Google vrからはじめるdaydreamへの道

Post on 24-Jan-2017

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GoogleVRからはじめるDaydreamへの道

Tatsuya Shimada(@usaganikki)

自己紹介

リクルート住まいカンパニーからきました

今のメイン

- AR/VR/Unityエンジニア

VR撮影機器とかVuforiaとかProjectTangoとかDaydreamとかOculusとかゴチャゴ

チャと

他にやってること

- Androidエンジニア

- ProjectManagerぽい何か

なんでこんな発表するのか

寂しい

他のVRエンジニアに比べてGoogleVRエンジニアが少ない!!

OculusとかviveエンジニアはいるけどGoogleVRエンジニアは本当にいない

Oculusとかviveよりはるかに描画エンジンが貧弱なこととか、モバイル特有の機能を活か

せるVRを作成できるとか文脈がかなり違うので一緒に楽しいこと考える人が増えてほしい

GoogleVRやっていこうぜ!!!

概要

Cardboard + Daydream = GoogleVR

GoogleVRをつかったCardboardアプリの作り方を知っていればDaydreamアプリを作る

のはそんなに難しくない

今回の話ではGoogleVRを使ったVRアプリを作ることによりDaydreamに備える

最後にちょっとDaydreamをエミュレーター上で試す方法も話しますよ

開発環境

Unity5.5f3(安定版最新) + GoogleVR for Unity 1.0.3https://unity3d.com/jp/get-unity/download

or

Unity Daydream Developer Preview + GoogleVR for Unity 1.0.3https://unity3d.com/jp/partners/google/daydream

GoogleVR for Unityは1.10.0が最新だがバグがあるので使わないこと!!

githubから1.0.3を落としましょう

https://github.com/googlevr/gvr-unity-sdk/tree/v1.0.3

Cardboardアプリを作る分には5.5f3でOK比較的安定、他のUnityアプリも作れるので切り替える必要がない

Daydreamアプリを作るにはDaydream Technical Preview必須

そうしないとビルド対象にNougatがでてこない

ただちょっと不安定かつ、assetsが入れにくかったりする

5.6でDaydream正式対応するって言ってる(vulkanも)

現在5.6beta4が公開中(今回は使いません、バグだらけなので)

Why Unity?VR/ARを作る上でUnityがデファクトスタンダートになりつつある

AndroidStudioで作ることも可能ではあるが、Googleが提供しているアプリもほとんど

Unity製

360静止画くらいなら頑張れるが、VR空間をJavaやC++で書くのは正直厳しい

また、これまではソース管理などが難しかったが、collaborateやcloudBuild, perfomanceReportingなどなど便利なツールもある

設計の面でもUniRx、運用の面でも単体テスト、結合テスト用のライブラリも出てきており

CIをまわすのも難しくない

UniRx: https://github.com/neuecc/UniRxUnityTestTool: https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/13802

GoogleVRによるCardboard開発

素敵な本が出てるのでこれに沿って話します

unityをdotinstallとかでちょっとやれば読める

読もう

githubにサンプルコードもあって素敵です

https://github.com/oreilly-japan/unity-virtual-reality-projects-ja

これを作ります

空間作り

ね?簡単でしょ?

Unityはもともとゲームエンジンということもあり、GUIによる画面構築、インタラクション作

成が非常に簡単

ドラッグアンドドロップですべて事足りる

画面に表示する3DObjectはassets storeというUnityがやっているassetsを提供、販売す

るところがあるので札束があればリッチな画面を作ることは容易

もちろん自分で作ってもいい

あんまりアニメーションとか光つけすぎるとスマホで見たとき全然見えなくなったりするので

やりすぎには注意

さっきの本のchapter8だから作るの無理そうなら落とそう

https://github.com/oreilly-japan/unity-virtual-reality-projects-ja/tree/master/code/chapter-08

インタラクション、アニメーション作成

VR化

GoogleVR for Unity Import

一度PCで動かしてみる

Android Build Settings

Unity5.5の場合はチェックしない!Techical Previewはチェックする!

実機で動いている様子はお見せするので話しかけてください

Daydreamの雰囲気を掴む

Daydreamをやるので以下の環境にしましょう

Daydream Technical Preview + GoogleVR for Unity1.0.3

新規プロジェクトを作成してGoogleVRをimportしましょう

Assets > GoogleVR > DemoScenes > ControllerDemoのControllerDemoをダブルクリックしてLoad

https://developers.google.com/vr/daydream/controller-emulator

からControllerEmulatorのAPK落としてきてダウンロード

PCとAndroidをUSBで接続

ControllerEmulator起動、なんかいろいろポップアップでるけどUSBでつながるので良

い感じに無視無視(adbのパスだけ通すこと忘れ無いように)

Unity 実行!

こんな感じ

まとめ

GoogleVRはGearVR(Oculus)とかに比べてビルドするまでめんどくさいことが多い

Android独特のエラーとかiOSの独特のエラーとかある

なのでVRエンジニアがやるよりモバイルエンジニアがやる方が登りやすいと感じている

(エラーの内容とか、Unityにでないこと多いのでlogcat見ること多い)

VRの文化はすでにあるので素材は意外とある

あとはモバイルの世界にそれをどう落としこむか

AndroidエンジニアはVRやっても楽しいぞ!