OSC2013 Nagoya - 【入門】まるわかり!Sakaiでeラーニング

Post on 30-Jul-2015

3.280 views 6 download

Transcript of OSC2013 Nagoya - 【入門】まるわかり!Sakaiでeラーニング

【入門】まるわかり!

Sakai®で ℯ ラーニング

OSC2013 Nagoya

2013/6/22 山田勇樹

はじめに

この発表資料は、私個人が作成したものであり、Sakai コミュニティや関連する

団体・企業等の正式な見解を示すものではありません。内容に齟齬がないよう十分注意しておりますが、予めご了承ください。

OSC2013 Nagoya

アジェンダ

「Sakai」って何?

デモ、操作説明

米国カンファレンス報告

OSC2013 Nagoya

「Sakai」って何?

OSC2013 Nagoya

「Sakai」って何?

LMS (Learning Management System) と呼ばれる種類の OSS です。

日本語では授業支援システム 等と呼びます。

大学等高等教育機関で利用されることを目的としています。

本日は Sakai CLE をご紹介します。

OSC2013 Nagoya

http://www.sakaiproject.org/adoptOSC2013 Nagoya

Apereo 財団

Sakai コミュニティ

大学 企業

Jasig コミュニティ

大学 企業

組織・コミュニティ

OSC2013 Nagoya

主な機能

お知らせ

資料の配布

レポート課題の出題・採点

テストの自動採点

掲示板 …等々

これは、ほんの一部です!

OSC2013 Nagoya

スマートフォン対応

OSC2013 Nagoya

スマホでも利用できます!

動作環境

クロス・プラットフォームOS

Apache Tomcat™アプリケーションサーバー

MySQL® 等データベース

全部 OSS で揃います!

OSC2013 Nagoya

デモ環境

http://oss-ℓms.comオー エス エス ハイフン エル エム エス

ドット シー オー エム

OSC2013 Nagoya

複数のウィンドウやタブでは開かないでください。

ブラウザーの「戻る」ボタンは使用しないでください。

操作をやり直すには、左上の をクリックすると早いです。

操作上の注意点・コツ

OSC2013 Nagoya

アカウントの作成

OSC2013 Nagoya

OSC2013 Nagoya

Sakai にログインするためのアカウントを作成します。ご自由に作成してください。まず、画面左側の「新しいアカウント」を選択します。

OSC2013 Nagoya

「ユーザー ID」を半角で入力し、「新しいパスワードを作成」と「新しいパスワード (確認)」にパスワードを入力します。準備ができたら、「アカウントを作成」を選択します。

OSC2013 Nagoya

アカウントを作成すると、Sakai へ自動的にログインします。チュートリアルが表示されますので、「次」を選択し続けます。

mercury site への参加

OSC2013 Nagoya

OSC2013 Nagoya

画面左側の「メンバーシップ」を選択し、「参加可能なサイト」を選択します。「mercury site」が表示されますので、その「参加」を選択します。

OSC2013 Nagoya

画面左側の「ホーム」を選択します。画面が更新されて、上部に「mercury site」が表示されるようになります。

OSC2013 Nagoya

「mercury site」を選択します。すると、画面左側の表示が変わります。

OSC2013 Nagoya

この「mercury site」には、あなたは一般ユーザー (access ロール)、即ち学生として参加しています。そのため、コンテンツを追加するような操作は、ほとんどできません。

できるとすると、例えば「フォーラム」という掲示板機能でメッセージを投稿することくらいです。

画面左側で「フォーラム」を選択し、「一般ディスカッション」を選択します。

OSC2013 Nagoya

「新しいスレッドを投稿」を選択します。

OSC2013 Nagoya

「タイトル」と「メッセージ」を入力します。Sakai ではメッセージを投稿する際に、文字を装飾したり、画像を入れたりすることができます。準備ができたら、「メッセージを投稿」を選択します。

OSC2013 Nagoya

投稿したメッセージが追加されます。このメッセージは、「mercury site」にアクセスする全てのユーザーが閲覧できます。

サイトの作成

OSC2013 Nagoya

OSC2013 Nagoya

大学の科目にあたるものを、Sakai では「サイト」と呼んでいます。「mercury site」と同様の科目サイトをつくってみましょう。「マイワークスペース」→「サイト セットアップ」→「新規」を選択します。

OSC2013 Nagoya

以降の手順を簡単にするために、ここでは「project サイト」を選択して、「続ける」を選択します。

OSC2013 Nagoya

科目の名前を「サイトのタイトル」に入力して、「続ける」を選択します。タイトルは後で変更できます。

OSC2013 Nagoya

この科目サイトで使用する機能を選択します。これも後で変更できます。

ここでは、主要機能の「お知らせ」「テストとクイズ」「フォーラム」「課題」「資料」を選択して、「続ける」を選択します。その後も「続ける」→「サイトを作成」と選択していきます。

OSC2013 Nagoya

画面上部に、「mercury site」と同じように科目サイトが追加されます。Sakai では、自分が参加しているサイト、即ち教員として担当して

いる科目や、学生として履修している科目が、画面上部に表示されます。

OSC2013 Nagoya

作成した科目サイトを選択すると、先ほど選択した機能が画面左側に表示されます。「フォーラム」を選択してみると、「mercury site」よりもボタンやリンクが多く表示されています。これは、あなたがこの科目サイトにサイト管理者 (maintain ロール)、即ち教員として参加しているためです。このように Sakai では、ある科目サイトでは学生、また別の科目サイトでは教員、といったように、科目サイトごとに操作権限が割り当てられます。

サイト参加者の追加

OSC2013 Nagoya

OSC2013 Nagoya

作成した科目サイトに学生を参加させてみましょう。画面左側の「サイト情報」を選択し、「参加者を追加」を選択します。

OSC2013 Nagoya

参加させたい学生が、既に Sakai 上にアカウントを持っている場合は、そのユーザー ID を「正規参加者のメールアドレスまたはユーザー名」に入力します。

まだその学生がアカウントを持っていない場合は、その学生のメールアドレスを「非正規参加者のメールアドレス」に入力します。入力したら、「続ける」を選択します。

OSC2013 Nagoya

「access」を選択します。project サイトでは、「access」が学生に相当します。後は、「続ける」→「続ける」→「完了」と選択していきます。

OSC2013 Nagoya

学生が追加されます。

この学生側の画面には、この科目サイトが上部に表示されるようになります。ただし、フォーラムへの投稿等、学生の操作は制限されています。

もしあなたが学生用のアカウントも作成して、同時にログインして試したい場合は、別の種類のブラウザーを使用するか、別の PC からアクセスしてください。

お知らせの追加

OSC2013 Nagoya

OSC2013 Nagoya

この科目サイトに関するお知らせを、投稿することができます。画面左側の「お知らせ」を選択し、「追加」を選択します。

OSC2013 Nagoya

お知らせのタイトルや本文を入力します。フォーラムと同様に、本文には文字装飾等ができます。

「アクセス」の項目に注意してください。このデモ環境は、不特定多数のユーザーがアクセス可能です。「サイトに関係なくすべてのユーザーに表示する」を選択すると、誰でもこのお知らせを閲覧できてしまいます。

その他、表示日時や、ファイルの添付、メール通知等が選択できます。準備ができたら、「お知らせを投稿」を選択します。

OSC2013 Nagoya

お知らせが投稿されます。この科目サイトに参加している学生は、お知らせの閲覧のみができます。

OSC2013 Nagoya

画面左側の「ホーム」を選択します。追加したお知らせのうち、最近のものは、ここにも表示されます。学生側にも、同様に表示されます。

資料の追加

OSC2013 Nagoya

OSC2013 Nagoya

「資料」機能で、PC から Sakai にファイルをアップロードして、学生に配布できます。

画面左側の「資料」を選択し、「追加」→「ファイルをアップロード」を選択します。

OSC2013 Nagoya

アップロードするファイルを選択します。ファイルの種類に制限はありませんが、このデモ環境では、サイズを最大 20MB に制限してあります。お知らせと同様、アクセス制限を「誰でも閲覧可能」にしていないか、注意してください。準備ができたら、一番下の「ファイルを今すぐアップロード」を選択します。

OSC2013 Nagoya

ファイルがアップロードされます。

この科目サイトに参加している学生は、ファイルのダウンロードのみができます。

課題の追加・提出・採点

OSC2013 Nagoya

OSC2013 Nagoya

「課題」機能を使用して、学生にレポート課題を出題できます。画面左側の「課題」を選択し、「追加」を選択します。

OSC2013 Nagoya

課題のタイトルや説明を入力します。

学生のレポートを点数で採点する場合は、「採点方法」に「点数」を選択し、何点満点かを入力します。準備ができたら、一番下の「投稿」を選択します。

OSC2013 Nagoya

課題が追加されます。「状態」の項目が「公開」のものは、学生がレポート提出できます。

OSC2013 Nagoya

教員としてログインしたまま、学生としてレポートを提出することができます。「学生表示」を選択し、「学生として提出」を選択します。

OSC2013 Nagoya

レポート提出に関してコメントを入力し、提出するファイルを添付します。準備ができたら、一番下の「提出」を選択します。

OSC2013 Nagoya

課題が提出されます。「一覧に戻る」を選択します。

OSC2013 Nagoya

「課題一覧」を選択します。学生として提出したので、「提出済み / 未採点」の数が「1/1」に変わります。採点するには、この「1/1」または「成績」を選択します。

OSC2013 Nagoya

各学生の提出状況が表示されますが、教員であるあなた自身についても表示されます。その「成績」を選択します。

OSC2013 Nagoya

通常は、学生の提出したコメントや添付ファイルを確認できます。ここでは、先ほど学生として提出したものが表示されます。

OSC2013 Nagoya

画面を下にスクロールすると、提出物に対して成績やコメントを入力したり、学生に返却するためのファイルを添付したりできます。再提出を許可することもできます。

OSC2013 Nagoya

採点し終えたら、「保存して学生に公開」を選択します。

これにより学生は、返却物と成績を確認でき、再提出が許可されていれば、再度レポートを提出することができます。

テストの作成

OSC2013 Nagoya

OSC2013 Nagoya

「テスト」機能により、自動採点のテストを作成できます。

画面左側の「テスト」を選択し、タイトルを入力して「作成」を選択します。

OSC2013 Nagoya

作成するテスト問題の種類を選択します。Sakai では様々な

種類のテストを作成することができますが、ここでは説明を簡単にするため、「複数選択」を選びます。

OSC2013 Nagoya

「複数選択」は、学生に複数の選択肢の中から回答を選択させる形式のテストです。テスト問題の配点と、問題文を入力します。

OSC2013 Nagoya

画面を下にスクロールさせて、選択肢の文言を入力し、「正解回答」を選択します。例えば 3 択問題を作成する場合は、3 つの文言を入力します。

準備ができたら、一番下の「保存」を選択します。

OSC2013 Nagoya

テスト問題が追加されます。同様の操作により、複数のテスト問題を追加できます。

学生側の表示を確認するには、「テストをプレビュー」を選択します。

OSC2013 Nagoya

プレビューが開始されます。「テストを開始」を選択します。

OSC2013 Nagoya

学生と同様にテストに回答することができます。ただし、プレビューで回答した内容は、採点されません。プレビューを終了するには、「完了」を選択します。

OSC2013 Nagoya

学生がこのテストを受験できるようにするには、「公開」を選択します。

OSC2013 Nagoya

確認画面が表示されますので、もう一度「公開」を選択します。

OSC2013 Nagoya

「公開済みテスト」に、テストが追加されます。これにより、学生がこのテストを受験できます。

OSC2013 Nagoya

学生がテストを受験すると、教員側の「提出済み」の数がリンクに変わります。学生の回答内容を確認するには、このリンクを選択します。

OSC2013 Nagoya

自動採点された得点が表示されます。学生が回答した選択肢を確認するには、「問題」を選択します。

OSC2013 Nagoya

「学生の回答」として、学生が回答した選択肢が表示されます。その回答が正解だった場合は、緑のチェック マークが付きます。

米国カンファレンス報告

OSC2013 Nagoya

Open Apereo 2013 Conference

OSC2013 Nagoya

場所 米国カリフォルニア州サンディエゴ

日程 6/3 (月) ~ 6/6 (木)

参加者 教育機関の教員や職員、企業

セッション 180 以上

Photo by Shoji Kajita, on Twitter

Tuesday Keynote by pointful, on Flickr

Open Apereo 2013 Conference

Sakai はプロジェクト発足後10年目になります。

次の 10 年に向けた政策が、活発に議論されていました。

MOOCs の基盤としての Sakai

(Massive Open Online Courses :

大規模公開オンライン授業)

スケーラビリティ等々の更なる強化

OSC2013 Nagoya

TWSIA Winners by pointful, on Flickr

終わりに

OSC2013 Nagoya

終わりに

OSC2013 Nagoya

ぜひ、デモ環境をたくさん使ってください。

そして、Sakai を気に入って頂ければ幸いです。

ご清聴ありがとうございました

OSC2013 Nagoya

Sakai は、米国およびその他の国における Apereo Foundation の登録商標です。

その他記載されている製品名等は、該当する各社・団体の商標または登録商標です。

本資料では、PlaceIt by Breezi を利用して生成した画像を使用しています。