第1回osgセミナー

Post on 27-Jul-2015

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第1回OSGセミナー  ー脊椎を志す若手医師の知識を広く高めるー

このたびは東日本大震災で被災された方々および 岩手医科大学整形外科 山崎健先生には心よりお見舞い 申し上げるとともに、被災地の皆様のご無事と一日も早い 復興をお祈り申し上げます。

      H23.3.19   岡山大学病院 第一講義室

呉共済病院 整形外科 OSG 企画部       中西一夫

OSG  (Okayama  spine  group)とは?

•  特定非営利活動法人岡山脊椎グループの略 •  岡山大学の脊椎脊髄疾患の治療に関わる人々(医師などの医療関係者)を支援することを目的としたNPO法人です.

•  事業内容  

1)脊椎脊髄疾患に関するデータベースの作成  

2)国内・海外への留学や国際学会参加のサポート  

3)脊椎の機能解剖,  脊椎脊髄疾患の病態および治療法,  手術手技,  リハビリテーション技術,  リスクマネージメントなどに関する講習会や症例検討会の実施 ←今回のセミナーの目的  

4)脊椎の機能解剖や手術手技の習得のためご遺体などを使用しての修練

先日、第1回OSGセミナーが開催されました。

講師として 中部ろうさい病院 脊椎整形外科部長  湯川泰紹先生 「脊椎脊髄外科における多施設共同研究の現状と未来」 「圧迫性頚髄症 up-to-date 」

OSGメンバーより 国立岡山医療センター 整形外科  竹内一裕先生 「脊椎低侵襲手術の実際」 に講演を賜りました。

またOSGのメンバーにて症例検討会が行われました。

50人以上の参加者にて第1回目としてはまずまずの 賑わいで会を行うことが出来ました。

岡山赤十字病院 那須先生 によるセミナー開会の挨拶

中部ろうさい病院の湯川泰紹先生

「脊椎脊髄外科における多施設共同研究の現状と未来」 では、多施設共同において先輩である名古屋脊椎グループ(NSG)の結成までの過程、運営方法、ノウハウなどについてご講演いただきました。 また、震災の影響で、急遽もう一演題として 「圧迫性頚髄症 up-to-date」 では、日常診療でよく見られる頚髄症の病態・診断方法・治療法などについて、非常に若手医師にも分かりやすくご講演いただきました。

会場の質問に丁寧に答える 中部ろうさい病院 湯川先生

沢田記念 高岡整志会病院についての報告する 三豊市立永康病院 廣瀬先生

OSGアメリカカダバーセミナーについての報告する 著者(呉共済病院)

オーストラリア フェローについて報告する 岡山大学病院 田中先生

OSG会員によるプレゼンテーション OSG初年度であるH22年に実際にOSG会員が活動した内容についての報告がありました。

国立岡山医療センターの竹内一裕先生(OSG会員)

「脊椎低侵襲手術の実際」では、 岡山医療センターで行われている治療について、 実際の症例などを提示され、細かく治療方針や治療法などについて分かりやすくご講演いただきました。

尾崎教授から質問も!!

湯川先生をはじめ、熱い討論が行われました。

OSG会員による症例検討会

最後に協賛いただいた メドトロニックソファモダネック(株)には深謝いたします。

また、OSG会員である杉本先生のブログ「整形外科医のための英語ペラペラ道場」を見て、 松下記念病院 整形外科 古山健蔵先生がセミナーに参加してくれました。 会のあとの懇親会にも参加していただき、私はじめOSGの若手医師と懇親を深めました。

ご講演いただいた湯川先生 本当にありがとうございました。

OSG会員の皆様、岡山大学関連病院の先生方、研修医の先生、多数ご参加ありがとうございました。

次回もご参加のほどよろしくお願いいたします。                            企画部