Awsビギナー向け資料 ec2 20111124

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JAWS-UG presentsAWS初心者向け勉強会第1回Amazon EC2について

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1

初心者向け勉強会シリーズ

• AWSを使い始めた/そろそろ使おうかな AWSを使い始めたばかりの人

AWSでアカウント登録していない人

• 仕事で関係ありそうな予感 自社でAWSの利用を検討している

周辺でAWSを使い始めている

• 専門用語をなるべく使いません

日本語で分かりやすく

業界用語は補足します

2

JAWS-UG:各勉強会の位置づけ

ビギナー

ユーザー

マスター 使いこなす

使う人を増やす

事例の共有 マイスター シリーズ、

中の人セミナー

初心者向け 勉強会

いつもの勉強会、 イベント

3

Amazon EC2について

30分で徹底理解

クラスメソッド株式会社 横田 聡

@sato_shi

4

今日憶えて帰るキーワード一覧

• Amazon EC2

• AWS Management Console

• インスタンス(仮想サーバー)

• リージョン、AZ(地域と場所)

• AMI(マシンイメージ)

• セキュリティグループ(ファイアウォール)

• EBS(仮想ドライブ)

• EIP(固定IPアドレス)

• ELB(ロードバランサー)

5

アジェンダ

• Amazon EC2(EC2)とは?

• Amazon EC2を使ってみよう

• Webサーバーを立てて公開する

• Amazon EC2は何がElasticなのか?

• 負荷分散のためにロードバランサーを使う

• まとめ

6

Amazon EC2(EC2)とは?

7

• Amazon EC2 = Elastic Computing Cloud

すぐに始められる/すぐに止められる

Webコンソールから容易に利用可能

必要に応じて仮想サーバー数/タイプを変更

高負荷なコンシューマ向けWebサイトから 信頼性重視の業務向けアプリホスティングまで

1時間約2円のお試しサーバーから 世界ランキング上位のスーパーコンピュータまで

1時間単位で利用可能

Amazon EC2とは?

伸縮自在な

8

Amazon EC2を絵で表すと

データセンター

仮想サーバ(Amazon EC2) Windows ( スタンダード)

CentOS (ハイCPU)

Oracle DB(Linux) (ハイメモリ)

コマンドライン / SDK利用

SSH公開鍵 認証

仮想外部ディスク (Amazon EBS)

ストレージ

AMI から

仮想デスクトップ

ターミナル

AMI 保存

REST / SOAP API

Webコンソール

9

Amazon EC2の主要コンポーネント

ロードバランサー

固定IPアドレス

セキュリティ

地域

場所

EC2 インスタンス

ドライブ

永続ストレージ

スナップショット

マシン イメージ

監視 サービス

自動伸縮

10

Amazon EC2を使ってみよう

• STEP1:AWSアカウントの作成

(今日は省略します)

• STEP2:Management Consoleへログイン

EC2インスタンスを起動します

• STEP3:仮想サーバーにログイン

Webサーバーを立てて公開します。

11

Amazon EC2を使ってみよう

12

AWS Management Consoleのタブと役割

プラットフォーム

永続ストレージ

仮想 サーバー

仮想ネットワーク

監視 監視

分散処理

自動化

データベース

キャッシュ

キュー 通知 DNS

認証 メール

13

リージョンを指定してインスタンスを起動

リージョンの指定

インスタンス の起動

14

リージョンとアベイラビリティゾーン(AZ)

リージョン (東京) • 現時点で世界7か所のリージョン

• ユーザーは任意に選択可能

• 1リージョン内には、データセンターが複数拠点存在

• 東京リージョンの場合、EC2のために物理的に離れた2つのDCが存在(アベイラビリティゾーン: AZと呼ぶ)

• AZは、お互いに、地理的、電源的、ネットワーク的に分離されており、地震面、洪水面も考慮

• 任意のゾーンを選択し、EC2インスタンスを起動できる

• AZ間は高速専用線でつながれている ( データ転送量も安い)

• リージョン間はインータネット経由

米国 東海岸

米国 西海岸

米国 政府

アベイラビリティゾーン A

アベイラビリティゾーン B

EC2 EC2

米国 オレゴン

ヨーロッパ シンガポー

15

AMIの指定

AMIの指定

AMIには、Instance Storeタイプと、EBSタイプがあります。 良く使うのは、EBSタイプです。Quick Startに出てくる

Amazon LinuxはEBSタイプとなります。

16

インスタンスタイプとAZの指定

インスタンス タイプの指定

場所(AZ) の指定

17

インスタンスタイプ例

• スタンダード インスタンス

スモール インスタンス

ラージ インスタンス

エクストララージ インスタンス

• マイクロインスタンス

• ハイメモリ インスタンス

• ハイ CPU インスタンス

• クラスタコンピュート インスタンス

• クラスタ GPU インスタンス

用途や性能要求に合わせて指定

後からタイプの 変更が可能!

18

インスタンスにタグをつける

インスタンスの 名前付け

19

キーペア(公開鍵と秘密鍵)の作成

キーペアの作成/指定

20

セキュリティグループの作成/指定と設定

ポートとアドレス によるフィルタ

セキュリティ グループの作成/指定

21

セキュリティグループ

• デフォルトでは、全てのポートが閉じており、外からアクセスできない

• 必要なポートのみを、必要に応じて空ける

EC2 インスタンス

ポート 22 (SSH)

ポート80 (HTTP)

EC2ファイアウォール

インスタンス毎に セキュリティグループの 設定を行うことができます

22

セキュリティグループ間での制御

Web Security Group

Web サーバー

ポート 22 (SSH)

ポート 80 (HTTP)

App Security Group

App サーバー

ポート 22, 2048

DB Security Group

DB サーバー

ポート3300

ポート 22 (SSH)

Web サーバー

App サーバー

DB サーバー

23

インスタンス起動の確認

起動中から 起動完了へ

DNS名が 割り当てられる

24

ターミネート、リブート、ストップ、スタート

インスタンスの ターミネート・ リブート・

ストップ・スタート

Terminate:インスタンス内のデータが消えます(デフォルト) Reboot:インスタンスの再起動 Stop:インスタンスの停止で後から再開(Start)できます。

25

EBSボリュームとスナップショット

インスタンスには、 EBSボリュームが付く

スナップショットと S3に保存できます

ボリュームの追加

26

EBS (Elastic Block Store)とは?

リージョン

AZ - a

EC2インスタンス

インスタンス ストレージ

Amazon S3

EBS

スナップショット

EC2への仮想外付けハードディスク

• サイズは1GB単位で~1TBまで

• サイズ/期間/IOで課金される

詳細

• 寿命は、EC2インスタンスと独立している (データは永続的に保存される)

• アベイラビリティゾーン(AZ) に存在する

• 他のインスタンスに付け替え可能

• EBSスナップショットでS3にバックアップ

• バックアップから、EBSを作成可能 (他のAZに作成できる)

EBS

AZ - b

EC2インスタンス

EBS EBS

EBS

27

Webサーバーを立てて公開する

28

インスタンスへの接続

インスタンスへの接続

29

AWS Management Console

• SSHクライアント選択

putty,terminalなど

• 秘密鍵の場所確認

pemファイル

• アクセス権の変更

chmod 400

• パブリックDNS名を 使った接続

30

EC2インスタンスにSSH接続する

$ ssh -i mykey1.pem ec2-user@ec2-175-41-195-34.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com

__| __|_ )

_| ( / Amazon Linux AMI

___|¥___|___|

[ec2-user@ip-10-146-9-29 ~]$

セキュリティグループの 設定でSSHポートを

開けたので接続できます 対となる秘密鍵を利用

接続OK!

31

Webサーバーのインストールと設定を行う

$ sudo yum update –y $ sudo yum install httpd-devel –y $ sudo service httpd start

Starting httpd: [ OK ] $ sudo chkconfig httpd on $ chkconfig --list httpd httpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off $ echo "<h2>Hello AWS Server 1</h2>" | sudo tee

/var/www/html/index.html

アップデートと Webサーバーの インストール

OS起動時に Webサーバーを 自動起動に設定

ロードバランサーの 死活監視用に使う

チェックファイルの作成

32

ブラウザーから動作確認

セキュリティグループ の設定でHTTPポート を開けているので見える

ロードバランサーの 死活監視用に使う チェックファイル が見えるか確認

33

Amazon EC2は何がElasticなのか?

34

EBSボリュームのサイズを変更する

リージョン

アベイラビリティゾーン

EC2 インスタンス

Amazon S3

スナップショット

EBS (10GB)

EBS (100GB)

流れ

• EBSをデタッチする

• EBSからS3にスナップショットを作成する

• 新たなボリュームサイズを指定して、EBSを作成する

• EBSをアタッチする

• マウントして、リサイズする

EBSのサイズを 後から変更可能!

35

インスタンスのタイプを変更する

ストップ中の インスタンスは タイプを変更可能

スケールアップ/ダウンが簡単!

36

固定IPアドレスを取得し割り振る

Elastic IPs を選択する

固定IPアドレス の取得

37

負荷分散のためにロードバランサーを使う

38

設定済みインスタンスからオリジナルAMIの作成

インスタンスを基に オリジナルAMIの作成

39

AMIイメージ名の指定

AMIイメージの 名前を指定

処理が開始されました

40

オリジナルAMIのインスタンスを起動する

自分で作成した AMIのタブ

今回作成した AMIを指定

41

インスタンスを起動する場所(AZ)の指定

場所(AZ)を分ける のがポイント

42

ロードバランサーの振り分け動作確認用に

$ echo "<h2>Hello AWS Server 2</h2>" | sudo tee /var/www/html/index.html

43

同じAMIをベースにしたインスタンス群

このインスタンス群 に振り分ける

44

ロードバランサーを作成する

ロードバランサー メニュー

ロードバランサー の作成

45

ロードバランサー配下にインスタンスを指定

HTTP(80)ポート を振り分ける設定

46

その他設定

死活監視のための ポートとアドレスの指定

47

ロードバランサー配下のインスタンスを指定

複数のAZで 均等に振り分ける

48

ロードバランサーの状態を確認

インスタンスの 追加/削除が可能

Out of Serviceから In Serviceへ

49

まとめ

50

今日憶えて帰るキーワード一覧

• Amazon EC2

• AWS Management Console

• インスタンス(仮想サーバー)

• リージョン、AZ(地域と場所)

• AMI(マシンイメージ)

• セキュリティグループ(ファイアウォール)

• EBS(仮想ドライブ)

• EIP(固定IPアドレス)

• ELB(ロードバランサー) 理解度をチェック してみよう!

51

参考資料

• AWSマイスターシリーズ

http://aws.typepad.com/aws_japan/2011/10/aws-meister-5.html

• Amazon Web Services ブログ

http://aws.typepad.com/aws_japan/

• はじめてのアマゾンクラウド ②[仮想サーバ(Amazon EC2)を立ち上げる]

http://slidesha.re/ec2-open

• クラスメソッド技術ブログ

http://dev.classmethod.jp/

• クラスメソッド技術ブログ(クラウド編)

http://dev.classmethod.jp/category/cloud/