Post on 28-Jan-2018
Azure BotMicrosoft Bot Framework で簡単Bot開発
日本マイクロソフト
アプリケーションソリューションアーキテクト
服部佑樹
Microsoft Bot Framework
Botアプリの開発フレームワーク
Bot アプリケーションをテンプレートから簡単に作成するための便利な
機能をまとめたフレームワークです。
独自の Web サイトやアプリケーション以外にも様々なプラットフォー
ムに対応しクロスプラットフォームの Bot 開発を容易にします。
2017/5/17 2
Bot ダッシュボード
開発のためのダッシュボードの提供
開発するアプリケーションの設定は Bot ダッシュボードか
ら変更可能です。ダッシュボードからは主に以下の操作が
行なえます。
コネクターの編集
Bot 登録、接続、公開、管理
Bot のテスト
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Bot FrameworkコンポーネントBot Frameworkは主に以下の3つのコンポーネントにより構成されます。
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Bot Directory
世界最大級のBot 公開ディレクトリ
Slack / Twitter / Messenger / SMS / Office 365 / Skypeなどに接続可能
Bot ダッシュボードでの管理
30 を超える言語への自動翻訳
ユーザーや状態の管理
テスト用ツール
GitHub で OSS として公開
適切な話し手になるためのライブラリとサンプル
チャットエミュレーター
Cognitive Services に含まれる関連サービスとの連携
Bot 登録の公開ディレクトリ
Web チャットコントロール経由で登録された Bot を利用可能
Bot の提供チャネルとして構成、検索も可能
Bot Builder SDKs
Node.js, C# によるダイアログ開発
Bot Connector
作成した Bot を各種サービスに接続
Bot Framework を利用した Bot 開発概要
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Bot Code Bot Connector Serviceメッセージのインプット←→アウトプット
状態のマネジメント
カンバセーションチャネル
………
Web Chat
Direct Line…
GroupMe
Kik
Skype
Slack
Telegram
Twilio (SMS)
Bot Builder SDK
コードの記述はコチラ
Azureのサービスとの連携
Cognitive ServicesMicrosoft の AI
SQL DatabaseAzure の PaaS DB
Web AppsAzureのPaaS Web
FunctionsAzure のサーバーレス
VM様々な OS が選べる VM
…
Bot Framework
Microsoft Azure
Bot Connector の仕組み
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作成した Bot の
Web サービス
Bot Builder SDK対応言語:C# / Node.js
ダイアログの構築
ダイアログは再利用可能
多数のノードで会話処理をスケールアウト可能
ダイアログの状態は Bot Connector で永続化可能
(ユーザーごと、セッションごと、ユーザーセッションごとに保存可能)
ダイアログの種類
組み込みプロンプト
Yes/No、文字列、数字、選択肢による応答
自然言語処理 (Cognitive Services の LUIS で実装)
補足機能(枝分かれ、あいまい除去、複数応答)
情報のプロファイル (住所など)
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Bot Directory
作成した Bot の公開ディレクトリ
検索、利用、登録が可能
各開発者が自由に Bot 公開を申請可能
Bot Directory に表示されるにはレビューと承認が必要
検索して目的のBot を探すことができます。
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開発概要
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Slackとの連携(作成時)
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Bot Application
④ Slack でアプリケーションの作成Slack にアクセスしてアプリケーションの設定をします。 Slack でアプリの名前やリダイレクト URL の設
定 Slack の Bot ユーザーの作成 インタラクティブメッセージの設定
⑤ ID を発行アプリケーションを作成したら以下を生成します。Client ID / Client Secret / Verification Token
①ポータルで Bot アプリケーションの作成ポータルより Bot アプリケーションの作成をし、Bot Connector の設定をします。ポータルより作成する Bot をアプリとして定義し、以下を生成します。BotId / MicrosoftAppId / MicrosoftAppPassword
⑥ポータルで Slack の ID を登録ポータルより、⑤で発行した ID を登録します。
開発者が提供Microsoftが提供Slackが提供
②アプリケーションを作成Bot を C# / Node.js アプリケーションとして Web サーバーにホストされます。
③アプリに定義追加Bot に①で作成した ID とパスワードを定義します。
Step ①⑥ Step ②③Step ④⑤
2017/5/17
Slackとの連携(コミュニケーション)
2017/5/17
SlackUserBot
Connector
Bot
Application
Slack に投稿 Bot Connector に送る Bot Application に送る
エンドポイント
▶ slack.botframework.com
エンドポイント
▶ api.slack.com
エンドポイント
▶ your.app.url.com
Bot Connector に処理を返すSlack に処理を返すUser に処理を返す
Slackが管理 Microsoftが管理
Azure/オンプレに置くなど
多種多様な選択肢
自分で管理11
Slackの設定(Step④)
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Slack との連携の設定
Slack 上にアプリケーションを作成
アプリの基本設定とリダイレクト URLの設定
Slack Bot ユーザーの作成
インタラクティブメッセージの設定
(選択肢の機能を使う場合)
クレデンシャルを発行
BotFramework の注意事項権限付与の設定
Slack や Messenger などの特定ユーザーに対する権限付与/管理はアプリケーション側で設定する必要があります。
サブスクリプションやリソースグループごとに権限を変更したい場合はRBAC (Role Based Access Control) を用います。
LINEなど、サポート外プラットフォームへの対応
Direct Line APIを使って Bot Connector の部分を開発する必要があります。
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例:ChatOpsのコミュニケーションフロー
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なにをやりたいですか?
会話開始
回答をリセットDBの管理
フローを呼び出し仮想マシンの管理フローを呼び出し…
リソースグループを選んで下さい
質問に戻るDmmProdRGの情報を保持
DmmStagingRGの情報を保持…
仮想マシンを選んで下さい
質問に戻るAppVM1
の情報を保持DBVM1
の情報を保持…
このVMに対して処理を行いますか?
なんの処理を行いますか
DBの管理予想外の回答 VMの管理
DmmProdRG予想外の回答 DmmStagingRG
AppVM1の管理予想外の回答 DBVM1の管理
質問に戻る選択したAppVM1
の停止選択したAppVM1
の起動 …
回答をリセット
会話終了
VMの停止VMの起動 予想外の回答VMの停止
VMの起動オペレーションの
状況を通知
YES
NO
Bot開発によく使われるMicrosoftのAI
Cognitive Services
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Language Understanding Intelligent Service (LUIS)
自然言語を理解するための API
LUIS は自然言語をインプットとして、そ
の意図に応じたアウトプットを返します。
LUIS はインプットの意図を示す「インテ
ント」に紐付けるために必要な変数「エン
ティティ」を学習・認識します。
機械が理解できるよう構造化されたデータ
に変換します。
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INPUT- 電気をつけて- ライトをつけて- 電気で明るくして- ランプをつけて
Action
電気をつける
LUIS
▶自然言語の差を吸収
QnA Maker
既存コンテンツから FAQサービスを作成
QnA Maker は、FAQ URL、ドキュメント、本文の内
容などのユーザーが指定したコンテンツから、考えら
れるすべての質問と回答のペアを抽出します。
URLに貼り付けたり、表に記入するだけで簡単にボッ
トのダイアログを作成できます。
チームの誰もがボットの開発プロセスに参加すること
ができます。
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FAQコンテンツを▶
ダイアログに変換
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