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1
目 次
〔ロシア語科〕 〔ロシア地域学科〕
1年
前・後期
実用ロシア語文法(デルカーチ・フョードル)・・・・・・・P2
実用ロシア語会話(イリイナ・タチアナ)・・・・・・・・・P4
実用ロシア語演習(イリイナ・タチアナ)・・・・・・・・・P5
英語(鳥飼やよい)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P6
ロシア史(グラチェンコフ・アンドレイ)・・・・・・・・・P7
コンピュータ入門(デルカーチ・フョードル)・・・・・・・P9
前期
ロシア地理(グラチェンコフ・アンドレイ)・・・・・・・・P10
外国語としての日本語(アニケーエフ・セルゲイ)・・・・・P11
北海道とロシア極東の交流の歴史(倉田有佳)・・・・・・・P12
後期
ロシア語講読(イリイン・ロマン)・・・・・・・・・・・・P13
ロシア経済(グラチェンコフ・アンドレイ)・・・・・・・・P14
日ロ関係史(グラチェンコフ・アンドレイ)・・・・・・・・P15
外国語としてのロシア語(アニケーエフ・セルゲイ)・・・・P16
2
教科名 実用ロシア語文法(前・後期)
学年・学科名 第1学年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】デルカーチ・フョードル
時間数・期間 前期15週8時間・120時間 後期19週4時間・76時間 総196時間
教科書など ロシア語の新しい習い方 第 1巻 ズラトウスト出版社(2000年)
補助教材・
参考書など
ロシア語の新しい習い方 第 1巻 対応基本語彙集 極東大学出版局(2004 年)
Русский язык в упражнениях, С.А. Хавронина, «Русский Язык». Курсы. 2008г.
学習到達目標: 初級文法の規則とロシア語のパターンを習得し、語彙を増やし、
ロシア語学習の基礎を作る。
学習上の留意点:
①キリル文字の「読み」「書き」を早い時期に完全に習得する。
②基礎の習得のために復習をする。
③補助教材を用い文法強化を図る。
④一般的な文法の概念と露語特有の文法用語を学ぶ。
⑤露和・和露辞書を利用する。
評価方法:テストと期末試験の他に提出課題の結果から判定する。
授 業 項 目 前期
回 内 容
1~4 ロシア語学習の心得、キリル文字のアルファベット、平叙文「これは…」、文法的な性別、数字 1~10、
疑問文(疑問詞なし)、接続詞 и, а、副詞(場所)тут, там
5~12
アルファベットの復習、文章・分節、主語・述語、肯定文・否定文(нет, не)、疑問文 Кто там? Что тут?、人称代名詞、指示代名詞 это, то、Где?、接続詞 или、否定分詞 не, ни、単語の部分とその役割、名詞の数形、副詞(場所)вон,
вот, тут、文章の同類成分の表現、所有代名詞、場所と時間の表現、数字 11~20
13~16 所有代名詞とその性、位置を表す副詞、否定分詞 неと単語の結び方、男性名詞、動詞不定形、数字 21~40
17 まとめ
18 テスト
19~30
[所有代名詞と名詞] 名詞の複数形、接尾辞の機能、接尾辞(-ец, -ель, -ник, -(н)иц-)、[形容詞の格変化] 形容詞の形態と特徴(まとめ)、数字と序数 41~50、[名品詞]、数詞と序数の復習(1~100)、同意語と反意語、程度の副詞、ロシア語文体の基本、まとめと復習
31~36 [格変化] 生格(名詞、人称代名詞)、対格(人称代名詞)、ロシア語の被動相(受動表現)、生格(所有、側の)、生格特有の前置詞 У、[ロシア語動詞] 過去形、[形容詞]、 весь, вся, всё, все、まとめと復習
37 テスト
38~44 [動詞] бытьの過去形、副詞を使った時間表現、前置詞 на, в、生格(形容詞)、数字と形容詞形(序数)、数字 100
と 1000、前置詞と人称代名詞、形容詞の前置格、人称代名詞の前置格、まとめと復習
45 テスト
46~47 動詞の現在形と未来形
48~56 名詞の変化法、名詞・形容詞の対格形、助数詞(年月日、世紀を言う)
57~60 完了・不完了対の意味、期末試験の準備
3
授 業 項 目 後期
回 内 容
1~4 比較文型、形容詞の比較級、二重動詞文型(する事が…)
5~9 名詞と形容詞の与格形、自動詞と他動詞
10 テスト
11~15 名詞と形容詞の造格形
16 テスト
17~19 非典型的な変化法と例外、中間テストの準備
20 中間テスト
21~24 副詞(時間)частоと редко、副詞と動詞の相性、短語尾系形容詞 свободенと занят、動詞 бытьと形容詞
前置格(形容詞、代名詞、序数)、形容詞 vs. 副詞、動詞 зватьと называтьсяの過去形
25 ・ロシア語の造語原理
・単語の構造
26 テスト
27~30 動詞の変化法、動詞活用に伴う子音の変化、再帰動詞
31~33 動詞の命令形、代名詞 себя・себе、всеと никто、всёと ничего、運動動詞 идти と ехатьの違い、疑問詞 Зачем? 、
動詞 видетьの活用、短語尾型形容詞(復習)
34~36 副詞 ещёと уже、смотреть на…と смотреть в…、изучать、учить、учиться
37~38 年末試験の準備
4
教科名 実用ロシア語会話(前・後期)
学年・学科名 第 1学年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】 イリイナ・タチアナ
時間数・期間 前期15週8時間・120時間 後期19週6時間・114時間 総234時間
教科書など ロシア語の新しい習い方 第1部(ズラトウスト)書き方練習帳 実用ロシア語発音教本
補助教材・
参考書など
ビデオ教材
学習到達目標: 文字を覚える。テキストの内容を理解できる、これについて話ができる。
学習上の留意点:授業は全てロシア語で行うが最初は英単語に似たなじみのある語彙を多用して授業を進め
るので、ロシア語で授業を行うことに関して心配はない。
評価方法: テキストの暗記とテスト。試験、小テストの結果と出席率、授業態度、提出物等すべての項目を
評価に含んだ総合評価形式とする。
授 業 項 目 前期
回 内 容
1~10 文字。実用ロシア語発音教本。書き方練習帳。文字をおぼえる。発音の練習。
11~13 第 1課 テキスト《家に》。テキストの内容理解し会話を設ける。
14~17 第 2課 テキスト《まもなく夕食です》。夕食について語る。テキストに関する会話を設ける。疑問文。
18~25 第3課 テキスト《教室》。教室について語る。否定文。
26~38 第 4課 テキスト《新聞と雑誌》。《私の家族》。テキストについて語る。形容詞と名詞の複数形の練習。
39-60 第 5課 テキスト《授業中》。《町の広場》。《家族の写真》。テキストに関する会話を設ける。動詞の過去形。
後期 内 容
1~21 第 6課 テキスト 《アントノフ家について》。《アンドレイと彼の家族》。自分の家族について話す。非定形。
21~57 第 7課 テキスト《私と私の家族》。《偉大なる海、聖なるバイカル湖》。テキストに関する会話を設ける。
5
教科名 ロシア語演習(前・後期)
学年・学科名 第1学年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】 イリイナ・タチアナ
時間数・期間 前期15週2時間・30時間 後期19週2時間・38時間 総68時間
教科書など ロシア語の新しい習い方 第1部(ズラトウスト)
補助教材・
参考書など
プリント類(随時)
学習到達目標:教科書の内容に添ったテープの聞き取りにより授業を進める。ロシア語の音に体全体で慣れ、
理論的にも理解できる事を目標とする。
学習上の留意点:演習には集中して臨むこと。新しい語彙・文法は確実に覚えてから演習に入ること。
評価方法:試験、小テストの結果と出席率、授業態度、提出物等すべての項目を評価に含んだ総合評価形式
とする。
授 業 項 目
前期
回 内 容
1~3 第1課アルファベット
《А О У Э И》《М П Б Н Т》
テキスト《家に》
4~6
第2課
アルファベット
《Ф В С З Л Р Ш Ж》《Ы》
テキスト《まもなく夕食です》
7~9
第3課
アルファベット《Ц Й Я Е Ё Ю》
テキスト《教室》
10~12
第4課
アルファベット《Ь Ъ》
テキスト《新聞と雑誌》
テキスト《私の家族》
13~15
第5課
テキスト《授業中》
テキスト《街の広場》
テキスト《家族の写真》
後期 内 容
1~9
第6課
テキスト《アントノフ家について》
テキスト《アンドレイと彼の家族》
10~18
第7課
テキスト《私と私の家族》
テキスト《偉大なる海、聖なるバイカル湖》
6
教科名 英語(前・後期)
学年・学科名 第 1学年
ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】鳥飼やよい
時間数・期間 前期 15週 4時間・60時間 後期 19週 4時間・76時間 総 136時間
教科書など MISSING PERSON A RADIO PLAY LONGMAN INTERMEDIATE LISTENING SERIES BOOK 1 KAREN HUNTER
ANDERSON
補助教材・
参考書など
MISSING PERSON 付属 CD
学習到達目標: 外国語学習において Input 無しに Outputはない。つまり、聞けない人は話せない、読まない人は
書けないということである。また学習のある段階においては、コントロールされたテキストの反復学
習が好ましい。これらの前提を踏まえ、英語のドラマを精聴し日常的に話される自然な英語を聞き
取り、その書き取りを行うことで、学生は自然な英語の発音、抑揚を習得すると同時に、基礎的な
文法や構文や口語表現を理解し学ぶ。
学習上の留意点: 授業は必ず課題のリスニングを行ったうえで参加すること。
評価方法:宿題 10%、出席 10%、各レッスン終了後のテスト 80%
5(90-100%)、4(80-90%)、3(70-80%)、不合格(-69%)
授 業 項 目
前期
回 内 容
1 イントロダクション
2~5 レッスン 1 «AT THE AIRPORT»
6 レッスン 1 復習テスト
7~10 レッスン 2 «THE OREGON HOTEL»
11 レッスン 2復習テスト
12~15 レッスン 3 «DINNER TIME»
16 レッスン 3復習テスト
17~20 レッスン 4 «AN INTRUDER»
21 レッスン 4復習テスト
22~25 レッスン 5 «THE PLANS»
26 レッスン 5復習テスト
27~29 レッスン 6 «ACME»前半
30 前期テスト
後期
回 内 容
1 レッスン 6 «ACME»後半
2 レッスン 6復習テスト
3~7 レッスン 7 «THE PICKUP»
8 レッスン 7復習テスト
9~13 レッスン 8 «A WILD CHASE2
14 レッスン 8復習テスト
15~19 レッスン 9 «BACK AT THE HOTEL»
20 レッスン 9復習テスト
21~25 レッスン 10 «THE GANG»
26 レッスン 10復習テスト
27~31 レッスン 11 «INSIDE THE HOUSE»
33~37 レッスン 12 «CLOSING THE CASE»
38 後期テスト
7
教科名 ロシア史(前・後期)
学年・学科名 1年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】グラチェンコフ アンドレイ
時間数・期間 前期15週 2時間・30時間 後期19週38時間 総68時間
教科書など 使用する。
補助教材・
参考書など
適切な参考書を授業中に配布する。
学習到達目標:
講義の目的は、ロシア語を学ぶため、またロシアに関するさまざまな研究を進めるため
に欠くことのできないロシア史の基礎知識を身につけることである。古代スラブ世界に
はじまり、8 世紀、10 世紀をへて、12 世紀末にいたるまでのロシアの歴史の流れを概観
する。具体的には、キエフ国家を中心に、古代ロシアの五百年にわたる政治・経済・文
化の歴史を通覧し,キエフ・ル-シという国への理解を深め,あわせて,ルーシと周辺
諸国との関係の理解への道を探ることを目的とする。
学習上の留意点:教科書を使用し、時々、プリントを配布する。またビデオ等の視聴覚教材は利用しないので
板書で説明する。授業の進行に合わせて参考書を読んでおくと理解しやすい。 質問は授業中、授業後に受け
る。出席は毎回とる。
評価方法:期末に行う筆記試験の成績に出席を加味する。筆記試験は、自筆ノート、配布プリントの持込可。
ただし試験問題を解くためには、日頃、講義を真面目に受けている必要がある。真面目に授業を受けていれば、
試験での不合格を心配することはないであろう。
授 業 項 目 前期
回 内 容
1 キエフ国家成立1 東スラブ諸族の世界
2 キエフ国家成立 2 ル-シ族の問題とノルマン説
3 キエフ国家成立 3 イゴリ公と巡回徴貢制
4 キエフ国家成立 4 オリガ妃の改革
5 キエフ国家成立 5 スウャトスラブ公とハザル国
6 キエフ国家成立 6 聖ウラジメルの政権とギリッシャ政教の国教化
7 キエフ国家解体1 キエフ大公と諸公間関係、大公位を巡る戦い
8 キエフ国家解体2 キエフ都とノウォゴロド都、北方ル-シの特徴性
9 キエフ国家解体 3 ヤロスラフ賢公とル-シ法典
10 キエフ国家解体 4 ウラジミル・モノマフ政治
11 キエフ国家解体 5 ウラジメル-スズダリ公国の台頭とキエフ公国意義の低下
12 キエフ国家解体 6 キエフ・ル-シの封建制の独特性
13 モンゴル侵入・1 チンギ-ズ汗の登場とモンゴル勢力
14 モンゴル侵入・2 モンゴル帝国の形成
15 モンゴル侵入・3 東ヨーロッパの征服とキプチャク汗国成立
8
授 業 項 目 後期
回 内 容
1 封建分離制・1 モンゴル軍の襲来
2 封建分離制・2 「タタルくびき」と北西・北東・南西ロシアの諸公国
3 封建分離制・3 モスクワの台頭、モスクワとトウェリ間の戦い
4 封建分離制・4 イワン・カリタのモスクワ公国の領土拡大
5 封建分離制・5 モスクワ大公国の成立と発展
6 統一国家形成・1 「タタルくびき」廃棄と専制の成立
7 統一国家形成・2 イワン 4世の親政と改革
8 統一国家形成・3 カザン汗国の征服とリウ“ォトアニア戦争
9 統一国家形成・4 オプリチナ制とその目的
10 モスクワ国家の危機・1 ボリス・ゴドゥノフ政治と農奴制成立
11 モスクワ国家の危機・2 偽ドミトリィ 1 世・2 世の政治と外国の干渉
12 モスクワ国家の危機・3 ロマノフ朝成立と全国会議
13 17世紀の経済・社会問題・1 土地問題と農奴制
14 17世紀の経済・社会問題・2 貨幣制と税制:担税民と非担税民
15 17世紀の経済・社会問題・3 対外貿易とシベリア開発
16 17世紀の経済・社会問題・4 官庁と地方行政
17 17世紀のモスクワ国家と周辺諸国・1 クリミア汗国とトルコ帝国
18 17世紀のモスクワ国家と周辺諸国・2 ポ-ランド大王国とスエーデン王国
19 17世紀のモスクワ国家と周辺諸国・3 ウクライナ・コザク国家誕生とロシア・ポランド関係
9
教科名 コンピュータ入門(前・後期)
学年・学科名 第1学年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】 デルカーチ・フョードル
時間数・期間 前期15週2時間・30時間 後期19週2時間・38時間 総68時間
教科書など 「繰り返して慣れる!スピードマスター IT基礎&モラル」NOA出版、2006
「Schooling Text Word 基礎編」NOA出版、2006
補助教材
参考書など プリント、ビデオ等
学習上の留意点:
① コンピュータ用語を理解すること
② PC本体の基本構造を分かること
③ あらゆる記憶装置(ディスク・メディア)を利用できること。
④ Windows XPの組織(ファイルとフォルダ、パス、アクセサリ等)を知り、使用で
きること。
⑤ MSWORD を利用し、画像・表・グラフを含むドキュメントを作成できること。
⑥ EXCEL の基本操作をできること。
評価方法:テスト=4時間/期末試験、学年末試験=4時間
授 業 項 目
前期
回 内 容
1~5
【基本知識】PCの構造、主要部分とその機能。基本コンピュータ用語。ハードとソフト。本
体の主要部品(マザーボード、CPU、メモリ、サウンドボード、ビデオボード)。情報書込みと
保存方法、ディスクメモリ装置。ROM と RAM の違い。コンピュータの5機能。OSとアプリ
ケーション。WindowsとMac:その歴史、普及、将来性。Windowsの基本構造
と使い方。キーボードとマウスをつかう情報入力方法。ウィンドウとダイアログの仕組み、メ
ニュー、エクスプローラの利用。ドキュメントを開く、保存する。Windowsに使う主要
アプリケーション、プログラムのインストール方法。スキャンディスク、最適化、クリンアッ
プ。ファイルの種類、拡張子、その他。
6~14
【ワード&エクセル】テキスト入力の簡単なツール(メモ帳とワードパッド)、IMEの使い方、
文字入力方法。間違いの直し方。クリップボードの利用。多言語の対応問題(エンコード)、ユ
ニコード。新規文書の作成。Wordのツールバー、ホットキーの使い方。文字入力、段落の
設定、ページの設定、オブジェクトの挿入。ルーラーの使い方、表の作成と編集。Word内
でグラフを作る。Wordで描画。印刷方法。他の方式でドキュメントを保存する。Exce
lの基本操作。プリンターの各種と印刷設定。
15 期末試験
後期
回 内 容
1~3 インターネットの利用。ブラウザーの利用、ブラウザーの各種。サーチエンジン、ファイル
のダウンロード、インターネット上のマナーと安全。メールサービスの活用。クラウド技術。
4~14
【インターネットとHTML】アンチウィルスとファイヤーウォール。WordでWebペ
ージを作成する。HTMLの基礎。HTMLソースの構成、主なタッグ、HTMLソースの
書き方。HTMLページに画像を挿入する。BMP、JPEG、GIF、PNGの画像。ベ
クターイメージとラスターイメージ。グラフィックソフトの使い方。画像の作成と編集。
15~16 復習と実践プロジェクト。
17~18 ロシア語のタイピングドリール。年末試験を前提に復習。
19 年末試験
10
教科名 ロシア地理(前期)
学年・学科名 1年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】グラチェンコフ・アンドレイ
時間数・期間 前期15週 2時間・30時間 総30時間
教科書など 使用しない。
補助教材・
参考書など 適当な参考書を授業に合わせて説明する。
学習到達目標: この講義の目標は、ロシアの地図を素材として、地理学的な考え方を学ぶことにありま
す。ロシアは、北方に位置するユーラアジア大陸国で、豊かな資源と激しい自然、ロシア
人と非常に多い少数民族を含む多民族国家である。授業では、自然、資源、民族、文化、
などのさまざまな面を扱いますが、ロシアの中で気候ゾンや経済地域をみることで、新た
な発見をしてほしいと思います。授業ではロシアを理解するために必要な知識を学ぶこと
になります。
学習上の留意点: 教科書を使用しないので授業に出席するよう努めてほしいと思う。授業を受けるだけでな
く、参考書などを利用してさらに自ら研究することが望ましい。教科書を使用しないので、できるだけ板
書して説明する。授業の進行に合わせて参考書を読んでおくと理解しやすいであろう。
評価方法:期末に行う筆記試験の成績に出席を加味します。筆記試験は、自筆ノート、配布プリントの持込
可。ただし試験問題を解くためには、日頃、講義を真面目に受けている必要があります。真面目に授業を受
けていれば、試験での不合格を心配することはないでしょう。
授 業 項 目 前期
回 内 容
1 ロシアの概観 ロシア地理的地位、国土の面積、海岸線:主な海と湾
2 ロシア地理的条件・1 地形条件:山地と平原
3 ロシア地理的条件・2 主な河川と湖
4 ロシア地理的条件・3 気候条件:気温と雨量、主な気候ゾン
5 ロシア地理的条件・4 土壌条件:チェルノジョム地とポドゾル地の分布
6 ロシア天然資源・1 エネルギ-資源、 埋蔵量と主な炭田、油田、ガス田
7 ロシア天然資源・2 鉱物資源、埋蔵量と主な鉱床と鉱山
8 ロシア天然資源・3 森林資源 針葉森林の分布と伐採量
9 ロシア天然資源・4 海産資源 主な漁労地域と魚捕獲量の推移
10 ロシア天然資源・5 水源:消費量と河川流量間アンバランス
11 ロシア人口・1 人口の民族構成と宗教構造、民族問題と独立運動
12 ロシア人口・2 人口の分布と平均密度、人口の社会移動
13 ロシア人口・3 人口の移動 自然増加率:出生率と死亡率移動
14 ロシア人口・4 人口ピラミミッド 老齢化・小子化問題
15 ロシア人口・5 労働力人口:職業人口と失業
11
教科名 ゼミナール「外国語としての日本語」(前期)
学年・学科名 第1学年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】 アニケーエフ・セルゲイ
時間数・期間 前期15週 2時間・30時間 総30時間
教科書など 使用しない。
補助教材・
参考書など
吉川武時「日本語文法入門」、1989年、株式会社アルク。江副隆秀「外国人に教える日本
語文法入門」、1987年、株式会社東京印書館
学習到達目標:日本語をまったく知らない外国人を相手にするのが日本語教育だということである。日本語教育
で言う文法と国語文法とは違うところ。日本語は面白くて不思議な決まりがあるのを発見するこ
とを目指す。日本語の意外な横顔。視点を変えての日本語の再発見。
学習上の留意点:外国人に日本語を教える立場から日本語を対象にすること。その時自分の母語である日本語を
常に「外国語」として認識すること。日本語の音声、文法、語彙などについて考えさせること。
評価方法:小テストの結果と出席率を下に決定
授 業 項 目
前期
回 内 容
1~4 日本語教育の基本的要素(日本語の歴史、日本語教授法、日本語学、言語学、学習者の背景に関
する知識、クラス運営、雑学・日本学)
5~7
日本語教師に必要なもの(言語学的知識、日本語教授法、教育心理学的知識 教育社会学的知
識、日本語教育をとりまく環境など、教育歴史学的知識、日本語教育の歴史)
8~15
外国人に教えるための日本語文法
日本語の音声:長音・促音・撥音。
動詞の活用。国語文法の動詞の活用。日本語教育で指導する活用の形。
「テフォーム」とは何か。動詞のグループ分け。継続動詞・瞬間動詞。
形容詞の意外な難しさ。形容詞の活用。日本語の受身の分類。
敬語の教え方。場面設定の大切さ。謙譲語の導入。
日本語の語彙。語彙の教え方。
話し言葉の特性。書き言葉から話し言葉へ。日本人らしさということ。
12
教科名 北海道とロシア極東の交流の歴史(前期)
学年・学科名 1年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】倉田有佳
時間数・期間 前期15週30時間 総30時間
教科書など 使用しない
補助教材・
参考書など
ポダルコ・ピョートル「白系ロシア人とニッポン」
澤田和彦「白系ロシア人と日本文化」
原 暉之「ウラジオストク物語」
清水 恵「函館ロシア その交流の軌跡」
学習到達目標: ○函館とロシアの210年以上に渡る交流について全般的な理解を深める。
○函館とロシアの歴史を150年に渡るロシア領事館の変遷史から理解する。
○幕末から現在までの函館におけるロシア語教育の変遷について理解する。
○19世紀末から20世紀半ばまでのロシア極東から北海道への避難・亡命の歴史とロシ
ア極東と日本(函館)の全般的な歴史を理解する。
○大正、昭和初期に函館で暮らした白系ロシア人についてと、来日・亡命ロシア人が日本
にもたらした芸術文化について理解する。
○北洋漁業の基地として栄えた頃の函館とロシア(ソ連)の関係について理解する。
○20世紀初頭のウラジオストクの日本人居留民社会を通して、当時海外に出て行った日
本人について理解する。
○冷戦時代の函館とロシア極東地域の交流について理解する。
○姉妹都市ウラジオストク市、ユジノサハリンスク市などとの対ロシア交流について理解
を深める。
○他都市の対ロシア極東交流について理解する。
学習上の留意点:
評価方法:出席(20%) 授業態度(20%) 試験(60%)
授 業 項 目 前期
回 内 容
1 函館とロシアの交流
2 ロシア領事館と函館
3 函館とロシア語
4 西部地区に残るロシア面影散策
5 ロシア極東から北海道への避難・亡命の歴史
6 函館に暮らした白系ロシア人
7 在日ロシア人の日本における文化的・社会的軌跡
8 元流刑囚漁業家 Kh,P.ビリチの生涯
9 北洋漁業の基地函館とロシア(ソ連)
10 新聞記事から読み解く最近の北海道とロシア極東の関係
11 20世紀初頭のウラジオストクの日本人居留民社会
12 冷戦時代のソ連と函館の交流
13 近年と函館とロシアの交流
14 ロシア極東と日本の地方都市の交流
15 試験
13
教科名 ロシア語講読(後期)
学年・学科名 第1学年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】イリイン・ロマン
時間数・期間 後期19週2時間・38時間 総38時間
教科書など S・コーネワ「実用ロシア語講読書」
補助教材・
参考書など
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学習到達目標: 学生はどんな大きな文書を読んでも、迷うことなく文章の構造を見分け、分析的に翻訳で
き、文から最大限の情報を抽出できること。又、読むスピードを上げ語彙を増やすこと。
学習上の留意点:
・授業中「問いと答え」に集中する。
・講師の質問に対し、学生が文書の中から出来るだけ短い答えを見つける。
・講師は文章の中から単語(又は短い部分)を挙げて、学生は文書に基づいて「それはどの質問に答える言
葉か」答える。
・学生は自分で文書の様々な部分に質問をして、それに答える。
・学生は文章の限られた部分だけを読んで(例えば、主語、述語と目的語だけ)、文書の内容を要約する。
評価方法:期末試験、筆記テスト
授 業 項 目 後期
回 内 容
1~2 第1課「もうすぐ新学年」
3~4 第2課「うちのママとサッカー」
5~6 第3課「母」
7 テスト1
8~9 第4課「大事な話」
10~11 第5課「難しい試験」
12~13 第6課「保養地」
14 テスト2
15~16 第7課「お婆ちゃんとヴォーフカ君」
17~18 第8課「蘇った青春」
19 まとめ、学年末試験への準備
14
教科名 ロシア経済(後期)
学年・学科名 1年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】グラチェンコフ・アンドレイ
時間数・期間 後期19週 2時間・ 38時間 総38時間
教科書など 使用しない
補助教材・
参考書など 適当な参考書を授業に合わせて説明する。
学習到達目標: この授業の目的は、ロシアの経済発展を支える経済活動についてマクロ的な観点から国内
総生産構造や産業構造や貿易構造等を分析し今後ロシア経済がどの方向に進もうとしてい
るかを展望することを目的とする。
学習上の留意点:教科書を使用しないので授業に出席するよう努めてほしいと思う。
授業を受けるだけでなく、参考書などを利用してさらに自ら研究することが望ましい。
評価方法:期末に行う筆記試験の成績に出席を加味します。筆記試験は、自筆ノート、配布プリントの持込
可。ただし試験問題を解くためには、日頃、講義を真面目に受けている必要があります。真面目に授業を受
けていれば、試験での不合格を心配することはないでしょう。
授 業 項 目 後期
回 内 容
1 ロシア経済の特徴・1 ロシア GDPの構造: 国内貯蓄と投資
2 ロシア経済の特徴・2 ロシア GDPの構造: 生産と消費
3 ロシア経済の特徴・3 ロシア GDPの構造: 住民所得格差 消費構造と家計
4 ロシア産業の構造・1 重工業と軽工業
5 ロシア産業の構造・2 自然独占と金融産業グル-プ
6 主な産業部門・1 石油産業:産出動向と主な企業
7 主な産業部門・2 ガス産業と石炭産業:産出動向と主な企業
8 主な産業部門・3 電力産業:発電動向と主な企業
9 主な産業部門・4 鉄鋼産業:産出動向と主な企業
10 主な産業部門・5 アルミナ産業:産出動向と主な企業
11 消費市場・1 ビル市場、その構造と展望
12 消費市場・2 外国産の新車市場:動向と展望
13 消費市場・3 日常生活商品市場:朝市とデパ-ト
14 第一次産業・1 農業:農業改革と農業生産量の動態
15 第一次産業・2 林業と漁業:生産量と密輸諸問題
16 第三次産業 運輸業;運輸手段別貨物輸送量
17 対外貿易・1 ロシアの国際収支:経常収支と資本収支、投資不足と資本逃避
18 対外貿易・2 輸出入の商品構造と主な相手の国
19 対外貿易・3 日ロ貿易現状と見通し
15
教科名 日ロ関係史(後期)
学年・学科名 1年 ロシア地域学科
ロシア語科 【担当教員】グラチェンコフ・アンドレイ
時間数・期間 後期19週 2時間・38時間 総38時間
教科書など 使用しない。
補助教材・
参考書など
適当な参考書を授業に合わせて説明する。
学習到達目標: 歴史、政治、経済、社会、文化、芸術、思想などのさまざまな分野について、日ロ関係史
を研究するために必要な基礎的知識を習得する。日露関係という概念も、その内容的な範
囲についても、歴史的に見れば、決して一意的に述べることはできない。日露関係の形成
と変容の過程を歴史的に概観し、日露関係の近・現代史の諸問題について、現代的な視点
から考察する。日露関係と今日両国が抱えている問題を理解する。
学習上の留意点:基本的に、講義形式で進める。教科書を使用しないので授業に出席するよう努めてほしい
と思う。授業を受けるだけでなく、参考書などを利用してさらに自ら研究することが望ましい。教科書を
使用しないので、できるだけ板書して説明する。授業の進行に合わせて参考書を読んでおくと理解しやす
いであろう。
評価方法:期末に行う筆記試験の成績に出席を加味します。筆記試験は、自筆ノート、配布プリントの持込
可。ただし試験問題を解くためには、日頃、講義を真面目に受けている必要があります。真面目に授業を受
けていれば、試験での不合格を心配することはないでしょう。
授 業 項 目 後期
回 内 容
1 ロシアン・アメリカ シベリア開発とアラスカ発見。ロシア人のクリル列島進出
2 明治維新とロシア・1 樺太・千島交換条約。日清戦争までの東アジアの軍事力
3 明治維新とロシア・2 日清戦争と日露関係戦争の意義
4 日清戦争後の極東情勢 アメリカ合衆国の東侵政策。ロシアの東侵政策日英同盟締結
5 日露戦争 戦争の経過。桂・タフト協定。ポーツマス講和会議。
6 日露戦争後の日露関係 日露協約日露協約①調印。満鉄。日露密約。
7 日ロ経済関係 貿易関係。ウラジオストク~新潟の航路開設。1907年漁業協約の内容
8 日露関係の文化的側面 明治維新後の日露文化交流
9 シベリア出兵・1 ロシア革命に対する干渉。チェコスロバキア軍の反乱。各国軍のウラジオ出兵。
10 シベリア出兵・2 極東共和国成立。北樺太保障占領開始。大連会議。
11 20世紀 20年代後半、日ソ関係の発展 日ソ基本条約調印。日ソ漁業条約締結。北サハリン問題。
12 日ソ戦争に向け一直線・1 中ソ国交回復。新彊一東トルキスタンの状況。ソ連と新彊との秘密貿
易協定を締結。満州事件と「満州国」を成立。
13 日ソ戦争に向け一直線・2 日独防共協定調印。広田三原則。張鼓峰事件。中国の国内情勢が変化。
ノモンハン事件。
14 第二次世界戦争と日ソ関係・1 日ソ中立条約成立。テゲラン会議とヤルタ協定。ポツタム会議。
ソ連、南樺太と千島の併合を布告。
15
第二次世界戦争と日ソ関係・2 ソ連対日参戦。日本、ポツタム宣言受諾。ソ連邦最高会議、サハリン島南部及びクリル諸島(千島列島)の国有化。サンフランシスコ平和条約が調印。吉田茂全権大使の表現。日米安保条約の締結。
16 第二次世界戦争後、日ソ関係 日ソ国交回復共同宣言。外交・領事関係を回復。日ソ漁業条約調印。
17 20世紀 50-60年代、日ソ関係の発展 新日米安保条約の締結とソ連の立場。 モスクワの日ソ首脳会談と日ソ共同声明。
18 20世紀 50-60年代、日ソ関係の発展 73年「日ソ共同声明」 (田中・ブレジネフ)。 91年「日ソ共同声明」 (海部・ゴルパチョフ)。
19 最近の日露関係 平和条約締結問題。東京宣言のポイント。政治対話、平和条約交渉。
16
教科名 ゼミナール「外国語としてのロシア語」(後期)
学年・学科名
第1学年 ロシア地域学科
ロシア語科
【担当教員】 アニケーエフ・セルゲイ
時間数・期間 後期19週2時間・38時間 総38時間
教科書など 使用しない。
補助教材・
参考書など
И. М. Пулькина, Е.Б. Захава-Некрасова. Учебник русского языка для студентов-иностранцев. 中澤英彦
「はじめてのロシア語」、講談社現代新書、1991年。プリント類(随時)
学習到達目標:今まで学んできたロシア語文法の知識を体系的に整理する方法。ロシア語のルールの規則性を見出す工夫。
学習上の留意点:なぜ文法か・ロシア語の字面の背後にある言葉の構造を探るに文法の必要性。日本人が外国人の立場でロシ
ア語を理解しようとするとき、外国人なりの工夫と意識。 文法中心学習。
評価方法:定期的に行うトレーニングペーパーの結果のほかに出席率の加味
授 業 項 目
後期
回 内 容
1~4
ロシア語の文字と音声:ロシア語の音素とアルファベットの対応、母音・子音、アクセントの役割、母音・子
音の硬・軟対立概念、子音同化の原則、単語の単位としての音節、単語の成り立ち・合成語
5~7
基本文法 ― 名詞の性・数と代名詞:名詞の3つの性、名詞の複数形と形容詞変化、代名詞と基本構文、数
詞と数の慣用句
8~15 名詞格変化とその用法:格変化と活動体・不活動体、格と前置詞、代名詞と形容詞の格変化、生格の用法
16~19
あいまいさや抽象的イメージの生格、他動詞の目的語にも否定生格、希求生格、部分生格、数量生格