Post on 07-Mar-2016
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田村博文 TAMURAhirofumi STONE+SABI
plantation
鷲峰庵 京都・宇治田原町
国道307号信楽と城陽の間に
位置し、かって林業と茶の町とし
て栄え、緑茶を広めた永谷宗園
の生誕地である。
田村博文TAMURAhiro
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i
1945年
生まれ
1969年
京都市立美術大学
(現芸大)工芸科卒
1969~2002年
インテリア・デザイン事務所にて
デザイナーとして商業施設設計
2002年
工房開設
数年来、木彫りによる
石をつづけている。
幾十、幾百という石をつく
りつづけるうち、どんなも
のがあっていい、どんな風
につくってもいい創りつづ
ける事に意味があると思え
てくる。
自由、きまま、のびのび、楽しい。
積み上げたり、崩したり、並べたり並び変えたり。
すべりそうな石があれば助けてやる。
先人は樹・石・金属と時をかけて、その利用
すべき術を手に入れた。
樹は削り出すことでその樹が所有した時間を剥
き出しにされる。有機物としての樹、それと対峙
する側にある石や金属。
樹で石をつくり、その石にメタリックな
表皮を装着する。
樹で石をつくり、その石に
メタリックな表皮を装着する。
樹で石をつくり、
その石にメタリックな表皮を装着する。
時と共にS
AB
I
が出る。
原風景に存在するか否か不確かな時間。
樹が所有した時間。
そして今、樹から磨き出した石に施した
メタリックなフィルターと
それから発生するS
AB
I
と時間を共有する。
樹が所有した時間。
樹から磨き出した
石
樹から磨き出した石に
メタリックな表皮を装着
それから発生するS
AB
I
と時間を共有する。
原風景に存在するか否か不確かな時間。
増殖
粘菌?
私はまだ樹で石を削り出し続けている。
STONE+SABI
plantation
ほらっ!
石0N
石
浮く?
並んで!
遊ぶ?
どこっ?
並んだ?
これ?
・・・?
ぽん!
STONE+SABI
plantation