Post on 07-Jul-2015
この一年で試したビジネスを見える化する
ツールたち
納富 隆裕のプロフィール（ twitter：@nohdomi ）
99年 SIer (その1) ～
06年 7月 SIer (その2) ～
お客様のもとに常駐し、様々な業種・業務を経験。
銀行(人事)、製造(生産管理)、ネット証券(バックオフィス)
最近の趣味 ：ヨガ
「顧客のビジネスについて
考えることができていますか？」
アジャイルな開発ってビジネス価値を高めるために導入しようとし
てますよね？
開発プロセスだけで頭がいっぱいじゃありません
か？
顧客のビジネスが近くに感じられていますか？
ビジネスを理解するため、
価値を高めるため、
どんなことをしてますか？
BABOK
UX
やれてます？
すぐできそう？
ほんとにできそう？
何か難しい・・
顧客の価値まで遠い・・
もっとお手軽に
顧客のビジネスを
理解しましょう！！
ここ一年間で
さわったツールを
3つ紹介します。
すぐに手を
動かすこと
ができます
1.ドラッカー
もしドラに
沿って
考えてみよう
『顧客は誰か？』
「顧客によって事業が定義される
（マネジメント）」
（もしドラでは）
スタンドの観客、野球部員、部員の父兄、先生、学校、自治体、市民、高校野球連盟
etc
「ご近所さんを探せ」
『マーケティング』
『「われわれは何を売りたいか」ではなく
「顧客は何を買いたいか」を問う
（マネジメント）』
（もしドラでは）
感動
そのあとも、
・成果をあげさせる・人の強みを発揮させる・イノベーション・自己目標管理
etc
もしドラに
沿って
考えてみよう
個人的な
お願い
「新しい任務で成功するうえで必要なのは、卓越した知識や卓越した才能ではない。それは、新しい任務が要求するもの、つまり新しい課題において重要なことに集中することである」――『プロフェッショナル
の条件』
意思決定においては、何が正しいかを考えなければならない。やがて妥協が必要になるからこそ、誰が正しいか、何が受け入れられやすいかからスタートしては
ならない」――『経営者の条件』
リーダーシップとは人を惹きつけることではない。そのようなものは煽動的資質にすぎない。人に影響を与えることでもない。そのようなものはセールスマンシップにすぎない」――『現代の経営』
ドラッカーの言葉で腹落ちする
ことが多い人
ドラッカーの言葉を借りてシステムを語りたい人
ドラッカーを実践的なツールにできそうな
予感がある人
ドラッカーに詳しくなくて全然平気。
単なる読書会じゃないこと
始めてみませんか？
@nohdomi
ご連絡ください。
2.TOC（theory of constraints）
スループット増大
ボトルネックの発見
前提条件ツリー
現状構造ツリー
ネガティブブランチ
ポジティブ強化ループ
未来構造ツリー
蒸発する雲
Evaporating cloud
対立解消図
システムコストを
下げる
（顧客の考え）
下げない
下げる
システムコスト
下げない
利益率を上げたい
＜要望＞
下げる
システムコスト
下げない
利益率を上げたい
＜要望＞
安全なシステム運用をしたい
下げる利益率を上げたい
＜要望＞
安全なシステム
運用したい
＜共通の目的＞
効率いいシステム
投資をしたい下げない
下げる利益率を上げたい
＜要望＞
安全なシステム
運用したい
＜共通の目的＞
効率のいいシステム
投資をしたい下げない
因果関係ある？
ほんとに望んでること？
下げる利益率を上げたい
＜要望＞
安全なシステム
運用したい
＜共通の目的＞
効率いいシステム
投資をしたい下げない
コストを下げて、安全な運用はできない？
ほんとに下げたい？売上上がればよくない？
問題の構造を理解する。
真の要望や仮定の矛盾を見つける。
このツールのいいところ
ビジネスだけじゃない
日曜に出かける
家族の信頼取り戻す
＜要望＞
明日の仕事でパフォーマンス
を上げる
＜目的＞
充実した毎日を送りたい
出かけない
日曜に出かける
家族の信頼取り戻す
＜要望＞
明日の仕事でパフォーマンス
を上げる
＜目的＞
充実した毎日を送りたい
出かけない
すでに信用されてる？
そもそも毎日パフォーマンス(ry
家にいて、信頼取り戻せない？
とにかく書いてみましょう。
TOCのフィードバックや適用事例は、
後日、参加した人達で実施しますので、
しばしお待ちください。
3.ピクト図解®
書いてみよう！
あなたお店
あなたお店
商品
あなたお店
商品
￥
これだけ！！
＜ SIer＞
ピクト図を描く際は〝我流〟ではなく、
「３つのエレメント、２つのコネクタ、２つのオプションのみ」を使うというルールを忘れないで
ください。
・複雑になってきたとき
・誰かと共有するとき
役に立ちます。
こんなのも
あります
言いたいことは、
「ビジネスを知ろう」
ではありません。
[問い ]
あなたが顧客に提供できる価値は何ですか？
システムやサービスではないですか？
「顧客のビジネスに興味を持つ」
それは、大事なことだけど、
何かを得ようとするならそれと同等の代価が必要って事だ
（とある錬金術師）
ビジネスを理解することに時間をかけすぎず
あなたが
提供できる価値を
つくることに
注力しましょう
さっさとわかった気になって、
提供できる価値をつくりましょう
ちゃんと使えば、非常に強力なツール！
手になじむなら使い続けてみましょう。