新規事業サービス 「おいしい健康」の 機能追加・改善の仮説検証

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新規事業サービス 「おいしい健康」の 機能追加・改善の仮説検証

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新規事業サービス

「おいしい健康」の 機能追加・改善の仮説検証

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Cookpad Inc.

坂本 可南子

- ユーザーファースト推進室 デザイナー

- 「おいしい健康」のデザインを担当

- PC・スマートフォンサイト、印刷物のデザイン

- 栄養士資格

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今日お話すること

1. 「おいしい健康」について

2. 仮説検証の流れ

3. ドッグフーディング!

4. まとめ

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「おいしい健康」について

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-クックパッドのレシピを管理栄養士が健康的にアレンジ -目指すこと:生活習慣病の予防と改善 -コンセプト:おいしく治す・予防する

「おいしい健康」について

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仮説検証の流れ

デザイン ・実装

検証 リリースドッグ

フーディング

調査・ 仮説立案

施策検討 モック作成

課題発見 目的・ KPI設定

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仮説検証の流れ

課題発見 目的・ KPI設定

調査・ 仮説立案

施策検討 モック作成

デザイン ・実装

検証 リリースドッグ

フーディング

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例:献立サポート機能の追加時

■目的

-なかなか栄養バランスのとれた献立を作成できない人が、簡単に栄養バランスバッチリの献立をたてられるようにする、献立確定数の増加

■機能の概要

-献立をたてていて、あと少しでバランスのとれた栄養量になる、というときに出現

-「あと1品」を決めるためのツール -栄養バランスがとれた献立を作成できるようにサポート

仮説検証の流れ

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例:献立サポート機能の追加時

仮説検証の流れ

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-情報に過不足はないか -わかりやすく、使いやすいものになっているか -操作に迷わないか

-実際のデータで機能を使ってみて、違和感がないか -見た目のデザインで気になるところはないか

-数値の確認、原因調査 -KPIには届いていないんだけど、日によってすごく使われているとか、表示されているレシピ数は良くクリックされている、とか

課題発見 目的・ KPI設定

調査・ 仮説立案

施策検討 モック作成

デザイン ・実装

検証 (Analytics) リリース

ドッグ フーディング

Page 11: 新規事業サービス 「おいしい健康」の 機能追加・改善の仮説検証

-情報に過不足はないか -わかりやすく、使いやすいものになっているか -操作に迷わないか

-実際のデータで機能を使ってみて、違和感がないか -見た目のデザインで気になるところはないか

課題発見 目的・ KPI設定

調査・ 仮説立案

施策検討 モック作成

デザイン ・実装

検証 (Analytics) リリース

ドッグ フーディング

UF室 チーム内

チーム内チーム内

-数値の確認、原因調査 -KPIには届いていないんだけど、日によってすごく使われているとか、表示されているレシピ数は良くクリックされている、とか

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数値がKPIに届かなかった

そもそも仮説が間違っていた? 施策が間違っていた?

それとも他の要因?

原因を考えて、次の仮説検証に活かす

仮説検証の流れ

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献立サポート機能の追加時

(例)

■KPIを達成しなかった原因の推定

-選んだ主菜・主食の味付けや調理方法によって、ユーザーの望む「あと1品」が変わってくるの

では?

仮説検証の流れ

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献立サポート機能の追加時

(例)

■気づいたこと

-そもそも「献立サポート」を使わなくても、表示されるレシピは栄養価がバッチリになる順に

した方がユーザーにとって便利なのでは?

仮説検証の流れ

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ドッグフーディング!

-チーム内のメンバー(ディレクター、管理栄養士、エンジニア、デザイナー)でその機能を使ってみる

-気づいたところは、Github の issue に上げて周知・議論・改善(管理栄養士もアカウントを持っている)

いち機能の改善

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ドッグフーディング!全体の体験の改善

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ドッグフーディング!

-ユーザーと同じ目線になれる。ユーザーの文脈を理解できる

-モックやチーム内レビューでは気づかなかった問題点をつぶせる

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まとめ

-何度もレビューを重ね、改善していくことで機能をみがくことができる

-リリース後、KPIに届かなかった場合は、原因を考えて次の仮説検証に活かす

-ドッグフーディングをすることで、モックやチーム内レビューでは気づかなかった問題を見つけられる