Post on 14-Dec-2014
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Moodle活用方法とMoodle 2の新機能紹介、 Moodleと連動するストリーミングビデオ機能の紹介
アテイン株式会社 慶野 浩久
1、 Moodleについての概要と機能紹介
1)Moodleの構造
2)リソース
①Html
②ファイル(PDF,Wordなど)
3)活動
①フォーラム
②小テスト
③課題
④Scorm
⑤カレンダー
メニュー
2、 新バージョン Moodle 2の新機能
1)Moodle 2へのアップデート
2)無駄な操作の排除
3)スマートフォン対応
4)ユーザの設定の簡易化
5)コース
3、 Moodleと連動するシステムの紹介
1)機能追加の注意点
2)ストリーミングによるビデオ機能を
利用した事例
3)電子テキストブックを利用した事例
6)フロントページ
7)APIの追加
8)小テスト
9)メッセージ機能強化
10)ブログ
1、Moodleについての概要と機能紹介
1)Moodle導入の目的
2) Moodleの構造
3)リソースの設定
①Html
②ファイル(PDF,Wordなど)
4)活動の設定
①フォーラム
②小テスト
③課題
④Scorm
⑤カレンダー
1)Moodle導入の目的
1、授業の質の向上
コミュニケーションツール、テスト、教材提供、進捗成績管理
スケジュール管理
2、別のLMSからの乗り換え
大型のLMSから小回りのきくLMSへ
3、経費節減
オープンソース、基本的に無料
1、 Moodleについての概要と機能紹介
2)Moodleの構造(トピック、ブロック)
オレンジ トピック
赤 ブロック
1、 Moodleについての概要と機能紹介
「リソース」・・・成績に反映しない教材
閲覧や配布はできますが、成績に反映されません。
例 テキスト、ファイルリンク、Htmlなど
「活動」 ・・・成績に反映する教材
ユーザの作成データが反映されます。
例 フォーラム、課題、小テストなど
リソースと活動の違い
2)Moodleの構造
1、 Moodleについての概要と機能紹介
3)リソース ①Html
②ファイル(PDF、Wordなど)
1、 Moodleについての概要と機能紹介
4)活動 ①フォーラム ②小テスト ③課題 ④Scorm
1、 Moodleについての概要と機能紹介
6)活動 ⑤カレンダー
1、 Moodleについての概要と機能紹介
2、新バージョン Moodle 2の新機能
2、新バージョン Moodle 2.1
の新機能
1)Moodle2へのアップデート
2)無駄な操作の排除
3)スマートフォン対応
4)ユーザの設定の簡易化
5)コース
6)フロントページ
7)APIの追加
8)小テスト
9)メッセージ機能強化
10)ブログ
1)Moodle2へのアップデート
Moodle2へのアップデートの際には以下の点について注意します。
1、現在の最新版はMoodle2.3です。
2、Moodle2は1.9とデータベースのファイル構造やDB構造が異なるので単純にアップデートすることができません。
3、特にリンクされたファイルのパスが変わる可能性が高いのでその部分には最新の注意が必要です。
4、テーマは互換性がないので新しいMoodle2用のものと交換します。
5、アップデートの手順は通常以下のようになります。
1)全てのコースのバックアップファイル作成
2)Moodle2のインストール
3)全てのコースのレストア
4)動作がおかしい部分のマニュアルによる修正
2、新バージョン Moodle 2の新機能
2)全体 全体的に無駄な操作を極力排除しようという意識がうかがえます 1)各ページに「ナビゲーション」機能の追加
2)各ページに「設定」機能の追加
3)テーマの設定によりカスタムメニューが作成できるようにました。
4)各設定ページのレイアウトを変更できるようになりました。
3)スマートフォン対応 1)PC用とスマートフォン用に別のテーマを選択できるようになった。スマートフォン対応のテーマを用いて、別の操作系で操作できます。
4)ユーザ ユーザの設定が簡単になった。
1、各ユーザのロール設定が各コース、フロントページ、各ブロックに複数種設定できるようになった。また、その切り替えもできて、さまざまなロールでのチェックが簡単になりました。
2、どのページからでもプロファイルやレポートなどの確認ができきるようになった。そのページまでたどり着くのが大変だったのが一気に表示できるようになりました。
2、新バージョン Moodle 2の新機能
5)コース モジュールの複製が可能になりました。今までは、バックアップ+レストアで行っていました。
6)フロントページ 1)レイアウトの設定がより細かくなった。これによりトピックも含めて比較的自由にレイアウトできるようなりました。
2)フロントページにもユーザロールが簡単に設定ができます。
7)APIの追加 1)APIが追加されたことにより外部のプログラムとの連動が容易になりました。
例えば、外部での認証部分をMoodleでおきかえられる。同じID、PWでログインなど。
8)小テスト 1)設定時 プレビューを見ながら作成できるようになった。今まではプレビュー画面を表示しなくては内容がわからず、問題を探すのが厄介でした。
2)コース管理メニューに問題バンクが追加された。容易に問題の編集ができるようになりました。
2、新バージョン Moodle 2の新機能
9)メッセージ機能強化 1)各モジュール別にメッセージの通知方法が選択できます。ポップアップ、またはメールで通知。
10)ブログ 1)mixiなどの外部ブログへのリンク機能の追加
評判が悪かったMoodleのブログの補完として外部のブログを使う機能が追加されました。
2、新バージョン Moodle 2の新機能
4、 Moodleと連動するシステムの紹介
1)機能追加の注意点
2)ストリーミングによるビデオ機能を
利用した事例
3)電子テキストブックを利用した事例
4、 Moodleと連動するシステムの紹介
1)機能追加の注意点
Moodleだけの機能では満足したサイトを構成できない場合、次のような対策で機能を追加できます。ただし、注意点もあります。
1、モジュールの付加
Moodleの公式サイトでは様々なモジュールやプラグインが提供されています。
例えば、アンケート機能を追加できる「Questionnaire」、出席管理用や進捗管理用のモジュール類や小テストに追加の形式を付加できるプラグインなどいろいろとそろっています。ただし、思い通りものはなかなかありません。
2、プログラムの改良
プログラムはオープンソースなので自由に改良できます。基本的にPHPで作成されているので、PHPプログラムの知識があれば改良ができますが、実際の改良は結構面倒です。また、バージョンアップのたびに修正が必要です。
3、外部教材連動(例示 ストリーミング動画、電子テキストブック) 外部の教材とも連動ができます。Moodleのログイン時のみ動作するMoodle
の認証システムを利用した連動教材も作成できます。
1)機能追加の注意点
2、プログラムの改良 注意点
1)Moodleはモジュール、ブロックの集合体です。
改良する場合はPHP、JavaScript、Htmlを修正します。表面的な
部分の改良は比較的簡単にできます。
2)DBがかかわる部分の改良する場合は注意が必要です。
Moodleの設計思想はオブジェクト指向なので1つの場所を修正し
た場合でもその影響が多岐にわたる場合があります。
最悪、改良によりMoodle自体が動作しなくなる可能性があります。
3)修正する場合は必ずサイト全体のバックアップをしてから行います。
4)バージョンの違いに注意します。1.9台と2.0、2.1、2.2、2.3とそれ
ぞれまったく違うプログラムであると考えていた方が無難です。
プログラムを修正後、バージョンアップをする場合はもう1度デバッ
グを行います。
4、 Moodleと連動するシステムの紹介
2)ストリーミングによるビデオ機能を利用した事例
一般公開 URLリンク
非公開 Moodleからのみ
4、 Moodleと連動するシステムの紹介
弊社開発のMoodleと連動するストリーミングビデオ配信
システムは次のような特徴があります。
Moodleで構築されたe-Learningのメインシステムに容易にインストール可能
Moodle+WOWZA(ストリーミングサーバーエンジン)でコストを抑え、高い信頼性のシステム構成
動画ファイルを汎用性のあるMP4へ自動的に変換する機能を実装
動画ファイルの管理や活用が容易に
カスタマイズが容易
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4、 Moodleと連動するシステムの紹介
2)ストリーミングによるビデオ機能を利用した事例
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4、 Moodleと連動するシステムの紹介
弊社開発の電子テキストブックでは以下のような機能が実現できます。 1、オンライン上で紙媒体の便利さを実現する目的で開発しました。 2、下記の4つの機能を備えています。 1)画像への書き込みができます。書き込んだものが保存できます。 2)テキスト入力でメモが取れます。書き込んだものが保存できます。 3)もう1度教材にアクセスすると最後に書き込まれた状態のものを表示します。 4)書き込んだ状態の画面を印刷できます。 3、Html5 + PHP + SQLで作成しましたのでスマートフォン(iPhone)でも表示できます。 4、Moodleとの連動でMoodleからのアクセスのみ教材を表示します。 5、カスタマイズで下記のような機能を付加でできます。 1)テスト、アンケート機能 2)成績管理機能
3)電子テキストブックを利用した事例
最後に
今回のセミナー “Moodle活用方法とMoodle2.1の新機能紹介、 Moodleと連動するストリーミングビデオ機能の紹介” についてご質問等は下記までお願いします。
アテイン株式会社
Moodle担当 福嶌(フクシマ)、まで
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