理により自動出力とする。またシステム設定により、 注射オーダーシステムからの受信データ及び薬剤部門システムからの操作の 双方に対応可能とすること。

2 3 3調製手順書の患者属性情報は、病棟名・患者ID・患者名・生年月日・年齢・身 長・体重を印字できること。

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2 3 4調製手順書には、締め処理時間・投与日・診療科・医師名・オーダー番号・処方 薬・投与実施時間・点滴速度・投与経路・調製手順を印字できること。また液体 製剤・粉末製剤ともに対応可能であること。

2 3 5調製手順として、シリンジサイズの自動選択・溶解元薬品・溶解先薬品・溶解 量・抜取量・薬品重量を計算印字可能であること。

2 3 6 調製監査システムには、重量監査ができる様に電子天秤を用意すること。

2 3 7 薬品取り揃え監査の為にバーコードリーダを用意すること。

2 3 8調製記録として調製時のシリンジや薬品類を画像撮影できるデジタルカメラを用 意すること。画像撮影を行うデジタルカメラは、撮影した画像から画面上で薬品 やシリンジ内の状態を確認することができる十分な解像度であること。

2 3 9 画像撮影を行う際に天秤上にシリンジや薬品の置ける台を用意すること。

2 3 10安全キャビネット内に設置する上記の天秤やバーコードリーダは無線ユニットか ら無線で管理端末と連動する為に、無線ユニットを用意すること。

2 3 11 調製後の記録としてジャーナルシートによる重量監査結果が出力できること。

2 3 12安全キャビネット外に設置する機器(管理端末やジャーナルプリンタ、カメラ取り 付け台やカメラ)などをまとめた台を用意すること。

2 3 13 注射オーダ情報の中から抗がん剤調製の対象処方を取り込むことができるこ と。

2 3 14調製データの問い合わせ機能として、期間指定により、患者ごとに過去の調製 処方内容を表示可能であること。

2 3 15調製対象処方から、処方箋等に印字されたバーコードを利用して調製を行う 処方の呼び出しができること。

2 3 16呼び出した調製対象と取り揃えた薬品のRSSコードを利用して取り揃えチェック が可能であること。

2 3 17調製業務の開始にあたり、調製手順がモニタに作業全体の段階の今がどの段 階か分かるように表示されていること。手順は、音声でもナビゲーションできるこ と。

2 3 18手順画面にシリンジにどの希釈液からどれだけの用量を抜取るか表示されてい ること。シリンジサイズの自動選択も設定で可能であること。

2 3 19 希釈した液量から、今回の手順で必要な量が抜取り量として表示されているこ と。

2 3 20 全量抜取りか、端数抜取りかを一目で分かるような表示がされていること。

2 3 21 液量総量が自動計算され、表示されていること。

2 3 22手順に沿ってシリンジの風袋を計量し、混注後の抗がん剤抜取り後にシリンジ を天秤で秤量することでシステムで自動計算された重量と比較し、シリンジへの 抜き取り量が正しいかを監査できること。

2 3 23 シリンジの重量は、風袋引きを行うか、固定値で行うかをあらかじめ設定できる こと。

10

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2 3 24抜き取り量の監査は電子天秤にて行うが、画面上は秤量のメーターが表示さ れ、目視で容易に確認できること。また抜き取り量が、監査の承認範囲の時は 音声でも知らせることができること。

2 3 25溶解液を用いる手順の場合は、溶解液を秤量後、秤量された実際の溶解液量 に合わせて、最終抜き取り量を自動で再計算する機能があること。

2 3 26システムで自動計算された重量と、実際の秤量された重量で自動監査を行う が、許容誤差範囲は重量毎に設定可能であること。

2 3 27天秤上で秤量結果のタイミングで、キャビネット外からのカメラでシリンジを撮影 し、その画像を自働保存できること。

2 3 28撮影する画像は、シリンジだけでなく、抜き取ったアンプル、バイアルも同じ画像 で撮影できること。ただし、本数の多い場合は、全てのアンプルまたはバイアル を撮影できなくとも、数本のサンプルがシリンジと同一画像で撮影できれば構わ ないものとする。

2 3 29撮影した画像を含む調製記録のデータは、端末に保存され、別の部屋の端末 から監査することも可能なこと。

2 3 30撮影した画像は、リアルタイムで、別室の端末から確認も可能とし、別室からの 承認操作による「遠隔監査」を実現し、監査記録としてデータ保存できること。

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3.薬品/血液製剤在庫管理システムの要求要件

仕様内容

1 ハードウェア仕様

1 1 サーバー

1 1 1 OS:MicrosoftWindows 2008 Server® Standard(32-bit) (5CAL付)にて稼働すること

1 1 2 CPU:Xeon[3.30GHz / 4コア / 8MB 3次キャッシュ内蔵]相当以上の処理能力を有すること

1 1 3 メインメモリ:4GB以上を有すること

1 1 4 解像度:SXGA(1280×1024ドット)・1677万色相当の機能を有すること

1 1 5 最大8倍速 DVD-ROM / 最大24倍速 CD-ROM を有すること

1 1 6 HDD:146GB(146GB×2、RAID1構成)相当以上の機能を有すること

1 1 7 インターフェース(アナログRGB ミニD-Sub15ピン×1)を有すること

1 1 8 インターフェース(RS-232C D-Sub9ピン×1)を有すること

1 1 9 インターフェース(USB 2.0準拠 4ピン×6以上)を有すること

1 1 10 日本語キーボード(109Aキー・USB接続)を有すること

1 1 11 スクロールマウスを有すること

1 1 12 ネットワーク:1ポート(1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

1 1 13 ディスプレイ:17インチTFTカラー液晶(1280×1024)フルカラー相当以上の機能を有すること

1 1 14 データベース:Oracle 11g(11.2.0) Server Standard Editionを稼働させること

1 1 15 無停電電源装置:システムの安全運用の可能な電力量を有すること

1 1 16 バックアップ装置(外付けHDD、1TB以上)を有すること

1 2 クライアント(管理端末装置)

1 2 1 OS:Windows 7 Professional(32-bit)正規版にて稼働すること

1 2 2 CPU:インテルCore i3 2120(3.30GHz)相当以上の処理能力を有すること

1 2 3 メインメモリ:2GB以上を有すること

1 2 4 解像度:SXGA(1280×1024ドット)・1677万色相当の機能を有すること

1 2 5 最大8倍速 DVD-ROM / 最大24倍速 CD-ROM を有すること

1 2 6 250GB以上のHDDを有すること

1 2 7 インターフェース(アナログRGB ミニD-Sub15ピン×1)を有すること

1 2 8 インターフェース(RS-232C D-Sub9ピン×2)を内蔵・増設問わず有すること

1 2 9 インターフェース(USB 2.0準拠 4ピン×6)以上を有すること

1 2 10 日本語キーボード(109Aキー・USB接続)を有すること

1 2 11 スクロールマウスを有すること

1 2 12 ネットワーク:1ポート(1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

1 2 13 ディスプレイ:17インチTFTカラー液晶(1280×1024)フルカラー相当以上の機能を有すること

1 2 14 データベース:Oracle11g(11.2.0)Clientを稼働させること

1 2 15 Microsoft Office (Word、Excel、Access)がインストールされていること。

1 3 プリンター

1 3 1 A4用紙での印字が可能であること

1 3 2 モノクロ印字が可能なこと

1 3 3 標準給紙カセットは、最大500枚セットできること

1 3 4 プリント解像度は、1,200dpi×1,200dpi/2,400dpi相当×600dpi

仕様番号

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1 3 5 印字速度:A4サイズ36ページ/分以上の印字速度を有すること

1 3 6 ネットワーク:1ポート(100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

1 4 ハンディターミナル

1 4 1 メモリ(フラッシュメモリ)8MB(ユーザエリア約4MB)を有すること

1 4 2 QVGA(240×320ドット)以上のカラー表示領域を有すること

1 4 3 読み取り確認は、青・赤・緑3色LED,ブザー,バイブレータで行えること

1 4 4次のバーコードの読み取りが可能なこと EAN-13/-8(JAN-13/-8),UPC-A/-E,UPC/EAN(アドオン付),Interleaved 2 of 5,CODABAR(NW-7),CODE39,CODE93,CODE128(EAN-128),Standard 2 of 5,RSS,RSS Composite

1 4 5 キー入力部は、電源キーを含む24キー+2トリガキーを有すること

1 4 6 通信方式は、赤外線(IrDA-SIR Ver1.2[Low Power])に準拠すること

1 4 7 通信用インタフェースに、RS-232C(115.2kbps MAX.)を有すること

1 4 8 通信用インタフェースクロスケーブル(PC(Dsub9S)-(Dsub9S))を付属すること

1 4 9本体充電器を兼ねた、通信ユニットを付属することとし、通信方式はハンディ本体-通信ユニット間は、赤外線(IrDA-SIR Ver. 1.2[Low Power]準拠)通信とし、通信ユニット-クライアントPC間は、RS-232C通信とすること

1 4 10 本体充電器は、約3~4時間程度で充電完了となる機能を有すること

1 4 11 ハンディ本体は、リチウムイオンバッテリーにて稼働し、連続稼働可能時間が20時間以上であること

1 4 12 コンクリート面から1.2mの高さでの対落下強度を有すること

1 4 13 BHT-BASIC4.0で開発されたプログラムが稼働すること

2 ソフトウェア仕様

2 1 マスタ

2 1 1

薬品マスタを保持し、下記の項目を有すること(物品コード、物品名、カナ名、規格、在庫単位、消費単位、受払単位、薬価単位、請求ロット単位、物品科目、医事コード、剤形コード、保険請求区分、経過措置区分、薬効分類、管理区分、保管区分、 納品場所、YJコード、現薬価、現薬価改定日、発注点在庫数、基準在庫数、棚番号、棚コメント、 償還区分、採用フラグ、採用日付、採用中止日付、即消費区分、有効期限、保存期間、予備コード1~3、 商品コード、商品名、カナ名、包装容量、仕入単位、入り数、発注ロット、ハンディコード、JANコード、JANコード改定日、GTIN(調剤単位)、GTIN(包装単位)、GTIN(元梱包単位)、得意先商品コード、メーカーコード、メーカー改定日、税処理コード、採用フラグ、採用日付、採用中止日付、納入業者、発注方法、契約区分、契約区分改定日、リードタイム、現納入価、現納入価改定日、現定価、現定価改定美、現包装薬価、薬価係数、ラベル出力有無フラグ、試薬フラグ、医事ラベル係数、予備コード1~3)

2 1 2

次のマスタを保持すること物品科目マスタ、単位マスタ、剤形マスタ、薬効分類マスタ、管理区分マスタ、保管区分マスタ、納品場所マスタ、償還区分マスタ、メーカーマスタ、税処理マスタ、納入業者マスタ、発注方法マスタ、契約区分マスタ、定数設定マスタ、定数調整グループマスタ、定期発注マスタ、サイクル登録マスタ、セットパターンマスタ

2 1 3 定数設定マスタメンテナンス画面には、カタログNO、規格、メーカ名が表示されること

2 1 4 マスタはCSV出力が可能なこと

2 1 5 メーカーおよび納入業者の統合・分割の際の一括更新処理を有すること

2 1 6新規採用薬が発生した場合、既存登録マスタ品より類似作成機能を使用することにより、マスタ作成処理を簡略化できること。

2 1 7 薬品マスタの登録・修正が手動ででき、メンテナンスが容易にできること。

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2 1 8薬品マスタの登録・修正した内容をコメント入力にて登録することが可能なこと。また、登録された文書については履歴保持し一覧で参照が可能なこと。

2 1 9 各種処理において、薬品検索が先頭一致、部分一致などの検索が可能なこと。

2 1 10 契約区分については、契約区分名称を任意に編集できること。

2 1 11自社マザーマスタより、薬品マスタの内容更新ができること。また、JANコードもしくは各種検索キーで品目を呼び出し医薬品の新規登録が行えること。また、JANコードの一覧ファイルから、複数品目を一括登録できること

2 2 発注業務

2 2 1 必要な薬品、数量を手動にて指定し、発注情報を作成できること。

2 2 2 業者指定の有無を問わず、業者ごとの発注書が作成出来ること。

2 2 3 発注情報の入力は、複数の端末から入力できること。

2 2 4 発注定数の設定により、在庫量を基準に、発注定数を割った薬品の発注情報を自動算出できること。

2 2 5発注定数から発注情報を算出する際は、既に発注済みで未納となっている数量は在庫数に加算して発注情報が作成できること。

2 2 6 自動算出された発注情報は、発注送信前に薬品の追加・削除・数量変更ができること。

2 2 7過去の仕入実績・消費実績から、平均発注情報を算出した結果に任意に発注係数を設定して発注情報が作成できること。

2 2 8過去の仕入実績・消費実績から、算出した発注情報を入力する画面と、臨時で薬品を手動にて入力する画面として、用途に応じて2画面を切り替えて発注情報を入力できること。

2 2 9過去の仕入実績・消費実績から、算出した発注情報をグループ別にマスタ登録が行え、マスタ画面上で薬品の追加・修正・削除ができること。

2 2 10 発注入力画面上で指定した薬品の倉庫在庫数、発注・購入実績の参照ができること。

2 2 11JANコ-ド、NW-7、EAN128、GS1-RSSリミテッド、GS1-RSSリミテッドコンポジット、GS1-128をバ-コ-ドリ-ダ-又はハンディタ-ミナルで読み取らせ、発注情報を作成できること。

2 2 12入力画面上にて、発注送信前の発注情報は任意に呼び出し、作成済み発注情報の検索・削除・帳票出力ができること。

2 2 13 発注情報を指定VAN業者へ自動送信できること。

2 2 14 発注方法の設定は、卸別薬品別の設置ができること。

2 2 15 発注処理の際に、納期を入力できること。

2 2 16 発注入力の際、明細行に備考欄を保持し、コメント入力ができること。

2 2 17 発注予約機能を持っていること。

2 2 18 発注画面上で過去の発注実績・仕入実績・消費実績を切り替えて参照することができること

2 2 19 中止薬品の発注時には、警告メッセ-ジ表示を行うことができること。

2 2 20 未納の薬品が発生している場合、薬品を入力した時点で未納の判別ができること。

2 3 仕入業務

2 3 1発注した薬品が完納の場合は、発注番号、納入業者、発注日を任意に指定し、発注情報を呼び出し、仕入情報を一括で自動作成できること。

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2 3 2ハンディタ-ミナルに発注情報を取り込み、検品時にJANコ-ド、NW-7、EAN128、GS1-RSSリミテッド、GS1-RSSリミテッドコンポジット、GS1-128を読み込み仕入情報が作成できること。また、未発注薬品・過剰発注数を読み込んだ際は警告メッセ-ジを表示できること。

2 3 3ハンディタ-ミナルにて、GS1-RSSリミテッドコンポジット、GS1-128を読み取り仕入れ作業が行えること。またその際に、読み取った有効期限およびロット番号は仕入時の記録として保持できること。

2 3 41仕入れにつき同一薬品で有効期限もしくはロット番号が複数種発生した場合は、それぞれ分割して情報を保持できること。

2 3 5 仕入入力の際、明細行に備考欄を保持し、コメント入力ができること。

2 3 6発注した薬品が分納の場合は、発注番号、納入業者、発注日を任意に指定し、発注情報を呼び出し、分納処理ができること。

2 3 7 画面上にて、作成済み仕入情報の検索・削除・帳票出力ができること。

2 3 8 未納品を、発注日、納入業者、を指定し画面上にて検索し、「未納品リスト」を出力できること。

2 3 9 「納入業者別仕入明細」、「納入業者別仕入返品明細」を画面上にて検索し、帳票出力できること。

2 3 10 倉庫非在庫品(直納品)等は、仕入時に払出情報を同時に作成できること。

2 4 返品業務

2 4 1 必要な薬品、数量を手動にて指定し、納入業者への返品情報を作成できること。

2 4 2 画面上にて、作成済み返品情報の検索・削除・帳票出力ができること。

2 4 3ハンディタ-ミナルにて、GS1-RSSリミテッドコンポジット、GS1-128を読み取り返品作業が行えること。またその際に、読み取った有効期限およびロット番号は返品時の記録として保持できること。

2 4 4 返品入力の際はマスタ登録されている納入業者・納入金額を変更して入力ができること。

2 4 5 薬品を返品した時点で、予約情報として入力し、返品処理が確定した時点で本登録ができること。

2 4 6部署から倉庫へ返却された薬品を納入業者へ返品する場合は、部署から倉庫への返却情報と納入業者への返品情報を一括して登録ができること。

2 4 7 返品伝票の出力ができること。

2 4 8過剰在庫になっていて卸業者へ返品すべき薬品を仕入実績や消費実績を基に抽出することができること。(不動在庫薬品とは異なり、消費・払出・移動実績があっても、過剰在庫と判断される場合は過剰薬品リストを出力できること)

2 5 部署別消費管理

2 5 1 必要な薬品、数量を手動にて指定し、部署別消費情報を作成できること。

2 5 2 入力画面では、消費部署の在庫数が確認できること。

2 5 3 入力の際に、有効期限やロットNoを入力し記録として保持することが可能なこと。

2 5 4JANコ-ド、NW-7、EAN128、GS1-RSSリミテッド、GS1-RSSリミテッドコンポジット、GS1-128をハンディタ-ミナルで読み取らせ、消費情報を作成できること。

2 5 5内服処方情報を調剤支援システムより取り込み、調剤結果をもとに内服薬の形態別に消費情報を作成できること。

2 5 6 処置済みの処方箋区分がある場合に処方情報を取り込み、部署別消費情報を作成できること。

2 5 7作成済み消費情報を、消費日、消費部署、薬品コ-ド、を任意に指定し画面上にて検索し、明細単位又は期間指定で集約した「部署別消費リスト」を出力できること。

2 5 8 作成済み消費情報を、消費日、消費部署、を任意に指定し画面上にて検索し、削除できること。

2 5 9 廃棄・破損・ロスした薬品、数量を手動にて指定し、部署別に廃棄情報を作成できること。

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2 5 10廃棄情報入力の際には、その理由についても入力できること。かつ理由についてはあらかじめ代表的なものをマスタとして登録できること

2 5 11 「部署別消費リスト」、「廃棄・破損・ロスリスト」検索を画面上にて検索し、帳票出力できること。

2 6 受払(出庫)管理

2 6 1 必要な薬品、数量を手動にて指定し、倉庫から部署へ受払情報を作成できること。

2 6 2 入力画面では、受払元部署の在庫数が確認できること。

2 6 3 受払情報作成により、払出元部署の在庫を減少させ、払出先部署の在庫を増加させること。

2 6 4JANコ-ド、NW-7、EAN128、GS1-RSSリミテッド、GS1-RSSリミテッドコンポジット、GS1-128をハンディタ-ミナルで読み取らせ、受払情報を作成できること。

2 6 5ハンディターミナルの受払数量の登録は、バラ(1本)単位、包装単位のどちらの単位でも入力ができること。

2 6 6 ハンディターミナルで登録済みの受払情報は、ハンディターミナル上で修正・削除ができること。

2 6 7ハンディターミナルから読み込んだ受払情報は、入力画面に表示し、入力画面で薬品・受払数量、部署、日付の修正・削除ができること。

2 6 8入力画面では、その理由についても入力できること。かつ理由についてはあらかじめ代表的なものをマスタとして登録できること

2 6 9注射処方情報を注射払出支援システムより取り込み、調剤結果をもとに各部署への受払情報を作成できること。

2 6 10 登録時に、入力した内容の「受払伝票」を出力することが可能なこと

2 6 11作成済み受払情報を、受払日、払出元部署、払出先部署、薬品コ-ド、を任意に指定し画面上にて検索し、明細単位又は期間指定で集約した「受払リスト」を出力できること。

2 6 12作成済の受払情報を、受払日、払出先部署、払出元部署、を任意に指定し画面上にて検索し、削除できること。

2 7 部署請求管理

2 7 1各部署に設置しているオ-ダリング端末に相乗りした形で、各部署から必要な薬品の請求情報を作成できること。

2 7 2オ-ダリング端末に相乗りする場合は、プログラムをインスト-ルするC/S版もしくは、インタ-ネットエクスプロ-ラを利用したWEB版を選択することが可能であること。

2 7 3 請求情報を入力・登録する際には、仮登録状態にすることが可能なこと。

2 7 4請求情報を入力する際の請求単位は、指定した部署において、通常の請求単位(本、瓶など)とは異なる請求単位(包装単位:箱など)で入力できること。

2 7 5 管理側は、薬品ごとに最大請求可能数を設定することが可能なこと

2 7 6部署別に使用頻度の高い薬品をマスタ登録し、薬品入力時に呼び出し、請求数量のみで入力ができること。

2 7 7 照会画面では、受け付け状況が「未処理」「未納」「処理済み」など判別がつくこと

2 8 在庫管理

2 8 1 各部署から請求される薬品・請求数量はシステム管理者により制限できること。

2 8 2各部署の薬品ごとに、異なる基準点、請求点の設定ができること。また、請求点、基準点から各部署から倉庫への請求情報を自動算出できること。

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2 8 3各部署からの請求数に対して倉庫の在庫数から払出可能数を算出し、払出できない薬品を抽出し、未払出数を発注情報として作成できること。

2 8 4 各部署の薬品ごとに、消費実績から平均値を算出し、適正基準点、適正請求点の設定ができること。

2 8 5 部署別の定数情報を画面にて検索でき、帳票出力できること。

2 8 6 部署在庫設定状況を画面にて検索でき、帳票出力できること。

2 8 7 現在在庫状況を画面にて検索でき、帳票出力できること。

2 8 8 不動在庫状況を、不動日数を指定し画面上にて検索でき、帳票出力できること。

2 8 9期間、部署、薬品コ-ド、剤形コ-ド、管理区分、薬効分類コ-ドを指定し、部署別に明細単位もしくは期間指定で集約した倉庫受払台帳を出力できること。

2 8 10 在庫評価法は「先入先出し法」を採用していること。

2 8 11 定数設定されている庫外在庫に有効期限情報を持たせ、期限切迫薬品を抽出することができること。

2 9 外部出力機能

2 9 システムより以下の情報等を随時にCSVファイル出力でき、加工できること。

2 9 1 ・薬品マスタ

2 9 2 ・部署マスタ

2 9 3 ・部署定数マスタ

2 9 4 ・発注情報

2 9 5 ・仕入情報

2 9 6 ・返品情報

2 9 7 ・在庫情報

2 9 8 ・棚卸情報

2 9 9 ・入札情報

2 9 10 ・月末在庫情報

2 9 11 ・薬品別消費情報

2 9 12 ・薬効マスタ

2 10 棚卸管理

2 10 1 バ-コ-ド付棚卸一覧表を出力できること。また、棚卸一覧表にシステム上の理論在庫を出力できること。

2 10 2 棚卸一覧表の出力する際に、棚番号の範囲指定での出力が可能なこと。

2 10 3 棚卸作業により棚卸一覧表に記入された実棚在庫をクライアント端末より入力できること。

2 10 4棚卸一覧表に印字されたバ-コ-ドを、ハンディタ-ミナルで読み取り、薬品マスタと連動した薬品名称がその場で確認できること

2 10 5棚卸作業では、ハンディタ-ミナルによるJANコ-ド、NW-7、EAN128、GS1-RSSリミテッド、GS1-RSSリミテッドコンポジット、GS1-128の読み取りによる実棚在庫確認作業が可能なこと。

2 10 6 棚卸入力された実棚在庫と理論在庫の差を棚卸調整デ-タとして自動作成できること。

2 10 7 システム上の理論在庫数がマイナス数量になっている薬品を抽出できること。

2 10 8 棚卸結果を画面・帳票に出力できること。

2 11 入札管理

2 11 1 現在の薬品仕入条件をもとに契約マスタを作成できること。

2 11 2 契約マスタの修正ができること。

2 11 3 入札対象薬品デ-タを帳票に出力できること。

2 11 4 入札に必要なデ-タ・様式をFDに容易に保存できること。

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2 11 5各納入業者がFDに入力したデ-タを容易にシステムに更新し、自動的に比較して同一薬品ごとに最安価の納入業者名と価格の判別ができること。

2 11 6 応札金額が同金額の場合は、チェックリストの出力ができること。

2 11 7 上記で判別したデ-タを一括で薬品マスタ更新できること。

2 11 8 取り込んだ応札デ-タの修正・削除ができること。

2 11 9 落札情報より最低価格の薬品を自動で落札できること。

2 11 10 契約開始日に遡っての金額情報の修正を一括で更新できること。

2 11 11 契約情報(納入業者・納入価・契約区分・改訂日)の履歴を10件以上保有できること。

2 11 12 実績デ-タをもとに新旧価格での影響状況を帳票に出力できること。

2 11 13 契約デ-タをもとに単価契約書を帳票出力できること。

2 11 14 契約デ-タを帳票に出力できること。

2 11 15 応札デ-タを帳票に出力できること。

2 12 その他の性能・機能

2 12 1 出力される帳票等については、印刷前に画面確認できること。

2 12 2各種デ-タが、市販のソフトウェア(MicrosoftEXCEL等)で加工可能な形式(CSV形式等)でファイル出力できること。

2 12 3 常時過去5年間のデ-タ等の検索がリアルタイムにできること。

2 12 4 デ-タのバックアップが容易に行えること。

2 12 5各画面にログイン制御をかけられること。また、マスタ参照、マスタ入力、デ-タ入力、帳票出力など、その作業グル-プを登録することでセキュリティを確保することが可能なこと。

2 13 出力帳票

2 13 以下の帳票が出力できること。

2 13 1 ・発注書

2 13 2 ・購入伺書

2 13 3 ・発注リスト

2 13 4 ・仕入リスト

2 13 5 ・返品リスト

2 13 6 ・返品伝票

2 13 7 ・未納品リスト

2 13 8 ・納入業者別仕入返品リスト

2 13 9 ・仕入推移表

2 13 10 ・現在在庫リスト

2 13 11 ・受払リスト

2 13 12 ・消費リスト

2 13 13 ・廃棄・破損・ロスリスト

2 13 14 ・部署別在庫リスト

2 13 15 ・死蔵品リスト

2 13 16 ・在庫表

2 13 17 ・部署別払出月報

2 13 18 ・部署別消費集計表

2 13 19 ・納入業者別仕入集計(明細)表

2 13 20 ・メ-カ-別仕入集計(明細)表

2 13 21 ・薬効剤形別購入実績表

2 13 22 ・仕入先別月別購入合計表

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2 13 23 ・薬品先別月別購入合計表

2 13 24 ・年次受払表

2 13 25 ・物品ランキング表

2 13 26 ・納入業者ランキング表

2 13 27 ・メ-カ-ランキング表

2 13 28 ・見積業者決定一覧表

2 13 29 ・見積同値リスト

2 13 30 ・仕入薬価差率表

2 13 31 ・納入決定通知書

2 13 32 ・納入業者別契約書

2 13 33 ・薬価・納入価履歴表

2 13 34 ・業者別仕入返品明細表

2 14 導入作業

2 14 1導入システムの搬入、据付、調整、ネットワ-ク設定、ソフトウェアのインスト-ルを行い、各機器の動作確認を行うこと。

2 14 2 導入時の作業日程(スケジュ-ル)を提示し、作業においては病院担当者の了承を得て行うこと。

2 14 3 調査作業は、病院職員の負担が最小限となるようスム-ズかつ迅速に行えること。

2 14 4 導入作業の進捗管理は、病院職員と協力して実施すること。

2 14 5本システムの管理対象薬品について、病院職員に対して薬品マスタ登録に関するノウハウを提供し、病院職員と協力して薬品マスタ等の本システムに必要なファイルを作成すること。

2 14 6 本院向け操作マニュアルを作成し提供すること。

2 14 7導入・稼動に際して病院職員に対してシステムの運用及び操作の教育を十分に実施し、実際の運用、操作に誤りが生じないように図ること。

2 14 8 稼動後に数日間運用に立会い、本システムが支障なく稼動していることを確認すること。

2 14 9設置後は十分に調整し、機能及び動作等の試験を行い、異常のないことを確認後病院職員の検査を受けること。

2 15 保守体制

2 15 1ソフトウェアの障害発生時には、通信回線によるリモ-トメンテナンスが行えること。ただし、通信回線は病院敷設のものを利用する。

2 15 2ハ-ドウェアの障害発生時には、オンサイト保守、センドバック保守、代替器の貸し出しなどの機器にあった対応が可能なこと。

2 16 血液製剤在庫管理

2 16 1処方および注射処方データから血液製剤のデータだけを抽出し、血液製剤の使用情報としてロット情報を管理できること。また、この情報から条件(薬品/患者ID/区分等)で簡単に検索できること。バーコードでの検索もできること。

2 16 2 ロット情報をバーコードで取得できること。また、その情報を登録できること。

2 16 3 実施入力の画面より、ロット番号・本数等を入力・管理・保存・検索する機能を有すること。

2 16 4ロット番号の入力時には、1つの処方明細を複数明細に分割し、同一血液製剤で複数のロット番号を割り当てる機能を有すること。

2 16 5廃棄・破損入力画面より、廃棄、破損、ロスが発生した薬品を入力することができ、またデータを集計し、廃棄破損ロスリストを出力する機能を有すること。

2 16 6 管理データより薬品別投与患者一覧、患者別投与薬品一覧を集計し、出力する機能を有すること。

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2 16 7管理データより実施についての薬品実施集計リスト、診療科別薬品実施集計リスト、患者別医薬品実施集計リストを出力する機能を有すること。

2 16 8 投与患者の氏名/ID番号/年齢/住所/電話番等を取得し、表示及び印刷が行えること。

2 16 9 各登録機能は、病棟/診療科毎に登録/修正/閲覧が行えること。

2 16 10 管理データは最低20年保存できること。

2 16 11 ロット毎に在庫管理が行えること。

2 16 12 ロット管理による、配置薬の払い出しが行えること。

2 16 13 ロット管理による、配置薬の実施入力が行えること。

2 16 14 ロット管理による、入庫入力が行えること。

2 16 15 ロット管理による、返品入力が行えること。

2 16 16 ロット管理による、破棄破損入力が行えること。

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4.薬剤管理指導支援システムの要求要件

仕様内容

1 ハードウェア仕様

1 1 サーバー

1 1 1 OS:MicrosoftWindows 2008 Server® Standard(32-bit) (5CAL付)にて稼働すること

1 1 2 CPU:Xeon[3.30GHz / 4コア / 8MB 3次キャッシュ内蔵]相当以上の処理能力を有すること

1 1 3 メインメモリ:4GB以上を有すること

1 1 4 解像度:SXGA(1280×1024ドット)・1677万色相当の機能を有すること

1 1 5 最大8倍速 DVD-ROM / 最大24倍速 CD-ROM を有すること

1 1 6 HDD:146GB(146GB×2、RAID1構成)相当以上の機能を有すること

1 1 7 インターフェース(アナログRGB ミニD-Sub15ピン×1)を有すること

1 1 8 インターフェース(RS-232C D-Sub9ピン×1)を有すること

1 1 9 インターフェース(USB 2.0準拠 4ピン×6以上)を有すること

1 1 10 日本語キーボード(109Aキー・USB接続)を有すること

1 1 11 スクロールマウスを有すること

1 1 12 ネットワーク:1ポート(1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

1 1 13 ディスプレイ:17インチTFTカラー液晶(1280×1024)フルカラー相当以上の機能を有すること

1 1 14 データベース:Oracle 11g(11.2.0) Server Standard Editionを稼働させること

1 1 15 無停電電源装置:システムの安全運用の可能な電力量を有すること

1 1 16 バックアップ装置(外付けHDD、1TB以上)を有すること

1 2 クライアント(管理端末装置)

1 2 1 OS:Windows 7 Professional(32-bit)正規版にて稼働すること

1 2 2 CPU:インテルCore i3 2120(3.30GHz)相当以上の処理能力を有すること

1 2 3 メインメモリ:2GB以上を有すること

1 2 4 解像度:SXGA(1280×1024ドット)・1677万色相当の機能を有すること

1 2 5 最大8倍速 DVD-ROM / 最大24倍速 CD-ROM を有すること

1 2 6 250GB以上のHDDを有すること

1 2 7 インターフェース(アナログRGB ミニD-Sub15ピン×1)を有すること

1 2 8 インターフェース(RS-232C D-Sub9ピン×2)を内蔵・増設問わず有すること

1 2 9 インターフェース(USB 2.0準拠 4ピン×6)以上を有すること

1 2 10 日本語キーボード(109Aキー・USB接続)を有すること

1 2 11 スクロールマウスを有すること

1 2 12 ネットワーク:1ポート(1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

1 2 13 ディスプレイ:17インチTFTカラー液晶(1280×1024)フルカラー相当以上の機能を有すること

1 2 14 データベース:Oracle11g(11.2.0)Clientを稼働させること

1 2 15 Microsoft Office (Word、Excel、Access)がインストールされていること。

1 3 プリンター

1 3 1 A4用紙での印字が可能であること

1 3 2 モノクロ印字が可能なこと

1 3 3 標準給紙カセットは、最大500枚セットできること

1 3 4 プリント解像度は、1,200dpi×1,200dpi/2,400dpi相当×600dpi

仕様番号

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1 3 5 印字速度:A4サイズ36ページ/分以上の印字速度を有すること

1 3 6 ネットワーク:1ポート(100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

2 ソフトウェア仕様

2 1 病棟モニター

2 1 1 指導患者の一覧と管理

2 1 1電子カルテの移動情報を反映し、入院、退院、転棟等のイベント情報を表示できること。(方式は、ベンダー間での打ち合わせにより決定。)

2 1 1 患者登録を入院データ受信時に自動、または手動で行なうことができること。

2 1 1 病棟毎、または担当薬剤師毎の患者一覧が表示できること。

2 1 1 入院中の患者について、入院日、ID、名前から検索を行え、病棟、診療科で絞込みができること。

2 1 1 退院済み患者について、退院日、ID、名前から検索を行え、病棟、診療科で絞込みができること。

2 1 1 患者毎に、移動情報、処方表示、指導実績がカレンダーで一覧表示できること。

2 1 1 指導実績から、次に算定できる日を自動で予定として設定し、表示できること。

2 1 1 病棟別に、指定日の指導予定患者の予定表を印刷できること。

2 1 1 患者毎に、申し送り事項を書き込み、情報を共有することができること。

2 1 1 患者コメントは、調剤支援システムとも共有し、同じ情報をリアルタイムに共有できること。

2 1 1 患者の表示を、ID、ふりがな、病室、入院日、担当医をキーにソートをかけられること。

2 1 1 患者の表示は薬剤師毎に設定が可能であること。

2 1 1 患者一覧情報に、配薬や初回面談の済など、独自情報の追加入力が可能であること。

2 1 1 電子カルテへの記録、算定情報の送信の有無を一覧で確認でき、算定漏れを防止することができること。

2 2 モニタリング

2 2 1 入院患者の状況把握

2 2 1 1新規入院患者、薬剤管理指導料算定可能患者、ハイリスク薬投与患者、相互作用エラーの有無、新規薬剤投与患者、処方変更の有無、持参薬服用患者の抽出が可能であること。

2 2 1 2 患者の抽出について、条件別で検索し、ソートをかけることができること。

2 2 2 依頼オーダの受信

2 2 2 1指導依頼オーダを受けて、入院患者のうち、依頼のある患者が認識、抽出することができること。(方式は、ベンダー間での打ち合わせにより決定。)

2 2 2 2 依頼患者の一覧を抽出することができること。

2 2 2 3 指導依頼書を印刷する機能があり、印刷済みは色で識別できること。

2 2 2 4進捗管理機能として、担当薬剤師、期間を指定し、記録の登録、カルテ送信、算定送信の完了・未完了が確認できる機能があること。

2 2 3 担当薬剤師の設定

2 2 3 1 担当薬剤師は、記録を書くことでの自動設定、個人毎の設定、一括設定が可能であること。

2 2 3 2患者1人につき、3名までの薬剤師を担当者として登録することが可能で、担当者毎の患者一覧を参照できること。

2 2 3 3 直近の新規入院患者の一覧が表示され、その画面から担当薬剤師を設定できること。

2 2 4 患者管理

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2 2 4 1 患者管理表を作成することができること。

2 2 4 2管理表に必要な、病名、身長、体重、アレルギー等の情報は、電子カルテから取込が行なえ、且つ編集が可能であること。(方式は、ベンダー間での打ち合わせにより決定。)

2 2 4 3 患者管理表のデータは、設定により、再入院時には前回入院情報を引き継ぐこともできること。

2 2 4 4 患者管理表は、印刷、ファイル出力、指導記録への添付が行なえること。

2 2 4 5患者管理表のフォーマットは、エクセルフォーマットを利用し、ユーザー毎の運用に合わせたものを作成すること。

2 3   患者モニタ

2 3 1 薬歴管理

2 3 1 1 薬歴の表示は、薬品毎、RP毎、薬効毎、用法毎の表示切り替えができること。

2 3 1 2 薬歴の表示は、内服、外用、注射別に表示し、持参薬も分かれて表示できること。

2 3 1 3 薬歴画面から、医薬品データベースを利用して薬剤の添付文書及び画像情報が参照できること。

2 3 1 4 薬歴画面で、任意の服用日、または任意の薬剤での相互作用を瞬時に抽出できること。

2 3 1 5 薬歴から、副作用情報の確認を行えること。

2 3 1 6 薬歴は、オーダーから取り込み、自動で作成できること。

2 3 1 7 薬剤師による任意の修正が可能で、コメントも残すことができること。

2 3 1 8 薬歴修正時は、修正前の薬歴も処方歴として確認ができること。

2 3 1 9薬歴表の印刷は、持参薬+内服+外用+注射、内服のみ、注射のみの印刷が選択でき、薬剤ごと、RP毎も選択できること。

2 3 1 10 薬歴表は任意の日付から1ヶ月単位で印刷できること。

2 3 1 11 薬歴と同時系列で、服用薬のCP換算値、カロリー値の表示が可能であること。

2 3 1 12薬剤管理指導用に、患者基本情報、アレルギー・副作用・感染症情報、薬歴、検査歴、前回の指導記録内容が印字されたワークシートを出力可能なこと。

2 3 1 13薬歴画面上で、鑑別した持参薬についても表示、添付文書・画像確認、処方薬との相互作用チェック、薬剤情報の発行を行えること。

2 3 1 14病棟薬剤業務の支援として、薬歴から任意の薬品を選択し、注射の配合変化情報を参照したり、副作用の被疑薬を特定し、代替薬の検索ができること。

2 3 1 15服薬指導サポート機能にて、指定した薬品のプロブレムリストとそれに伴うSOAP文書が自動で生成され、それぞれリストとして出力が行え、指導時のチェックに利用することができること。またチェックしたSOAP文書はそのまま経過記録へ反映することができること。

2 3 1 16 電子カルテシステムで処方発行後に中止指示を入力した際、薬歴に反映させること。

2 3 2 薬剤情報

2 3 2 1薬歴画面から、任意の服用日、または任意の薬剤についての薬剤情報提供書を出力することができること。

2 3 2 2 薬剤情報発行時に、指導文内容の編集、画像の選択が行なえ、その場で保存できること。

2 3 2 3薬剤情報に表示する画像は、裸錠画像、裸錠イメージ画像、ヒート画像、1錠ヒート画像を選択できること。

2 3 2 4薬剤情報に表示する画像は、調剤支援システムの調剤形態情報を反映し、薬剤毎にヒート、裸錠が自動で選択され、また任意の変更も可能であること。

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2 3 2 5薬剤情報提供用紙に印字される効能効果などの内容は、診療科毎・医師毎・患者毎に適切な表現内容に編集し出力できる機能を有すること。

2 3 2 6 薬剤情報は、内服薬・注射薬に加え、持参薬についても出力可能であること。

2 3 2 7薬剤情報内容のメンテナンスは、調剤支援システムと一元管理できること。外来向けも入院患者向けも同じマスターを利用して行えること。

2 3 2 8 薬剤情報に印字する薬品は、Do情報を元に選択することも可能であること。

2 3 2 9 薬剤情報は、食事区分ごとの縦割り表示も可能であること。

2 3 2 10薬剤情報出力時、最大4つのフォーマットを持ち、薬剤情報の過多、患者の状態に合わせて最適なフォーマットを選択できること。

2 3 2 11 薬剤情報にオーダで入力されたコメントを印字できること。

2 3 3 検査歴

2 3 3 1 出力した情報は、指導記録に引用することができること。

2 3 3 2 薬歴と検査値データの相互関係が1画面で同時系列毎に表示できること。

2 3 3 3検査結果の入力機能があり、または病院ホストコンピューターより、検査結果データを受取り、検査グループ毎に表示できること。(方式は、ベンダー間での打ち合わせにより決定。)

2 3 3 4 検査値の表示は、基準値に対しての評価も色分けとグラフ表示で行えること。

2 3 3 5 検査の基準値に関しては、患者毎での設定も可能とすること。

2 3 4 手帳用ラベル

2 3 4 1 薬歴から、任意の薬剤を選択し、手帳用ラベルを印刷することができること。

2 3 4 2 ラベルに限らず、運用に合わせたフォーマットを設定することができること。

2 4 経過記録

2 4 1 記録入力

2 4 1 1 指導記録は、自由形式、SOAP形式どちらでも入力可能であること。

2 4 1 2 指導記録は、効率的に入力できるよう、薬剤、検査値の情報を専用の画面から引用できること。

2 4 1 3 よく利用する文書は、定型文として登録し、クリックで引用できること。

2 4 1 4テンプレート機能を有し、同じことを何度も書くことの無い様、クリックによる貼り付け、記入が行なえること。

2 4 1 5 テンプレートは指導記録の画面上で作成可能で、チェックボックスの設定も行えること。

2 4 1 6 薬歴を閲覧しながらの入力、または検査歴を参照しながらの入力が可能であること。

2 4 1 7記入された指導記録は、任意の操作により電子カルテへ返信され、患者のカルテ画面から参照できること。(方式は、ベンダー間での打ち合わせにより決定。)

2 4 1 8カルテから閲覧する指導記録には、薬情、薬歴といった帳票類を添付して、記録とともに参照ができること。

2 4 1 9 指導記録の修正時は、修正履歴を残し、修正前の情報も閲覧することができること。

2 4 1 10指導記録の入力時に服用薬品を任意に選択することで、プロブレムリストやSOAPの候補文章が表示され、記録入力に利用できること。

2 4 1 11 病棟業務記録を記載することができ、薬剤管理指導記録と時系列で確認することができること。

2 4 1 12薬剤管理指導記録、病棟薬剤業務実施加算に関する記録を患者毎に保存し、閲覧可能とすること。また、その記録を電子カルテシステムのカルテ画面で閲覧可能とすること。

2 4 2 算定情報

2 4 2 1服薬指導の算定について、救急算定、通常算定、ハイリスク算定、及び麻薬加算、退院加算についての算定情報が記録と同時に登録できること。

2 4 2 2 ハイリスク算定時は指導対象薬品が登録できること。

2 4 2 3算定情報は、即時に電子カルテへデータ転送され、医事課の算定に反映させることができること。(方式はベンダーとの打合せにより決定。)

2 4 2 4 算定に関して、病棟別、科別、薬剤師別等で統計がとれ、印刷及びデータ出力が行なえること。

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2 4 2 5 記録入力日が前回の指導日から7日以上経過していない場合、退院算定以外の算定は算定不可になること。

2 5 持参薬鑑別機能

2 5 1データベースを利用した他院からの持参薬を鑑別する機能があり、薬品名、刻印コード、包装コード、漢方番号から薬価収載されている全ての薬剤を検索し、鑑別報告書を発行することができること。

2 5 2 鑑別時には、画像を参照することで、より識別が容易になりること。

2 5 3 鑑別時には、採用薬品から、自動的に同効薬、同成分薬を抽出し、報告書に記載することができること。

2 5 4 鑑別した薬品は、そのまま患者毎の履歴に登録され、任意で薬歴に登録することができること。

2 5 5 オーダから取り込まれた処方と持参薬との薬歴がひとつの薬歴画面で管理できること。

2 5 6 鑑別報告書は複数フォーマット出力可能で、運用に合わせて使い分けできること。

2 5 7鑑別した情報は、即座に電子カルテへ返信され、カルテ上で鑑別情報が閲覧できること。(方式は、ベンダー間での打ち合わせにより決定。)

2 5 8 鑑別時には、過去の鑑別履歴を利用した修正や引用が可能であること。

2 5 9鑑別時には、調剤支援システムのデータを利用して、前回退院処方や外来処方のデータを引用できること。また、引用した薬品は後発品へ切り替えることができる機能を有すること。

2 5 10鑑別した薬品について、相互作用、同効薬、同成分の簡易チェックが行えること。また予め術前中止薬を登録することにより、術前中止薬チェックも行えること。

2 5 11 不明薬登録が可能であること。

2 5 12 一時保存機能を有し、鑑別中の急な退席時にもデータを保存し、続きから作成可能であること。

2 5 13 出力する鑑別報告書は、5種類から運用に応じて都度選択して出力することができること。

2 5 14鑑別した薬品について、持参薬同士および持参薬と処方履歴との相互作用、同効薬、同成分のチェックを行えること。また、チェック項目に該当した場合はチェックシートを出力することによって、担当薬剤師へチェック内容が伝達される仕様とすること。

2 5 15鑑別情報を電子カルテシステムへ送信し、持参薬オーダ(処方オーダ)を発生できるように電子カルテシステムメーカーと連携すること。

2 5 16予め術前中止薬をマスタに登録することによって、該当する薬剤を鑑別した際に、鑑別報告書へ術前中止薬であることを印字し、また休薬期間等の注意事項も印字すること。

2 6 退院時指導書

2 6 1 退院時指導書を専用の画面から容易に作成することができること。

2 6 2 印刷ができ、指導記録に添付して残すことが出来ること。

2 6 3退院時指導ラベルとして、薬品単位で指定した薬品リスト、アレルギーや注意事項、任意のコメントが出力できるラベルが印刷可能であること。

2 6 4 退院時指導ラベルと退院時の処方ラベルの2種類は同じ画面上で作成、印刷ができること。

2 6 5 アレルギーや副作用情報は、患者のプロファイル情報から引用可能で、手入力をしなくても良いこと。

2 6 6 注意事項や調剤上の工夫点は、あらかじめ登録された文章からの選択記入もできること。

2 6 7退院時指導書・退院時指導ラベルに記載された薬剤についての薬剤情報も同じ画面上で作成、印刷ができること。

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2 6 8 手帳情報をQRコード化し、印字することができること。(e-お薬手帳対応)

2 7 利用者管理

2 7 1 ログイン時は、IDとパスワードの認証を行い、履歴管理を行ないること。

2 7 2 担当薬剤師以外の人が記録を入力しても、担当者と当日指導者は別々にデータ保存できること。

2 3 薬学生も担当薬剤師として薬学生用の権限レベルで登録可能であること。

2 7 4 薬学生は他者の記録変更や電子カルテへの情報連携ができない仕組みになっていること。

2 8 WEB機能

2 8 1病棟電子カルテ端末上からも、WEBブラウザを利用して鑑別業務や記録入力、薬歴参照及び薬剤情報の発行が可能なこと。

2 8 2WEBブラウザの当システムから閲覧または入力する情報も、即時サーバー上に登録され、病院内のどこで利用しても、リアルタイムに情報が反映し、共有されること。

2 9 業務日誌

2 9 1 形式に基づいた病棟業務日誌を出力することができること。

2 9 2 業務の入力は全てマウスクリックのみで完了すること。

2 9 3 業務の入力をパターン登録することで、容易に入力が行える機能を有すること。

2 9 4 入力できる業務項目はメンテナンスにより増やすことができること。

2 9 5 業務内に行った内容の件数をカウントし集計することができること。

2 9 6 病棟毎、薬剤師毎の業務時間の推移をリアルタイムで確認することができること。

2 9 7 月次で病棟毎、薬剤師毎の業務実施の統計を出力することができること。

2 9 8病棟薬剤業務実施加算に関する業務を行った場合、その業務に該当する項目毎に件数または実施時間を入力することによって、病棟薬剤業務日誌へ反映させること。

2 10 その他

2 10 1服薬指導支援システムに使用するデータベースは、調剤注射支援システムで使用する医薬品情報データベースと同一のデータベースを使用することで、データの一元管理が可能で、更新作業や更新費用負担を軽減できること。

2 10 2 最新の運用に適したシステムとすることから2013年度で、90件以上の導入実績があること。

2 10 3 調剤/注射支援システムおよび持参薬管理システムとのマスタ連携ができること。

2 10 4 入院患者数の統計を出力できること。

2 10 5病棟で服薬指導システムを使用する際、病棟内にある電子カルテシステムのプリンターからの帳票出力を可能とすること。

2 10 6現在の薬歴から与薬管理表を出力できること。与薬管理表は食事区分毎の縦割りの表とし、薬品名、用法、用量、科名、与薬チェック欄等を印字する表とする。

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5.抗がん剤監査支援システムの要求要件

仕様内容

1 ハードウェア仕様

1 1 サーバー

1 1 1 OS:MicrosoftWindows 2008 Server® Standard(32-bit) (5CAL付)にて稼働すること

1 1 2 CPU:Xeon[3.30GHz / 4コア / 8MB 3次キャッシュ内蔵]相当以上の処理能力を有すること

1 1 3 メインメモリ:4GB以上を有すること

1 1 4 解像度:SXGA(1280×1024ドット)・1677万色相当の機能を有すること

1 1 5 最大8倍速 DVD-ROM / 最大24倍速 CD-ROM を有すること

1 1 6 HDD:146GB(146GB×2、RAID1構成)相当以上の機能を有すること

1 1 7 インターフェース(アナログRGB ミニD-Sub15ピン×1)を有すること

1 1 8 インターフェース(RS-232C D-Sub9ピン×1)を有すること

1 1 9 インターフェース(USB 2.0準拠 4ピン×6以上)を有すること

1 1 10 日本語キーボード(109Aキー・USB接続)を有すること

1 1 11 スクロールマウスを有すること

1 1 12 ネットワーク:1ポート(1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

1 1 13 ディスプレイ:17インチTFTカラー液晶(1280×1024)フルカラー相当以上の機能を有すること

1 1 14 データベース:Oracle 11g(11.2.0) Server Standard Editionを稼働させること

1 1 15 無停電電源装置:システムの安全運用の可能な電力量を有すること

1 1 16 バックアップ装置(外付けHDD、1TB以上)を有すること

1 2 クライアント(制御用端末装置)

1 2 1 OS:Windows 7 Professional(32-bit)正規版にて稼働すること

1 2 2 CPU:インテルCore i3 3240(3.40GHz)相当以上の処理能力を有すること

1 2 3 メインメモリ:2GB以上を有すること

1 2 4 解像度:SXGA(1280×1024ドット)・1677万色相当の機能を有すること

1 2 5 最大8倍速 DVD-ROM / 最大24倍速 CD-ROM を有すること

1 2 6 250GB以上のHDDを有すること

1 2 7 インターフェース(アナログRGB ミニD-Sub15ピン×1)を有すること

1 2 8 インターフェース(RS-232C D-Sub9ピン×2)を内蔵・増設問わず有すること

1 2 9 インターフェース(USB 2.0準拠 4ピン×6)以上を有すること

1 2 10 日本語キーボード(109Aキー・USB接続)を有すること

1 2 11 スクロールマウスを有すること

1 2 12 ネットワーク:1ポート(1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

1 2 13 ディスプレイ:17インチTFTカラー液晶(1280×1024)フルカラー相当以上の機能を有すること

1 2 14 データベース:Oracle11g(11.2.0)Clientを稼働させること

1 2 15 Microsoft Office (Word、Excel、Access)がインストールされていること。

1 3 プリンター

1 3 1 A4用紙での印字が可能であること

1 3 2 モノクロ印字が可能なこと

1 3 3 標準給紙カセットは、最大500枚セットできること

仕様番号

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Page 29: 設 計 書 - 市立秋田総合病院akita-city-hospital.jp/.../kikaku/437/spec_yakuzai.pdf1. 調達概要 1 1 病院概要 1 1 1 市立秋田総合病院の理念 1 1 1 1市立秋田総合病院は、すべての人々の幸福のため、良質で安全な医療を提供し続けます。1

1 3 4 プリント解像度は、1,200dpi×1,200dpi/2,400dpi相当×600dpi

1 3 5 印字速度:A4サイズ36ページ/分以上の印字速度を有すること

1 3 6 ネットワーク:1ポート(100BASE-TX / 10BASE-T)を有すること

2 ソフトウェア仕様

2 1今回処方、前回処方、レジメン名称、患者コメント情報、投与カレンダー、検査値、内服・外用処方歴が一画面で閲覧できること。

2 2 投与カレンダーは今回処方の投与月から過去2か月分を表示できること。

2 3 投与カレンダーは予定オーダー、実施オーダー、削除オーダーを記号で区別して表示できること。

2 4投与カレンダー上の過去処方のマークをクリックすることで同一画面の処方確認欄に選択した過去処方の表示ができること。

2 5 表示中の過去処方と今回処方との容量の比較を行い、パーセンテージ・矢印で結果を表示できること。

2 6 患者毎に糖尿病、アルコール過敏症、HBs、HCVなどの患者情報を最大5件まで登録できること。

2 7患者コメントは日付を登録することで時系列に表示できること。また、ユーザーごとに種別の設定ができリストから選択できること。

2 8 今回処方から直近の検査値を最大5件表示できること。

2 9検査値は上限・下限が設定でき、それぞれの設定値をオーバーした場合 検査値の文字色を変更して表示できること。

2 10薬歴、検査歴、抗がん剤投与鑑査シート、抗がん剤投与予定一覧、使用予定抗がん剤一覧の出力ができること。

2 11 濃度・調製時の注意事項が薬品ごとにマスターに登録でき、調製記録として出力ができること。

2 12抗がん剤投与予定一覧は出力期間が設定でき、診療科+医師別・病棟別、入院・外来を選択して出力できること。

2 13 使用予定抗がん剤一覧は出力期間が設定でき、注射・内服、入院・外来を選択して出力できること。

2 14抗がん剤投与鑑査シートには患者属性、投与日、投与カレンダー、今回の投与日を最新として過去10回分の療法歴・過去10回分の薬歴・過去5回分の検査歴を印字できること。また、注射と内服は記号で区別して印字できること。

2 15調製記録の出力画面は、期間を指定して処方一覧の表示ができ、出力済み・未出力を指定することで該当処方の抽出ができること。

2 16 調製記録の出力は自動・手動の切り替えができること。

2 17処方確認画面・薬歴画面・検査歴画面で一定時間放置された場合 自動ログオフとなり再度ログイン認証が必要な機能を有すること。

2 18電子カルテシステムからレジメンオーダを発行した際、電子カルテシステムからレジメンを特定するコードを受信することによって、抗がん剤管理システムに登録されたレジメンと患者を自動で一致させること。

2 19レジメンを確認する画面において、前回施行されたレジメンを参照可能とすること。また、同一レジメンが連続で適用された場合、投与量等が一部変更された際には変更点を明確に表示するなど、鑑査を効率的に行える仕様とすること。

2 20レジメンを確認する画面において、検査値の項目で年齢、体重、血清CrよりCcr(クレアチニンクリアランス)を計算式に基づいて自動計算して表示できること。

2 21電子カルテシステムのレジメンオーダでオーダ入力時に警告表示された際、その警告を突破してオーダした情報を受信して、抗がん剤投与鑑査シートにその内容を印字できること。

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Page 30: 設 計 書 - 市立秋田総合病院akita-city-hospital.jp/.../kikaku/437/spec_yakuzai.pdf1. 調達概要 1 1 病院概要 1 1 1 市立秋田総合病院の理念 1 1 1 1市立秋田総合病院は、すべての人々の幸福のため、良質で安全な医療を提供し続けます。1

2 22 抗がん剤投与鑑査シートには、レジメン毎に設定された特記事項(レジメン情報)を印字できること。

2 23 抗がん剤投与鑑査シートには、患者コメント情報を印字できること。

2 24 抗がん剤投与鑑査シートには、Ccr(クレアチニンクリアランス)を印字できること。

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