Ceph With Quanta Stor

Post on 22-Jan-2017

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Transcript of Ceph With Quanta Stor

Quanta Stor v3.16 Ceph が使えるらしいぞ!?

やってみよう 目的

Quanta Stor をインストールして Ceph を使ってみる。

なぜ Quanta Stor ? 簡単にCephを体験(Install)できます。

GUIも日本語化されている。

機器構成 ESXi5.5 に Quanta Stor (以降 QS )x3とクライアント(Linux)をインス

トール ※ QS x3は Ceph を構成する際の最小構成

最初の一歩!

QuantaStor をダウンロードします。 URL: http://www.osnexus.com/

Ceph を使用するには、Trial Edition の License KEYが必要です。

大まかな手順

ESXへのQuantStorのインストールは割愛します。

1.ライセンス入力2.ネットワーク構成変更(DHCP→Static)3.管理グリッドの作成4.グリッドノードの追加5.Ceph Cluster の作成6.Ceph Journal の作成7.ストレージPoolの作成8.OSD (オブジェクトストレージデーモン) の作成9.Ceph プール の作成10.Ceph ブロックデバイス の作成11.iSCSI 接続を許可する端末の登録12.ボリュームの割り当て

ESX へのインストールは割愛します。・・・が、 Disk の追加は必須です。

QuantaStor へ Disk を2本(以上)追加してください。

追加

Disk1:システム領域

Disk2:Journal領域

Disk3:Cephデータ領域①

Disk4:Cephデータ領域②

※ Disk3とDisk4でRAID1 を構成します。

追加

こんな感じです。※ IPは後で変更します。

ブラウザでアクセスします。

http://192.168.1.xx/?locale= ja へアクセスします。

初期パスワードは「 password 」です。

カラ( Null) でもログインできるのは内緒です。

インストール直後に表示されたURLにアクセスします。

(もう一度)

Ceph を使用するには、Trial Edition の License KEYが必要です。

右クリックして「構成チェックリスト」を開くと右記のメニューが表示されます。

ネットワーク構成の変更

構成種類は「 static 」を推奨します。

管理グリッドの作成

右クリック 管理グリッド名を入力します。

グリッドノードの追加

右クリック

構成する3台(以上)の

IPアドレスを入力します。

※ 台数分入力します。

Ceph Cluster の作成

Cephの名前と構成するNodeを指定します。

クリック

Ceph Journal の作成

Journal Volume を作成します。

(SSDを推奨)※ 今回は検証なので HDD を使用します。

ノード分繰り返し行います。→耐障害性・負荷分散を行う。

クリック

今回は Journal Count =「2」としています。

ストレージPoolの作成

ノード分繰り返し行います。→耐障害性・負荷分散を行う。

プールの種類は XFS を選択して下さい!!

クリック

OSD(オブジェクトストレージデーモン) の作成

クリック

ノード分繰り返し行います。→耐障害性・負荷分散を行う。

Ceph プール の作成

クリック

Ceph Pool の名前を入力します。

Ceph ブロックデバイス の作成

クリック

iSCSI で接続するブロックデバイスです。

iSCSI接続を許可する端末の登録

右クリック

クライアントのホスト名とIQNまたはWWNを入力します。

ボリュームを割り当てます。

右クリック

チェック

(参考) Windows 10の場合

QS1のIPアドレスを入力

クリック

Windows 側でボリュームをマウント

最後に・・・

以上、 Windows から QuantaStorで作成したCephをiSCSI経由でマウントしました。今回は Windows10 からマウントしましたが、 2012 等でもほぼ同様の手順でマウントできるかと思います。Node2・Node3 をダウンさせてCephの挙動を確認してください。

注意点

NW 構成は冗長化していません。iSCSIの窓口になっているNode1をダウンさせるとDiskが見えなくなります。

NWの冗長化はまた今度触れたいと思います。