リアルタイムドキュメンテーション ハンズオンセミナー...
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RTD HANDS ON SEMINAR Real Time Documentation
2015年06月27日元木一喜
ワークショップデザイナー元木 一喜
北海道情報専門学校 専任講師。WebデザインやAndroidアプリ開発に関する科目を担当。!大学卒業後、高等学校で情報の講師を経験。2014年に青山学院大学 ワークショップデザイナー育成プログラムを修了、2015年に北海道大学 科学技術コミュニケーション教育研究部門を修了。!!教員のかたわら、現在はワークショップデザイナーとして、外部に開かれたワークショップを定期的に企画・運営している。
Web - www.motoki.ch!Facebook - kazuyoshi.motoki
1.本日の流れを確認 2.注意事項 3.本日の達成目標 4.自己紹介 5.座学 6.実践 7.試写会 8.ふりかえり
本日のレシピ
1.本イベントの様子は、主催者 / 主催者の許諾する関係者によって、写真・ビデオ撮影を行います。撮影した写真・動画は、主催者 / 関係者が関与するWebサイト等で、広報手段、講演資料、書籍等に許諾なく用いる場合があります。また、マスメディアによる取材に対しても、許諾なく提供することがあります。
注意事項
1.セミナーやイベント時における、撮影や公開の重要性について知る 2.リアルタイムドキュメンテーションについて他者に説明できる 3.モバイルデバイスのみで、情報の記録・編集・発信を一人でも出来るようになる
本日の目標
1.人々がコミュニケーションをしたり、双方向の活動 をしたりする機会において、 2.そこで起こっている出来事をまさにリアルタイムに 記録すること。
リアルタイムドキュメンテーションとは?
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する リアルタイムドキュメンテーションhttp://www.nakahara-lab.net/blog/2009/08/post_1565.html
110501_POF2011 | https://www.youtube.com/watch?v=_L5MRn8EJlk
MAKING COOKIE PARTY | https://vimeo.com/89825524
1.ワークショップの最後で参加者間で行われるリフレクション、あるいは、ワークショップ会場を出たあとに非参加者をまじえて実施されるリフレクションに役立てることができる 2.ワークショップ参加者の「お土産」として持ち帰ることができる 3.ワークショップのプロセスを記述したものとして、ワークショップのステークホルダーにアカウンタビリティを果たすときに利用できる
出来たプロダクトをどう利用する?
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する リアルタイムドキュメンテーションhttp://www.nakahara-lab.net/blog/2009/08/post_1565.html
1.神戸芸術工科大学 曽和 具之、infoGuild 2.同志社女子大学 girls media Band 3.産業能率大学 橋本 諭、hashimoto-Lab 4.東京大学 中原 淳 5.はこだて未来大学 原田 泰 6.常葉大学 安武 伸朗、常葉大学未来デザイン研究会 7.東京都市大学 岡部 大介、岡部研究室
RTD実践者
• アナログ発話をひろいポストイットに記録話されている内容を記録 • デジタル動画や写真を使った映像作品
RTDの分類(かなりおおざっぱ)
Visualization for Creative project|Slide Share
http://www.slideshare.net/Naoka/visualization-for-project-131130
グラフィックレコーディングとリアルタイムドキュメンテーション |その仕事、蠍は留守です http://www.hitoyam.com/web/2015/01/12_2347.html
なぜサービスデザインの方法論をワークショップ形式で学ぶのか | Slide Share
http://www.slideshare.net/hitoyam/ss-43375051
RTDとしてのグラフィックレコード
• アナログ発話をひろいポストイットに記録話されている内容を記録(スクライピング) • デジタル動画や写真を使った映像作品
RTDの分類
今回取りあつかうのは こちら
1.リフレクション・ムービー 2.リフレクション・フォトグラフ 3.メタ・ムービー
RTDで大事な3つの素材
造形プロセスのデータベース化によるデザイン教育の手法に関する研究|神戸芸術工科大学紀要 http://kiyou.kobe-du.ac.jp/09/report/21-01.html
1.学ぶ側目線で撮影するリフレクション・ムービー
造形プロセスのデータベース化によるデザイン教育の手法に関する研究|神戸芸術工科大学紀要 http://kiyou.kobe-du.ac.jp/09/report/21-01.html
1.撮影者も学び手(参加者)の一人である意識をもって、学ぶ側の視点でさまざまな出来事をファインダーに納める。 2.撮影者が明確なストーリーを勝手に作らない。会場で刻一刻と変化する学び手の視点から、客観的に撮影・編集する。
1.メタメタ視点:会場全体(高い視点から)のコミュニケーション 2.メタ視点:個々のコミュニケーション 3.近接視点:各個人のコミュニケーション(二人の視線に近づいて)
2.コミュニケーションの関係性を3視点を撮影する
3.準備から現在までをくまなく捉えるリフレクション・ムービー
造形プロセスのデータベース化によるデザイン教育の手法に関する研究|神戸芸術工科大学紀要 http://kiyou.kobe-du.ac.jp/09/report/21-01.html
1.主催者側の開催意図や開催までの作業工程を追体験 2.教える側と学ぶ側という関係から「ともに学ぶ仲間」 3.具体的には、(1)コンセプト立案、(2)スケジューリング、
(3)実作業、(4)直前作業(主に開催前日からオープニング直前まで)
1.リフレクション・ムービーでは捉えることのできない「瞬間の事象」を捉える 2.学ぶ側の心の移り変わりを捉えるリフレクション・フォトグラフ
造形プロセスのデータベース化によるDesign教育の手法に関する研究|神戸芸術工科大学紀要 http://kiyou.kobe-du.ac.jp/09/report/21-01.html
1.会場全体を俯瞰することのできる高所に設置され、会場準備から撤収までのすべてを記録するムービー
1.上記は時間軸に沿って記録・編集 2.振り返りに必要なカットが全体時間のどの部分に存在したのかを客観的に確認する 2.再生時間を60分の1に圧縮し、1時間を1分間
メタ・ムービー
造形プロセスのデータベース化によるDesign教育の手法に関する研究|神戸芸術工科大学紀要 http://kiyou.kobe-du.ac.jp/09/report/21-01.html
電子工作でたたいて光るエコ楽器を作ろう-サッポロ・オープン・ラボ| https://vimeo.com/102414353
メタ・ムービーは会場での出来事をすべて記録しており、リアルタイム・ドキュメンテーションの客観的な指標となる。リフレクション・ムービーはメタ・ムービーの中の一部の情報を学ぶ側の目線で切り取り、分かりやすく端的にまとめた、いわば「あらすじ」のようなものである。そして、リフレクション・フォトグラフは、メタ・ムービーやリフレクション・ムービーが捉えることのできない、事象の瞬間を捉える「挿し絵」的な役割を果たしている。
【まとめ】RTD 3つの素材
造形プロセスのデータベース化によるDesign教育の手法に関する研究|神戸芸術工科大学紀要 http://kiyou.kobe-du.ac.jp/09/report/21-01.html
リフレクション・ムービーを中心に実際の撮影及び編集をしていきます。
今回のセミナーでは・・
iPhoneでの撮影時の構え方
①ホームボタンを左
②左手は逆手
③右手の親指下に人指し指はシャッターボタン
iPhoneでの撮影時の構え方
①ホームボタンを右
②左手は下半分を、カメラを隠さないように
③右手は常にホームボタン
1.最初から入っているカメラアプリで撮影 2.iPhone,iPadは横にして構える 3.両手で持って、なおかつ脇を締めて、そっと撮影ボタンにタッチ。ギュッと押しちゃうと、その力でぶれてしまうのです。 4.ピンと合わせは忘れずに。撮りたい被写体を画面上でタッチ。
撮影に入るにあたって
1.原則カメラは動かさない。 2.もし動かすなら、腰を使い一定の速度で左から右に。 3.1カット10秒以内 4.たくさん撮影する 5.視点を変えて撮影する
撮影時のポイント
1.撮影と公開の許可 2.イベントのタイムテーブルや登壇者について事前確認 3.スマートフォンのバッテリー及び空き容量の確認
撮影の前の確認事項
LEGOを使ったワークショップ体験をする班と、撮影をする班2グループに分かれて進めていきます。終わり次第交代して2回実施します。
実践
1.ファシリテータの挨拶 2.参加者の自己紹介 3.本日のワーク内容の解説 4.ワーク体験① - アイスブレイク 5.ワーク体験② - メインワーク 6.発表 7.ふりかえり
タイムテーブル
1.LEGOの高積みワーク(チームビルディング・ワーク)
ワーク①
1.LEGOで理想の職場づくり(働き方改善/ふりかえりワーク)
ワーク②
•タイムテーブルにそって、学習者の目線を意識しながら動画をピックアップ。
•テロップの入力は後、まずは動画を並べていきましょう。
iMovieで編集
•同じワークショップでも、編集者の視点が違うと伝わり方が大きく変わります。
試写会
• リアルタイムドキュメンテーターが増えると、楽しい体験の学びの解像度が変わる。言葉で伝えにくい体験を他者に伝える機会が増える。
•「撮ってみる」「編集してみると」どんな絵があるとふりかえりできるのか、見えてくる。
まとめ
RTD HANDS ON SEMINAR Real Time Documentation
2015年06月27日元木一喜