Post on 10-Jul-2020
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Stereo Memory Man
Stereo Memory Man with Hazarai をご購入いただきありがとうございます。Stereo Memory Man with Hazarai は 3種のエコーとフル機能搭載のルーパー機能を持つステレオ・エフェクトです。
特長 ディレイタイム 最長 3秒 ループタイム 最長 30秒 フット操作にてディレイタイムを設定可能なタップテンポ機能 リピート回数を設定可能なマルチタップディレイ フル機能搭載のルーパー ループにオーバーダブ可能 ループのリバース、ピッチを変えないでのテンポチェンジ、ピッチ、テンポチェンジ可能 正確なリバースエコーが可能なピッキング検知機能搭載リバースエコー マルチタップ+リバースにてフットスイッチにてコントロール可能なリバースエフェクト エコー+モジュレーション ディレイ音、ループに常時使用可能なハイパス、ローパスフィルター搭載 各モードに 1プリセット(計 8プリセット)保存可能 ピンポンディレイ
注意必ず付属の9.6V ACアダプターをお使いください。誤ったACアダプターの使用は故障、事故の原因となります。また、誤ったACアダプターの使用が原因の故障は保証対象外となります。
with Hazarai
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クイック・スタート・ガイド
タップテンポを使ってのベーシック・デジタルディレイ(エコー)
1. AC アダプターを接続し電源を供給してください。2. 楽器をMONO/Left Input ジャックに接続してください。3. アンプとMONO/ Left Output ジャックを接続してください。4. バイパススイッチを押しエフェクトをオンにしてください。STATUS LED が点灯します。
5. HAZARAI ノブを ECHO-3 SECの LEDが点灯するまで回してください。6. BLEND、FILTER、REPEATSノブを 12時の位置にセットしてください。7. DECAYノブを反時計回りに回しきった状態にしてください。8. TAP フットスイッチを 2回押し、ディレイタイムをセットしてください。スイッチを押す間隔がディレイタイムになります。
9. ディレイタイムを変更したい場合、改めて TAPスイッチを 2回押すか、DELAYノブを回してください。
ベーシックディレイにフィルタリングの追加
10. FILTER ノブを反時計回りに回しきった状態から 9時程度にセットしてください。そうしますとディレイ音の高域がカットされます。(リピートごとに高域成分が少なくなります。)
11. FILTER ノブを時計回りに回し 3時前後にセットしてください。反対にディレイ音の低域成分が減ります。
ベーシックディレイにリバーブの追加
12. FILTER ノブを 12時の位置に戻してください。13. DECAYノブを 3時程度まで上げてください。ディレイのリピート音が残響を生み出します。
14. REPEATS と DELAY ノブを最小に設定すると、よりリバーブらしいエフェクトが得られます。
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マルチタップ・ディレイ+3リピート(タップテンポ使用)
1. 前述と同様に接続してください。2. HAZARAI ノブをMULTI TAP 1 Sec+RevのLEDライトが点灯するまで回してください。
3. BLEND、DECAY、FILTER各ノブを 12時の位置にセットしてください。4. REPEATS ノブを 9時の位置にセットしてください。リピート回数が約 3回になります。
5. TAP フットスイッチを 2回押し、ディレイタイムをセットしてください。スイッチを押す間隔がディレイタイムになります。
6. ディレイタイムを変更したい場合、改めて TAPスイッチを 2回押すか、DELAYノブを回してください。
リバース・プレイバック
7. ワンコードを弾き 2~3秒音を出力してください。8. TAP フットスイッチをホールドしてください。ホールドしている間リバースにプレイバックされます。
フェードイン・リピート
9. DECAY ノブを最大(時計回りに回しきった状態)にセットしてください。リピート音が大きくなります。
10. ディレイタイムを短く、リピート回数を多くするとより効果が顕著になります。REPEATSノブを3時程度、DELAYノブを10時程度にセットしてください。
リバース・ディレイ
1. 前述と同様に接続してください。2. HAZARAI ノブを Reverse EchoのLEDライトが点灯するまで回してください。3. BLEND、FILTER、DELAY各ノブを 12時の位置にセットしてください。4. DECAY、REPEATSノブを反時計回りに回しきった状態にセットしてください。5. この設定でリバースエコーが得られます。DELAY ノブ、TAPスイッチで任意のディレイタイムにセットしてください。
6. REPEATSノブをお好みに応じて調整してください。
マルチプル・プレイバックの追加
7. REPEATSノブを最小にセットしてください。8. DECAYノブを 10時程度にセットしてください。リピート回数は約 5回になり
9. DECAYノブを上げるにつれリピート量が増えます。ます。
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ループのレコーディング
1. 前述と同様に接続してください。2. HAZARAI ノブを反時計回りに回しモードライトが何も点灯しないようセットするとLoop モードになります。
3. BLEND、DECAY、FILTER、DELAY各ノブを 12時の位置にセットしてください。4. REPEATSノブを最大にセットしてください。5. ループの最初の音を弾くと同時に TAP/RECORDスイッチを押してホールドしてください。
6. ループを録音している間は TAP/ RECORDスイッチをホールドしたままにしてください。
7. ループの演奏が完了するタイミングで TAP/RECORDスイッチを離してください。
8. スイッチを離すとレコーディングが終了し最初からプレイバックします。メモリーにループが記録されていることを表す Loop LEDが点灯します。
9. ループが演奏されている間もループに合わせてプレイ可能です。
ループの上にオーバーダビング
10. 録音したループの上にオーバーダビング可能です。11. ループがプレイバックしている間に TAP/RECORDスイッチをホールドするとオーバーダビングを開始します。オーバーダブには最低でも 0.5 秒程度ホールド する必要があります。
12. TAP/RECORDスイッチをホールドしている間オーバーダビングされます。13. オーバーダビングが完了したらTAP/RECORDスイッチを離してください。
ループのリバース
14. DECAYノブを反時計回りに回しきった状態にするとループが反転しリバースで再生されます。
15. ループの方向を元に戻したい場合には、DACAYノブを時計回りに回しきった状態にしてください。
ループのスピードの変更
16. DELAY ノブを時計回りに回すとループのピッチとテンポが上がります。最大でスピードが倍に、ピッチが 1オクターブ上がります。
17. DELAY ノブを反時計回りに回すとループのピッチとテンポが下がります。最大でスピードが半分に、ピッチが 1オクターブ下がります。
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ループにエコーを追加
18. ループをプレイバックしている間にHAZARAI ノブを時計回りに回してお好みのエコーモードを選択してください。
19. 各ノブをコントロールしてお好みのエコーを作成します。20. 演奏すると音にエコーがかかります。21. この時点でもオーバーダブ可能です。オーバーダブした場合には TAP/RECORDスイッチをホールドするとエコーも録音されます。
ループの消去
22. BYPASS スイッチを押してください。STATUS LED が消灯しバイパスになります。
23. TAP/RECORDスイッチを 0.5 秒程度ホールドしてください。24. LOOP LED が消灯したら、TAP/RECORDを離すとループは消去されています。
プリセットの保存
1. 作成したエコーをプリセットとして保存可能です。2. HAZARAI ノブを押し、3秒程度ホールドしてください。3. HAZARAI ノブを 2秒程度ホールドすると全てのモード LEDが約 1秒点滅します。プリセットが保存されると点滅が止まりますのでHAZARAI スイッチを離してください。
4. HAZARAI ノブを離すとプリセットがロードされていることを表示するPRESET LEDが点灯します。
プリセットのロード
5. HAZARAI ノブを、プリセットを保存したモードの LEDが点灯するまで回してください。
6. HAZARAI ノブを押してください。プリセットが読み込まれ PRESET LED が点灯します。
7. ノブの位置は呼び出されているプリセットの設定値とは異なりますのでご注意ください。
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モードについて
Stereo Memory Man With Hazarai にはモードが 8モードあり、幅広いエフェクトが得られます。また、モードによってノブ機能が変わります。このセクションではノブの機能について記述いたします。
HAZARAI ノブを回すとモードが切り替わります。
下表は各モードでのノブのはたらきです。
BLEND DECAY FILTER REPEATS DELAY HAZARAI
◀DRY…WET▶ 残響◀少ない…多い▶
◀ローパス ハイパス▶
フィードバック◀少ない…多い▶
ディレイ・タイム◀ 1.8ms3150ms ▶
ECHO3 Sec
◀ DRY…WET▶ 残響◀少ない…多い▶
◀ローパス ハイパス▶
フィードバック◀少ない…多い▶
ディレイ・タイム◀ 0.6ms
1050ms▶ECHO1 Sec
◀ DRY…WET▶モジュレーション
デプス◀少ない…多い▶
◀ローパス ハイパス▶
フィードバック◀少ない…多い▶
ディレイ・タイム◀ 0.2ms
350ms▶ECHO
300msec + Mod
◀ DRY…WET▶ リピート量◀少ない…多い▶
◀ローパスハイパス▶
リピート数◀ 1…30▶
ディレイ・タイム◀ 1.8ms
3150ms▶MULTI TAP3 Sec
◀ DRY…WET▶ リピート量◀少ない…多い▶
◀ローパス ハイパス▶
リピート数◀ 1…30▶
ディレイ・タイム◀ 0.6ms
1050ms▶MULTI TAP1 Sec
◀ DRY…WET▶ リピート量◀少ない…多い▶
◀ローパス ハイパス▶
リピート数◀ 1…30▶
ディレイ・タイム◀ 0.6ms
1050ms▶MULTI TAP1 Sec + Rev
◀ DRY…WET▶ ヴォイス数◀ 1…25▶
◀ローパス ハイパス▶
フィードバック◀少ない…多い▶
ディレイ・タイム◀ 0.2ms
350ms▶DEJE VU
Reverse Echo
◀ DRY…WET▶プレイバック方向◀リバースフォワード▶
◀ローパス ハイパス▶
オーバーダブ・アッテネーション◀少ない…多い▶
ループ・スピード◀ 1/2
ダブル▶ DEJE VULoop
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ECHOモード
エコーモードではベーシックなディレイ、エコーと付加機能が得られます。
3 SEC ECHOディレイタイムは最長で 3秒です。このモードではDECAYコントロールを高く設定するとリバーブのようなエフェクトが得られます。
1 SEC ECHOディレイタイムは最長で 1秒です。このモードではDECAYコントロールにてエコーのキャラクターをコントロール可能です。
300ms + MOD ECHOディレイタイムは最長で 300ミリ秒です。このモードではディレイにモジュレーションを加えることができます。ディレイタイムを短くセットしモジュレーションを加えると、コーラスやフランジャーのようなエフェクトが得られます。またディレイタイムを長めにセットし、モジュレーションを加えるとエコー音のピッチが変化した独特のエフェクトが得られます。
注モジュレーションを使用しREPEATS ノブを 3時以降に上げる場合には発信することがありますので充分にご注意ください。
ノブの機能:
DECAY3 SEC、1 SEC 時にはエコー音のキャラクターをコントロールします。DECAYノブを上げるにしたがってよりリバーブに近づきます。300ms + MOD時にはDECAYノブはモジュレーションのデプスをコントロールします。DECAYノブを最小にセットするとモジュレーションはオフです。
REPEATSディレイのフィードバックをコントロールします。高く設定するとエコーがフェードアウトする時間がより長くなります。
DELAYディレイタイムを設定します。ディレイタイムは 3 SECでは最長 3秒、 1 SEC時は最長 1秒、300ms + MODでは最長 300ミリ秒になります。
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MULTI TAP ECHOモード
マルチタップ・エコーモードではディレイタイムとディレイのリピート回数、エコー音のボリュームを設定可能です。このモードではリピート 3回のディレイでそのディレイ音が一定であるエコーが得られます。またリピート回数は最大で 30回までセット可能です。(メモリー容量を超える場合には不可です。)
3 SEC MULTI TAP ECHOディレイタイムは最長で 3秒です。
1 SEC MULTI TAP ECHOディレイタイムは最長で 1秒です。
1 SEC + REV MULTI TAP ECHOディレイタイムは最長で 1秒です。このモードは TAP フットスイッチをホールドしてもループをレコーディング、オーバーダビングしない唯一のモードです。TAPフットスイッチを押しホールドしている間、直近にプレイした音がリバースでプレイバックされます。(最長 6秒)このモードではコードを弾き、数秒後にTAPをホールドするとそのコードをリバースでプレイバックさせるといった使用方法があります。
ノブの機能:
DECAYディレイのリピート音の音量を設定します。12時にセットすると各リピートの音量は一定で、12時より上げるとリピートするにつれ音量が上がり、12時より下げるとリピートごとに音量が下がります。(最小にセットするとリピートが1回だけになります。)
REPEATS1(最小)~ 30(最大)の間でリピート回数を設定します。
DALAYディレイタイムを設定します。ディレイタイムは 3 Secでは最長 3秒、 1 Sec、1 Sec+ Rev時は最長 1秒になります。
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DÉJÀ VUモード
このモードにはREVERSE ECHO、LOOPER、PRESETSがあります。
REVERSE ECHOモード
エコーをリバースでプレイバックするエフェクトです。
ノブの機能:
DELAYディレイタイムをセットします。
DECAYリプレイするボイス数を設定します。(1~ 25)DECAYノブを上げるにつれボイス数が増え、リバース・マルチタップ・エコーのようになります。またボイス数が増えると無音部分が減ります。プレイしたものを単純に逆回転するインテリジェント・リバースエコーをお求めでしたらDECAYノブを最小にセットしてください。
REPEATSディレイのフィードバックをコントロールします。高く設定するとエコーがフェードアウトする時間がより長くなります。
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LOOPモード
MULTI TAP 1Sec+Revモードを除く他のモードであればループを録音可能です。エコーモード時にループを録音した場合、BLENDコントロールの後の信号が録音されるので、その時点で聴こえるサウンドが録音されます。加えてエコーモードでループを録音した後に LOOPモーードにスイッチしループを加工(リバース、フィルタリング、ピッチ、テンポの変更)が可能です。エコーなしのループを録音したい場合にはループ録音の前に LOOPモードを選択してください。
HAZARAI ノブを、LEDが消灯するか、LOOPモードの LEDのみが点灯するまで反時計回りに回すと LOOPモードに入ります。(モード LEDが全て消灯している場合ループモードです。)
ループの録音:
1. TAP/RECORDボタンを押してホールドしてください。録音が開始します。2. TAP/RECORDボタンをホールドしている間録音されます。押してから録音が開始するまで約 0.5 秒必要です。
3. TAP/RECORDボタンを離しますと録音が停止し、ループのスタート地点からプレイバックします。
4. ループの長さは TAP/RECORDボタンをホールドしていた長さです。5. バイパスモードにするまでループはプレイバックされます。ループに重ねて演奏可能です。
6. ループがプレイバックしている間にスタート地点に戻ると LOOP LED が 1回点滅します。
ループのオーバーダビング:
ループの消去:
1. BYPASS フットスイッチを押しバイパスにしてください。STATUS LED が消灯します。
2. TAP/RECORDフットスイッチを約 0.5 秒ホールドするとループが消去されます。
1. ループがプレイバックしている間にTAP/RECORDスイッチをホールドするとオーバーダビングを開始します。
2. TAP/RECORDスイッチをホールドしている間オーバーダビングされます。3. オーバーダビングが完了したらTAP/RECORDスイッチを離してください。オーバーダビング時に最低でも 0.5 秒以上 TAP/RECORDスイッチをホールドする必要があります。0.5 秒に満たない場合、タップと認識されます。
4. ループの長さはオーバーダビングを行っても変更されません(最初の録音に準じます)
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注意:電源がオフになった場合にもループは消去されます。
ノブの機能:
DELAYループのスピード(テンポとピッチ)をコントロールします。12時より高くセットするとピッチ、テンポが最大で倍(1オクターブ上、テンポx 2)にまで速くなります。反対に 12時より低くセットするとピッチ、テンポが最大で半分(1オクターブ下、テンポx 1/2)にまで遅くなります。注:新規ループを作成する際にはDELAYノブを 12時にセットしてください。
REPEATSオーバーダビング時のメモリーに保存されているループのアッテネーション量をコントロールします。最大にセットすると既存のループの音量が下がることなく重ねて弾いた音がオーバーダビングされ、最小にセットすると既存のループは消去されます。(ループの長さはそのまま変更ありません。)12時にセットすると既存のループはオーバーダビング時に 50%の音量になります。
FILTERエコーモードと同様でループ音のトーンをコントロールします。12時にセットするとトーンは変わりません。12時より上にするとハイパスフィルターが効き高域が強くなり、12時より下げるとローパスフィルターが効き低域が強くなります。
DECAYループの向きをコントロールします。最小にするとループが反転し、最大にすると通常に戻ります。
TAP/RECORDフットスイッチ:ループモードでは TAP/RECORDスイッチは複数の機能を持ちます。
レコーディング、オーバーダビング:TAP/RECORD スイッチを 0.5 秒以上ホールドするとレコーディング、オーバーダビングします。TAP/RECORDをホールドしている間録音されます。そのため、レコーディング(新規ループ作成)時には TAP/RECORDスイッチをホールドした長さがループの長さになります。
テンポのタップ入力ループが作成されたらピッチを変えることなく長さ(テンポ)を変更可能です。
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TAPスイッチをお望みのテンポに合わせて 2回押してください。
注:DELAYノブにてピッチを変更していたループにタップテンポでテンポを変更した場合、ループのピッチはオリジナルのピッチに戻ります。
プリセット
各HAZARAI モードにプリセットを保存可能です。プリセットはそのモードに保存されるので、そのモードを選択するとそのプリセットがアクティブになります。電源をオフにしてもプリセットは保存されています。ループモードで保存した場合にはプリセットは保存されますが、ループは消去されます。また、ループモードでプリセットをロードするとレコーディングする前にループプリセットをリコールした場合でも新規ループをレコーディングする際にはDELAY、DECAYノブは常にデフォルトに戻ります。ループが一旦録音されてから、ループプリセットをリコールした場合DELAY、DECAYともに保存されている設定になります。
プリセットとして5つの黒いノブの設定(タップで設定されたディレイタイムも含む)が保存されます。
プリセットの保存:
1. HAZARAI ノブを押し、3秒程度ホールドしてください。2. HAZARAI ノブを 2秒程度ホールドすると全てのモード LEDが約 1秒点滅します。
3. プリセットが保存されると点滅が止まるので、HAZARAI スイッチを離してください。
4. HAZARAI ノブを離すとプリセットがロードされていることを表示するPRESET LEDが点灯します。
プリセットのロード:
1. HAZARAI ノブを、プリセットを保存したモードの LEDが点灯するまで回してください。
2. HAZARAI ノブを押してください。プリセットが読み込まれ PRESET LED が点灯します。
注:ノブの位置は呼び出されているプリセットの設定値とは異なりますのでご注意ください。
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プリセットをロードした後にノブを動かすと設定が変更されPRESET LEDがノブが動いたことを検知し点滅します。
プリセットをロードした後にHAZARAI ノブを回して別のモードに移動するとプリセットをキャンセルします。
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コントロール、インジケーター、入出力
HAZARAI ノブ
注:ループモード時には録音されたループが存在する場合のみ点灯します。全モード LEDが点灯しない場合、ループモードです。
プリセットをロードする際にはHAZARAI ノブでロードするプリセットのモードを選択し、続けてノブを押してください。プリセットを保存したい場合にはHAZARAI ノブを約 3秒ホールドしてください。全てのモード LEDが点滅したら、LEDの点滅が止まるまでノブをホールドすると、プリセットが保存された段階で点滅が止まります。プリセットは各モードにつき1プリセットを保存可能です。
DELAYノブ
ループモードを除く全てのモードでDELAYノブはディレイタイムをコントロールします。ディレイタイムはお使いになるモードによって異なります。
モード レンジECHO-3SEC 1.8mS ‒ 3150mSECHO-1SEC 0.6mS ‒ 1050mSECHO-300ms + MOD 0.2mS ‒ 350mSMULTI TAP-3SEC 1.8mS ‒ 3150mSMULTI TAP-1SEC 0.6mS ‒ 1050mSMULTI TAP-1SEC + REV 0.6mS ‒ 1050mSDÉJÀ VU REVERSE ECHO 0.2mS ‒ 3150mS
ディレイタイムは TAP/RECORDスイッチでも設定可能です。常に最後に設定した方のディレイタイムが有効です。
ループモードではDELAYノブはピッチ、スピードをコントロールします。DELAYノブを 12時にセットすると、録音したときと同じピッチでプレイバックされます。ループのスピード(テンポとピッチ)をコントロールします。12時より高くセットするとピッチ、テンポが最大で
注:新規ループを作成する際にはDELAYノブを 12時にセットしてください。
本機の右上にある白いノブは、8種あるモードを切り替えるロータリー式のセレクターです。このノブを回すとモードが切り替わります。(また、プリセットの保存、ロードに使用するスイッチでもあります。)
倍(1オクターブ上、テンポ x 2)にまで速くなります。反対に12時より低くセットすると、ピッチ、テンポが最大で半分(1オクターブ下、テンポ x 1/2)にまで遅くなります。
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REPEATSノブ
このノブは一般的なディレイのフィードバックをコントロールし、モードによって機能が異なります。
モード REPEATSノブの機能
ECHO ディレイフィードバック(0%-99.99%)
MULTI TAP リピート回数 (1-30)
REVERSE ECHO ディレイフィードバック(0%-99.99%)
LOOP オーバーダビング時既存のループのアッテネーション。0%の場合既存のループが消去され、100%の場合、
既存のループとオーバーダビングの音量が等しくなる。
FILTERノブ
ディレイ音のトーンをコントロールします。12時にセットされている場合はフラットで、12時より低くセットするとローパスフィルターが効き低域が強くなり、12時より高くセットするとハイパスフィルターが効き高域が強くなります。
ループモード時にもエコーと同様にフィルターが効きます。新規ループを録音する際には必ずFILTERノブを 12時にセットしてください。
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DECAYノブ
モードによって機能が異なります。
モード DECAYノブの機能
ECHO-3SEC エコーの分離、残響度をコントロール
ECHO-1SEC エコーの分離、残響度をコントロール
ECHO-300ms + MOD モジュレーションをコントロール
MULTI TAP ディレイ音の音量のコントロール
REVERSE ECHO リプレイのボイスを1~25までの設定から選択
LOOP ループの方向(最小=リバース、最大=フォワード)
BLENDノブ
エフェクトとドライ音(原音)のバランスをコントロールします。最小にセットするとエフェクト音は出ず、100%ドライ音が出力されます。また、最大にセットすると 100%エフェクト音が出力されます。
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TAP/RECORDフットスイッチ
TAP/RECORDフットスイッチはモード及びスイッチを押す長さによって機能が異なります。
タップテンポ機能 ループモードを除く全てのモードで複数回押すとテンポを測定しディレイタイムを切り替えます。
ループレコード機能 1SEC + REV モードを除いてスイッチを 0.5 秒以上ホールドするとループの録音が開始し、ホールドしている間、ループが録音されます。ループの長さはスイッチをホールドしている間になります。
ループ・オーバーダビング機能 1SEC + REV モードを除いてループがプレイバックされている間にスイッチを0.5秒以上ホールドするとループのオーバーダビングが開始します。
リバース・プレイ機能 1SEC + REV モードでホールドしますと直前 6秒間のドライプレイのリバースプレイが始まります。このモードで 1音をプレイしフェードアウトさせ、
続けて TAP/RECORD スイッチをホールドすると直前に弾いた音がリバースで再生されます。
ループ・タップテンポ ループモードで、ループをレコーディングすると自動的におおよそのテンポが検知され BEAT LED がそのテンポで点滅します。TAP/RECORD ボタンを複数回押すとピッチを変えずにテンポを変更します。
(DELAYノブにてピッチとテンポを変更可能です。常に後に設定した方が有効です。)
ループ消去 バイパス時に TAP/RECORD ボタンをしばらくホールドするとループが消去されます。ループが消去されると
と LOOP LEDが消灯します。
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BEAT LEDループモードを除く全てのモードでディレイタイムに合わせてBEAT LED が点滅します。(ディレイタイムが 50mS未満の場合点滅速度が速すぎるため、点灯しているかのように見えますが故障ではありません。)
ループモードではループのテンポに合わせて点滅します。
BYPASS(バイパス)フットスイッチ / STATUS(ステータス) LED
MONO/Left、Right Input ジャック
ステレオ入力に対応しています。モノ入力したい場合にはMONO/Left Input に入力してください。入力インピーダンスは 2MΩです。
MONO/Left、Right Output ジャック
ステレオ出力です。モノで使用する場合にはMONO/Left Outputジャックをお使いください。またモノイン、ステレオアウトとしても使用可能です。その場合、ディレイ音はピンポンディレイとなって出力されます。
9V電源ジャック付属のACアダプター(9.6VDC)を接続するコネクターです。必ず付属のACアダプターをお使いください。
技術情報サンプルレート = 46.88kHzA/D、D/A変換レゾリューション = 24bitDelay オーディオ・レゾリューション = 32bitルーパー・オーディオ・レゾリューション = 32bit
エフェクトオン/バイパスを切り替えます。エフェクトオン時にはSTATUS LEDが点灯します。バイパス時には、MONO/Left Inputに入力された信号はMONO/Left Outジャックにダイレクトに出力されます(Right Inputに入力された信号はRight Outジャックに出力されます)。Right Inputにジャックが接続されていないときは、MONO/Left Inputに入力された信号はRight Outジャックにも出力されます。
MEMO
愛知県名古屋市天白区焼山1-813カスタマーサポートE-MAIL : support@kyoritsu-group.co.jp