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Microsoft Dynamics CRM Online

自習書

無料トライアルセットアップ手順書

(Office 365 をお使いの場合)

第 1.0 版 (2015 年 8 月 1 日 作成)

著作権

このドキュメントに記載されている情報 (URL 等のインターネット Web サイトに関する情報を含む) は、将来予告なしに変

更することがあります。別途記載されていない場合、このソフトウェアおよび関連するドキュメントで使用している会社、組

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切関係ありません。お客様ご自身の責任において、適用されるすべての著作権関連法規に従ったご使用を願います。マイクロ

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MSDN、Microsoft Office Outlook、Windows Live、および Windows Server は、マイクロソフト グループの商標で

す。

その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

変更履歴

№ 日付 版 変更概要

1 2015 年 8 月 1 日 1.0 初版として作成

目次

1. はじめに .................................................................................................................... 1

1.1 概要 ......................................................................................................................... 1

1.2 使用を開始する前に ..................................................................................................... 1

2. Dynamics CRM Online のセットアップ ......................................................................... 2

2.1 Office 365 の管理センターからのセットアップ .................................................................. 2

3. ユーザーへのライセンスの割り当て ................................................................................. 5

3.1 ユーザーにライセンスを割り当てる ................................................................................. 5

3.2 複数ユーザーへのライセンスの割り当て ........................................................................... 6

3.3 Dynamics CRM Online のセットアップ完了 .................................................................... 10

4. 電子メールの承認 ...................................................................................................... 12

4.1 電子メール承認の保留メッセージからの電子メールの承認 ................................................... 12

4.2 メニューからの電子メールの承認 ................................................................................... 14

5. セキュリティロールの割り当て ..................................................................................... 18

5.1 セキュリティロールとは .............................................................................................. 18

5.2 新規ユーザーへのセキュリティロールの割り当て .............................................................. 18

5.3 既存ユーザーへのセキュリティロールの割り当て .............................................................. 20

6. SharePoint 統合の有効化 .......................................................................................... 23

6.1 SharePoint 統合の有効化 ............................................................................................ 23

7. 〈参考〉サンプルデータデータについて .......................................................................... 31

7.1 サンプルデータの削除 ................................................................................................. 31

7.2 サンプルデータのインストール ..................................................................................... 33

1 |

1. はじめに

Microsoft Dynamics CRM Online(以下、Dynamics CRM Online)は、マイクロソフトが開発、提供する

統合型 CRM (顧客管理) アプリケーションです。

1.1 概要

Dynamics CRM Online は、インターネットとデバイスさえあれば、場所や組織の枠組みを問わずにアクセ

スすることができます。

本書では、Dynamics CRM Online の無料トライアルを利用し、Dynamics CRM Online の使用を開始する

までについて

以下のシステム環境を前提に学習します。

システム環境

Microsoft Dynamics CRM Online 30 日間無料トライアル

現在お使いの Office 365

ブラウザー: Internet Explorer 10 以降、

最新バージョンの Google Chrome、Safari、Mozilla Firefox

1.2 使用を開始する前に

Dynamics CRM Online の使用を開始するには、次のような準備が必要です。

Dynamics CRM Online をセットアップする

Dynamics CRM Online のライセンスをユーザーに割り当てる

電子メールアドレスを承認する

Dynamics CRM Online を利用するユーザーにセキュリティロールを割り当てる

SharePoint 統合を有効化する

2 |

2. Dynamics CRM Online のセットアップ

この章では、Dynamics CRM Online を利用するために、Office 365 のユーザーID を利用して Dynamics

CRM Online の無料トライアル版をセットアップする方法について学習します。

2.1 Office 365 の管理センターからのセットアップ

1. Office 365 のサインインページ(https://portal.office.com/)を表示します。

Office 365 のユーザーID とパスワードを入力し、[サインイン] をクリックします。

2. Office 365 の管理センターの画面左側のナビゲーションメニューにある [サポート] から

[サービスを購入する] をクリックします。

3 |

3. サービス購入ページの [Dynamics CRM Suite] の [Microsoft Dynamics CRM Online プロフェッシ

ョナル] にマウスポインターを合わせると表示されるメニューから [無料試用の開始] を選択しま

す。

4. [無料トライアル] をクリックします。

4 |

5. [続行] をクリックします。

6. Office 365 の管理センターが表示され、サービス正常性の一覧に「CRM」が追加されます。

5 |

3. ユーザーへのライセンスの割り当て

この章では、Dynamics CRM Online を利用するユーザーにライセンスを割り当てる方法について

学習します。

3.1 ユーザーにライセンスを割り当てる

1. 画面左側のナビゲーションメニューの [ユーザー] から [アクティブなユーザー] をクリックします。

2. ライセンスを割り当てるユーザーを選択し、[割り当て済みのライセンス] の [編集]を

クリックします。(ここでは、まずは全体管理者にライセンスを割り当てています。)

6 |

3. [Microsoft Dynamics CRM Online プロフェッショナル] のチェックボックスを「ON」にして、

[保存] をクリックします。

3.2 複数ユーザーへのライセンスの割り当て

複数ユーザーへ同時にライセンスを割り当てることもできます。

1. ライセンスを割り当てたいユーザーを選択し、[編集] をクリックします。

7 |

2. [次へ] をクリックします。

3. [次へ] をクリックします。

8 |

4. [既存のライセンス割り当てに追加します] オプションボタンをクリックして「ON」にし、

[Microsoft Dynamics CRM Online プロフェッショナル] のチェックボックスもクリックして「ON」に

したら [送信] をクリックします。

5. 結果を確認したら、[完了] をクリックします。

9 |

6. [アクティブなユーザー] 一覧に戻ります。

10 |

3.3 Dynamics CRM Online のセットアップ完了

Dynamics CRM Online が使用できるように、セットアップを完了させます。

1. 画面左側のナビゲーションメニューの [管理者] から [CRM] をクリックします。

2. Dynamics CRM Online が、新しいタブに表示されます。言語が「日本語」、国および地域通貨が

「Japan」、「円」であることを確認し、[完了] をクリックします。

11 |

3. [使用を開始できます] と表示されたら、セットアップが完了です。[ここでサインイン] に表示された

URL をクリックして、Dynamics CRM Online にサインインします。

必要に応じてサインインページをブックマークに追加してください。

メモ

Office 365 管理センターから Dynamics CRM Online に遷移するときは、左上のタイル クリックして

表示される [CRM] をクリックします。

12 |

4. 電子メールの承認

Dynamics CRM Online にサインインしたときに、電子メールの承認を求められることがあります。

電子メールの承認を求められなかった場合は、この操作は行わず次に進んでください。

ここでは、承認が保留されている電子メールアドレスを承認する方法について学習します。

4.1 電子メール承認の保留メッセージからの電子メールの承認

1. [電子メール承認の保留] の ユーザーの [電子メールアドレスを承認 をクリックします。

2. [CRM の説明] が表示された場合には、[×] をクリックして閉じます。

13 |

3. 電子メールの承認をするユーザーを選択し、[電子メールの承認] をクリックします。

( をクリックするとすべてのユーザーを選択することができます)

4. 表示されたメッセージを確認し、[OK] をクリックします。

14 |

5. [×] をクリックしてウィンドウを閉じます。

4.2 メニューからの電子メールの承認

電子メール承認の保留メッセージを閉じてしまったり、Dynamics CRM Online からの電子メールの操作に

失敗したりする場合には、電子メールの状態をメニューから確認し、承認を行うことができます。

1. ナビゲーションバーの [メイン] から [設定] を選択し、[システム] の [セキュリティ] を

クリックします。

15 |

2. [ユーザー] をクリックします。

3. をクリックし、[ユーザー:既定電子メール(承認の保留中)] を選択してビューを切り替えます。

16 |

4. 電子メールの承認をするユーザーを選択し、[電子メールの承認] をクリックします。

( をクリックするとすべてのユーザーを選択することができます)

5. [OK] をクリックします。

17 |

6. ナビゲーションバーの [Microsoft Dynamics CRM] をクリックするとダッシュボードに戻ります。

18 |

5. セキュリティロールの割り当て

この章では、ユーザーにセキュリティロールを割り当てる方法について学習します。

5.1 セキュリティロールとは

セキュリティロールとは、業務担当の異なるユーザーが異なる種類のレコードにどのようにアクセスできる

のかを定義したもので、Dynamics CRM Online を利用するユーザーには、少なくとも 1 つ以上のセキュリ

ティロールを割り当てる必要があります。

Dynamics CRM Online では業務に合わせて、次のようなセキュリティロールを割り当てることができま

す。

Dynamics CRM Online を管理するユーザー :システム管理者

顧客サービス活動を管理するユーザー :顧客サービス課長

マーケティング活動を管理するユーザー :マーケティング課長

営業活動を管理するユーザー :営業課長

メモ

ユーザーごとに割り当てるセキュリティロールをあらかじめ決めておくと、作業がスムーズになります。

5.2 新規ユーザーへのセキュリティロールの割り当て

Office 365 の管理画面でユーザーにライセンスを割り当てた後、Dynamics CRM Online を開くとセキュリ

ティロールの割り当てを促すメッセージが表示されます。

1. 上部黄色いバーの [ロールの割り当て] をクリックします。

19 |

2. セキュリティロールを割り当てるユーザーを選択し、[ロールの管理] をクリックします。

( をクリックするとすべてのユーザーを選択することができます)

3. 選択したユーザーに割り当てるロールを選択し、[OK] をクリックします。ロールは複数選択すること

が可能です。(ここでは、姉妹書の学習を行うために、フィールドサービス課長、マーケティング課

長、営業課長、顧客サービス課長を割り当てています。)

20 |

4. ナビゲーションバーの [Microsoft Dynamics CRM] をクリックするとダッシュボードに戻ります。

5.3 既存ユーザーへのセキュリティロールの割り当て

新規ユーザーにセキュリティロールを割り当てたり、既存ユーザーに割り当てたセキュリティロールを変更

したりする場合は、メインメニューから操作を行います。上部黄色いバーの[ロールの割り当て] の [×] を

クリックして、閉じてしまった場合もこの操作が可能です。

1. ナビゲーションバーの [メイン] から [設定] を選択し、[システム] の [セキュリティ] を

クリックします。

21 |

2. [ユーザー] をクリックします。

3. セキュリティロールを設定または変更したいユーザーを選択し(ユーザーは複数選択することが

できます)、[ロールの管理] をクリックします。

22 |

4. 選択したユーザーに割り当てるロールを選択し、[OK] をクリックします。ロールは複数選択すること

が可能です。

5. ナビゲーションバーの [Microsoft Dynamics CRM] をクリックするとダッシュボードに戻ります。

23 |

6. SharePoint 統合の有効化

Office 365 に含まれている SharePoint Online は、社内ポータルを作成したり、ドキュメントの共有を行っ

たりするサービスです。Dynamics CRM Online で SharePoint 統合を有効化することにより、Dynamics

CRM Online から SharePoint Online にドキュメントを保存したり、SharePoint Online のドキュメント管

理機能を利用したりすることができるようになります。この章では、SharePoint 統合を有効化する方法に

ついて学習します。

6.1 SharePoint 統合の有効化

1. 上部黄色いバーの [サーバーベースの SharePoint 統合の有効化] の

[今すぐ有効にする] をクリックします。

メモ

表示された [サーバーベースの SharePoint 統合の有効化] の [×] をクリックして、閉じてしまった

場合には、ナビゲーションバーの [メイン] から [設定] を選択し、[システム] の

[ドキュメント管理] をクリックします。

24 |

[サーバーベースの SharePoint 統合の有効化] をクリックします。

2. [サーバーベースの SharePoint 統合の有効化] 画面が表示されるので、[次へ] をクリックします。

25 |

3. SharePoint Online を使用するので、[SharePoint サイトの場所を選択してください] で [オンライン]

のオプションボタンをクリックして「ON」にし、[次へ] をクリックします。

4. [URL] に SharePoint サイトの URL を入力します。

26 |

メモ

SharePoint サイトの URL を確認するには、Office 365 の管理センターを開き、画面左側のナビゲーシ

ョンメニューの [管理者] から [SharePoint] をクリックします。

SharePoint 管理センターで URL を確認します。

27 |

5. サイトの検証が「完了」したら、[有効] をクリックします。

6. 続いてドキュメント管理の設定を行いますので、[ドキュメント管理設定ウィザードを開きます] チェッ

クボックスをクリックして「ON」にし、[完了] をクリックします。

28 |

7. SharePoint でデータを管理するための単位を選択します。「営業案件」や「営業資料」などがあらか

じめ選択されていますが必要に応じて追加し、[サイト URL] を確認したら [次へ] をクリックします。

(ここで選択した項目は、ドキュメントライブラリ(フォルダー)として SharePoint で管理されま

す)

8. [エンティティに基づく] チェックボックスをクリックして「ON」にし、ドロップダウンリストから

[取引先企業] を選択したら [次へ] をクリックします。この操作で階層的にデータを管理することがで

きるようになります。例えば、ここでは「取引先企業」を選択したので、取引先企業 A に紐づく営業

案件や営業資料のデータが取引先企業 A フォルダー内にある営業案件フォルダーや営業資料フォルダ

ーに作成されます。

メモ

[エンティティに基づく] では、「取引先企業」または「取引先担当者」を選択することができます。

29 |

9. [OK] をクリックします。

10. 作成されたドキュメントライブラリ(フォルダー)を確認し、[完了] をクリックします。

30 |

メモ

[Outlook 用 CRM] が表示されている場合には [×] をクリックして閉じます。

31 |

7. 〈参考〉サンプルデータデータについて

Dynamics CRM Online の無料トライアルをセットアップするとサンプルデータが自動的にインストール

されます。このサンプルデータを利用して、Dynamics CRM Online の様々な機能をお試しいただくことが

できます。

7.1 サンプルデータの削除

不要になったサンプルデータはいつでも削除することが可能です。

1. ナビゲーションバーの [メインニュー] から [設定] を選択し、[システム] の [データ管理] をクリックし

ます。

2. [サンプルデータ] をクリックします。

32 |

3. サンプル データがインストールされている場合には、以下のようなウィンドウが表示されるので、

[サンプル データの削除] をクリックします。

4. サンプル データの削除がバックグラウンドで処理されることを確認したら [閉じる] をクリックしま

す。

33 |

7.2 サンプルデータのインストール

サンプルデータがインストールされていない場合には、いつでもインストールを行うことができます。

また、サンプルデータを削除した場合でも簡単な操作でインストールしなおすことができます。

1. ナビゲーションバーの [メイン] から [設定] を選択し、[システム] の [データ管理] をクリック

します。

2. [サンプルデータ] をクリックします。

34 |

3. 以下のようなウィンドウが表示されるので、[サンプル データの削除] をクリックします。

4. サンプル データのインストールがバックグラウンドで処理されることを確認したら [閉じる] を

クリックします。