令和元年度 総務経済常任委員会行政視察報告書 · 令和元年度 総務経済常任委員会行政視察報告書 1. 視察日程 令和元年11月21日(木)・
VRとCGによる 3次元可視化の研究
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VRとCGによる3次元可視化の研究
指導教員 井門俊治教授工学部 電子工学科
学籍番号 0003169 松本浩二
目的・ VRML で3次元モデルを作成
・ AVS/Ex pressにて可視化
・ VR 装置(CAVE)にて可視化
・1画面立体視との比較・評価を行う
・ VRML のアニメーションについても検討する
3次元可視化の方法
PC 上・ VRML ( Virtual Reality Modeling Language )・ AVS/Express ( Application Visualization System )
CAVE ( CAVE Automatic Visual Environment )・ AVS‐CAVE AVS/Express MPE ( Multi Pipeline Edition ) を用いて CAVE に表示
VRMLとは
・コンピュータ上で3次元空間図形 及び運動を表現できる言語
・Webブラウザ上で動作させることが可能
・3次元空間をコンピュータ上で 仮想世界として実現
AVSとは
・科学技術計算用可視化ツール
・主な可視化手法として 断面図、等値面、等高線などを扱うことが可能
・3次元モデルの表示・解析に向いている
・表示したモデルの回転、拡大・縮小などが行える
CAVEとは
・2.5m × 2.5mのスクリーンを 正面、側面、床面に使用し連続性のある映像を投影
・液晶シャッターメガネにより立体視が可能
・移動、回転が可能
・同時に複数人での観察が可能
ぶどうの表示
VRML
AVSAVS-CAVE
雪だるまの表示
VRML
AVSAVS-CAVE
VRML AVS
部屋のモデル
AVS-CAVEによる部屋のモデル表示
VRMLのアニメーションについて
(1)時系列データによる作成
・ある時間ごとの物体の位置座標を指定する方法
(2)JavaScriptによる作成
・物体の位置座標を関数により制御する方法
時系列データによるアニメーション
(a) (b)
(c) (d)
JavaScriptによるアニメーション
(a) 0秒後 (b) 1.5秒後
(c) 3秒後 (d) 4.5秒後
まとめ11画面立体視とCAVEでの可視化との比較
VRML、AVSでの1画面立体視
AVS-CAVEによる可視化
・本のような2次元的な表現
・内部の様子を没入的な 視点から詳細に観察
・実際の形である3次元モデル としての印象、分かりやすさが 体感できた
まとめ2VRMLのアニメーションについて
・時系列データ
・JavaScript
ある時間ごとの位置座標を指定
物体の位置座標を関数により制御
・物体に複雑な運動を させることが可能
・物体に滑らかな運動を させることが可能
・複雑な運動を表現する のが困難
今後の課題
・より複雑な3次元モデルを作成
・アニメーション
CAVEへ
・ファントムを用いて可視化ツール の適応性を広げる