「のたのシカ技術の開発」 %Ê'2 B Ý7€¦ ·  · 2014-02-21ISBN 978-4-905304-32-6....

28
I S B N 978-4-905304-32-6 ㎰ᯘỈ⏘┬ ㎰ᯘỈ⏘ᴗ㣗ရ⏘ᴗ⛉Ꮫ技術◊✲᥎㐍ᴗ 「ᯘᴗ⿕ᐖ㍍ῶのたのシカಶయ⟶⌮技術の開発」 ◊✲ᡂᯝ㞟 ᳃ᯘ⥲◊✲ᡤ 3 ᮇ୰ᮇィ⏬ᡂᯝ 13(᳃ᯘᶵ⬟発-7⊂❧⾜ᨻἲே ᳃ᯘ⥲◊✲ᡤ F o r e st ry and F o r e s t P r o d u cts R e s e a rch In s titu te ⊂❧⾜ᨻἲே ᳃ᯘ⥲◊✲ᡤ F o r e st ry and F o r e s t P r o d u cts R e s e a rch In s titu te ⊂❧⾜ᨻἲே ᳃ᯘ⥲◊✲ᡤ F o r e st ry and F o r e s t P r o d u cts R e s e a rch In s titu te

Transcript of 「のたのシカ技術の開発」 %Ê'2 B Ý7€¦ ·  · 2014-02-21ISBN 978-4-905304-32-6....

I S B N 978-4-905304-32-6

技術

「 のた のシカ 技術の開発」

3 13( 発 -7)

F o r e st r y a n d F o r e s t P r o d u ct s R e s e a r ch I n s t i t u t eF o r e st r y a n d F o r e s t P r o d u ct s R e s e a r ch I n s t i t u t eF o r e st r y a n d F o r e s t P r o d u ct s R e s e a r ch I n s t i t u t e

近 ( 研究所 州 所) 田 ( 研究所 所)

( 研究所 海 所) ( 研究所)

の 用の

305-8687 の

発 ( )

発 2014 2 1

029-829-8135

e-mail [email protected]

の を

shika-hyosi1234-cs6.indd 1 2014/02/03 9:51:56

KOIZUMI Toru
テキストボックス
ISBN 978-4-905304-32-6
KOIZUMI Toru
テキストボックス
Forestry and Forest Products Research Institute

課題 「 のた の の開発」

( ) シカ の開発 2

(2)シカ の のた の シ の

( )シカ の 発 の

課題2「 のた の シ の開発」

( ) 用 を用いた誘引 の開発

(2)視覚音声等の刺激を用いた給餌場へのシカ誘引誘導技術の開発

( )給餌場 技術の開発

) 用 い を たシカ 2

2) 用 シカを

)シカの を

課題 「 のた の の開発」

( )シカ の の

(2) の の の開発 22

( ) の開発 2

・ ト STRUCTURE 2.3.4(Pritchard et al.2000)を用い、 を用いて ン がいくつの分 に分かれ

るかを 定した。 は個体が ス ーに り られる確 、 は個体、1 色が 1 つの分 を す。

a k a - g( 算 ) a g Multiplex1 TGLA53 18 0.342400 183-223 56 g h a . 1 42 BM888 10 0.123600 188-218 58 g a a . 1 63 BM3628 6 0.045510 204-218 58 g h a . 1 44 CSSM019 10 0.017600 146-164 55 g a . 1 45 H225 16 0.006912 144-196 58 setA h a . 1 66 a 1 3 9 0.002732 112-142 56 setD a a . 1 67 BM6506 9 0.001146 202-218 58 setB h a . 1 48 IDVGA29 7 0.000508 147-175 52 setC a a . 1 59 BM6438 7 0.000227 268-290 55 g h a . 1 4

10 RM188 6 0.000105 144-132 59 g a a . 1 411 BM4107 8 0.000051 151-179 58 g a a . 1 612 BMC1009 5 0.000025 284-300 58 setB h a . 1 413 BL42 4 0.000014 239-259 58 setA h a . 1 414 14 7 0.000008 226-242 65 g a . 1 515 CSSM043 3 0.000005 258-264 52 setC a . 1 416 BOVIRBP 3 0.000004 147-151 56 setD a a . 1 517 BM203 5 0.000003 206-232 58 g h a . 1 4

Step a

1 4 2:002 4 0:30

ga

1. 0:30

2 0 45 13 2 10:004 4

)

1.SSR ーカーの特 およ PID-sibling による

有用性の

・ Multiplex は、一 の PCR で複数の を させる を す。 ・ PID-sibling は個体の が同一の ローンである可能性を示し、

複数の を して した が 0.001 を下 れ そこまでの

を用いて個体識別が可能とされる( ン 1000 個体 に ローンが 1 個体以下しか しないことを す)。

図 2.STRUCTURE による 個体 間 の 定結果

図 1. DA(Nei.1983)を用いた 図結果 ・ 図 1 と図 2 は同 デー ト( ン 数の多かった からは 10 個体を )を用いた。

・ は を反 した 4 つの ス ーを示した。

2. SSR ーカーの

PCR 反応設定

E4

1225-10

E7-1

S7-1

E6-1

E4-1 E

7-2 S7-2

S7-1m

at

1227-23

E9-2

kyu1

kyu7

kyu2

kyu5

kyu3 kyu4 kyu6

kyu8

0222m178

0118m138

0122m280

163

0205m203

164

0208m192

0115m104

0118m131

0208m219

gifu9

gifu1

gifu2

gifu5

gifu6

gifu7

gifu10

0.05

30cycle 2

1. ただし、 BM203、BM3628、BM4107、TGLA53、 BM6438、CSSM019、setC は 1:00、 Cervid14 は 2:00 にて行った 2. ただし、 BM203、BM3628、BM4107、TGLA53、 BM6438、CSSM019、setC は

32cycle、

25

23

・ ト STRUCTURE 2.3.4(Pritchard et al.2000)を用い、 を用いて ン がいくつの分 に分かれ

るかを 定した。 は個体が ス ーに り られる確 、 は個体、1 色が 1 つの分 を す。

a k a - g( 算 ) a g1 53 18 0.342400 183-223 56 g h a . 1 42 888 10 0.123600 188-218 58 g a a . 1 63 3628 6 0.045510 204-218 58 g h a . 1 44 01 10 0.01 600 146-164 55 g a . 1 45 H225 16 0.006 12 144-1 6 58 h a . 1 66 a 1 3 0.002 32 112-142 56 a a . 1 6

6506 0.001146 202-218 58 h a . 1 48 2 0.000508 14 -1 5 52 a a . 1 5

6438 0.00022 268-2 0 55 g h a . 1 410 188 6 0.000105 144-132 5 g a a . 1 411 410 8 0.000051 151-1 58 g a a . 1 612 100 5 0.000025 284-300 58 h a . 1 413 42 4 0.000014 23 -25 58 h a . 1 414 14 0.000008 226-242 65 g a . 1 515 043 3 0.000005 258-264 52 a . 1 416 3 0.000004 14 -151 56 a a . 1 51 203 5 0.000003 206-232 58 g h a . 1 4

a

1 4 2 002 4 0 30

ga

1. 0 30

2 0 45 13 2 10 004 4

1.SSR ーカーの特 およ PID-sibling による

有用性の

・ Multiplex は、一 の PCR で複数の を させる を す。

・ PID-sibling は個体の が同一の ローンである可能性を示し、 複数の を して した が 0.001 を下 れ そこまでの

を用いて個体識別が可能とされる( ン 1000 個体 に ローンが 1 個体以下しか しないことを す)。

図 2.STRUCTURE による 個体 間 の 定結果

図 1. DA(Nei.1983)を用いた 図結果 ・ 図 1 と図 2 は同 デー ト( ン 数の多かった からは 10 個体を )を用いた。 ・ は を反 した 4 つの ス ーを示した。

2. SSR ーカーの

PCR 反応設定

のの

E4

1225-10

E7-1

S7-1

E6-1

E4-1 E

7-2 S7-2

S7-1m

at

1227-23

E9-2

kyu1

kyu7

kyu2

kyu5

kyu3 kyu4 kyu6

kyu8

0222m178

0118m138

0122m280

163

0205m203

164

0208m192

0115m104

0118m131

0208m219

gifu9

gifu1

gifu2

gifu5

gifu6

gifu7

gifu10

0.0

5

30cycle 2

1. ただし、 BM203、BM3628、BM4107、TGLA53、 BM6438、CSSM019、setC は 1:00、 Cervid14 は 2:00 にて行った

2. ただし、 BM203、BM3628、BM4107、TGLA53、 BM6438、CSSM019、setC は

32cycle、

4) 体的なデー

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シカによる は な問 となっています。 は人工 だけでなく も 大

し、 で植生の が きています。シカによる は、 生に大き

な となるのはもとより、生 多 性の にも大きな 響を し、下 植生の による

の は の問 ともなっています。

、 、個体 理、生息 理を3つの とする 対 が されており、

特に では、個体 理に 点をおいた対 が求められています。一 、 には数の減

と高 化が同時に進行しており、 に けた 的なシカ捕獲に大きな となっていま

す。

このよ な に対処するため、 成 22 25年度まで農 による たな農

を 進する 用 発 ( 、農 ・食品 学 研究 進 ) として

軽減のためのニホンジカ個体数 理 の 発 が されました。この ロジ

トは、 的な とは異なる たな個体数 理 を 発し、その効果と有用性を

し、 的な 用に必要な 処理 を 発することを 的とし、個体数 理のための捕獲シ

ステムの 発、個体数 理のための の 発、個体数 理のための の 発の 3つ

の研究 を設定しました。 から されるよ に、これからのシカ 理は、 分野の

ロジ ト同 、 (Plan) 行(Do) (Check) (Act) か

らなる PDCA イ に って進行 理する必要があります。

個体数 理のための捕獲システムの 発 では、 人数で、 で、効 よくシカを捕獲す

るために、野生ジカの行動を しながら誘引し ス のみを対 として れの ー ーから取

り く、とい しい を 発しました。 個体数 理のための の 発 では、誘引

と を み わせて に捕獲を り し、個体数の減 により 植 の食 が軽減すること

を し、捕獲個体にも 用のスト スを えない 理的な捕獲 であることを明らかにしま

した。 個体数 理のための の 発 では、 点的に捕獲を進める場所を選定するた

め、GISの 間 によりシカ 度分 図を 成する を 発し、 な シートに

より植生に対するシカのイン トを に 時間で調査する を 発しました。

後は、 とシカ捕獲 を一体化させて同時進行させ、より効果的なシカ 理を

して 発をおこなっていきたいと えています。

本 ロジ ト にあたって いただきました数多くの 、 体、個人の

に めて く し ます。

成 26年 2

研究 研究所 研究コーデ ー

1

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1-( )小課題名

「 シカ の開発」

研究所 州 所 近

研究所

1)研究の進捗結果

成 22 年度には、 本 と のシカ生息 度 のデー ースを した。 の

シカ生息 度調査は、 本 のよ に を一 に調査するのではなく、5 に 分して 5 カ

年で 内を調査するとい であり、 とに調 の必要があることが明らかになった。

成 23 年度には、 捕獲、有 捕獲、 加 を した生息 度調 デ を 成し、

のシカ生息 度デー ースに対して調 を行った。また、大分 の生息 度デー ース

を した。 成 24 年度には、このシカ生息 度調 デ を 用して、 およ

について、2010 年度を としたシカ生息 度デー ースを した。また、これまでに

した 本 、 、大分 のデー ースも 2010 年度を に調 した。 成 25 年度に

は、2010 年度 の 、 本 、大分 、 、 のシカ生息 度デー ース

から、生息 度分 を し、シカの生息 の生息 度分 を 成した。

2)成果の内容

1. 意の年度のシカ生息 度分 の を可能にする デ を 発した(図 1)。これによっ

て、同一 内で調査時期の異なる が する場 においても、 内 を、 意の年度の生

息 度分 を示すことが可能になった。 2. 州 でシカが生息する 、 本 、大分 、 、 それ れの、2010年度を としたシカ生息 度分 を明らかにした(図 2)。 3.2010 年度を とした 州 の複数 を対 とした のシカ生息 度分 を

成した(図 3)。これまで、シカ生息 度調査が 大意で されていたため、シカ生息 度が

高くなっている 部 を えた のシカ生息 度分 の はできなかった。図 3 によっ

て、 州 のシカ生息 における、 を えた のシカ生息 度分 が明らかになっ

た。

3)成果の活用面・留意点 シカ生息 度分 を 成することにより、 する で を 有することが容 に

なると われる。特に、これまでシカ生息 の とい べき 部で が するとい

が生 ていたが、 、 成した の分 を 用することで、 を えた のシ

カ 理 の対応が可能になる。また、シカ生息 度 は、 の発生し すいシカ 度の高

い場所を ー のよ にして 所有 に提示し、対 の必要性を する えで有用

であると えられる。シカ生息 度は、捕獲などによって 動するので、定期的に ニ ング

していくことが 要である。

2

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4) 体的なデー 2005 年度 2006 年度 2007 年度 図 1. の 2005 年度から 2007 年度のおけるシカ生息 度分 の

本 大分

図 2. 州 でシカが生息する を 位とした 2010 年度のシカ生息 度分 図 3.2010 年度を とした 州 複数 の シカ生息 度分

シカ生息 を対 とした生息 度分 を示す

シカ生息 度( /km2)

シカ生息 度( /km2)

シカ生息 度( /km2)

3

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1-(2)小課題名

「シカ の のた の シ の 」

本 研究 所 高

1)研究の進捗結果

成 23 年度までは、 本 におけるシカ生息 度調査 、許可捕獲による捕獲

による捕獲 の 間デー を し、GIS を用いて 5Km シ に してその分

を可 化した。24 年度から、シカ生息 度の低下がみられた を対 として捕獲

行 当 の き取り調査を行い、捕獲の 内容等について を した。25 年

度には、 き取り調査により得られた を 理して、シカ捕獲の成 に わる ーワー を明

らかにした。

2)成果の内容

1. き取り調査により得られた を分 し、シカ捕獲の成 は捕獲 の 的な 度

と 体性 性 の度 いにかかっていることを明らかにした(図 1、2)。

2. 本 研究 所 発 会等において研究結果を した。 に き な ー

ワー を た 明に対し、多くの行 から が得られた。

3)成果の活用面・留意点 近 した であっても、 に の り意識のあり 捕獲 の選択に大きな

違いが られた。 り等の 行は必ずしも 定されるものではないが、それに い 性

が まれる場 は、捕獲体 の しい捕獲 を 入する には が生 ること

も される。 における 意 成を に進めるには、 の 行について、その内

容 成 を理 しておく必要があると えられる。

4

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4) 体的なデー

りが い

合 しにくい

に 的

の みを 用

りが るい

合 し い

に 的

の みとは なる

的な

地域の を る 掛

食 工

の ・地域 への 及

図 1. き取り調査結果の要

地域 ・ に 的 に動いて ら

み くりが まくいった。

的 に 動 る をつくり、地域を ー

さ る り みが まくいった。

または

動の

に手

の い的である

図 2. き取り調査から得られた ーワー

5

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1-( )小課題名

「シカ の 発 の 」

長野 ン ー 田

長野 部 1)

(1) 長野 ン ー)

1)研究の進捗結果

成 22 年度は、長野 のシカの生息分 と こすりを めた の発生 を明らかに

した。その成果を受けて、23 年度は、 要 種であるス 、 ノ 、カ の 食

の 性の違いと 性 と の 性の 位比較を進め、 ノ の 性が

高く、 の となることなどを明らかにした。24 年度は、立 イズの違いに

よる の 性の違いを明らかにし、 ノ などの 種 性 の 度、

の食 度、立 等を とするシカ 度の シート を 成した。また、

種の による 色の進行などに違いがあることを明らかにした。25 年度は、 における

シート による とシカ 度との を確認し、シートの 用性を高めるとともに、

種別の の取り い を取りまとめた。

2)成果の内容

1.長野 では、シカが生息するほ で 植生を めた に こすりを が発

生していた。 は、生息 度が高くなると 食 が 加し、その発生は、3 6 の

が け すい時期に多いことを明らかにした(図1)。 3. による 部 の 響は、 種ではカ 、 では 食 で 色などが

く進行することが明らかになった( 1)。

4.シカの 性は、 要 種の では ノ が高く、 の となるこ

とを明らかにした( 2)。同一 種の 性では、 高 の い立 が高かった(図2)。 4. 性 の およ の 食も、 種との 性比較などから の

にできることを明らかにした( 3)。

5.シカ 度の多 を調査するための などのシカ シート を 成して、 行

調査を し、調査結果は での生息 度とほ 一 した。

6. 種別の 分の取り い を の 響の違いを に提 した。

3)成果の活用面・留意点 の などのシカ シートによる調査は、 食 で 別できないカ シカ

が同所的に生息する でも 用可能で、まだ などの生息 調査が進んでいない で

も生息 を して、 対 を することに 用できる。また、長野 内では、

の調査、 などの生息 調査の 的調査として 用されは めている。 用 の

として、 の違いなどを示した の などが られる。また、 分

の取り いでは、シカ 度の多 だけでなく、 とする 種 発生からの 年数も

し、対 の な せを行 ことが 要である。

6

ことが 要である。

2.

3.

5.

6.

shika-p1-24-cs6.indd 6 2014/02/03 9:50:36

4) 体的なデー 1 種別の 調査結果

図 1. 生息 度と ノ 食 の

2 地に る 林 の の有無

マン・ホイットニ U 検定 p<0.05 マン・ホイットニ U 検定 p<0.10

3 キ り 率の が の (10 地 )

2 る キ 林地の 生

1 マ シ 2.18 7 トネ 6.78

2 ゙ 3.42 8 ノ ツギ 7.15

3 ドイツト 3.92 9 ラジ 7.27

4 カ デ 4.45 10 ク 8.04

5 ズキ 4.90 11 クラ 9.02

6 ズ 5.80 12 ノキ 9.56

1 マ シ 2.18 7 トネ 6.78

2 ゙ 3.42 8 ノ ツギ 7.15

3 ドイツト 3.92 9 ラジ 7.27

4 カ デ 4.45 10 ク 8.04

5 ズキ 4.90 11 クラ 9.02

6 ズ 5.80 12 ノキ 9.56

7

5-20cm

0-80cm

50-150cm

30-50cm

30-60cm

からの

1-4年22.2-27.8cmカラ

0-10年8.4-17.2cmキ

5-7年4.5-8.5cmキ

10-21年4.2-26.2cmス

5-11年9.4-16.0cmキ

から年

(cm)地

5-20cm

0-80cm

50-150cm

30-50cm

30-60cm

からの

1-4年22.2-27.8cmカラ

0-10年8.4-17.2cmキ

5-7年4.5-8.5cmキ

10-21年4.2-26.2cmス

5-11年9.4-16.0cmキ

から年

(cm)地

図 1. 生息 度と

キ有

キ無

カラ有

1 0

カラ無

1 14

キ有

キ無

ス有

1 0

ス無

5 6

カラ有

カラ無

ス有

2 0

ス無

7 13

0

2

4

6

8

10

12

14

16

2 4 6 8 10

( )

なし

5年生 キ

0

2

4

6

8

10

12

14

16

2 4 6 8 10

( )

なし

10年生 キ

図 . 生息 度と

ノ 食 の

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2-( )小課題名

「 用 を用いた誘引 の開発」

農 研究所 ・ 研究 ン ー 大

1)研究の進捗結果

シカを 的 つ効 的に する捕獲システムを 発するために必要となる誘引 につい

て、 で 用されずに 置あるいは有 で処分されている イオ ス を用いて、低コスト

で の動 は誘引せずに野生のシカを効果的に誘引する を することを 的とし、22年度

は で茶 みかん から る 定 、 用 で る茶 ・茶がら、みかんのジ ース

などの イオ ス が低コストの誘引 を 発できる可能性があることを明らかにして

を した。

2)成果の内容

1. 用 イオ ス であり、茶くず みかん にはシカに対する誘因効果があることを

明らかにした。

2. 茶製 に の 面等に する茶くずは、 分 が 17 19 と比較的低かったが、

大 は されていた。みかん については、これまでは茶 同 分 が 80 後と高く、

処分 用 10 /kg 度で いであったが、 は 用の イ ージ(発 )

として 用されるよ になり、TMR ン ー( 会社) 有 として 10 /kgで取り

引きされていることを明らかにした。

3.茶 みかん は、 として用いる場 には コストが 20 /kg( 格により

異なる)、 コストが 10 /kg 度必要となるが、これらを加 しても イ ー (

格 48.3 /kg) ト ロコシ( 格 50.8 /kg)に比べて く、 オ ト 等の

を りして する場 の生 コスト(0.01haで 10kgの があるとした場 は、

163.2 /kg)と比べても 性が高いことを明らかにした( 1)。

3)成果の活用面・留意点

の動 の誘引効果はなく 性も高い茶くずについては、 の に 加して

を下 るなどの 用 を する必要がある。

8

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4) 体的なデー 1 用 イオ ス を誘引 として用いた場 の誘引効果とコスト

9

誘引エサ 区分 入手可能時期シカ誘引効果2) 他の動物への誘引効果 購入・生産コスト 乾燥コスト

4) 運搬コスト

茶くず(製茶時残渣) 5~10月 △ 無 0円/kg 5円/kg 10円/kg

茶殻 周年 -10円/kg 20円/kg 10円/kg

みかん粕 12~4月 △ 有:イノシシ,キツネ,テン,カラス 0.1円/kg 20円/kg 10円/kg

ヘイキューブ 周年 ○ 有:イノシシ 48.3円/kg

圧片トウモロコシ1) 周年 △ 有:イノシシ,アナグマ,タヌキ,カラス,キジバト 50.8円/kg

アオキ・トベラ等枝葉 山採り 周年 ○ 無 163.2円/kg3)

1)圧片トウモロコシ及びヘイキューブの他の動物への誘引効果については、H21に伊豆地域で行った給餌試験結果を参考にした。

2)△:摂食が確認された、○:継続的な摂食(餌付く)が確認された

3)0.01haで10kgの収量があると仮定し、普通作業員単価:13,600円、県営林の除伐の標準歩掛:12人/haから算出した。生産コスト: (13,600円×0.12人工)/10kg = 163.2円/kg

4)含水率10%まで乾燥した場合

未利用資源

家畜用飼料

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2-(2)小課題名

「視覚音声等の刺激を用いた給餌場へのシカ誘引誘導技術の開発」

信州大学農学部 竹田謙一

1)研究の進捗結果

H22年度は、シカの等身大デコイに対する野生ジカの行動反応を調べた結果、デコイに対する

野生ジカの社会的探査行動を誘発したこと、さらに複数のデコイを設置することで野生ジカの伏

臥休息行動を助長したことから、デコイの設置は捕獲場所に対する野生ジカの警戒性を軽減でき

る可能性を示唆した。また、交尾期における雄ジカが発する Rutting whistleと Agonised call

を明確な体格差を示す 3亜種間で音響学的に比較した。その結果、Rutting whistleとは異な

り、Agonised callにおいて体格が大きい亜種ほど声が低くなり、雌を誘引できる可能性が示唆

された。その成果を受け、H23年度は Agonised callを発するスピーカーを埋め込んだデコイ

(以下、ACデコイ)とホワイトノイズを発する雄デコイを同時弁別させた結果、雌ジカは ACデ

コイを有意に選択した。加えて、草丈 9cmの緑色と茶色の人工芝を、さらに草丈 9cmと 0.6cmの

緑色の人工芝を同時弁別させた結果、雌ジカは緑色で草高の高い人工芝を有意に選択し、人工芝

に摂食行動を示した個体もいた。そこで H24 年度は、3 つの姿勢(立位、伏臥休息、摂食)の

デコイを同時弁別させたところ、摂食姿勢のデコイを有意に多く選択した。加えて、H25 年度

にはシカの色覚特性を調べ、緑色は夜間でも認識できることを明らかにした。

2)成果の内容

1.等身大シカデコイを用いて野生ジカを誘引できることを明らかにした(図 1)。

2.摂食姿勢を示すデコイがシカに最も多く選択されることを明らかにした(図 2、7)。

3.交尾期における雄ジカ特有の Agonised callが体格の違いで周波数が異なり、より低い

Agonised callを用いることで、雌ジカを誘引できる可能性を示した(図 3、4、7)。

4.シカは昼夜問わず、緑色を十分認識し、緑色で草丈 9cmの人工芝の提示によって、錯誤捕獲

することなく、シカのみを誘引できることを明らかにした(図 5、6、7)。

3)成果の活用面・留意点

1.等身大シカデコイは海外製(オグロジカ)なので、本研究による雌ジカ誘因システムの特許

取得後にニホンジカにより近いデコイを製品化する予定である。

2.摂食姿勢を示す等身大シカデコイは、通販輸入できないので、注意が必要である。

3.Agonised callは交尾期特有の雄の求愛声であるので、交尾期に効果を発揮する。なお本研

究では、当該の Agonised callに音声処理を加えた加工声を用いている。

4.人工芝を用いたシカの誘引は、捕獲場所の植生が豊富な初夏から初秋にかけては効果が期待

できない。

10

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4) 体的なデー

注 図 7. ジカを用いた

同時弁別 の

図( 図は、雄ジカの求

愛声の弁別 の 。3

つの を提示する場

は、図 の選択 が 3

分 される。)

3 イ

6

1から 5 行 まで有意に AC デコイを選択(P<0.05)

図 4.ACデコイとホワイトノイズデコイを同時弁別させた時の ACデコイ選択

図 1.複数のデコイの で伏臥休息する野生ジカ

P<0.01 P<0.01

図 2.3つの姿勢のデコイを同時弁別させたときの選択

図 5.9cmと 0.6cmの人工芝を同時弁別させた時の 9cm人工芝の選択

ての 行で 9cmの緑色の人工芝を有意に選択(P<0.05)

11

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2-( )小課題名「給餌場 技術の開発」

)「 用 い を たシカ 」

研究所 海 所

1)研究の進捗結果

成 22 年度は 内に 的に いわな設置する を し、わなを して捕獲を 行

した。その結果を まえて、23 年度は入 下 の 化およ シカの警戒 を生 させにく

いわなの イズと を した。24 年度には入 が容 な で 成可能である 的な入

下 を 成し、捕獲を した。25 年度には、わなの設置 かな捕獲のための

なわな イズについてこれまでの結果をまとめた。これらの 行により、 内に いわなを

的に設置する を提示することができ、わなに い込んでから で しをする

が、シカの捕獲 として有効であることを示した。

2)成果の内容

1. 内に 的に いわなを設置する を した(図 1)。すなわ 、立 を 用する

ことで を 要とし、また立 間をつな たワイ ーにカ で トを引っかけること

で、設置を容 とした。入 ートは 下 とし、容 に入 可能な で 成した。 2.わなに で誘引し、 い込んだシカを により しをする の有効性を明らかにした

(図 2、3)。わな の発 により、わな内の 個体が れて したり、わなを すること

もなく、 い込んだ個体を することが可能であった。2 種 のわな イズを 行した結果、

ど らも 7-8 の発 成 であった( 1)。また 1 当たり 2-3 分での捕 が可能であっ

た。ただし、 わなの場 、 通 が 個体を する が られており、ある 度シカが

に動き れる大 わなの が本 に している可能性があった。

3)成果の活用面・留意点 わなでシカの行動を した時点で動 はスト ス を受けていると えられるため、行

動 後( い込み捕獲後) かに捕 することが動 求められる。 いわなと に

よる しは かな捕獲が可能であり、また のあるオスなど、個体を選んで 的に捕 す

ることが可能なことから の にもつながる。発 場所 、 を することで、

確 かつ な が可能であることから、 の 用が されている での捕獲 として

も活用が期待される。

シカは身体が大きいため、 ト高が3m以 必要であり、 つ 進による トが ら

れる場 があることから トを し が必 である。そのため、本州のわなに比べると

用およ 設置コストは高くなら るを得ない。

12

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図 1.立 にワイ ーとカ を 用し

て設置した いわな。

図 3. い の のシカを イ で

する 。 立を 用して、わなの か

ら行った。

1. いわなと による しを み わせた捕獲 における発 成 と 1 当

たりの 捕 所要時間。わなの イズ別に示し、100m以下は 1 、100m以 は 2か所

の結果をまとめた。100m以下のわなの場 、個体の なりが大きく 通 が 個体を

する が生 た。

* わな周 長 100m以下の いわなで捕獲し、 を用い化学的 動化したの に

した個体については、捕 までに 1 当たり 29分 51 要した。

図 2. いわな内に誘引されたシカ。

4) 体的なデー

発 成 (捕 数/発 数)

1 当たりの 捕 所要時間*

わな周 長 100m 以下 75 1分 56 わな周 長 100m 以 76.5 2 分 52

13

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2-( )小課題名「給餌場 技術の開発」

2)「 用 シカを 」

研究所 所 高

農 ン ー 芝

野 愛

会 部 会 一

研究所

1)研究の進捗結果

成 22 年度は、 ロ トの 行 の と分 から、 内で 用するための

と対 を 理し、 用 ロ トを して研究所 内で 動 を行った。

23 年度は、 用 ロ トを用いた捕獲を で 行し、 にシカを捕獲した場

の問 点に対処すべく、 を加えた。

24年度は、さらに を して を 、捕獲成 の当初 を 成した。

25 年度には、シカの生息 などが異なる に して捕獲成 を 定し、 用

ロ トの 用 を り込 ことで、その 用性を高めた。これら 用 を め、

用 ロ トの と 用について、取 明 を 成した。

2)成果の内容

1. 場で が シカを捕獲できるよ 、また の で い すいよ 、 も

設置も で に 用でき、捕獲効 のよいわなを 発した。( 1)

2.立 を とすることで、 と設置 を軽減し、 ・ 動 置を く本体の

は 9 、 は 20kg、4人いれ 数は 1 、設置は でできた。( 2)

3. 用 ロ ト1 を させた場 の 1 あたり捕獲 数は 0.67 となり、これ

まで のある わななどの捕獲効 (おお 1 あたり 0.40 )と比べて高いことが分か

った。( 1)

4. 、 場などで 通行を しない高さに設置することにより、 設置、

理、捕獲個体の などの コストを軽減でき、長期間の 用が可能になる。( 3)

.人 、 、 などが近くにあり、 くくりわなが えない場所で、ワ を設置

したままで の をしたい場 、シカ以外の な動 を間違って捕獲したくない場 など

に、 ・確 ・効 の い捕獲ができる。

3)成果の活用面・留意点 用 ロ トによる捕獲 は、 い誘引と することにより、さらに効 の

が期待されるが、 用にあたっては 分に誘引ができていることを めて 動(待 )するこ

と、 数ずつでも れ と捕獲することが 要である。1 カ所から複数のワ を できるシス

テムを 入すると、さらに効 のよい 用が可能になる。

14

2-( )小課題名「給餌場 技術の開発」

2)「 用 シカを 」

研究所 所 高

農 ン ー 芝

野 愛

会 部 会 一

研究所

1)研究の進捗結果

成 22 年度は、 ロ トの 行 の と分 から、 内で 用するための

と対 を 理し、 用 ロ トを して研究所 内で 動 を行った。

23 年度は、 用 ロ トを用いた捕獲を で 行し、 にシカを捕獲した場

の問 点に対処すべく、 を加えた。

24年度は、さらに を して を 、捕獲成 の当初 を 成した。

25 年度には、シカの生息 などが異なる に して捕獲成 を 定し、 用

ロ トの 用 を り込 ことで、その 用性を高めた。これら 用 を め、

用 ロ トの と 用について、取 明 を 成した。

2)成果の内容

1. 場で が シカを捕獲できるよ 、また の で い すいよ 、 も

設置も で に 用でき、捕獲効 のよいわなを 発した。( 1)

2.立 を とすることで、 と設置 を軽減し、 ・ 動 置を く本体の

は 9 、 は 20kg、4人いれ 数は 1 、設置は でできた。( 2)

3. 用 ロ ト1 を させた場 の 1 あたり捕獲 数は 0.67 となり、これ

まで のある わななどの捕獲効 (おお 1 あたり 0.40 )と比べて高いことが分か

った。( 1)

4. 、 場などで 通行を しない高さに設置することにより、 設置、

理、捕獲個体の などの コストを軽減でき、長期間の 用が可能になる。( 3)

.人 、 、 などが近くにあり、 くくりわなが えない場所で、ワ を設置

したままで の をしたい場 、シカ以外の な動 を間違って捕獲したくない場 など

に、 ・確 ・効 の い捕獲ができる。

3)成果の活用面・留意点 用 ロ トによる捕獲 は、 い誘引と することにより、さらに効 の

が期待されるが、 用にあたっては 分に誘引ができていることを めて 動(待 )するこ

と、 数ずつでも れ と捕獲することが 要である。1 カ所から複数のワ を できるシス

テムを 入すると、さらに効 のよい 用が可能になる。

14

shika-p1-24-cs6.indd 14 2014/02/03 9:50:40

2.軽 、コン トで 設

置が容 3. で 通行可能

な高さに設置

4) 体的なデー

1. 用 ロ トでシカを れ と捕獲 1. 用 ロ トによる捕獲 成

2011 2012

· ·

0.38 0.83

0.24 0.62

0.29

15

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2-( )小課題名「給餌場 技術の開発」

)「シカの を 」

研究所 所 田

研究所

1)研究の進捗結果

成 22 年度は、シカが 場に する要因を し、下 植生がほ している場 、

にかかわらず 場 の誘引効果は に高いこと、この 下では 時間 を誘 で

きることを明らかにした。その成果を受けて、23 年度は 場 の誘引と による

を み わせてシカを効 的に捕獲する誘引 を 発し、 内に設定した 1km2 の

捕獲 において、シカの捕獲 により に対する食 が軽減することを明らかにし

た。24 年度は、 デ ンスを設置した植 において、誘引 によるシカ捕獲を

し、25 年度にはシカの捕獲 として、誘引 に加えて デ ンスにワ を

み込 ことでより効 的な捕獲 を し、植 での 用化を高めた。

2)成果の内容

1. 場 の誘引に 響する要因を明らかにした。 2. けによる学 効果を 用し、 場 の の を誘 できることを明らかにした

( 1、図 1)。 3. を まえて、 ログ ムを 成した(図 2)。 4. 場 の誘引と による を み わせた誘引 を 発した。

3)成果の活用面・留意点 シカの行動を して 場 誘引する ログ ムを 成し、この誘引 に による

を み わせた を 理 に 提 し、富 有 での大 にお

いて高い捕獲効 を 成した。誘引 は、誘引効果の高い の ない に

した であること、 を用いるため する場 は 通しのよい であることに留意す

る。誘引 に わなを用いた捕獲 を み わせて、特定 での り し捕獲による

軽減効果の が必要である。

16

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4) 体的なデー

1. けによる学 効果を 用した 場 のシカの誘引 を置いて(9:50)から、26 分後(10:16)に野生のシカが 発的に

図1. 場でのシカ 数。 を すると 数が 加し 後に 。

図 2. 成した ログ ム

図 . 成した ログ ム

17

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2-( )小課題名「給餌場 技術の開発」

)「GPS 」

研究所 州 所 部

1)研究の進捗結果

成 22 年度は、 え の高 を調査 とし、 ス成 3 に GPS を し、また

カ ントによるシカ個体数調査を行った。GPS 個体が捕獲 点から 2km までの を

用したことを明らかにし、シカの生体捕獲 野外 の を確認した。 成 23 年度は、定

性の ス成 3 に GPS を して行動 を明らかにし、植生 期に 個体の行動 内に捕

獲を 定した誘引 を設置し、GPS 個体による誘引 の 用を 動 で確認するととも

に、誘引 設置後の行動を した。 成 24 年度は、植生の 期に誘引 に対するシカの

行動を し、植生 期・ 期ともに誘引 の設置による行動 の 化は ないことを明

らかにした。またシカ個体数調査の結果を取りまとめ、調査 におけるシカ個体数に 動が

あることを明らかにした。 成 25 年度は、GPS 個体に対して 竹の 音による

を え、 後の行動を明らかにした。

2)成果の内容

1. 調査 ( 32.6ha)における 個体は ス個体を とする れであり、夏期から秋

期にかけての 加と 期の減 がみられ、オス成 個体は秋期のみ する、 的な

ーンを つことから、 により捕獲対 個体 誘引個体数の選択が異なることを明らかに

した(図 1)。

2. GPS 個体は誘引 に対して 度に 的な はせず(図 2)、また 本的な行動

を大きく えることはなく(図 3)、 する個体の行動 にある 設置点 の 動もし

なかったことから、 対 とした定 性の ス個体について、 による誘引の は行動

度のス ー であることを明らかにした。

3. に対して GPS 個体が通 の行動 の外 まで することは なく、行動 外

に 動した場 でも 期間の に ることを明らかにした(図 4)。

4. これらのことから、 ス個体を対 として捕獲 の 捕獲 点の 置を する場

、対 における スの行動 の イズが となることを明らかにした。

3)成果の活用面・留意点 本、大分、 、 の特定 理 会およ 長 会 部

会、 ン ー 対 研 会、 州 理 野生 との に けた生息

等 調査 における 会およ シン ジ ム 、 の 会およ

シン ジ ム 、 州大学 、 本 、 研究所オー

ン 、 、 研究所 州 所 州の と

などを通 て研究成果の または研究成果に く助 を行った。さらに多 な 下

での捕獲 に対するシカ行動の の およ は 後の である。

18

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4) 体的なデー

図1.え の高 調査 におけるニホンジカ雌雄成 の個体数の 化 (定期調査 における 3 の 数の と 差)

図3.誘引 設置後の GPS 個体1

の 位点分 ( 位点の多くは の行動 と同 に分 )

図2.誘引 設置期間・ 設置期間における 設置点 の GPS 個体の (植生 期2個体、植生 期1個体の )

図4. 後における GPS 個

体1 の 位点分 ( 内の 動 およ 1 間後までの 位点の多く

は の行動 内に分 )

19

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-( )小課題名

「シカ の

の 」

州大学大学 農学研究

1)研究の進捗結果

成 22 年度にシカの 度が最も高い場所を とした を設置した。 の 部

のス は植 後から食 を受け、時間 にともない食 は 周 部に がった。

成 23 年には 部でシカ 13 を捕獲した。ス の食 およ 度は大きく減

した。 になると食 数が 加したが、 度は においても低い を した。

成 24 年度は捕獲を し、食 数およ 度の を定 化した。食 数およ

度は、 までは、捕獲 年よりも低い を していたが、 以 は食 数が捕獲 年

と同 度まで 加した。 成 25 年度は、食 数と 度の 化を するとともに、それら

の結果とス ト イト ン スなど のシカ個体数 定 を用いた調査結果と せて し

た。その結果、シカの 定個体数と は、 特性に応 て 化することが明らかにな

り、捕獲 後の成果の を の捕獲に活かすことが 要であることが示された。

2)成果の内容

1.シカの誘引捕獲が の食 シカの 度に す 響の時 間的な 化を する

を提示した。 2.シカの誘引捕獲が、 の食 数 シカの 度を減 させる効果があることを明らか

にした(図1、図2)。 3.シカの誘引捕獲の効果の 性が、食 数とシカの 度とでは異なることを明らかにし

た(図1、図2)。 4.食 数の 化には、植 の などの 性が 響していることを明らかにした。 .シカの捕獲など個体数 理を効 よく行 ためには、 成果を し、その結果を の

理行動に ー することが 要であることを示した。

3)成果の活用面・留意点 シカの誘引捕獲は、 の食 数とシカの 度を減 させることができる。ただし、捕獲

後の食 数とシカの 度の 化は、シカの 定個体数とシカによる の 度が必

ずしも一 しないことを示す。また、その違いは場所 によっても異なった。これらを

するための調査設定と は、 のシカ 理においても応用可能である。シカ個体数 理の

ための捕獲を効 よく確 に行 には、捕獲 後は、その成果を し、結果を の捕獲に活

かす必要がある。また、植生、シカ個体数、 など当該 の特性を にいれることも 要

である。

20

-( )小課題名

「シカ の

の 」

州大学大学 農学研究

1)研究の進捗結果

成 22 年度にシカの 度が最も高い場所を とした を設置した。 の 部

のス は植 後から食 を受け、時間 にともない食 は 周 部に がった。

成 23 年には 部でシカ 13 を捕獲した。ス の食 およ 度は大きく減

した。 になると食 数が 加したが、 度は においても低い を した。

成 24 年度は捕獲を し、食 数およ 度の を定 化した。食 数およ

度は、 までは、捕獲 年よりも低い を していたが、 以 は食 数が捕獲 年

と同 度まで 加した。 成 25 年度は、食 数と 度の 化を するとともに、それら

の結果とス ト イト ン スなど のシカ個体数 定 を用いた調査結果と せて し

た。その結果、シカの 定個体数と は、 特性に応 て 化することが明らかにな

り、捕獲 後の成果の を の捕獲に活かすことが 要であることが示された。

2)成果の内容

1.シカの誘引捕獲が の食 シカの 度に す 響の時 間的な 化を する

を提示した。 2.シカの誘引捕獲が、 の食 数 シカの 度を減 させる効果があることを明らか

にした(図1、図2)。 3.シカの誘引捕獲の効果の 性が、食 数とシカの 度とでは異なることを明らかにし

た(図1、図2)。 4.食 数の 化には、植 の などの 性が 響していることを明らかにした。 .シカの捕獲など個体数 理を効 よく行 ためには、 成果を し、その結果を の

理行動に ー することが 要であることを示した。

3)成果の活用面・留意点 シカの誘引捕獲は、 の食 数とシカの 度を減 させることができる。ただし、捕獲

後の食 数とシカの 度の 化は、シカの 定個体数とシカによる の 度が必

ずしも一 しないことを示す。また、その違いは場所 によっても異なった。これらを

するための調査設定と は、 のシカ 理においても応用可能である。シカ個体数 理の

ための捕獲を効 よく確 に行 には、捕獲 後は、その成果を し、結果を の捕獲に活

かす必要がある。また、植生、シカ個体数、 など当該 の特性を にいれることも 要

である。

20

-( )小課題名

「シカ の

の 」

州大学大学 農学研究

1)研究の進捗結果

成 22 年度にシカの 度が最も高い場所を とした を設置した。 の 部

のス は植 後から食 を受け、時間 にともない食 は 周 部に がった。

成 23 年には 部でシカ 13 を捕獲した。ス の食 およ 度は大きく減

した。 になると食 数が 加したが、 度は においても低い を した。

成 24 年度は捕獲を し、食 数およ 度の を定 化した。食 数およ

度は、 までは、捕獲 年よりも低い を していたが、 以 は食 数が捕獲 年

と同 度まで 加した。 成 25 年度は、食 数と 度の 化を するとともに、それら

の結果とス ト イト ン スなど のシカ個体数 定 を用いた調査結果と せて し

た。その結果、シカの 定個体数と は、 特性に応 て 化することが明らかにな

り、捕獲 後の成果の を の捕獲に活かすことが 要であることが示された。

2)成果の内容

1.シカの誘引捕獲が の食 シカの 度に す 響の時 間的な 化を する

を提示した。 2.シカの誘引捕獲が、 の食 数 シカの 度を減 させる効果があることを明らか

にした(図1、図2)。 3.シカの誘引捕獲の効果の 性が、食 数とシカの 度とでは異なることを明らかにし

た(図1、図2)。 4.食 数の 化には、植 の などの 性が 響していることを明らかにした。 .シカの捕獲など個体数 理を効 よく行 ためには、 成果を し、その結果を の

理行動に ー することが 要であることを示した。

3)成果の活用面・留意点 シカの誘引捕獲は、 の食 数とシカの 度を減 させることができる。ただし、捕獲

後の食 数とシカの 度の 化は、シカの 定個体数とシカによる の 度が必

ずしも一 しないことを示す。また、その違いは場所 によっても異なった。これらを

するための調査設定と は、 のシカ 理においても応用可能である。シカ個体数 理の

ための捕獲を効 よく確 に行 には、捕獲 後は、その成果を し、結果を の捕獲に活

かす必要がある。また、植生、シカ個体数、 など当該 の特性を にいれることも 要

である。

20

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4) 体的なデー

図2.ス 植 2 間後の食 数(2010年)

に って 20 所に調査 ロ トを

設置し、ス を 20本ずつ植 後、

食 およ 生 を した。

図3.食 を受けた 数の植位置による 化

植 後の 数(Y)を 部から

の (X、 km)で した。

Y=20/(1+exp(aX+b))、 a と bは 数。

は 5 から 年 3 まで求めた。

理 期間 は食 本数が減 した

(b)。

草本の などの が減 す

る に は に 加した

(図 3 )。

図1.ス ト イト ン スでされたシカの位置

で示される から された個体の位

置を点で示す。 年 5 と 11 に 3 間ずつ

調査を行った。

図 4.シカの 度の植 位置による 化 植 後の 数(Y)を 部から

の (X、 km)で した。

Y=exp(aX+b)、 a と b は 数。 は

5 から 年 3 まで求めた。

理 は 5 10 にシカが に

していが(a)、 理 期間 の

度は低下した(b)。

理 後に 度は したが、

理 に比べると 度は低いままだっ

た(c)。

(a) (b) (C)

(a) (b) (c)

21

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-(2)小課題名

「 の の の開発」

大学応用生 学部

1)研究の進捗結果

成 22 年度は、 度においてスト スの 響が有意に れる 定 ( コ ー

、 ン ー 、 )とその 定 を明らかにし、 生理的スト ス ー

カーの選択 と 低スト スの の明示 を 成した。また、スト ス 警戒 の行動面で

の発 等を するための (GPS テ ト ーの 位 度など)も 行的に明らか

にされつつある。 成 23 年度には、 かつ 時間で 定可能なイ 用の コ ー

定ス を用いた 定の可 を、EIA とス を用いた 間における をもとに

した。その結果、高い の が認められ、当ス による 定は可能であることが確認され

た。そして、本研究によって得られた を用いることにより、ス による から EIA

による を得ることも可能となり、 かつ 時間で 確なコ ー 度の 定が可能と

なることを明らかにして を した。

2)成果の内容

1. な ( 食 )にある時に 部を され したシカ個体 と き りにより

勢 からの を受けた後で されたシカ個体 との間で、 コ ー 度と 種

生化学性 を比較した結果、シカで有用な人 性 ーカーとして、 コ ー

度、 (以下、LDH)、 ン ー (以下、CK)が有用であること

を明らかにした( 1)。 2. 用の コ ー の 定 がシカにおいても有用であることを明らかにし、これ

までのよ な 間と時間がかかる EIA に らなくとも、シカを対 とする人 性を でき

ることを明らかにした(図 1)。 3.人 性 ーカー 定 に対する 後の時間 の 響では、捕 後に を

行えなくても、数時間以内の対応であれ 定 の信 性は されることが明らかになった

(図 2)。

3)成果の活用面・留意点 動 を対 とする人 性の は、 的もしくは 覚的な にもと いて行われる場 が

なくない。しかし本研究では、シカを対 とする定 的な を提示することができた。

この の 入により、 種の捕獲・ 処分 の に 性が され、それに する

体の人 性に対する意識 も期待される。さらに、必要に応 結果を もしくは

示することは、動 愛 的な に けての 明 を果たすことにもつながる。

22

-(2)小課題名

「 の の の開発」

大学応用生 学部

1)研究の進捗結果

成 22 年度は、 度においてスト スの 響が有意に れる 定 ( コ ー

、 ン ー 、 )とその 定 を明らかにし、 生理的スト ス ー

カーの選択 と 低スト スの の明示 を 成した。また、スト ス 警戒 の行動面で

の発 等を するための (GPS テ ト ーの 位 度など)も 行的に明らか

にされつつある。 成 23 年度には、 かつ 時間で 定可能なイ 用の コ ー

定ス を用いた 定の可 を、EIA とス を用いた 間における をもとに

した。その結果、高い の が認められ、当ス による 定は可能であることが確認され

た。そして、本研究によって得られた を用いることにより、ス による から EIA

による を得ることも可能となり、 かつ 時間で 確なコ ー 度の 定が可能と

なることを明らかにして を した。

2)成果の内容

1. な ( 食 )にある時に 部を され したシカ個体 と き りにより

勢 からの を受けた後で されたシカ個体 との間で、 コ ー 度と 種

生化学性 を比較した結果、シカで有用な人 性 ーカーとして、 コ ー

度、 (以下、LDH)、 ン ー (以下、CK)が有用であること

を明らかにした( 1)。 2. 用の コ ー の 定 がシカにおいても有用であることを明らかにし、これ

までのよ な 間と時間がかかる EIA に らなくとも、シカを対 とする人 性を でき

ることを明らかにした(図 1)。 3.人 性 ーカー 定 に対する 後の時間 の 響では、捕 後に を

行えなくても、数時間以内の対応であれ 定 の信 性は されることが明らかになった

(図 2)。

3)成果の活用面・留意点 動 を対 とする人 性の は、 的もしくは 覚的な にもと いて行われる場 が

なくない。しかし本研究では、シカを対 とする定 的な を提示することができた。

この の 入により、 種の捕獲・ 処分 の に 性が され、それに する

体の人 性に対する意識 も期待される。さらに、必要に応 結果を もしくは

示することは、動 愛 的な に けての 明 を果たすことにもつながる。

22

-(2)小課題名

「 の の の開発」

大学応用生 学部

1)研究の進捗結果

成 22 年度は、 度においてスト スの 響が有意に れる 定 ( コ ー

、 ン ー 、 )とその 定 を明らかにし、 生理的スト ス ー

カーの選択 と 低スト スの の明示 を 成した。また、スト ス 警戒 の行動面で

の発 等を するための (GPS テ ト ーの 位 度など)も 行的に明らか

にされつつある。 成 23 年度には、 かつ 時間で 定可能なイ 用の コ ー

定ス を用いた 定の可 を、EIA とス を用いた 間における をもとに

した。その結果、高い の が認められ、当ス による 定は可能であることが確認され

た。そして、本研究によって得られた を用いることにより、ス による から EIA

による を得ることも可能となり、 かつ 時間で 確なコ ー 度の 定が可能と

なることを明らかにして を した。

2)成果の内容

1. な ( 食 )にある時に 部を され したシカ個体 と き りにより

勢 からの を受けた後で されたシカ個体 との間で、 コ ー 度と 種

生化学性 を比較した結果、シカで有用な人 性 ーカーとして、 コ ー

度、 (以下、LDH)、 ン ー (以下、CK)が有用であること

を明らかにした( 1)。 2. 用の コ ー の 定 がシカにおいても有用であることを明らかにし、これ

までのよ な 間と時間がかかる EIA に らなくとも、シカを対 とする人 性を でき

ることを明らかにした(図 1)。 3.人 性 ーカー 定 に対する 後の時間 の 響では、捕 後に を

行えなくても、数時間以内の対応であれ 定 の信 性は されることが明らかになった

(図 2)。

3)成果の活用面・留意点 動 を対 とする人 性の は、 的もしくは 覚的な にもと いて行われる場 が

なくない。しかし本研究では、シカを対 とする定 的な を提示することができた。

この の 入により、 種の捕獲・ 処分 の に 性が され、それに する

体の人 性に対する意識 も期待される。さらに、必要に応 結果を もしくは

示することは、動 愛 的な に けての 明 を果たすことにもつながる。

22

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4) 体的なデー 1. 部 個体と き り個体で 定された コ ー 、LDH、CK の数

図1.ス ー ーと EIA とで得られた 定 の 性

図2.捕 以後の 時間と 定 化 との

23

図2.捕 以後の 時間と 定 化 との

21

4) 体的なデー 1. 部 個体と き り個体で 定された コ ー 、LDH、CK の数

図1.ス ー ーと EIA とで得られた 定 の 性

図2.捕 以後の 時間と 定 化 との

shika-p1-24-cs6.indd 23 2014/02/03 9:50:44

2-( )小課題名

「 の開発」

) の

成 24 年度は、 内 2 ( 海 [12 個体] [13 個体])で された と られる 613 個体およ ス成 12 個体について SSR ーカー10 を用いた分 を行い、これら反応

を確立した。また、10 を用いて 間( 海 )の 的な差異を 可能であるこ

とを明らかにした。 成 25 年度は、 内 4 ( 海 [11 個体] [226 個体] [7 個体][8 個体])で された と 64 128 個体、 ス成 131 個体( の 64 個体を

)およ 0 57 個体の 252 個体について SSR ーカー17 を用いた分 を行い、これ

らの反応 を確立した。 いで、 の個体識別に対する有用性を した。 に

ついては、17 を用いた分 により、 間におけるシカ の 的な差異を すること

が た。一 、同 ーカーを用いた 内の において は されず、また

も であることを明らかにした。

2) の

1. SSR ーカー17 について、4 の Multiplex を SSR ーカーの反応 を確立し

た。また、個体識別に有用な SSR ーカー8 を特定した。( 1、 2) 2. SSR ーカー17 によって、 間における の が可能であることを明らか

にした。 (図 1、図 2) 3. SSR ーカー17 による 内 の が であることを明らかにし

た。

) の 用

時点で、シカにおける SSR ーカーを用いた の が である理 として、a) 19 に ト が生 た以 、 的に分化した を確認できる の時間が

しておらず、シカ 内の 的多 性が低い、b) 内の 対 とした

において、 動をする個体が することが確認されており、定 性の さ 近

との 的な交 が を しにくくしている、の 2 つの 因があると えられる。

を すれ 、より定 性の高い個体 、かつ あるいは の捕獲 が比較的低かった

では、同 SSR ーカーを用いて を できる可能性も する。 ローカ イズ ジ ントの 用の可 は、 用したい に生息するシカ個体 の行動

的・ 的特性に されると えられることから、 用については個体 特性の を めた

十分な 調査およ の が必要である。

24

1)研究の進 結果

2)成果の内容

3)成果の活用面・留意点

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課題 「 のた の の開発」

( ) シカ の開発 2

(2)シカ の のた の シ の

( )シカ の 発 の

課題2「 のた の シ の開発」

( ) 用 を用いた誘引 の開発

(2)視覚音声等の刺激を用いた給餌場へのシカ誘引誘導技術の開発

( )給餌場 技術の開発

) 用 い を たシカ 2

2) 用 シカを

)シカの を

課題 「 のた の の開発」

( )シカ の の

(2) の の の開発 22

( ) の開発 2

・ ト STRUCTURE 2.3.4(Pritchard et al.2000)を用い、 を用いて ン がいくつの分 に分かれ

るかを 定した。 は個体が ス ーに り られる確 、 は個体、1 色が 1 つの分 を す。

a k a - g( 算 ) a g Multiplex1 TGLA53 18 0.342400 183-223 56 g h a . 1 42 BM888 10 0.123600 188-218 58 g a a . 1 63 BM3628 6 0.045510 204-218 58 g h a . 1 44 CSSM019 10 0.017600 146-164 55 g a . 1 45 H225 16 0.006912 144-196 58 setA h a . 1 66 a 1 3 9 0.002732 112-142 56 setD a a . 1 67 BM6506 9 0.001146 202-218 58 setB h a . 1 48 IDVGA29 7 0.000508 147-175 52 setC a a . 1 59 BM6438 7 0.000227 268-290 55 g h a . 1 4

10 RM188 6 0.000105 144-132 59 g a a . 1 411 BM4107 8 0.000051 151-179 58 g a a . 1 612 BMC1009 5 0.000025 284-300 58 setB h a . 1 413 BL42 4 0.000014 239-259 58 setA h a . 1 414 14 7 0.000008 226-242 65 g a . 1 515 CSSM043 3 0.000005 258-264 52 setC a . 1 416 BOVIRBP 3 0.000004 147-151 56 setD a a . 1 517 BM203 5 0.000003 206-232 58 g h a . 1 4

Step a

1 4 2:002 4 0:30

ga

1. 0:30

2 0 45 13 2 10:004 4

)

1.SSR ーカーの特 およ PID-sibling による

有用性の

・ Multiplex は、一 の PCR で複数の を させる を す。 ・ PID-sibling は個体の が同一の ローンである可能性を示し、

複数の を して した が 0.001 を下 れ そこまでの

を用いて個体識別が可能とされる( ン 1000 個体 に ローンが 1 個体以下しか しないことを す)。

図 2.STRUCTURE による 個体 間 の 定結果

図 1. DA(Nei.1983)を用いた 図結果 ・ 図 1 と図 2 は同 デー ト( ン 数の多かった からは 10 個体を )を用いた。

・ は を反 した 4 つの ス ーを示した。

2. SSR ーカーの

PCR 反応設定

E4

1225-10

E7-1

S7-1

E6-1

E4-1 E

7-2 S7-2

S7-1m

at

1227-23

E9-2

kyu1

kyu7

kyu2

kyu5

kyu3 kyu4 kyu6

kyu8

0222m178

0118m138

0122m280

163

0205m203

164

0208m192

0115m104

0118m131

0208m219

gifu9

gifu1

gifu2

gifu5

gifu6

gifu7

gifu10

0.05

30cycle 2

1. ただし、 BM203、BM3628、BM4107、TGLA53、 BM6438、CSSM019、setC は 1:00、 Cervid14 は 2:00 にて行った 2. ただし、 BM203、BM3628、BM4107、TGLA53、 BM6438、CSSM019、setC は

32cycle、

25

23

・ ト STRUCTURE 2.3.4(Pritchard et al.2000)を用い、 を用いて ン がいくつの分 に分かれ

るかを 定した。 は個体が ス ーに り られる確 、 は個体、1 色が 1 つの分 を す。

a k a - g( 算 ) a g1 53 18 0.342400 183-223 56 g h a . 1 42 888 10 0.123600 188-218 58 g a a . 1 63 3628 6 0.045510 204-218 58 g h a . 1 44 01 10 0.01 600 146-164 55 g a . 1 45 H225 16 0.006 12 144-1 6 58 h a . 1 66 a 1 3 0.002 32 112-142 56 a a . 1 6

6506 0.001146 202-218 58 h a . 1 48 2 0.000508 14 -1 5 52 a a . 1 5

6438 0.00022 268-2 0 55 g h a . 1 410 188 6 0.000105 144-132 5 g a a . 1 411 410 8 0.000051 151-1 58 g a a . 1 612 100 5 0.000025 284-300 58 h a . 1 413 42 4 0.000014 23 -25 58 h a . 1 414 14 0.000008 226-242 65 g a . 1 515 043 3 0.000005 258-264 52 a . 1 416 3 0.000004 14 -151 56 a a . 1 51 203 5 0.000003 206-232 58 g h a . 1 4

a

1 4 2 002 4 0 30

ga

1. 0 30

2 0 45 13 2 10 004 4

1.SSR ーカーの特 およ PID-sibling による

有用性の

・ Multiplex は、一 の PCR で複数の を させる を す。

・ PID-sibling は個体の が同一の ローンである可能性を示し、 複数の を して した が 0.001 を下 れ そこまでの

を用いて個体識別が可能とされる( ン 1000 個体 に ローンが 1 個体以下しか しないことを す)。

図 2.STRUCTURE による 個体 間 の 定結果

図 1. DA(Nei.1983)を用いた 図結果 ・ 図 1 と図 2 は同 デー ト( ン 数の多かった からは 10 個体を )を用いた。 ・ は を反 した 4 つの ス ーを示した。

2. SSR ーカーの

PCR 反応設定

のの

E4

1225-10

E7-1

S7-1

E6-1

E4-1 E

7-2 S7-2

S7-1m

at

1227-23

E9-2

kyu1

kyu7

kyu2

kyu5

kyu3 kyu4 kyu6

kyu8

0222m178

0118m138

0122m280

163

0205m203

164

0208m192

0115m104

0118m131

0208m219

gifu9

gifu1

gifu2

gifu5

gifu6

gifu7

gifu10

0.0

5

30cycle 2

1. ただし、 BM203、BM3628、BM4107、TGLA53、 BM6438、CSSM019、setC は 1:00、 Cervid14 は 2:00 にて行った

2. ただし、 BM203、BM3628、BM4107、TGLA53、 BM6438、CSSM019、setC は

32cycle、

4) 体的なデー

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I S B N 978-4-905304-32-6

技術

「 のた のシカ 技術の開発」

3 13( 発 -7)

F o r e s t r y a n d F o r e s t P r o d u ct s R e s e a r ch I n s t i t u t eF o r e s t r y a n d F o r e s t P r o d u ct s R e s e a r ch I n s t i t u t eF o r e s t r y a n d F o r e s t P r o d u ct s R e s e a r ch I n s t i t u t e

近 ( 研究所 州 所) 田 ( 研究所 所)

( 研究所 海 所) ( 研究所)

の 用の

305-8687 の

発 ( )

発 2014 2 1

029-829-8135

e-mail [email protected]

の を

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