Post on 26-Jun-2015
2013年10月11日
沖縄科学技術大学院大学コミュニケーション・広報部 メディアセクションリーダー(マネージャー)
名取 薫
大学の国際化~前例のない真に国際的な大学院大学の広報戦略とは~
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OISTムービー Science Without Boundaries 国境のないサイエンス
<学歴>
早稲田大学商学部卒業
米国ミズーリ大学コロンビア校ジャーナリズムスクール修士課程修了
<職歴>
• 株式会社日経映像入社 テレビ本部勤務
• NHKワシントンDC支局ニュースアシスタントインターン勤務(米国大学院在学中)
• 米国NBCネットワークKOMU-TV8支局リポーター勤務(米国大学院在学中)
• CNNワシントンDC支局にて制作アシスタントインターン勤務(米国大学院在学中)
• 在日米国大使館報道室TVメディア分析官
• (独)沖縄科学技術研究基盤整備機構 理事長室広報担当調査役
• 沖縄科学技術大学院大学コミュニケーション広報部 メディアセクションリーダー(マネージャー)
<好きなもの> 猫、料理、木工
<将来の夢> アフリカを舞台にしたフェアトレードビジネス
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沖縄科学技術大学院大学
沖縄の自立的発展 世界の科学技術の発展
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学際的で先端的な教育研究を実施
神経科学、分子・細胞・発生生物学、
数学・計算科学、環境・生態学、
物理学・化学
2013年10月1日現在
44の研究ユニットが発足。
教員48名を含め、研究員の数は345名。
(内、外国人およそ160名)
事務スタッフはおよそ220名に達した。
OISTの教育研究分野
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大学院大学の特色大学院大学の特色
OIST第1期生:18の国と地域から34名が入学第2期生:14の国と地域から21名が入学
(アジア・太平洋)日本・中国・台湾・インド・パキスタン・バングラデシュ・マレーシア・フィリピン・ カザフスタン・ニュージーランド(北米) 米国(欧州) 英国・独国・仏国・スイス・ベルギー・アイルランド・
エストニア・リトアニア(アフリカ・中近東)エジプト・ナイジェリア・ザンビア・パレスチナ・キプロス
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OISTの広報活動
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• メディア
• ウェブ (公式HP・内部サイト・ソーシャルメディア)
• ワークショップ・カンファレンス
• 大学院
• 地域連携
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OISTに関する報道
・ 海外メディア:ネイチャー、サイエンス、エコノミスト等に掲載される・ 県内メディア:沖縄タイムス、琉球新報、地元TV局に常に好意的に報道される・ 国内メディア:日経新聞及び日経サイエンス誌上で報道されるが、まだ少ない
OIST博士課程開設式典にあわせて、科学論説懇談会を9月6~7日に開催。プログラムは以下を含む。(1) 9月6日のOIST博士課程開設式典へのご出席(2) キャンパスツアー(複数ユニットのラボへの訪問含む)及び地元漁港での海流発電デモ(3) 学長や上級副学長等との意見交換会(4) 学生との交流
2012年春までは
そこで2012年7月には・ 7月3日に東京で科学記者懇談会を開催。計13社から19名が出席・ 7月26日に読売新聞の記者が佐藤矩行教授を取材しにOISTを訪問、8月30日の同紙夕刊に記事掲載
つづいて2012年9月には
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その結果、1媒体のぞく全媒体がOISTについて報道。・ 9月14・15日、朝日新聞のWEBRONZAにコラム記事が掲載される。
また、11月14日同紙夕刊に海流発電に関する囲い記事が掲載。
・ 9月24日、毎日新聞が社説を掲載。
・ 9月29日と10月22日に朝日新聞夕刊に辻篤子論説のコラム記事が掲載。
・ 2012年11月号の「正論」(産経)に海流発電に関する見開き記事が掲載される。
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その後も定期的に記者懇談会を開催2012年11月2日に第一期生3名を連れて東京で記者懇談会を開催。2013年5月30日には翌月末「地球温暖化防止とサンゴ礁保全」に関する国際会議がOISTを会場として開催されるのを前に、OISTの環境科学・生態学研究をプレゼンテーション。
2012年12月4日、読売新聞科学記者がOISTを訪問。1月8日の朝刊一面記事でOISTがとりあげられる。
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そして本日
11 OCTOBER 2013 VOL 342 SCIENCE
サイエンス誌に記事掲載
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10月2~4日 OIST理事会
10月4日夜 総理表敬その直後サイエンス誌インタビュー
10月7日 写真提供・その他
10月11日 掲載
長期的予定 – 東京でのOIST広報国内メディアとの信頼関係とプロフェッショナルなネットワークの構築
・ OIST教員・ポスドクによる定期的な記者懇談会を東京で開催することにより、新しい研究成果の発表に限ることなく、鍵となる科学的なテーマについてのブリーフィングを行う。
・ 国内の大学や研究機関等と主要な科学テーマについての公開講座やシンポジウムを東京で開催(例)DNA解読、サンゴ礁、再生エネルギー、医学分野の成果、注意欠陥多動性障害(ADHD)など
・ 科学コミュニケーションと科学報道のサマーコースをOISTで開催する
>>> アジアで唯一
・ サイエンスライターのインターンを雇用する
>>> 職業的なサイエンスライターへの登竜門
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メディア対応の最強のアプローチ
透明性情報はオープンに
信用協力関係の構築
誠実、 タイムリーであること
(OISTに頼むと取材が楽と思わせること)
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グローバル化社会の大学広報
• ブランド力
• アクセスし易さ一般訪問やオープンキャンパス
ウェブを駆使した情報発信
• コミュニティ構築
• 英語OISTの共通語は英語
• 前例になることをおそれない
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OIST is proud of its Website’s design, content and functionality 世界に誇るデザイン・内容・機能
Truly bilingual Web content; one of the kind in Japan国内屈指の真に日英バイリンガルなウェブコンテンツ
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News Center A section of the website aimed at making the university’s articles, photos, videos, and
other content more visible, accessible, and searchableニュースセンター: OISTの記事、写真、動画等を閲覧及び検索しやすくし、
利便性を高めた機能
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OIST Update / OIST便りAn email newsletter that keeps subscribers informed about the latest in OIST news,
job posts, upcoming events and other information.OISTの最新ニュース、採用情報、今後のイベント等を電子メールで知らせるニュースレター
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Community Buildingコミュニティ構築
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年間600万人の旅行客にアピール
• 那覇空港にポスター設置
• 県庁ツーリストオフィスとの連携を強化し、沖縄旅行の一環としてOIST訪問を増加
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沖縄地域交流・ 一般訪問、オープンキャンパス・ 県内高校生向け教育プログラム・ 教員・研究員による出前授業や科学デモンストレーション
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沖縄地域交流第3回OIST/恩納村こどもかがく教室
1. 開催期間: 8月6日~10日
2. クラス: 合計 74名参加① 1~2年生クラス 20名② 3~4年生クラス 19名③ 5~6年生クラス 15名④ 4~6年生物理クラス 20名
3. 講師陣:OIST研究スタッフ33名、恩納村内学校教員8名
4. サポートスタッフ:参加児童保護者、恩納村職員、OIST事務局スタッフ
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前例となる
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OISTキャンパス(沖縄県恩納村)
優秀な教員と学生を海外から獲得
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OISTプレスクール「てだこ」・ 2013年1月7日オープン・ 生後8か月~6歳児をあずかる保育施設と
就学児童のためのサマープログラムを設置・ 現在、恒久的な施設を建設中
OISTリソースセンター・ 2013年10月10日オープン・ 主に、海外からきたOIST学生や教職員、
その家族のためのインフォメーションセンター
クラブ・ OISTウェルカムクラブ & その他のクラブ自転車、空手、スウィングダンス、ガーデニング、ゲーム、書道など
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ご清聴ありがとうございました